微風と暖簾と…(2019.09.13)

↓こういう感じ…好い!
13-09-2019 evening (15)
↑海を渡る風が抜ける静かな街…微風に揺れる暖簾…

↓直ぐ傍に宿泊施設が在って、国内外の方々からの来訪者と出くわす店だが…それでも気軽に寄ることが出来る「御近所」で気に入っている…
13-09-2019 evening (14)

“焼き物”が主体で、メニューに載っているモノはどれもなかなかに好い…「何時も御馳走様…」という感謝の意も滲みながら、何となくカメラを向けてしまった…

輝きを増す頃…:旭橋:旭川(2019.09.03)

↓空が「残照」という感で複雑な光加減となって来る中、旭橋の灯りの輝きが目立つようになって来た…
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↓何か「夜の往来…」という按配になって来た…時々“一群”という感じで車輌が通り過ぎ、少しだけ通行が途切れる…
03-09-2019 Asahikawa (102)
↑その通行が途切れた瞬間だ…

好天の夕刻に旭橋を眺めると…「光の演出が施された巨大な舞台装置」というようなモノを思う場合が在る…

辺りも暗くなって行く中、「室蘭から札幌を経由せずに列車で旭川へ北上した」ということをしてしまった、充実した1日が幕引きへ近付いているような気がした…

「中秋の名月」と稚内港北防波堤ドーム…(2019.09.13)

夕刻…陽が落ちたような頃に、夕食を摂ろうと戸外に出て、辺りを少しだけ散策した…

↓灯りが点いた稚内港北防波堤ドーム…背後の低い空に…月が輝く!!
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↓今宵は「中秋の名月」ということであったのを思い出した…
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↓こうして視ると「月の輝き」というモノも、なかなかに強い光を放っているということに気付く…
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今宵は…雲が少なく、「中秋の名月」を視る機会も多くなるように思う…

月が輝きを増して行く頃…:旭橋:旭川(2019.09.03)

日没の時刻を過ぎ、旭橋にも灯りが点き、少しずつ空が暗くなるに連れ、灯りの点いた旭橋は輝きを増す。そういう時間帯に、河原の辺り等を少々歩き廻り、色々な角度で旭橋を眺めるのがちょっと愉しい…

↓空の光の変化を跳ね返す川面と、輝きを次第に増す旭橋…横から眺めるのも好い…
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↑暗くなり切る前に、多少慌ただしいような鳥達が橋の上を飛び回る…画の中程の左寄り…月が輝いている…

月の輝きが刻々と増し、灯りが点いた橋も「夕空に浮かぶ…」というような感じだ…なかなかに好い…

灯りが点く頃…:旭橋:旭川(2019.09.03)

「早朝の列車で稚内へ引揚げる」が「在りき…」で、夕刻までに旭川にとりあえず…何度となくやっていることだが、今般もそういう形で動き回った…

旭川では何度となく滞在している、旭川駅から遠くない、気に入っている宿に荷物を置いて一息入れた…

好天に恵まれたこの日…日が傾いて、日没時刻が近づいているような中でカメラを手に戸外へ出て、旭橋が見える辺りへ足を運んだ…

↓到着した頃はこういう様子だった…
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↑相当に傾いた太陽からの光に、「川に横たわる巨艦」のような橋梁が浮かび上がるような感であった…

↓「もう少しで…日没の時刻だった…」と時計に眼を落とせば…日没時刻の寸前に灯りが点った…
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日中と夜間との境目のような時間帯…それなりに多いと言い得る交通量が在る国道の一部を成す古くからの大掛かりな橋梁…暫しの間、その様子を眺めていた…

<221>:四丁目交差点のカーブ…:札幌の路面電車(2019.08.31)

札幌都心へバスに乗って出て、ゆっくりと四丁目交差点の辺りに歩を進めた…

とりあえず…眼に留まるカフェで持ち帰りの珈琲を求め、路傍で珈琲を啜りながら、行きかう路面電車を眺めた…

↓すすきの停留所・西4丁目停留所間は、南北に延びる道路の両端に軌道が敷かれている。東寄りの「外回り」の軌道は、非常に大きな弧を描いて、北側から南側に延びる軌道に連結する…
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↓このカーブはやや速度を落として慎重に進んでいるように見える場合が多い…
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↑やって来たのは「コカ・コーラ」の広告塗装が鮮やかな<221>だ…

↓この車輌も、見掛けると少し嬉しい感じで、何となく注目してしまう…
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<ご当地ボルタ “室蘭やきとり”>(2019.09.03)

