桜…:神戸・生田神社(2019.04.04)

神戸から西宮に出て…また神戸に戻って散策した…

↓阪神の神戸三宮駅から歩いて生田神社へ…境内に見事な桜が散見した…
04-04-2019 Kobe (16)
↑前日まで「少し低温…」という傾向だったが…よく晴れて少々温かくなった中だった…

↓こんな「輝くような!」という桜に出会えたのは嬉しかった…
04-04-2019 Kobe (17)

↓今般は何箇所かで感じが好い桜に出くわしたが…好い思い出になりそうだ…
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加茂駅(2019.04.01)

関西線…亀山以西はJR西日本の管轄で、亀山・加茂間は1輌運行のディーゼルカーが行き交っている…

亀山からこのディーゼルカーに乗車し、関で下車して「嘗ての東海道の宿場町」という風情を愉しんだ…そして関で再度乗車して西へ進んだ…

更に何処かへ寄りながら進むことも考えたが…車内のロングシートという仕様こそ「大都市圏の仕様」を思わせるものの、駅間が長い感じの区間をゆったりとディーゼルカーが走る感じは「北海道のローカル線?」と錯覚してしまうような感で、「半ば居眠り…」という状態で乗車していた…「とりあえず列車の終着である加茂へ出てみよう…」と思い至った…

↓加茂駅に着いた…右側の1輌運行の列車を下りた…折り返しで亀山へ向かう列車になる…
01-04-2019 Kamo Station, Kyoto pref (1)
↑左側…長い編成の列車…これは大阪行…三重県内を抜けて、京都府に入った…既に「大阪圏」という趣だ…

↓発車まで少しだけ間が在った…大阪行の列車の先頭車辺りで一息…
01-04-2019 Kamo Station, Kyoto pref (2)
↑右のディーゼルカーは「初めて実車を視て乗車」という車輌だった…左の電車は「関西ではよく視掛ける」という感の車輌だ…

各々の輸送事情を反映した様々な車輌が行き交う軌道…乗り換えながらドンドン進むのが面白い…

加茂から…逗留してみることにした奈良へ向かった…2駅で着く…

西宮神社(2019.04.04)

夙川公園を歩いていて、阪神の香櫨園駅に至った…何となく西宮駅を目指し、宿を取った神戸へ引揚げようと思い立った…道すがら、西宮神社が在った筈と思い出し、訪ねてみることとした…

西宮の道案内の図には「○○筋」というような、道路の呼称、愛称、通称のようなモノが記されている。この種のモノ…実際に辺りを歩く時には判り悪いという例も無くはないのだが…西宮は判り易い大き目な看板が掲出されている例が多かった。西宮神社…通称「えべっさん」(「恵比寿さん」が転訛したのであろう…)だが、<えべっさん筋>と案内図に在る呼称を大きく記した看板が、該当の道路に確り据えられていた…

その<えべっさん筋>を行くと、高速道路の傍の交通量が多めな通に行き当たった。その通の向こうが西宮神社であると判ったが…「何処から横断する?」という感だった…とりあえず大きな歩道橋を上がって下りるしか無いようだった…

↓歩道橋を下りる時点で、西宮神社の入口辺りの様子が少し視える…
04-04-2019 Nishinomiya, Hyogo pref (27)

↓なかなかに立派な門を潜って、塀で囲まれた境内の中へ…
04-04-2019 Nishinomiya, Hyogo pref (30)

↓拝殿や本殿が在る辺りへ続く道筋がこういう具合になっていた…
04-04-2019 Nishinomiya, Hyogo pref (33)

↓鮮やかな建物…拝殿だ…
04-04-2019 Nishinomiya, Hyogo pref (38)

↓拝殿の奥に、独特な三連式になっている本殿の建物が覗いている…
04-04-2019 Nishinomiya, Hyogo pref (44)

恵比寿様…商売や海運の守り神ということで、辺りの人達からの篤い信心の対象となって来た経過が在り、現在でも多くの人達に愛され、敬われ、親しまれている神社となっている…

朱塗りの建物が輝くように眩しい好天の中、西宮神社を訪ねることが叶って善かったと思う…

04-04-2019 Nishinomiya, Hyogo pref (42)

阪神 西宮駅(2019.04.04)

高架線の上に設けられた阪神の西宮駅…色々な列車が発着している…

↓最初に各駅停車が現れた…
04-04-2019 Nishinomiya, Hyogo pref (50)
↑停車しない駅が在る列車を下りた乗客が乗換えるということで、この各駅停車は少し長く停車している…

↓次に現れたのは、西宮で運行終了の急行列車だった…
04-04-2019 Nishinomiya, Hyogo pref (51)
↑乗客の乗降が終わると、慌ただしく去って行った…

↓やがて、山陽電鉄の軌道に乗り入れて姫路まで行く特急列車が現れた…
04-04-2019 Nishinomiya, Hyogo pref (55)
↑これに乗って神戸三宮へ向かった…

