<8502>と<211>:四丁目交差点:札幌の路面電車(2019.08.31)

↓四丁目交差点で各々の方向に進む路面電車が行違っている…
31-08-2019 Sapporo (22)
↑右は手前に進んでいる「外回り」の<8502>…チョコレートの広告塗装が鮮やかだ…左は奥に進んでいる「内回り」の<211>…札幌市交通局の、現行の標準的な塗装が施された、古くからの車輌だ…

↓2輌の電車…各々に少し進んだ…
31-08-2019 Sapporo (23)

この四丁目交差点のカーブを通り抜ける際、乗降客が多目で乗降に時間を要する場合が在る他、信号待ちがやや長目で通り抜けるのに些か時間を要してしまう感の場合も見受けられる…

それはそれとして…札幌の路面電車が“循環”という方式になって以降、この四丁目交差点辺りに佇むというのが、少し愉しくなった…存外にチャンスが少ないような気がしないでもないが、この賑やかな都心で2輌の路面電車が行違う様子はなかなかに好い…

789系電車…:旭川駅(2019.09.03)

東室蘭駅を経って、苫小牧駅、岩見沢駅を経て旭川駅に至った…旭川駅でロッカーに嵩張るモノを預けながら、上川行の普通列車に乗車して東旭川駅へ向かい、<旭川神社>を訪ねようと考えていた…そして旭川駅のホームに、列車の発車までにやや間が在る時間帯に出ていた…

↓ホームの西寄り、札幌方向へ向かう列車が進んで行く方角の側の端に陣取って様子を視ていると…札幌から旭川へ向かって来る列車が目に留まった…
03-09-2019 Asahikawa (28)
↑画の右寄りに在る柱の「あさひかわ」という駅名表示は、現在の駅舎が登場した際に新造されたモノと見受けられる…

↓遠くから速度に乗って現れた車輌は、駅のホームが近付く中で減速している…
03-09-2019 Asahikawa (30)
↑789系電車…<ライラック>である…

↓画の右側、789系電車の<ライラック>は定位置に停車した…
03-09-2019 Asahikawa (32)
↑画の左側は上川駅へ向かうディーゼルカー…キハ40で、1輌運行である…この後、これに乗車した…

↓<ライラック>として運用される789系電車の先頭車は、各編成毎に色々な地域のイメージイラストが描かれている…これは「SOYA」の文字で、宗谷岬に在る記念碑のイラストが入っている編成だった…
03-09-2019 Asahikawa (34)

789系電車…旭川駅の雰囲気によく似合う車輌だ…この「SOYA」の編成は、車内を整頓して折り返し札幌行の列車となるようだ…

旭川駅で行き交う列車を眺めるのも、一寸愉しい…

室蘭駅…(2019.09.02)

東室蘭駅近くの宿に入った後に外出…「東室蘭 - 室蘭」という普通列車に乗り込んだ…「存外に駅の数が?」と思った他方、「存外に早い…」という按配で室蘭駅に着いてしまった…

↓個性的なデザインの駅舎だ…
02-09-2019 Muroran (20)
↑硝子張りな部分に空の様子が映り込む…

↓何か「灯台」を思わせるような感だ…
02-09-2019 Muroran (19)

日中は駅員さんが居る。着いた時は居た…が、夜間から早朝は無人駅となる…東室蘭へ列車で引揚げようとやって来た復路の時間帯は「無人駅」状態だったのだ…

駅前も綺麗に整備されていたが…静かだった…東室蘭駅の方が、遥かに大きく賑やかな感じである…

<721>:青柳町停留所付近:函館の路面電車(2019.09.02)

↓2つの運行系統が枝分かれする十字街停留所の側から電車がやって来た…
02-09-2019 Hakodate (74)

↓青柳町停留所に電車が停まり、乗降が行われる…
02-09-2019 Hakodate (75)
↑広告塗装が施された<710形>の<721>である…

↓青柳町停留所は終点・起点の谷地頭停留所の1つ前だ…電車は谷地頭停留所を目指して動き始める…
02-09-2019 Hakodate (76)

↓少し経つと、電車は谷地頭停留所を経って青柳町停留所に向かって来る…
02-09-2019 Hakodate (80)
↑この辺りは「坂道の軌道」で、行きかう電車を観るのが少し面白い…

↓青柳町停留所に<721>が接近する…
02-09-2019 Hakodate (82)

この<721>に乗車して、函館駅前停留所へ移動したのだった…

実は…初めてこのあたりへ足を運んだのだが…なかなかに眺めが面白かった!

