不意に妙な事を思い出した…
“親父殿”が何となく撮った「幼少期の私」の写真の中に、何か妙な写真が在った…床に座り込んで、その辺に在る電気炊飯器を半ば傾けるようにして、しゃもじを手に何やら弄っている様子…という「あいつ?何をどうしたいんだ?!」と、傍の大人が苦笑を漏らす他無いような、幼児に特有な動き…
そうやって、電気炊飯器を何やら弄っていた妙な幼児だったが…食べるモノは確りと、「過ぎる…」という程度に食べて、身体はやや大きくなって、序でに態度もやや大きいかもしれないという状態の“おっちゃん”になっている私だが…何やら今日―生誕は6月6日の朝6時頃という話し…―でまた1つ、「無駄かもしれない齢」を重ねてしまった次第だ…
色々と誕生日を祝うメッセージを頂くというようなことも在ったが、メッセージを頂いた皆様には、御厚情に感謝申し上げる…
その誕生日の夜…サウナを利用して身体を解し、適当に食事も摂って、何やら「直ぐ休んで頂いて結構…否!早く休んだ方が好いかもしれない…」という状態で、大阪の通天閣の足下にというような位置の宿に在る…気に入って何度も利用した経過が在る場所だ…
奈良の宿で迎えた朝は…日出の前に起き出し…戸外に出て、猿沢池を少しだけ眺めてから多少休んでいた…
近鉄奈良駅へ出てみれば…何やら修学旅行生が大勢居た…最近は、奈良に滞在して、公共交通で京都等をグループ行動で動くということをやっているようだ…中学生にも高校生にも見える感じでよく判らなかったが…PASMOを持っている生徒が在ったのが見えたので、恐らくは東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県というような辺りに在る何処かの学校であろうが…今般、広島や奈良で小中高各々の修学旅行を随分視掛けたのだが…今日の様子は「最近の流儀か?」と少々驚いた…
近鉄の列車で奈良から京都方面へ向かい、丹波橋で京阪に乗換え、以降は“1日乗車券”を利用だ…
今般、京都の吉田神社、宇治の黄檗宗の萬福寺、大阪府下の門真市に在るパナソニックの資料館を訪ねた…何れも「寄ってみようか…」と思い立った経過は在ったものの、立寄ることが叶わないままになっていた場所だ…
この辺りの見聞等は追って整理することにする…
“誕生日”ということになって「“無駄かもしれない齢”を重ねてしまった」という感じ方をする他方、「とりあえず“誕生日”まで生きて居られたことについて…何かに感謝すべきであろう…」という感じ方をする場合も発生するようになった気がする…
何となく感じるのは…自身の人生では、「掴んだ」というつもりで居て、実は掴んだという訳でもないとか、後になってから「砂を握った時のように指の間から砂が零れ落ちてしまっていた…」と気付くというのが多かったという気がしているが…同時に「実は出来そうで出来ない?」というようなことを「意外にアッサリ?」と達成してしまっているというようなことも多かったかもしれない…思い付いてフラフラとしている中で誕生日を迎えたが…どうということもない、1年に一度は必ず訪れる「6月6日の朝6時頃」が過ぎてしまったに過ぎない…所詮、何でも「“なる”ようにしか“ならない”」ということなのだろうから、「逃したモノが大き過ぎる」という程度のことに思い至ったとしても、実は「気付かずに大きなモノを得ている」というのも多いのかもしれない…
それにしても…今日も好天の時間帯が多く、日焼けが少し酷い…顔が痛い…今日の関西は「30℃に届いた」というようなことだったが…稚内では「真夏にもそういう状況には?」という感なので、何となく驚かざるを得ない…
やや暑いので…余り強引には動き回らないことにしたのだったが…多分、それで善かったのだと思う…