<親子の木>:美瑛(2019.07.28)

美瑛では…或いは美瑛に限ったことでもないのかもしれないが…畑が広がる一帯に、何本かの木が植えられているような例が見受けられるのだが…聞けば、土地の境目や建物へ通じる辺りに“目印”という意味合いで植えてみたことが起こり…ということが在るらしい…さもなければ、防風林というようなことで少し纏まった本数を植えているということや、何となく木立が残ってしまっているというようなことであろうか…

美瑛の丘陵に点在する木々も、各々の事情や経過で植えられたものなのだと思うが…その様子や醸し出す雰囲気に因んで、色々な通称が冠せられている…

↓<親子の木>と呼ばれているモノ…
28-07-2019 Biei (30)
↑2本の木が在り、間に少し小ぶりな木も在る様子…「夫妻の間に子ども」という「親子」を想起させる…

自転車で美瑛を走り回った時…<X-Pro2>に広角ズームを装着した状態で、ストラップで首から提げていた…結果的に降格ズームを駆使してこの<親子の木>の写真を撮った…

↓この時は「明るい空に、少々多めな雲が広がって流れる」というような様相だったので…空の様子が広く写る広角ズームを使ってみたのが好かったかもしれない…
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この画を撮った時に背負っていたリュックサックには他のレンズも在ったが…使っていれば、少し違う感じの画になったと思う…何となく使わなかった…そういう次元の“偶然”も、手元に残る写真の様子に影響が及んでしまう…が…そういうのは「次の機会??」という程度に考えれば好いのだと思っている…

<ケンとメリーの木>:美瑛(2019.07.28)

景色の佳さで知られる美瑛…嘗ての広告に起用された景観が有名になったという事例も多いようだ…

↓そういう広告に起用された経過の故に知られるようになった場所…
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↑往時の広告のシリーズに因んで<ケンとメリーの木>と呼ばれている…

<ケンとメリーの木>は、美瑛駅から国道側へ出て、そこを渡って丘陵状の農地が広がるエリアへ入って、然程経たない間に至ることも出来るような場所だ…

↓レンタル自転車を押して坂道を上り、その少し先であるが…背が高い木なので目立つ…
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↑手前に駐車場も在って、訪れている人が多い場所だ。少し離れた辺りで眺めてみた…

こういう「盛夏」という雰囲気でこの場所を眺めたのは久し振りだった…好かった!

<美瑛カレーうどん(焼き麺)>(2019.07.28)

「久々に自転車を乗り回した…」という感であった…早朝に稚内を発って、何やらエネルギーも使ったのだったが、時計を見れば飲食店の“ランチピーク”は過ぎたと見受けられるような時間帯だった…

美瑛駅の裏側…過去に立ち寄った経過も在るレストランを眼に留めた…

↓こういうモノを頂いてみた…
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↑これ…「カレーうどん」なのだ…「うどん」と聞いて思い浮かべるような見掛けでもない一皿だ…

美瑛は小麦や野菜の産地で、養豚も営まれているような地域だが…「名物料理?」ということで「カレーうどん」を推奨しているらしい。地元の小麦による麺と、野菜や肉の入ったカレーを組合わせる訳だ…

↓こういう具合に供される…サラダと、地元の牛乳を使っているというプリンが付いている…
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↑これはうどんの麺の上にカレールーと野菜とチーズを乗せて、オーブンで焼いているようだ…

何か…「中身がうどんの麺になっているカレー味の“グラタン”」という按配だった…フォークとスプーンを使って、ゆっくりと美味しく頂いた…

美瑛以外の地域では余り見掛ける機会も無いような感じだと思った…一寸気に入った…

麦畑…:美瑛(2019.07.28)

美瑛というのは…旭川南郊の農業の町ということになる…麦や各種の野菜の畑が多く、水田も在れば、酪農や養豚も営まれているのだという…

美瑛は景色の佳さで知られるが、その景色は「農村の生産の営み」の故に創られている一面も在る…

↓そんなことに想いを巡らせる光景に出くわし、何となく見入ってしまった…
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↓何処となく「北海道!!」という感じもしたが…他方で「世界中の畑がこういう具合?」というようなことも思った…
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7月最後の日曜日…好天の下、相当な汗をかきながら、自転車で起伏の在る美瑛を懸命に走り回った…そんな様子の記憶と共に在る光景ということになる…