キハ54…:幌延駅(2019.09.04)

旭川駅を早朝に出発…途中区間で居眠りというのも入り、「気付けば…」という具合でドンドンと進んだ…旭川駅を出る際、2輌目が名寄で切り離されるので、1輌目に確りと席を占めてしまうことが必要だと思うが…

↓気付くと幌延駅だった…
04-09-2019 (36)

↓乗っていた列車は、どういう訳か幌延駅で20分間程度も停車する…
04-09-2019 (27)
↑乗客の多くは「一寸出て…」という感じで思い思いに過ごしている…

↓自身は…「座席に収まって居眠り…」という状態であったことから、何となくホームでフラフラとしていた…
04-09-2019 (33)
↑「夏の終わり??」というような、やや雲が多い好天の中、キハ54が一時休止しているという感じだ…この宗谷線の音威子府以北では、普通列車は専らこのキハ54だ…

↓発車時刻が近付くので、車内の席へ向かう…
04-09-2019 (35)

幌延駅を発てば、列車の終着となる稚内駅は1時間程度である。「もう直ぐだ!!」と、少し気分が弾む…

微風と暖簾と…(2019.09.13)

↓こういう感じ…好い!
13-09-2019 evening (15)
↑海を渡る風が抜ける静かな街…微風に揺れる暖簾…

↓直ぐ傍に宿泊施設が在って、国内外の方々からの来訪者と出くわす店だが…それでも気軽に寄ることが出来る「御近所」で気に入っている…
13-09-2019 evening (14)

“焼き物”が主体で、メニューに載っているモノはどれもなかなかに好い…「何時も御馳走様…」という感謝の意も滲みながら、何となくカメラを向けてしまった…

輝きを増す頃…:旭橋:旭川(2019.09.03)

↓空が「残照」という感で複雑な光加減となって来る中、旭橋の灯りの輝きが目立つようになって来た…
03-09-2019 Asahikawa (98)

↓何か「夜の往来…」という按配になって来た…時々“一群”という感じで車輌が通り過ぎ、少しだけ通行が途切れる…
03-09-2019 Asahikawa (102)
↑その通行が途切れた瞬間だ…

好天の夕刻に旭橋を眺めると…「光の演出が施された巨大な舞台装置」というようなモノを思う場合が在る…

辺りも暗くなって行く中、「室蘭から札幌を経由せずに列車で旭川へ北上した」ということをしてしまった、充実した1日が幕引きへ近付いているような気がした…

「中秋の名月」と稚内港北防波堤ドーム…(2019.09.13)

夕刻…陽が落ちたような頃に、夕食を摂ろうと戸外に出て、辺りを少しだけ散策した…

↓灯りが点いた稚内港北防波堤ドーム…背後の低い空に…月が輝く!!
13-09-2019 evening (6)

↓今宵は「中秋の名月」ということであったのを思い出した…
13-09-2019 evening (7)

↓こうして視ると「月の輝き」というモノも、なかなかに強い光を放っているということに気付く…
13-09-2019 evening (8)

今宵は…雲が少なく、「中秋の名月」を視る機会も多くなるように思う…

月が輝きを増して行く頃…:旭橋:旭川(2019.09.03)

日没の時刻を過ぎ、旭橋にも灯りが点き、少しずつ空が暗くなるに連れ、灯りの点いた旭橋は輝きを増す。そういう時間帯に、河原の辺り等を少々歩き廻り、色々な角度で旭橋を眺めるのがちょっと愉しい…

