御朱印帳(2019.07.20)

所用を無事に足した後…列車で北上するまでに、やや間が在る感なので…札幌の都心部で、便利な場所に在る社を巡ってみた…

そんなことをして…所謂<電車通>、西4丁目から西へ延びる、路面電車の行き交う併用軌道が敷設されている通に沿って少しだけ歩いていた際、居心地の好さそうなカフェを見付けて一息入れた…

↓持ち合わせていた、こういうモノを取出して、何となく眺めた…
20-07-2019 at Sapporo (46)
↑2019年4月に奈良の三条通に在った店で求めた…花の開花按配についてバラつきが目立つ感だったが、「桜の時季に好感を抱くようになった奈良の街で求めた御朱印帳…」ということで“桜”のイメージの表紙のモノを選んで求めた…

↓裏側は、桜の花の感じを少し変えている…
20-07-2019 at Sapporo (47)

昨年の11月…一昨年の11月に計画したものの、“アクシデント”の関係で果たせなかった九州上陸を実現した時…“アクシデント”でのダメージを乗越えて、何とか「生かされている…」というような気分にもなり、「何かに感謝の意を表し…」というようなことを思い付いて、方々の神社を訪ねて御朱印を集めてみるようになった…既に一冊は23社の御朱印を頂いて、白い頁が埋まったので、拙宅で大切に保管している…画の桜のモノは「二冊目」だ…

橿原神宮(H31.04.02)、鴨都波神社(H31.04.02)、日牟礼八幡宮(近江八幡)(H31.04.03)、三輪神社(摂津富田)(H31.04.03)、湊川神社(H31.04.04)、西宮神社(H31.04.04)、生田神社(H31.04.04)、美瑛神社(H31.04.27)、龍宮神社(小樽)(R01.05.02)、出雲大社(R01.06.02)、松江神社(R01.06.02)、松陰神社(萩)(R01.06.03)、厳島神社(R01.06.04)、大和神社(R01.06.05)、御霊神社(R01.06.05)、吉田神社(R01.06.06)、大元宮(R01.06.06)、今宮戎神社(R01.06.07)、難波神社(R01.06.07)、素戔嗚神社(甲子園)(R01.06.07)、札幌諏訪神社(R01.07.20)、彌彦神社(札幌)(R01.07.20)、札幌水天宮(R01.07.20)

↑上記の23の社で御朱印を頂いていて、この御朱印帳に記録されている。

それぞれの社を訪ねてみた想い出と共に、この二冊目の御朱印帳も大切に保管したい…社を訪ねて御朱印を頂く際には「ここを訪ねることが叶ったということに感謝…」と何時も思う…

現在、三冊目を使い始めたところだ…

2時間以上の延着の顛末…:札幌駅(2019.07.19-20)

半ば戯れに「指定休憩所群」と呼ぶモノの1つに陣取って、エスプレッソ―量が少な目で、カップに2杯分が収まるので2杯分を注いでいる…ユジノサハリンスクでは“ドヴォイノイ”と称していたやり方だったと、何らの脈絡も無く想い起した…―を啜る…飲物は砂糖抜きが好い…人生は甘い方が好いのかもしれないが…

普段であれば、抗い悪い眠気に敢えて抗わずに休んでしまい、何気なく眼を開けることも在るような時間帯に差し掛かっているが…変に眼が冴える…夕刻に少し、時間にして2時間半程度は眠ってしまった関係かもしれない…珈琲が酷く眠りを妨げるという気もしない性分だ…熱い珈琲を悠然と啜るようなことは、寧ろ気分が和むというものだ…

少しばかり気が重い側面も在るが、土曜日の朝から所用を抱えていて、金曜日の夕刻から夜に“南下”の特急列車で札幌都心に入ろうとした…

夕刻に稚内を発つ<宗谷>は、旭川から北上して稚内に着く列車が直ぐに折り返すというようになっている。その列車は定刻で稚内駅に姿を見せた。それに乗車させて頂こうと待っていれば…音威子府周辺で強い雨が降った関係上、最悪の場合は土砂崩れも危惧される状況ということで「線路点検作業」を行う旨の案内が在った。「2時間程度を要する。最悪の場合、申し訳ないが、運休も在り得る」という話しだった…

色々な乗客が稚内駅で各々に「弱ったなぁ…」、「困るなぁ…」という感じで随所に屯していた…自身もその中の1人だった…

所用を足すため、“最悪”な列車運休ということになった場合には、代替交通手段としては「夜行のバス」ということになるのだが…最近は都市間バスは混み合っている場合も多いので、どうなるのかも判らない。巧く事が運ばなければ、所用の方を調整して何とかする他無い…

そんなことが頭の中を巡ったが…とりあえず「2時間程度を要する」と案内が在った「線路点検作業」とやらの状況を聴く他無い…本来であれば列車の車中で紐解こうかと持っていた文庫本を読む等して、案内を待った…

予告案内のとおり…約2時間を経て「運行します」ということになった。2時間少々遅れて<宗谷>は稚内駅を出発して南下を開始した…

通常は動いていない時間帯に動く以上、何やら余計な「列車行き違いのため、暫く停止」が旭川までの区間では何回か在った…旭川以降は速度も上がり、旭川駅到着時点で2時間15分程だった遅延時間が、札幌駅到着時には2時間9分となった…

「深夜1時を過ぎた札幌駅」という場所…初めてだった…

↓<宗谷>から下車した乗客の他…列車の利用者は誰も居ない…「これしか人が居ない」というのは、札幌駅では稀なことだとも思った…
20-07-2019 arrival after midnight (1)
↑早朝に動く電車が各ホームに入っている状態で、その隙間に<宗谷>のキハ261系ディーゼルカーが入り込んだ…ホームでゆったりと様子を眺めるような雰囲気でもないので、速やかに改札口方面を目指した…

「特急列車が2時間以上延着」という場合…精算窓口で特急料金の払戻が行われることになっている…今般、他の列車が全て運行を終えていて、駅の清掃を行う関係者等しか居ない状態の駅だったが…精算窓口の列はなかなかに長く…「行列に並ぶことが滅多に無い」という「静か過ぎる街の住人」の感覚では「面倒!!」と思えた…

↓結局、スタスタと改札口に歩み寄って、例によって「記念に切符を…」と駅員さんに申し出て、素早く外に出てしまった…
20-07-2019 arrival after midnight (4)

所用を抱えていた関係で、「“最悪”な運休」の場合は「どうしたものか?」であった訳で、復旧に時間を要するような事態に陥っているというのであれば、翌朝以降の列車運行の状況もどうなるのか判らない…“特急料金”のルールで“払戻”となる延着ではあったが…「とにかくも到着が叶ったことに強く感謝したい」という気分でもあった…

↓やや異様にも思える程度に暗い札幌駅前に出て…周辺の道路に存外にタクシー等が行き交っている様に少々驚きながら、辺りを少しだけ歩いた…
20-07-2019 arrival after midnight (3)

顛末を振り返っていた間に…エスプレッソがやや冷め…一気に飲み干した…