出雲市に列車で着いてから一畑電車で移動して出雲大社を眺めて参拝の後、一畑電車で松江市内に入った…
松江…「松江城が観たい!!」と寄ってしまったのだが…
↓とりあえず城の辺りに着いて…「アレだ!!」と見上げていた様子である…
壁面に黒い板を貼り付けているような…独特な迫力が在る外観だ…素晴らしい!!そして周囲の見事な石垣…実に好い感じだった!!
天守閣跡…:萩城(指月城)跡(2019.06.03)
↓「天守閣跡」という場所を眺めに行ってみた…
↓「多少汗ばむ…」という程度の好天だった…
↓脇の方からはこういう具合に見える…
毛利家は中国地方で最大の勢力を誇る大大名だった…思えば…現在の岡山県や鳥取県より西の本州西端部は、かなり広く毛利家の傘下だった訳だ…これが、江戸幕府によって「防長」と呼ばれる長門と周防の知行地だけが認められ、その本拠地として萩に城が築かれた訳だ…
↓近くに残っている、重臣のモノだった長屋に「嘗ての萩城」の模型と明治初期と見受けられる古写真が飾られていた…
指月山周辺の敷地に石垣を築き、城が攻められた時の防衛拠点を山上に設け、他方で敷地に様々な建物を建てている。天守閣も、現在の石垣だけの“跡”の場所に確り建っていた訳だ…
戦国時代末期の「大大名」の頃を想えば、萩城は「かなり縮小」ということになるのだろうが…それでもなかなかに壮大だったように思える…
この種の跡地…ここのような「街の、一寸訪ねられるような場所」に在るのが好ましい…
↓「多少汗ばむ…」という程度の好天だった…
↓脇の方からはこういう具合に見える…
毛利家は中国地方で最大の勢力を誇る大大名だった…思えば…現在の岡山県や鳥取県より西の本州西端部は、かなり広く毛利家の傘下だった訳だ…これが、江戸幕府によって「防長」と呼ばれる長門と周防の知行地だけが認められ、その本拠地として萩に城が築かれた訳だ…
↓近くに残っている、重臣のモノだった長屋に「嘗ての萩城」の模型と明治初期と見受けられる古写真が飾られていた…
指月山周辺の敷地に石垣を築き、城が攻められた時の防衛拠点を山上に設け、他方で敷地に様々な建物を建てている。天守閣も、現在の石垣だけの“跡”の場所に確り建っていた訳だ…
戦国時代末期の「大大名」の頃を想えば、萩城は「かなり縮小」ということになるのだろうが…それでもなかなかに壮大だったように思える…
この種の跡地…ここのような「街の、一寸訪ねられるような場所」に在るのが好ましい…
キハ47:益田駅(2019.06.03)
<スーパーおき>が島根県の西端辺りになる益田駅に着いた後、更に西の山口県へ進む列車までに少し間が在った…
天候も好いので駅前で待っていたが…何やら東萩へ向かう列車が早々とホームに現れて待機していた…ホームで出発を待つことにした…
↓跨線橋から見下ろした感じ…
↓「昭和の車輛」という風格のようなモノが漂う…「昔風?」な「朱色の単色塗装」という車体だ…
↓2輛連結でワンマン運転だ…
↑無人駅が多い区間で、運転士が乗っている1輛目の扉だけが開閉し、2輛目の扉は終点の東萩まで開かない…
↓嘗ては…「普通の列車」はこういう感じだったが…現在では「少数派?」になってしまっているかもしれない…
↓こうやって待機している様子を視ていると…「今日はよろしくお願いします!」と車輛に声を掛けたいような、妙な気分になる…
