馬車鉄道…:<北海道開拓の村>(2019.04.30)

北海道の歴史を伝えるような建造物を移築、或いは再建して、昔の暮しぶりや産業の様子等を伝える博物館である<北海道開拓の村>…訪ねてみて、意外に愉しい場所なのだが、なかなか訪ねる機会を設けられずに居た…勿論、何度か立寄ってはいる他、実を言えば建設整備が始まったような頃、東寺は小学生だった私自身は辺りを自転車で走り回って遊んでいたような懐かしい場所でもある…

「そう言えば…」と思い立って、かの<百年記念塔>と合わせて、今般訪ねてみたのだった…

近隣の小学校の遠足や見学学習の場所としても盛んに利用されるらしい、郊外の公園という趣きの場所に入場券を求めて何となく入り、「かなり御無沙汰したが…時には好い感じだ…」とフラフラと歩いていた…

↓何やら物音と気配を感じで振り返った…
30-04-2019 Sapporo (58)
↑「白っぽいモノが揺れている」というように見えたが…

↓馬が働いている…白い馬だ…
30-04-2019 Sapporo (61)

↓「馬車鉄道」を再現しているモノである…
30-04-2019 Sapporo (62)

「馬車鉄道」は、「路面電車の御先祖」のようなモノで、道路上の併用軌道という方式も含め、軌道を敷設して馬が曳く車を動かすというモノである。札幌では、明治時代に建築等に用いる石材を運搬する手段として起こり、やがて旅客輸送にも力点が置かれて路線が街に拡がった経過が在る。大正時代に電車の運行ということになり、馬車鉄道は廃れて行ったようだ…

↓正しく“1馬力”…荷車や橇を牽引して活躍していた種類の、競走馬とは少し違う種類の馬が、ゆっくりと車を曳いて行き交っている…
30-04-2019 Sapporo (63)

この<北海道開拓の村>の馬車鉄道…長く運行されているのだが…動いている場面を、個人的には初めて視た…

海面の“風紋”…:稚内港北防波堤ドーム(2019.05.05)

明るい早朝だった…が…強風に由来する雑多な“音”が、屋内に在っても聞こえるような状況…

戸外に出ることを「やや躊躇う…」という程度に風が強い感じだったが…それでも「一寸だけ…」と出てしまった…

↓海岸ではこういう様子が視られた…
05-05-2019 early morning (3)
↑画の下側、立っていた位置から海の側に向けて「背中が押されて…!?」という程度に強い風が…風が海面に“風紋”を造っているような感だ…

時々見受けられる「風浪が…」というのとも少し違う…陸側から海側に強めな風が吹き抜け、海面を「風が駆けている」のが「視える」という感じなのだ…

↓少し不思議な感じだ…
05-05-2019 early morning (5)

気温は「この時季の稚内」としては然程寒いでもない10℃を少し超える程度だが…何やら強風で、戸外に出ると消耗するような感じだ…

スープカレー…(2019.05.04)

御近所の、大変に残念ながら閉店となってしまっていた老舗喫茶店の場所に新たな店が開業していた…なかなか立寄る機会を設けられずに居たのだが…「何か食べようか…」と考えながら通り掛った時に営業が始まっていた様子だったので立寄った…

↓こういう料理が供される…
04-05-2019 SoupCurry (1)
↑「スープカレー」というモノだ…

幾つか在る具材の組合せから好みのモノを選ぶ…私はチキンをメインとするモノを選んだ…そして辛さ―「一寸辛い」という感じに思えた“4”を選んだ…―を指定し、米飯の量―一寸大盛を御願いした…―を申し出て、出来上がりが運ばれて来るのを待つという訳だ…

カレーのスープ…私はそういう具合なモノだと思っている。大き目な、柔らかく煮込んだ具材を頂く…「食べるスープ」という感じだと思う。食べ方に決まり等無いが、私はスープを頂きながら、米飯も頂くというようなスタイルで、米飯にスープを掛ける、スープの中に米飯を入れるというようにはしなかった…

↓聞けば…「スープカレー」は「札幌で発祥」とされているのだそうだ…
04-05-2019 SoupCurry (3)

画に在るようなメニューについて、札幌では1970年代から提供していた店が在ったらしいが、1990年代に「スープカレー」と命名して売り出す店が登場し、そこの「スープカレー」が色々と話題になったことが切っ掛けで拡がり始めたということのようである…

稚内でもスープカレーを供する店は幾分在るが…今般立寄ったのは、スープカレーを専らとする店で、スープカレー各種の他は飲物等が見受けられるだけだった…

「美味そうな画」が出来たが…実際、なかなかに美味かった…