↓空の光の変化を跳ね返す川面と、輝きを次第に増す旭橋…横から眺めるのも好い…
03-09-2019 Asahikawa (90)
↑暗くなり切る前に、多少慌ただしいような鳥達が橋の上を飛び回る…画の中程の左寄り…月が輝いている…

月の輝きが刻々と増し、灯りが点いた橋も「夕空に浮かぶ…」というような感じだ…なかなかに好い…

灯りが点く頃…:旭橋:旭川(2019.09.03)

「早朝の列車で稚内へ引揚げる」が「在りき…」で、夕刻までに旭川にとりあえず…何度となくやっていることだが、今般もそういう形で動き回った…

旭川では何度となく滞在している、旭川駅から遠くない、気に入っている宿に荷物を置いて一息入れた…

好天に恵まれたこの日…日が傾いて、日没時刻が近づいているような中でカメラを手に戸外へ出て、旭橋が見える辺りへ足を運んだ…

↓到着した頃はこういう様子だった…
03-09-2019 Asahikawa (83)
↑相当に傾いた太陽からの光に、「川に横たわる巨艦」のような橋梁が浮かび上がるような感であった…

↓「もう少しで…日没の時刻だった…」と時計に眼を落とせば…日没時刻の寸前に灯りが点った…
03-09-2019 Asahikawa (84)

日中と夜間との境目のような時間帯…それなりに多いと言い得る交通量が在る国道の一部を成す古くからの大掛かりな橋梁…暫しの間、その様子を眺めていた…

<221>:四丁目交差点のカーブ…:札幌の路面電車(2019.08.31)

札幌都心へバスに乗って出て、ゆっくりと四丁目交差点の辺りに歩を進めた…

とりあえず…眼に留まるカフェで持ち帰りの珈琲を求め、路傍で珈琲を啜りながら、行きかう路面電車を眺めた…

↓すすきの停留所・西4丁目停留所間は、南北に延びる道路の両端に軌道が敷かれている。東寄りの「外回り」の軌道は、非常に大きな弧を描いて、北側から南側に延びる軌道に連結する…
31-08-2019 Sapporo (35)

↓このカーブはやや速度を落として慎重に進んでいるように見える場合が多い…
31-08-2019 Sapporo (36)
↑やって来たのは「コカ・コーラ」の広告塗装が鮮やかな<221>だ…

↓この車輌も、見掛けると少し嬉しい感じで、何となく注目してしまう…
31-08-2019 Sapporo (37)

<ご当地ボルタ “室蘭やきとり”>(2019.09.03)

↓東室蘭駅に見受けられる駅名看板の前で…不思議な人型(?)のキャラクターが寛いで“串モノ”のような何かを手にしている。
03-09-2019 Asahikawa (82)
↑<ボルタ>というキャラクターが、室蘭の名物と言われる“室蘭やきとり”を手に寛いでいる様子だ…

東室蘭駅の土産コーナーで発見した。買い求めて、稚内の拙宅へ「連れ帰った」が、拙宅でも相変わらず東室蘭駅の看板前で“室蘭やきとり”を手に寛いでいる…“実物”を想起させる駅の看板前にキャラクターが居るのが好いが…JR北海道から許諾を受けている旨も台紙に明記している…

<ボルタ>とは?製鉄所を擁する「鉄の街」である室蘭で、ボルトやナット、ワッシャー等の鉄の部品をハンダ付けした人形である。当初は高さ15cm程度のモノを催事の際の「溶接体験」を行う材料として用意したというが、非常に好評であったことから5cm程度の小型のキャラクター人形として製作して販売するようになったのだそうだ。2005年頃から登場していて、既に「室蘭の<ボルタ>」として一定程度の知名度も在ると見受けられる…

