“チェルニャーシカ”…:ロシアの水兵さん仕様のボーダーシャツ…:洗濯終了…(2019.10.05)

夏季用の袖無しを何となく写真に収めた経過が在るのだが…ロシアの水兵さん仕様のボーダーシャツは、本来は長袖Tシャツのような感じのモノである…

↓こういう代物だ…
05-10-2019 my ones (5)
↑色々な設えというのか、生地の薄い、厚いが在るのだが…「あの店で売っているモノが何となく好い」とユジノサハリンスクの、店員さん達に覚えられる程度に寄っていた店で求めたモノだ…サハリンで多用したが、サハリンから離れた場所でも随分と多用している…「着易い長袖Tシャツ」という感じだ…

これのことをロシア語で“チェルニャーシカ”と称する。本来は海軍で艦船に乗る水兵さん等が着用するモノだったが…このボーダーの色違いで、他の軍種や政府機関でも兵士達や関係者達がユニフォームの一部として着用している例も見受けられる。よく知られているのは空挺軍(※ロシアでは「空挺部隊」ということでもなく、“陸軍”とか“空軍”とか“海軍”のような「独立軍種」の位置付けで“空挺軍”が在る…)の将兵が、明るめな青のボーダーシャツを戦闘服の下に着用している事例だ。精鋭部隊たる空挺軍の兵士であることを誇示するように、襟元を敢えて広目に開けて、明るめな青のボーダーシャツが敢えて覗くようにするのが、彼らの流儀らしい…

「ロシア土産」ということでは、自身にとっては「最も身近で使用頻度が高いモノ」ということになる…

<牝牛舎>:<札幌農学校第2農場>:北海道大学総合博物館(2019.09.28)

↓これも趣深い建物だと思った…
28-09-2019 Sapporo (8)
↑これは1909年に農場が現在位置になるという時、他の建物を移転することに先駆けて新築された建物であるという…

当時、「欧米の最も新しい様式の牛舎」として導入された様式の建物だという。建物の真中から右が南側で、左が北側という位置関係である。南半分を「甲舎」、北半分を「乙舎」と呼んだようだ。「甲舎」は煉瓦の基礎で、「乙舎」は全て木造と、建築技法が少し異なるモノを連結しているということだ…

↓建物内の窓から、隣の通称<モデルバーン>の壁が一部見えた…
28-09-2019 Sapporo (9)

「1877年」と言わず、「1909年」から数えても既に110年…永い歴史を刻んでいる建物が放つ何か…面白い!