
↑19世紀初め…或いは19世紀の前半…写真が広く普及しているのでもないから、そんな時代に活躍した人物の写真は伝わってはいないと思うのだが…
↓非常に写実的な感の胸像は、かの間宮林蔵を表現したモノである…存外に小さい…サハリンの街で見掛けるような胸像はもっと大きく、そのイメージでこれに接するとやや驚く…

↑嘗ては<宗谷場所>と呼ばれた村だった辺りが<宗谷公園>となっていて、その奥側、知らないのであれば「殆ど確実に見過ごして通り過ぎてしまう」という場所に、地味な感じで佇んでいる…
間宮林蔵は1808年、1809年に「樺太探検」をしている。その際、樺太渡航の前後に<宗谷場所>に在ったことは間違いないことであろう…
↓この胸像が据えられた辺り…或いは実際に御本人が動き回っていたかもしれない場所…というようなことを思いながら、この胸像を眺めた…

↑因みに…胸像が据えられた辺りから海岸、海、サハリンの島影が見えるというのでもない…