この種の「昭和の車輛」というモノ…方々で少数派になっている感だが…JR西日本は比較的多く残っているように見える…
天候も好いので駅前で待っていたが…何やら東萩へ向かう列車が早々とホームに現れて待機していた…ホームで出発を待つことにした…
↓跨線橋から見下ろした感じ…
↓「昭和の車輛」という風格のようなモノが漂う…「昔風?」な「朱色の単色塗装」という車体だ…
↓2輛連結でワンマン運転だ…
↑無人駅が多い区間で、運転士が乗っている1輛目の扉だけが開閉し、2輛目の扉は終点の東萩まで開かない…
↓嘗ては…「普通の列車」はこういう感じだったが…現在では「少数派?」になってしまっているかもしれない…
↓こうやって待機している様子を視ていると…「今日はよろしくお願いします!」と車輛に声を掛けたいような、妙な気分になる…
この種の「昭和の車輛」というモノ…方々で少数派になっている感だが…JR西日本は比較的多く残っているように見える…
<スーパーおき>:キハ187系ディーゼルカー:松江駅(2019.06.03)
↓未だ静かな早朝の松江駅にディーゼルカーのエンジン音が近付く…
↓2輛で運行の旨がアナウンスされている…
↑<スーパーおき>は、鳥取や米子から山陰線を進み、松江を経て島根県を横断して益田に至り、そこから山口線に入って新山口に至る…長大な運行区間の列車だ…「おき」は「隠岐」から取った名であるということだ…
↓停止位置に停車した…先頭の1号車は指定席で、後尾の2号車が自由席だ…
キハ187系は“振り子”の方式で、カーブ区間での減速を抑えている構造のディーゼルカーだ…松江・益田間で乗車したが…「北海道内の新しい特急型ディーゼルカーによく似た乗り心地」という感だ…単線区間で、列車行き違いの業務停車がやや目立つというのも、何となく「北海道?」というような気がする…
山陰線は列車運行本数が総じて少ない感では在るが…「西へ進むに連れて列車が少なくなる」というような気もした…出雲市駅の少し先までは電化されていたようだが…何時の間にか非電化区間になり、ディーゼルカーが行き交っていた…
山陰の列車での旅…列車運行本数が少な目で計画を立て悪いことは否定しないが…意外に好い感じだった!!
↓2輛で運行の旨がアナウンスされている…
↑<スーパーおき>は、鳥取や米子から山陰線を進み、松江を経て島根県を横断して益田に至り、そこから山口線に入って新山口に至る…長大な運行区間の列車だ…「おき」は「隠岐」から取った名であるということだ…
↓停止位置に停車した…先頭の1号車は指定席で、後尾の2号車が自由席だ…
キハ187系は“振り子”の方式で、カーブ区間での減速を抑えている構造のディーゼルカーだ…松江・益田間で乗車したが…「北海道内の新しい特急型ディーゼルカーによく似た乗り心地」という感だ…単線区間で、列車行き違いの業務停車がやや目立つというのも、何となく「北海道?」というような気がする…
山陰線は列車運行本数が総じて少ない感では在るが…「西へ進むに連れて列車が少なくなる」というような気もした…出雲市駅の少し先までは電化されていたようだが…何時の間にか非電化区間になり、ディーゼルカーが行き交っていた…
山陰の列車での旅…列車運行本数が少な目で計画を立て悪いことは否定しないが…意外に好い感じだった!!