<ボルタ>に関しては、様々なポーズのモノが在り、「音楽センスが在って、スポーツが好きな少年」というような設定らしく、楽器を演奏しているモノ、サッカーや野球等に興じているモノ等、随分色々と在る。鉄の部品をハンダ付けしているので、専ら飾っておく人形だが…なかなかに味わい深い…

“室蘭やきとり”を手に寛ぐ室蘭生まれの<ボルタ>…室蘭を訪ねた思い出と共に、大切に拙宅で飾っておきたい…

※写真そのものは旭川の宿で撮ったものだが、この記事は「室蘭の土産」という画なので、記事カテゴリ「北海道/室蘭」に分類しておきたい…

<相馬株式会社>:函館・大町(2019.09.02)

↓路面電車の軌道の傍に、古色蒼然という感の建物が見受けられる…
02-09-2019 Hakodate (18)
↑路面電車の、殊に少し新しい感じの車輌が通り過ぎると、何となく不思議な雰囲気を醸し出す…

↓これは<相馬株式会社>という会社の建物だ…
02-09-2019 Hakodate (19)

<相馬株式会社>は1863(文久3)年に箱館に起こった米穀店を起源としている。明治30年代に現在の社屋の辺りで活動をするようになったが、1907(明治40)年の火災で当時の社屋が焼失してしまった。そして1916(大正5)年に現在の建物が完成して現在に至っている。現在の<相馬株式会社>不動産賃貸等を主業としているそうだ…

↓大正時代位までに見受けられた土蔵造というような感じとも異なる、独特な洋館風の建物には眼を奪われる…
02-09-2019 Hakodate (20)

こういう歴史を感じさせる建物とさり気なく出くわすというのは、函館という街の少し面白い一面だと思う…

宵空…雲…灯り…:稚内港北防波堤ドーム(2019.09.12)

夕刻…辺りを何となくウロウロと…半袖Tシャツの上に薄い長袖シャツ、更に裏地が無いデニムのジャケットという服装だが、気温は20℃を少々切るような状態で、風は冷たく感じた。

そういう中、何時の間にか日没時刻を過ぎた…

↓未だ…西寄りな空からの「光の干渉」も感じられる…
12-09-2019 evening (17)

↓程無く…そうした「光の干渉」が判り悪くなり…空は「ナイトブルー」を少しずつ濃くする…
12-09-2019 evening (24)

↓陸側へ廻って稚内港北防波堤ドームに近付く…既に点って、少し経っている灯りの明るさは、辺りが暗さを増すに連れて輝きを増すようである…
12-09-2019 evening (25)

↓「宵空」という色彩を帯びる空だが、大きく沸き上がるような雲が、何やら酷く目立つ…
12-09-2019 evening (30)

↓暫し見入ってしまった光景である…
12-09-2019 evening (31)

朝、少し強めな雨も交じり、やがて明るくなったが、それでも雲がやや多い一日ではあった…夕刻に至っても、その雲の多さが目立った…

思うと「夕刻にこの辺りをウロウロ」というのは、余りやらないことである…時には好い!

こうして戸外に出た序に…夕食のための道草ということにしたのだった…無事に一日が幕を下ろそうとしている…

<神迎える楡>(ハルニレ):旭川神社(2019.09.03)

↓何か…「巨大な御神木」という雰囲気のモノが、旭川神社の境内に聳え立っていた…
03-09-2019 Asahikawa (42)

この木…高さ24m程度で、推定樹齢は300年から400年らしい…

屯田兵が辺りを開墾していた際、「アイヌの祭礼の痕跡」と見受けられるモノを発見し、「伐採すべきではない!」としたそうだ。そして、この木は「開拓の聖樹」とされたそうだ…

辺りが大木の密生する森であった時代の記憶を伝える木が、地域の歴史を見守る社の傍に…こういう場所は好きだ!

