稚内空港…(2019.06.01)

稚内空港に関しては…何処かから到着した飛行機が在って、その飛行機が折り返す、または他の場所へ向かうということで「稚内空港を発つ便」ということになり、乗客が乗る訳である…

その「乗りべき機材」が到着するのを空港で待ち受けなければならない…

↓その飛行機が現れたので…<展望デッキ>という場所に出て、一寸眺めてみた…
01-06-2019 'ANA572' (2)
↑A321だった…

<展望デッキ>は、空港のビルの屋上のようになっている場所だったが…酷く風が強かった…余り長く居られずに、やや慌ただしく退散して、保安検査を潜って搭乗案内を待つことにしたのだった…

とりあえず…「稚内空港から羽田空港を目指す」というのが久し振りで、何となく張り切ってしまい、飛行機を眺めに出たという訳だった…

バース…掛布…岡田…:<甲子園歴史館>(2019.06.07)

野球場で…対戦中の両チームの各イニングの得点や出場選手が示される大きなスコアボード…最近では、プロ野球の試合で使うような球場では「コンピュータのモニターのとんでもなく大きなモノ」という按配で、得点や出場選手のような「普通に求められるスコアボードに掲出されるべき情報」が映るに留まらず、「御客様へのお願い」やコマーシャルや応援歌の歌詞や素晴らしいプレーのビデオや、動画も静止画像も、とにかく何でも映るモニターになっている…

しかし以前は、大きなスコアボードには職人さんが書いた選手名のボードを用意して、係員がそれを挿し込んで掲出するということが行われていた…

プロ野球の試合と高校野球の全国大会の試合が催される甲子園球場でも、選手名のボードを用意して、試合毎に係員がそれを使ってスコアボードに選手名を掲出していた訳だ…

↓そんなボードを利用したのは1980年代位までだったと思うが…1985年頃の<阪神タイガース>の選手名のボードだ…
07-06-2019 Koshien Stadium, Nishinomiya (33)
↑野球では「クリーンアップ」と呼ばれる場合もある3番、4番、5番の強打者達…1985年に「久々の優勝!!」ということで沸き上がった<阪神タイガース>…「クリーンアップの3連発ホームラン!!!」と大騒ぎになったことも在ったが、あの頃の3番打者のバース、4番打者の掛布、5番打者の岡田の名前が記された、甲子園球場のスコアボードに掲げられていたボードである…

開設から95年という歴史を誇る甲子園球場…なかなかに立派な資料館が球場内に設けられている。試合観戦とは無関係に入場も出来る…「甲子園球場…“史跡”という感さえ在る球場も見学して、試合も観戦出来れば…」と訪ねた訳だが、資料館である<甲子園歴史館>が催す見学会である<スタジアムツアー>に参加し、展示資料もゆっくり観たのだった…

↓1930年代から現在に至るも使われているという“虎”のマークが華々しいが、資料展示コーナーには<阪神タイガース>の歴史に纏わる様々な展示が在った…
07-06-2019 Koshien Stadium, Nishinomiya (32)
↑そういう中、球場の嘗てのスコアボードの状況を紹介すると同時に、<阪神タイガース>の歴史では多くの人に記憶されている1985年の先発選手達の名が記されたボードは「秀逸な展示!!」と思った。

この「バース…掛布…岡田…」のボードに出会える<甲子園歴史館>…なかなかに愉しい場所だ!!

↓歴史館の公式サイトのリンクを挙げておく…
>>阪神甲子園球場 甲子園歴史館 THE MUSEUM OF HANSHIN KOSHIEN STADIUM
posted by Charlie at 05:57Comment(0)兵庫県

<C55 50>:小樽市総合博物館(2019.05.02)

↓「日本の蒸気機関車」とでも聞くと思い浮かべる何種類かの車輌が在るが…こういう感じ!!その「らしい!」と思う蒸気機関車の一つだ…
02-05-2019 Otaru (46)
↑本州各地、九州、そして北海道で広く活躍したという<C55>である。

<C55>は、更にポピュラーな<C57>の原型になった型、と言うよりも<C55>を改良するということになり、仕様変更で設計をしていて、仕様変更が多岐に及んだので「新たな形式番号?」となって<C57>ということになったということで、両者の見た感じは非常に似通っている訳だ…

<C55>は、1935(昭和10)年から1937(昭和12)年の期間に62輌製造されたそうだ…4社で手分けして製造されたようだが、<C55 50>は<汽車製造>という会社で1937年に製造されたという…

↓北海道に在って、この機関車は方々へ向かう旅客列車を牽引していて、稚内へ至る宗谷線でも活躍していた型だ…
02-05-2019 Otaru (50)
↑実は稚内にもこの機関車が在ったのだが…戸外に在って、風雪で傷んで解体してしまったという経過が在る…小樽も戸外の保存・展示という体制だが…こうやって姿が保たれている様子を眼にすると酷く嬉しくなる…

↓“C”と名が付く旅客列車牽引を志向する機関車は、速度が出ることを意図して大き目な動輪を備えている。この<C55>もなかなかに動輪が大きい…
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北海道では、この<C55>は1974年まで運用されていて、小樽で保存されている機関車は旭川の機関区で動いていたモノだという。或いは稚内にやって来たことも在るかもしれないと、親近感を覚えながら眺めた…北海道で<C55>が視られるのは…この小樽だけだ…他所では、九州での保存例が在る他、京都の博物館で見られるというだけだ…

或いは貴重な車輌を眺められたということになる…

<5004>:広島の路面電車(2019.06.04)

広島では…路面電車の「1日乗車券」でも手にして、路面電車で動き回るというような具合が…好いと思う…

↓<原爆ドーム前>の停留所…多分、<宮島口>から来ていたのだと思うが、<広島駅>へ向かう電車が姿を現した…
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↑<5000形>という、連接方式の低床型の車輌…「広島で路面電車に乗車…」と強く感じるような車輌だ…

↓目指していた<広島駅>に到着して下車した…
04-06-2019 Hiroshima (90)
↑広島駅前は、軌道が入組んで敷設されていて、沢山の電車が発着している…

↓<広島駅>に着いた電車は、行先表示を<宮島口>というようにして、また乗客を迎えて走る訳だ…
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こういう忙しく働く電車を眺めて…「1日で何回往復するのか?」というようなことを考えてしまう…広島駅・宮島口間は、実際に乗車してみたが、片道で1時間弱だった…

路面電車のような街中の公共交通…利用するのが意外に愉しい!
posted by Charlie at 05:20Comment(0)広島県

石造の駅舎…:美瑛駅(2019.04.27)

初めて視たのは何時だったか?初めての時は列車で通り過ぎた際に視たという状況だったと思うが…

↓この駅は非常に素晴らしい外観だと思う…
27-04-2019 Biei (2)
↑美瑛駅の駅舎…小さな駅ではあるが、なかなかに重厚な感じの建物だ…

美瑛辺りで、古くは倉庫のような建物を石造建築にしていたようなのだが…そういう要領で、石造の外観に設えられた駅舎だ…これが実に好い!!

風景が気に入った美瑛に関しては何度も立ち寄っているが…その都度にこの駅舎は思わず眺めたくなる…