出雲→石見→長門→周防→安芸…:運行日誌(2019.06.03)
広島の宿に在る…精力的に動いた1日で、何か…「このまま朝までゆったりと…」という感だ…
例によって…「動き過ぎ!?」である…早朝から列車に乗り、島根県を東西に横断して山口県の日本海岸を進み萩を訪ねた…萩で半日強を過ごし、バスターミナルに現れた、「他所からの旅行者にも人気の高速バス」ではない方の「ローカル(!!)な路線バス」で新山口駅―「何処をどういう具合に?」と大きく回り込むというのか、ジグザグに枝道に入るというのか、不慣れな旅行者には判らない経路で、何時の間にか「山口市小郡」という、新山口駅が在るエリアに至った…―へ向かい、そこから新幹線で広島に出てとりあえず休むということにした…
“旧国名”で言うと「出雲→石見→長門→周防→安芸」という具合…島根県から山口県へ向かって、広島県に廻り込んだということになる…
出雲大社に松江城…萩…こういう山陰地方各地というような場所…「えぃ!やっ!!」と気合を入れて、「“打ち込み”である!!進め!!」とでもいうような“勢い”を付けるのでもなければ、なかなか訪ねる機会を設け悪いように思う…今般…「<サンライズ出雲>に乗車が叶った」という僥倖が在って、松江に在った訳だが、色々と考えて萩を訪ねてみることにした…
山陰地方…交通は不便だ…早朝6時台に松江駅を出発すると、約4時間半の移動で東萩駅に着くことが叶う…これを逃すと、萩で過ごす時間が中途半端になってしまう…萩に泊まるのでもなければ、とりあえず新山口駅へバスで出て、そこから動くというのが最も便利と見受けられる…列車で下関等へ向かうのは不可能ではないが、列車の運行がかなり少なく、接続も悪い…
そんな事情で…今日のような動きになったが…萩ではとにかく歩いた…
↓少し前に…「幕末期の長州」に題材を求めた小説を愉しく読了した…
>>『風の如く』
3冊の文庫本から成る作品…或る程度、史実に依拠した内容で、史上の人物を明確にモデルとした劇中人物達が活躍する訳で…「あの件…あれはこういうことになって…」と「全く知らない訳でもない…」という内容が在るのだが…それでも、なかなかに魅力的な造形が施された各劇中人物達のことが気に掛かり、引き込まれてしまった…
その作品に、かの吉田松陰の<松下村塾>が登場するのだが…東萩駅から少し歩くと、<松下村塾>と吉田松陰の家を境内に擁する<松陰神社>が在る…最初にそこを訪ね…作中にも登場した高杉晋作のような、吉田松陰を慕って<松下村塾>に顔を出していた城下の若者達が「自宅等へ引揚げる道筋」という感じで、城下町の側へ歩いて、指月山の辺りに在る萩城の跡にまで…途中で<菊屋>や<萩博物館>に寄りながら歩き…藩政時代には藩校だったという辺りの先に在る<萩バスセンター>と称するターミナルまで…好天で、多少汗もかく中で動き回っていた…多少…顔が日に焼けた…
萩という街…何となく興味が在ったが…偶々、小説の『風の如く』を読了して日が浅かったことから、「山陰地域に在った」という状況と相俟って「訪ねてしまった」ということかもしれない…
相変わらず…出先では色々と写真は撮った…追ってこれらを順次整理しながら「何を視て、何を想った」というようなことも綴ってみたい…
広島へ辿り着いたが…夕刻に街を広く歩き回るというようにはならなかった…宿でゆっくりして、極近所に見付けた店で夜食を摂り…「後は何時でもお休み頂いて結構です…」ということに…してしまった訳だ…
明日の事?明朝に考える…
例によって…「動き過ぎ!?」である…早朝から列車に乗り、島根県を東西に横断して山口県の日本海岸を進み萩を訪ねた…萩で半日強を過ごし、バスターミナルに現れた、「他所からの旅行者にも人気の高速バス」ではない方の「ローカル(!!)な路線バス」で新山口駅―「何処をどういう具合に?」と大きく回り込むというのか、ジグザグに枝道に入るというのか、不慣れな旅行者には判らない経路で、何時の間にか「山口市小郡」という、新山口駅が在るエリアに至った…―へ向かい、そこから新幹線で広島に出てとりあえず休むということにした…
