利尻富士を眺めるようなことをしていた後…「足元が暗がりになって動き悪くなってしまう前に…」とノシャップのバス停へ歩んでいた時…
↓何気なく振り返って足を停めた…
↓夕日の残照が残る低空に向かって、高い空からナイトブルーが降り注ごうとしている中、標識灯の灯りが静かな海面を駆けている…
こんな眺めも悪くない…
<212>:西4丁目停留所:札幌の路面電車(2019.08.31)
札幌都心部に入り…四丁目交差点が視える辺りで「持ち帰りの珈琲」を求めて戸外で頂きながら、行き交う路面電車を眺めていた…
↓眼前の<西4丁目>の停留所に電車が停まった…電車の手前の木は、中央分離帯に植えられた街路樹だ…反対側の歩道から眺めている…
↑「内回り循環」の停留所は、札幌都心部を南北に貫く<駅前通>の上に設けられた…これは「循環」ということで、この<駅前通>に軌道が敷設されて以降のことである…この停留所は乗降客が多いようで、信号停止と相俟って、ここでの停車は少し長目なことが多い感だ…
1958(昭和33)年に初めて登場したという<210形>の1輌である<212>が停車中だ。“還暦”を超えた、少し特徴の在る車体の感じが真横から見える。集電装置は「最近の電車」に見受けられる「シングルアーム」に換装されているようだ…
↓電車が発車し、交差点を左折する手前で信号停止した…この辺り…通り抜けるのにやや時間を要する場合も在る…
こういう場面のように…特段に何をするという程のこともなく、辺りの様子を眺め、何気なく愛用のカメラを使うというような営み…非常に心地好いが、最近はそういうように思う度合いが多少強まったかもしれない…
↓眼前の<西4丁目>の停留所に電車が停まった…電車の手前の木は、中央分離帯に植えられた街路樹だ…反対側の歩道から眺めている…
↑「内回り循環」の停留所は、札幌都心部を南北に貫く<駅前通>の上に設けられた…これは「循環」ということで、この<駅前通>に軌道が敷設されて以降のことである…この停留所は乗降客が多いようで、信号停止と相俟って、ここでの停車は少し長目なことが多い感だ…
1958(昭和33)年に初めて登場したという<210形>の1輌である<212>が停車中だ。“還暦”を超えた、少し特徴の在る車体の感じが真横から見える。集電装置は「最近の電車」に見受けられる「シングルアーム」に換装されているようだ…
↓電車が発車し、交差点を左折する手前で信号停止した…この辺り…通り抜けるのにやや時間を要する場合も在る…
こういう場面のように…特段に何をするという程のこともなく、辺りの様子を眺め、何気なく愛用のカメラを使うというような営み…非常に心地好いが、最近はそういうように思う度合いが多少強まったかもしれない…
カトリック元町教会:函館(2019.09.01)
↓「ヨーロッパの或る国の、或る街で…」と嘘を言っても…信じられてしまいそうな気がする…
↑函館山を下りて、辺りを散策した時に出くわした様子だ…
↓近くに寄って眺めてみた…
↑欧州風な感だが、右寄りの建物、画の真ん中辺りの出入口扉の上に「會教公主天」(「天主公教會」の昔風な書き方)という「日本語!!」が刻まれている…日本国内だ…
この「天主公教会」(てんしゅこうきょうかい)(※写真では「会」が旧字体の「會」になっている…)というのは、ローマカトリック教会の古い呼び方である。画の建物の出入口に見受けられる「會教公主天」(=天主公教会)という表示自体が「カトリック教会」という“看板”な訳だ。ここは<カトリック元町教会>と呼ばれる教会だ…
<カトリック元町教会>は1859年にフランス人が開いた聖堂を起源とし、1877年にフランス人司祭の手で初代の教会の建物が竣工したという。
初代の建物は1907年に火災で焼失し、1910年に煉瓦造の教会が2代目の建物として登場した。そしてこの建物も1921年の火災で損なわれてしまう。焼け残った壁等も利用し、1924年に再建された。その3代目の建物が現在の建物である…
↓現在でもカトリック信仰の活動の場である訳だが、逸早く開港して国外の文物が流入したという地域の歴史を伝える場でもある…色々な意味で興味深かった…
↑函館山を下りて、辺りを散策した時に出くわした様子だ…
↓近くに寄って眺めてみた…
↑欧州風な感だが、右寄りの建物、画の真ん中辺りの出入口扉の上に「會教公主天」(「天主公教會」の昔風な書き方)という「日本語!!」が刻まれている…日本国内だ…
この「天主公教会」(てんしゅこうきょうかい)(※写真では「会」が旧字体の「會」になっている…)というのは、ローマカトリック教会の古い呼び方である。画の建物の出入口に見受けられる「會教公主天」(=天主公教会)という表示自体が「カトリック教会」という“看板”な訳だ。ここは<カトリック元町教会>と呼ばれる教会だ…
<カトリック元町教会>は1859年にフランス人が開いた聖堂を起源とし、1877年にフランス人司祭の手で初代の教会の建物が竣工したという。
初代の建物は1907年に火災で焼失し、1910年に煉瓦造の教会が2代目の建物として登場した。そしてこの建物も1921年の火災で損なわれてしまう。焼け残った壁等も利用し、1924年に再建された。その3代目の建物が現在の建物である…
↓現在でもカトリック信仰の活動の場である訳だが、逸早く開港して国外の文物が流入したという地域の歴史を伝える場でもある…色々な意味で興味深かった…
<212>:幌南小学校前停留所付近:札幌の路面電車(2019.08.31)
路面電車の軌道、それも南北に延びる軌道、カーブ区間、東西に延びる軌道が鳥瞰可能な歩道橋が幌南小学校前停留所付近に在り、なかなかに気に入っている。札幌に在って、少し時間が出来ると訪ねて路面電車を眺めるという場合が季節を問わずに在る…
↓その歩道橋を下りると、西から東へ進んで来た路面電車が近付いていた…
↑1958(昭和33)年に初めて登場したという<210形>の1輌である<212>である…
↓慎重に、車輪と軌道が擦れ合う音を立てながらカーブ区間を進む…
↓ゆっくりと北側へ延びる軌道に乗って行く…
この、札幌で古くから活躍し続ける型の車輌…酷く画になる!!個人的な買って極まりない思い付きだが、新しい車輌を導入するなら「中身のメカ等は最新のモノにする他方、外観はこの古い車輌のような趣に…」というようには…多分ならないとは思うが…
この年季の入った車輌の外観が好きなので、走り続けている限り、自身が自由に動き回ることが出来る限りは、時間が許せば眺めに行くと思う…
↓その歩道橋を下りると、西から東へ進んで来た路面電車が近付いていた…
↑1958(昭和33)年に初めて登場したという<210形>の1輌である<212>である…
↓慎重に、車輪と軌道が擦れ合う音を立てながらカーブ区間を進む…
↓ゆっくりと北側へ延びる軌道に乗って行く…
この、札幌で古くから活躍し続ける型の車輌…酷く画になる!!個人的な買って極まりない思い付きだが、新しい車輌を導入するなら「中身のメカ等は最新のモノにする他方、外観はこの古い車輌のような趣に…」というようには…多分ならないとは思うが…
この年季の入った車輌の外観が好きなので、走り続けている限り、自身が自由に動き回ることが出来る限りは、時間が許せば眺めに行くと思う…