<キハ82系ディーゼルカー>:<リニア・鉄道館>(2019.06.08)

↓これは視掛けて「おっ!!」と声が出た…
08-06-2019 Nagoya (30)
↑キハ82系ディーゼルカーだ…特急列車用に準備されたという車輌だ

この型は1960年代に登場したモノであるという…北海道でも活躍していた型で、随分と視た記憶も在る。現在のJR東海のエリアでも運用されていて、名古屋の<リニア・鉄道館>にも展示されていた。特急<ひだ>のマークを掲げているが…該当の列車に乗車したことは、残念ながら無い…キハ82系による<ひだ>は1990年まで運行されていたそうだ…“平成”に入って退いた車輌だが、何か「昭和の名車」という風情だ…

「鉄道博物館」というような場所では、この種の車輌は是非視たい感じだ…

山蔭神社:京都・吉田神社の境内(2019.06.06)

↓吉田神社の境内で眼に留めた…
06-06-2019 Kyoto (24)
↑摂社ということになるのであろうが…独特な風情で、何となく惹かれた…

これは山蔭神社と言って、藤原山蔭(ふじわらのやまかげ)という人物を祀っているのだという…

山蔭神社は1957(昭和32)年、吉田神社の“御鎮座1100年大祭”の際に創建を決め、1959(昭和34)年に開いたモノとのことだ…

藤原山蔭(824-888)という人物…平安時代の公卿で、「四条中納言」とも呼ばれていた、吉田神社の創建に関わりが在った人物でもあるのだが、「四条流庖丁式」という日本料理の流派の創始者として知られているのだという。そうしたことから、「飲食の神」というようになっていて、飲食業界関係者等の信心が篤いそうだ…「山蔭神社の御札」というモノも在って、飲食店関係者の間で人気が在るらしい…

勝手な個人的な考え方だが…日々の様々な営みに関して、その基礎を築いたような先人の存在が在り、そうした先人への感謝を形にしたモノが方々に在る神社で、参拝してみるというのは「そういう先人等への感謝を忘れずに…」と思い起こすこと…なのかもしれない…

そういうことで…“食道楽”のような傾向も在る自身としては…「日々の美味いモノへの感謝」という意味を込め、この山蔭神社に詣でてみた…

それにしても…この山蔭神社の風情…なかなかに好い!

<アーバンライナー>:近鉄名古屋駅(2019.06.08)

「大阪に滞在した後、名古屋から札幌へ飛ぶ」という段取りにした…大阪から名古屋へ移動するという段取りが必要となるが…近鉄の特急列車を利用することにした…

大阪難波駅で切符を求めて列車に乗車…近鉄の特急列車は全席指定で、車内は何となくゆったりとした感じだった…大阪府、奈良県、三重県と進んで名古屋に至った…2時間余りの一寸した旅である…

↓近鉄名古屋駅に列車が到着した直ぐ後の感じだ…
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↑近鉄名古屋駅は、地下に「行き止まり式」のホームが何本も並び、何か「地下の秘密基地?」というような感で、視ていて一寸面白い…

車輌は<21000系電車>、通称<アーバンライナー>で1988年に初めて登場した型であるという。

「昭和63年」に初登場していることになるが…何となく「“平成”という時代に登場」というイメージだ。近鉄の特急列車に関しては、昭和時代の車輌による列車に何度か乗車していた。そういう訳で、この<アーバンライナー>に関しては「“平成”のデザイン?」と思えたのだった…

↓列車最後尾側に乗車していて、下車してから改札口が在る列車先頭の側へ移動した…
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↑名古屋に近い近鉄の沿線に在る店の広告看板…「名古屋に着いた!」と強く実感する…

多少不慣れな列車に乗車するというのは「乗車して移動すること自体」が存外に愉しい…が、何度かそういうことを繰り返すと、その沿線の文物にもう少し親しんでみたいという気分も膨らむ…この近鉄名古屋駅を発着する列車が走り回っている地域…そういうように思う地域の一つになっているかもしれない…