<A1203>:幌南小学校前停留所付近:札幌の路面電車(2019.08.31)

↓幌南小学校前停留所に近い歩道橋で路面電車の軌道を見下ろす…
31-08-2019 Sapporo (49)
↑北側から南下して来た<A1203>だ…

↓この辺りは軌道の南端部で、西側へ向かう軌道へ「90度カーブ」が在る…
31-08-2019 Sapporo (51)
↑3連接の車体がダイナミックに動きながら、<A1203>は「90度カーブ」に進入する…

↓「90度カーブ」を曲がって、<A1203>は西側へ向かう軌道に乗る…
31-08-2019 Sapporo (53)

↓カーブの区間を通り抜けてしまうと、少しだけ速度が上がるような気がする…
31-08-2019 Sapporo (54)

↓西側へ延びる軌道の向こうには山が見え、この日は雲が面白い感じだった…
31-08-2019 Sapporo (55)

札幌でこの<A1200形>を見ると、少しラッキーであるような気がする…札幌では3編成の<A1200形>が運用されている…

<ラッキーピエロ>のTシャツ…(2019.09.03)

函館でよく知られたチェーン店の<ラッキーピエロ>で夕食を摂った経過が在った…

独特な華やぎが在ったあの<ラッキーピエロ>の店内に、色々な“オリジナルグッズ”が飾られていた。注文や支払を行うカウンターで、眼に留めたグッズに関して「販売しているのか??」と尋ねた。商品名や価格が判り易く示されているでもないように見えたからだ…店員さんは「販売しています!」と応じるので、求めたい旨を申し出て…「これは“函館らしい”という感の、好い土産に!」と御機嫌で宿に引揚げたのだった…

↓こういうTシャツが<ラッキーピエロ>の店内で売られていたのだ!私が着用する大き目なサイズに至るまで揃っていて、色は様々なモノが用意されているようだ…
03-09-2019 Asahikawa (78)
↑ピエロがハンバーガーを手にしているかのように見えるイラストを円で囲むようなロゴマーク…そして「HAKODATE」である…

私のような…「ハンバーガーが好きなおっちゃん」には、こういうようなモノが…酷く合うかもしれない…“ラッキー”という店名の一部は“幸運”の意だからと言って、着ていて好運になるか否かは不明だが…

自身が立寄った<ラッキーピエロ>店内では、何となく飾っていて、店員さんに申し出て求めたのだが、店舗によっては少し前面に押し出して陳列しているのかもしれないが…何れにしても、常用し易い範囲の落ち着いたデザインで、函館を動き回った想い出が滲むような感じな存在感で、非常に気に入っている…或いは有名なモノか?或いは、意外に知られていないかもしれない?

※写真そのものは旭川の宿で撮ったものだが、この記事は「函館の土産」という画なので、記事カテゴリ「北海道/函館」に分類しておきたい…

<太刀川家住宅店舗>…:函館・大町(2019.09.02)

路面電車の運行系統“5”の起点・終点となる<函館どつく前>停留所の手前…大町停留所の辺りに至った…

↓こんな建物が在る…
02-09-2019 Hakodate (27)
↑右側が<太刀川家住宅店舗>という建物だ。1901(明治34)年に米穀商で、廻漕業(海運)等も手掛けていたという太刀川家が店舗兼住宅として建てた、煉瓦造と土蔵造を組合わせた、独特な様式の建物である。左は1915(大正4)年に増築されて応接間等の用途に充てられたという木造の洋館である…

↓建物側に近寄ってみた…
02-09-2019 Hakodate (28)
↑なかなかに趣が在る…

↓洋館は「こんな外観の建物に住んでみたい…」というような憧れのようなモノを抱いてしまう…
02-09-2019 Hakodate (29)

以前はここにカフェが設けられていたが…建物の修繕に向けた調査等の都合で、2018年10月に閉店したそうだ…それはそれとして、こういう「往年の凝った建築」は外観を眺めるだけでも、近くを訪ねて嬉しくなる…

<8101>:大町…:函館の路面電車(2019.09.02)

↓大町で見掛けた路面電車…
02-09-2019 Hakodate (17)
↑新しい感じの車輌で、背後の古そうな建物との対比が面白い…<函館どつく前>へ向かっている…

