<ライラック>⇒<サロベツ>…:旭川駅(2019.07.20)

鉄道というモノは…或いは「列車を順次乗り継いで、ドンドンと遠方へ向かって移動…」という性質のモノであるような気がする…

札幌・旭川間を移動し、旭川で列車を乗換えて、旭川・稚内間を移動…乗換えて「直ちに列車が発車」というのなら、何となく落ち着かず、多少疲れた気分になる場合も在るかもしれないが…10分間程度の“インターバル”が在って、ホームで一息入れて、乗って来た列車と、乗り込む列車の車輌を何となくゆっくり眺めることが出来るような状況であれば…個人的にはそういうのは嫌いではない…

↓左側の列車は、札幌から旭川に到着した<ライラック>だ…
20-07-2019 Asahikawa Station (6)
↑今般、この列車は回送になるようだ…もうすぐ午後8時というような時間帯である…右側に<サロベツ>、更にキハ40の普通列車も停車している様子が覗く…

↓左側の<サロベツ>に乗り込み、稚内へ向かった…
20-07-2019 Asahikawa Station (7)
↑こういうディーゼルカーが並ぶ感じ…「旭川駅らしい」とも思う…

この時は…前日に稚内から乗車した列車の出発が遅れ、札幌に日付が改まって少し経った頃に入り、夜を明かして朝から所用を足し、1日を過ごして夕刻から移動を開始した…そうした関係で…旭川から乗車した列車の車中では、乗務員による車内検札が在って、旭川の次の次に停車する士別に停まった場面を覚えていない程度のタイミングで居眠りに陥ってしまった…気付いた時には、車輌の出入口辺りの電光掲示に「次は幌延」と表示されていた…随分と深く、やや長く眠ってしまった…

既に暗い午後8時過ぎに旭川を経ち、日付が改まる前に稚内へ着くという状況…「ずうっと夜」な車窓なので、何やら夜行列車にでも乗る気分である…

<ライラック>…:札幌駅(2019.07.20)

札幌・旭川間…特急列車が盛んに行き交っている区間だ…789系電車が活躍しているが、以前から活躍している5輌編成のモノが<カムイ>という愛称であるのに対し、函館から移って来た6輌編成のモノが<ライラック>という愛称である…

↓行き交う列車を眺めながらホームで過ごしていると、入線の案内放送が流れ、乗客が並んでいるホームに列車が姿を現した…
20-07-2019 Sapporo Station (15)
↑これに乗車して旭川を目指す…

↓先頭車の電光式なヘッドマークだが、とりあえず「回送」という状態になっている…
20-07-2019 Sapporo Station (17)

↓少し経つと、列車愛称の<ライラック>と表示される…
20-07-2019 Sapporo Station (20)

↓乗り込んで…売店で求めておいたブラックのアイスコーヒーの缶を出して窓辺に…
20-07-2019 Sapporo Station (21)
↑北海道の地図が缶に描かれている…「道内限定」ということだろうか?

アイスコーヒーを啜り始めると、列車は静かに動き始めた…

出町柳駅(2019.06.06)

京都の街で、少し北東に寄った辺りの地下に京阪の起点・終点になっている駅が在る…出町柳駅である…

↓出町柳駅のホームは、こういうような具合になっている…ホームの端、大阪方向へ列車が進む場合には最後尾になる側から視ている。最近導入された特急列車の「有料指定席」である<プレミアムカー>が向こう側に在る旨を示す、矢印が付された掲示が見える…
06-06-2019 Kyoto (28)
↑大阪方向から各種の列車が到着すると、少しの間待機して、また大阪方向へ向かって出発する…左が準急で、右が特急だが、行先は大阪の起点・終点である淀屋橋駅となっている…

京阪の車輌は、列車の種別毎に概ね統一されたカラーリングで、何となく独特な趣が在る…大阪・京都間では、何となく乗車してみたくなる…

「出町柳」という駅名が、辺りの地名のように定着している感だが…実は鴨川左岸(東側)の「柳」、鴨川右岸(西側)の「出町」が組み合わせて駅名にしたという経過が在ったらしい…京阪の出町柳駅の住所は「京都市左京区田中下柳町」となっていて「柳町」なのだ…一寸面白い…

この時は、出町柳駅を起点に吉田神社を訪ねてみたのだったが…「また何時か利用したい」と考える頻度が微妙に高まった感の昨今である…
posted by Charlie at 00:00Comment(0)京都府