“旧国名”で言うと「出雲→石見→長門→周防→安芸」という具合…島根県から山口県へ向かって、広島県に廻り込んだということになる…
出雲大社に松江城…萩…こういう山陰地方各地というような場所…「えぃ!やっ!!」と気合を入れて、「“打ち込み”である!!進め!!」とでもいうような“勢い”を付けるのでもなければ、なかなか訪ねる機会を設け悪いように思う…今般…「<サンライズ出雲>に乗車が叶った」という僥倖が在って、松江に在った訳だが、色々と考えて萩を訪ねてみることにした…
山陰地方…交通は不便だ…早朝6時台に松江駅を出発すると、約4時間半の移動で東萩駅に着くことが叶う…これを逃すと、萩で過ごす時間が中途半端になってしまう…萩に泊まるのでもなければ、とりあえず新山口駅へバスで出て、そこから動くというのが最も便利と見受けられる…列車で下関等へ向かうのは不可能ではないが、列車の運行がかなり少なく、接続も悪い…
そんな事情で…今日のような動きになったが…萩ではとにかく歩いた…
↓少し前に…「幕末期の長州」に題材を求めた小説を愉しく読了した…
>>『風の如く』
3冊の文庫本から成る作品…或る程度、史実に依拠した内容で、史上の人物を明確にモデルとした劇中人物達が活躍する訳で…「あの件…あれはこういうことになって…」と「全く知らない訳でもない…」という内容が在るのだが…それでも、なかなかに魅力的な造形が施された各劇中人物達のことが気に掛かり、引き込まれてしまった…
その作品に、かの吉田松陰の<松下村塾>が登場するのだが…東萩駅から少し歩くと、<松下村塾>と吉田松陰の家を境内に擁する<松陰神社>が在る…最初にそこを訪ね…作中にも登場した高杉晋作のような、吉田松陰を慕って<松下村塾>に顔を出していた城下の若者達が「自宅等へ引揚げる道筋」という感じで、城下町の側へ歩いて、指月山の辺りに在る萩城の跡にまで…途中で<菊屋>や<萩博物館>に寄りながら歩き…藩政時代には藩校だったという辺りの先に在る<萩バスセンター>と称するターミナルまで…好天で、多少汗もかく中で動き回っていた…多少…顔が日に焼けた…
萩という街…何となく興味が在ったが…偶々、小説の『風の如く』を読了して日が浅かったことから、「山陰地域に在った」という状況と相俟って「訪ねてしまった」ということかもしれない…
相変わらず…出先では色々と写真は撮った…追ってこれらを順次整理しながら「何を視て、何を想った」というようなことも綴ってみたい…
広島へ辿り着いたが…夕刻に街を広く歩き回るというようにはならなかった…宿でゆっくりして、極近所に見付けた店で夜食を摂り…「後は何時でもお休み頂いて結構です…」ということに…してしまった訳だ…
明日の事?明朝に考える…
愛用の「ロシア製」の時計…(2019.06.02)
↓ウラジオストクで入手したロシア製の腕時計を愛用している…
>><Слава>(スラーヴァ)の腕時計(2018.11.10)
大変に気に入っているのだが…レザーのバンドや金具が傷んでしまって、「何処かで何時の間にか落としてしまう??」という状態になっていた…
松江駅のビルで時計を売っていた店で尋ねれば…数分歩いた先の商業施設内に時計店が在り、替えバンド等も売っている専門店だというので足を運んでみた…
↓新しいバンドを購入し、店主氏に取り付けて頂いた…
独特な雰囲気を醸し出す時計になった…「ウラジオストクで入手し…バンドを松江で替えた…」という代物になった…大切に愛用し続けたい…
>><Слава>(スラーヴァ)の腕時計(2018.11.10)
大変に気に入っているのだが…レザーのバンドや金具が傷んでしまって、「何処かで何時の間にか落としてしまう??」という状態になっていた…
松江駅のビルで時計を売っていた店で尋ねれば…数分歩いた先の商業施設内に時計店が在り、替えバンド等も売っている専門店だというので足を運んでみた…
↓新しいバンドを購入し、店主氏に取り付けて頂いた…
独特な雰囲気を醸し出す時計になった…「ウラジオストクで入手し…バンドを松江で替えた…」という代物になった…大切に愛用し続けたい…