この車輌…<8100形>は、この<8101>の1輌しか無いそうだ…そのために見掛ける機会はやや少ない…

2002年に部分的な低床化を図った改修を行って登場した型だが、低床とした他方に車内で少し大きな段差が生じてしまい、それがやや危険で不評なためにこの形式の増備を断念したということだ…路面電車は新旧様々な車輌が同じ軌道を行き交うというのが面白い…

函館も、気軽に路面電車を利用して街を巡るのが楽しい場所だと思う…

夜の東室蘭駅に停車中のキハ40…(2019.09.02)

午前中に函館で歩き廻った後…室蘭駅と白鳥大橋との間を、往復で2時間弱も歩いた…

室蘭駅から列車で東室蘭駅へ引揚げたが、下車する際に立ち上がると「長く歩き廻った後の“典型的状況”…」というものに陥り、直ぐに歩み出し悪かったので何となく身体を伸ばしながらホームに佇んだ…

↓左の2番ホームに停車中のキハ40が室蘭駅から乗車して来た車輌…右の2番ホームに停車中のキハ40は違う方向で運行されている列車だ…
02-09-2019 Muroran (77)
↑キハ40は何れも「日高線仕様」の塗装が施された車輌だ…夜間の照明が点いているホームで、淡い光に年季が入ったディーゼルカーが浮かび上がる感じだ…こういう風情!なかなかに好い…

東室蘭駅は、函館方面や札幌方面とを結ぶ特急列車が行き交う他方、室蘭市周辺市町村を結ぶ列車もそれなりに発着している。序に室蘭市内ということになる室蘭駅との間を行きかう列車も見受けられる。そういう“交差点”的な駅…何となく風情が在ると思う…

岩見沢神社…(2019.09.03)

函館→室蘭→苫小牧→岩見沢→旭川→稚内…というように、函館・稚内間に関して「札幌を経由しない」というようにして列車で移動した…

この移動の途次、苫小牧から岩見沢に着いた後、旭川へ向かう前に一寸寄道をした…

↓岩見沢神社という場所を訪ねてみた…
03-09-2019 Iwamizawa (13)

↓酷く天候が好く、何もかもが眩しいという感だった…
03-09-2019 Iwamizawa (9)

岩見沢駅から徒歩20分と聞いたが…往路は岩見沢駅では多く見掛けるタクシーに乗車し、復路はタクシーで走った道筋をゆっくりと歩いた…やや強く感じた日差しで弱ってしまわない程度に、適度に歩いた訳だ…

1884(明治17)年に山口県、鳥取県など12の県から移住した士族が、現在の岩見沢に暮らし始め、翌1885(明治18)年に神社を起こしている。現在地に社殿を営むようになったのは1897(明治30)年で、その社殿の上棟祭の故事に因み、9月15日に例大祭を催しているそうだ…

↓空知地方の中心的な街ということになる岩見沢…現在では寧ろ「札幌圏の北東の端」というような様相にも思えるが…北海道を、更に日本を支えた産業と共に在った、そして苦心の末に豊かな農業地域になった地域を見詰め続ける、なかなかに伝統の在る神社である…
03-09-2019 Iwamizawa (15)

岩見沢駅の側へ引揚げようとすれば…「ワーッショイ!ワーッショイ!」と小さな子ども達の声と判る元気な大音声が耳に入った…祭りが近いらしいので、近所の幼稚園か保育所の子ども達が神社の見学にでも順次やって来ていたのであろう…神社が地域の伝統を受け継ぐ場として幼児に至るまで親しまれているということになる。そういう様子に出くわすと、何となく頬が緩む…

<ダブルモス野菜バーガー>…(2019.09.07)

ハンバーガーの店―稚内にも見受けられる…―で…眼に留まった何種類かの「何れを選ぶべきか?」ということになった場合…「迷った時は…全部纏めて!!」ということを随分と頻繁にやらかしていたが…「それも一寸…」と考えるようになった…そして「迷った時は…」と少し真摯に考えて、そして1つだけ選んだ…