阪神のホームでは、列車が入線する際に「線路は続くよ♪」のメロディーが流れて案内放送となる…あの音が意外に好い…

掛川城 天守閣(2019.03.31)

静岡県というのは、旧国名で言うと伊豆国、駿河国、遠江国と3国が合わさっているような感で、ゆっくり動き回れば存外に移動の距離や時間が長くなるかもしれない…

駿河国に相当する東寄りな地域から西へ進み、遠江国に相当する辺りに至ると掛川城が在る…

掛川城に関しては「100年や200年経つと“文化財”のような扱いになって行くかもしれない…」という「半ばお笑いネタ」かもしれないような話しを耳にした記憶が在る…「未来の“文化財”?」というのは…天守閣を再建しようということになった時、江戸時代までのような完全な木造建築、往時の工法を顧慮した工事で「昔日の勇姿を再現」という努力が重ねられたのだということに由来する話しだ…江戸時代の建築物が“文化財”とされている例が色々と在る中、江戸時代から現在までと似たような時間が流れると、掛川城の再建天守閣も「貴重な…」ということになって評価が高まるかもしれないという訳だ…

↓JR掛川駅から然程遠くない辺りに城の敷地が在り、丁度“時季”でもある桜の花も見受けられた中で、その再建天守閣を見上げた…
31-03-2019 Kakegawa, Shizuoka pref (2)

↓入場券を求める辺りに回り込む…桜と天守閣との感じが好かった…
31-03-2019 Kakegawa, Shizuoka pref (5)

掛川城は戦国時代に駿河の今川家が遠江進出を目指す中で設けられた拠点を起源とするという。豊臣政権の時代には山内一豊が城主となり、約10年間の城主であった時期に城の修築や各種の建築を手掛け、城下町の礎を築いたという。

↓やや急峻な階段を上がって天守閣に入って行く経路である…
31-03-2019 Kakegawa, Shizuoka pref (6)

↓再建天守閣のモデルになった天守閣を築いたとされる山内一豊が、天守閣の館内展示で紹介されていた…
31-03-2019 Kakegawa, Shizuoka pref (8)

↓横側から見上げた感じ…
31-03-2019 Kakegawa, Shizuoka pref (16)

↓これは脇の御殿の辺りから…
31-03-2019 Kakegawa, Shizuoka pref (17)

好天に恵まれた中、掛川城天守閣はなかなかに見栄えがするモノだった…

ガラス越しに…:奈良・三条通(2019.04.01)

奈良に到着し…何となく一息入れようとカフェに入った…

↓店の奥側に陣取った…
01-04-2019 Nara (3)
↑所謂“分煙”という方式…何となく写真に撮ってしまった…

奈良に着いた辺りでは曇天という感だったが…陽射しが覗く場面、強めで冷たい俄雨が降る場面と、色々な状態が入れ替わって登場し、何やら不安定な天候だった…

そういう不安定な天候の日…こういうカフェは何となく有り難い…

JR御所駅(2019.04.02)

御所(ごせ)には近鉄の駅とJRの駅とが在る…

近鉄の駅に辿り着いた後に辺りを歩き回ったが…「引き揚げようか…」とした時に、何となくJRの駅が近くに在った…

↓これがJRの駅だ…
02-04-2019 Gose, Nara pref (28)
↑何か…「地方の然程大規模でもない街の古くから在る駅」というモノの“典型”という感じだ…風情が在ると思った…

改札口の辺りに“入場用”、“出場用”のICカード乗車券の機器が据えられている。ワンマン運行の列車で、車内で運賃を現金で支払う他にこのICカード乗車券が利用可能な訳だ…自身もこれを利用したのだったが…そして券売機も建物の中に在った…

少し待つと高田に出る列車がやって来て、そこから乗り換えて逗留中の宿が在る奈良へ出易いということが判った…15分強の待ち時間だったが、列車を待つことにした…

御所駅は1896(明治29)年に開業したそうだ…貨物の扱いも盛んに行っていた時代も在るという…1984(昭和59)年にこの辺りの電化が完成し、以降は現在に至っても専ら電車が行き交って旅客輸送を行っている…鉄道の“国有化”以降は国鉄駅として歩み、JR西日本が継承して現在に至っている…

↓駅舎からホームに出るとこういう感じだ…
02-04-2019 Gose, Nara pref (30)
↑高田へ向かう列車に乗るホームには跨線橋を渡って出る…列車がやって来た…

利用した時は2輌運行の電車だった…高校生と見受けられる制服姿の若者が何となく目立つ感じだった…

関西圏には「非常に大掛かりな大都市の駅」という趣きな場所に対して、こういうような雰囲気の場所も存外に多い…そして、そういう場所を巡ってみるのが存外に愉しい…