↓東室蘭駅に見受けられる駅名看板の前で…不思議な人型(?)のキャラクターが寛いで“串モノ”のような何かを手にしている。
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↑<ボルタ>というキャラクターが、室蘭の名物と言われる“室蘭やきとり”を手に寛いでいる様子だ…

東室蘭駅の土産コーナーで発見した。買い求めて、稚内の拙宅へ「連れ帰った」が、拙宅でも相変わらず東室蘭駅の看板前で“室蘭やきとり”を手に寛いでいる…“実物”を想起させる駅の看板前にキャラクターが居るのが好いが…JR北海道から許諾を受けている旨も台紙に明記している…

<ボルタ>とは?製鉄所を擁する「鉄の街」である室蘭で、ボルトやナット、ワッシャー等の鉄の部品をハンダ付けした人形である。当初は高さ15cm程度のモノを催事の際の「溶接体験」を行う材料として用意したというが、非常に好評であったことから5cm程度の小型のキャラクター人形として製作して販売するようになったのだそうだ。2005年頃から登場していて、既に「室蘭の<ボルタ>」として一定程度の知名度も在ると見受けられる…

<ボルタ>に関しては、様々なポーズのモノが在り、「音楽センスが在って、スポーツが好きな少年」というような設定らしく、楽器を演奏しているモノ、サッカーや野球等に興じているモノ等、随分色々と在る。鉄の部品をハンダ付けしているので、専ら飾っておく人形だが…なかなかに味わい深い…

“室蘭やきとり”を手に寛ぐ室蘭生まれの<ボルタ>…室蘭を訪ねた思い出と共に、大切に拙宅で飾っておきたい…

※写真そのものは旭川の宿で撮ったものだが、この記事は「室蘭の土産」という画なので、記事カテゴリ「北海道/室蘭」に分類しておきたい…

<相馬株式会社>:函館・大町(2019.09.02)

↓路面電車の軌道の傍に、古色蒼然という感の建物が見受けられる…
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↑路面電車の、殊に少し新しい感じの車輌が通り過ぎると、何となく不思議な雰囲気を醸し出す…

↓これは<相馬株式会社>という会社の建物だ…
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<相馬株式会社>は1863(文久3)年に箱館に起こった米穀店を起源としている。明治30年代に現在の社屋の辺りで活動をするようになったが、1907(明治40)年の火災で当時の社屋が焼失してしまった。そして1916(大正5)年に現在の建物が完成して現在に至っている。現在の<相馬株式会社>不動産賃貸等を主業としているそうだ…

↓大正時代位までに見受けられた土蔵造というような感じとも異なる、独特な洋館風の建物には眼を奪われる…
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こういう歴史を感じさせる建物とさり気なく出くわすというのは、函館という街の少し面白い一面だと思う…

宵空…雲…灯り…:稚内港北防波堤ドーム(2019.09.12)

夕刻…辺りを何となくウロウロと…半袖Tシャツの上に薄い長袖シャツ、更に裏地が無いデニムのジャケットという服装だが、気温は20℃を少々切るような状態で、風は冷たく感じた。

そういう中、何時の間にか日没時刻を過ぎた…

↓未だ…西寄りな空からの「光の干渉」も感じられる…
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↓程無く…そうした「光の干渉」が判り悪くなり…空は「ナイトブルー」を少しずつ濃くする…
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↓陸側へ廻って稚内港北防波堤ドームに近付く…既に点って、少し経っている灯りの明るさは、辺りが暗さを増すに連れて輝きを増すようである…
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↓「宵空」という色彩を帯びる空だが、大きく沸き上がるような雲が、何やら酷く目立つ…
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↓暫し見入ってしまった光景である…
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朝、少し強めな雨も交じり、やがて明るくなったが、それでも雲がやや多い一日ではあった…夕刻に至っても、その雲の多さが目立った…

思うと「夕刻にこの辺りをウロウロ」というのは、余りやらないことである…時には好い!

こうして戸外に出た序に…夕食のための道草ということにしたのだった…無事に一日が幕を下ろそうとしている…

<神迎える楡>(ハルニレ):旭川神社(2019.09.03)

↓何か…「巨大な御神木」という雰囲気のモノが、旭川神社の境内に聳え立っていた…
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この木…高さ24m程度で、推定樹齢は300年から400年らしい…

屯田兵が辺りを開墾していた際、「アイヌの祭礼の痕跡」と見受けられるモノを発見し、「伐採すべきではない!」としたそうだ。そして、この木は「開拓の聖樹」とされたそうだ…

辺りが大木の密生する森であった時代の記憶を伝える木が、地域の歴史を見守る社の傍に…こういう場所は好きだ!