↓野菜とハンバーグとの組み合わせが気に入っている代物である…“オーロラソース”と称するソースが点いた野菜が好い…
07-09-2019 (2)

↓こういうような按配にして、ゆったりと店内の席を占めて、ゆっくりとした休日だった…
07-09-2019 (1)
↑サラダやスープを頂き、徐に主役の<ダブルモス野菜バーガー>を楽しむ…

こんな「休日のやや遅い朝食」というのが非常に好きだ…

<221>:幌南小学校前停留所付近:札幌の路面電車(2019.08.31)

↓南下して来た電車…「コカ・コーラ」の広告塗装が鮮やかな<221>である…
31-08-2019 Sapporo (82)
↑歩道橋の下を潜る「90度カーブ」の手前で信号停止している…

↓「90度カーブ」の側へ進入した…
31-08-2019 Sapporo (85)

↓そして“側面”が見える…
31-08-2019 Sapporo (86)

↓歩道橋の下を潜りながら「90度カーブ」を抜けて、<221>は西へ向かう軌道に入った…
31-08-2019 Sapporo (87)

この西へ向かう軌道が再び北上する辺りに<電車事業所前>という停留所が在る。そこで時折、乗務員が交代しながら、電車は循環の経路を一定時間走り続ける…この日はこの「コカ・コーラ」の広告塗装が鮮やかな<221>を何度か異なる地点で見掛けたが、朝からグルグルと軌道を廻っていたのであろう…

稚内港北防波堤ドーム:夜明け前…(2019.09.11)

↓明け切らない黎明の空…完全消灯とならない灯り…稚内港北防波堤ドームだ…
11-09-2019 morning (1)

↓屋蓋の下が視える辺りへ近付いた…
11-09-2019 morning (5)

↓海側へ廻り込んでみた…
11-09-2019 morning (9)

↓暫く様子を眺めてしまった…
11-09-2019 morning (10)

何か「曇天の朝」という風情になっているのだが、そういう具合になって行く少し前…鮮やかな様子が見受けられた…早朝に一寸辺りを歩くというのは…悪くないと思う…

<函館氷>のTシャツ…(2019.09.03)

↓函館の<五稜郭タワー>館内に在る物販コーナーで見掛けて、思わず求めてしまったTシャツ…
03-09-2019 Asahikawa (79)
↑<函館氷>と、渋いような、華やかなような、何となく味わい深いロゴマークが大きく背中にプリントされている…

<函館氷>というのは、五稜郭の濠の氷を切り出して売ったということに起源を有する、1871(明治4)年から1940(昭和15)年頃まで売られていた、函館の天然氷のことである。この<函館氷>は、1891(明治24)年に「内国勧業博覧会」で賞を受けたという、国内で高く評価されていたモノであったという…

五稜郭を訪ねた思い出が滲む<函館氷>のTシャツ…“氷”とプリントされていれば「多少は涼しい??」かと考え、「(稚内では)異例の中の異例…」という程度に暑くなった日に朝から着用したが…一寸歩き回れば酷い汗で…午前中には“洗濯物”のバスケットに脱ぎ捨ててしまった…

※写真そのものは旭川の宿で撮ったものだが、この記事は「函館の土産」という画なので、記事カテゴリ「北海道/函館」に分類しておきたい…

<スーパー北斗>:キハ261系ディーゼルカー:函館駅(2019.09.02)

函館・東室蘭間を特急列車で移動しようとすれば…指定席が満席だということで自由席に乗車することにした…

自由席の座席を確保すべく、列車が入線して乗車可能になる時間帯を確認しようと、列車が出る1時間程前に改札口辺りで様子を伺えば…既に乗車可能という話しに…

↓未だ混み合っていない状況の中でホームに出て、車輛を眺めた…
02-09-2019 Hakodate (91)
↑宗谷線でも見受けられるキハ261系の新しいバージョン…塗装が宗谷線で視掛けるモノとはかなり異なる…8輛編成の列車で、列車の先頭になる8号車と7号車が自由席だ…

↓函館駅のホームはややきつい弧を描くようになっていて、長い編成の列車が停車していると何となく美しい…
02-09-2019 Hakodate (95)

この列車…新幹線と接続する新函館北斗駅以降は酷く混み合っていた…少し驚いた…

東旭川駅…(2019.09.03)

旭川神社を訪ね、旭川駅に引揚げようと東旭川駅へ…

↓こういう様子の駅だ…
03-09-2019 Asahikawa (57)
↑多分、除雪の道具でも入っているのであろう物置と、誰か関係者がやって来た時に入る事務室とは在るが、無人駅である…

↓時刻表が掲出されているが…普通列車のみの停車で、列車本数は限られている…
03-09-2019 Asahikawa (58)

↓北見方面へ向かうキハ54を見送った…
03-09-2019 Asahikawa (66)

↓上川から旭川へ向かう列車が停止しようとしている…これに乗って旭川へ引揚げた…
03-09-2019 Asahikawa (70)

北海道内の鉄道駅…こういうような雰囲気の場所が非常に多いような気がする…

旭川神社…(2019.09.03)

「旭川神社」と聞けば…旭川都心の何処かに在るような気がしないのではないが…「東旭川駅の近くに在る」と聞いて多少意外であるように思った…

東旭川駅というのは…旭川駅から北東方向、北見や網走へ延びている石北線の駅で、特急列車は停まらない。東旭川駅は旭川駅から15分程度である。

↓なかなかに立派な社殿の神社だ…
03-09-2019 Asahikawa (48)

↓東旭川駅に着いて、やや広い通に出て「何処かな?旭川神社…」と思えばこの鳥居が見え、鳥居の奥に境内が広がっている…
03-09-2019 Asahikawa (39)

↓社殿の額…何となく好い…
03-09-2019 Asahikawa (52)

この東旭川駅の周辺…1892(明治25)年に屯田兵の村への入植が本格化した。村名は「旭川村」であった。翌1893(明治26)年に旭川神社が起こった。

1897(明治30)年に至り周辺の村を整理統合した際、「旭川村」は「永山村」に編入され、「忠類村」が「旭川村」と改称した。が、これは当の「旭川村」の関係者の承認を得たということでもなく北海道が決定した事項であった。そして「旭川村」の関係者が北海道に訴え出た…

特段に当の村関係者に承認を得たのでもなかったということで北海道は非を認めることになったものの、現在の旭川の場所を再変更するのも不都合ということになった。そこで1898(明治31)年に「東旭川」として「永山」から再分離し、旭川神社のような「旭川○○」というモノについては、「地名が発祥」という事実を伝えられるように、そのままにして差し支えないということになったのだった…

↓“旭川”の発祥の地に鎮座する旭川神社…なかなかに雰囲気が好い…
03-09-2019 Asahikawa (54)

<812>:谷地頭停留所:函館の路面電車(2019.09.02)

↓運行系統“2”の起点・終点となっている谷地頭停留所である…
02-09-2019 Hakodate (47)
↑右側が下車する場所…乗車する乗客達は左側で待って乗車する…

↓軌道の終端部が在って、その手前に電車は停まる…
02-09-2019 Hakodate (48)

この<812>の<800形>は1962年から1965年に製造されているというが、<812>は1965年生まれであるようだ…54年働いている訳だ…

↓様子を視ていると、程無く電車は動き始めた…
02-09-2019 Hakodate (49)

↓単線になっている停留所辺りから進むと、複線になっている通常の運行区間に入り、左側の軌道に入る…
02-09-2019 Hakodate (50)

↓そして電車は進んで行く…この場所は少し傾斜も在る…
02-09-2019 Hakodate (51)

この谷地頭停留所付近も、なかなかに味わいが在ったように思う…