↓一寸、写真に撮ってしまった…
↑ハンチングというモノ…レザーのキャップということになる。最近入手して愛用している…
「ハンチング」とは「狩猟」を意味する「hunting」から来ている語だ。英国の上流階級で、狩猟に出るような動きが激しい場合も在るような活動に際して、頭に好くフィットする動き易い帽子ということでこの型が考え出されて定着したそうだ。この帽子は相対的に安価に製作出来るモノであることから、上流階級に留まらずに広く普及して、多くの人達が着用するようになった。現在でも普通に帽子の酒類として広く受け容れられている代物だ…
↓これはサイズの按配も好いことも手伝い、既に風雨を除ける帽子として活躍し始めている。確りしたレザーのモノなので温かくもある…
最近愉しく読了した小説の中、“ヒットマン”という役目を請け負った作中人物が、狙う相手や周辺の者が顔を覚えていた場合を警戒して変装をしようと考え、百貨店でハンチングを求めて被り、馴染んだ女の居る店にその姿で寄ると直ぐにその男であると判らず、「作戦は巧く行った」とする場面が在った。このレザーのハンチングを被ると、その小説を思い出してしまうのだが…私の場合、被ると印象が変わるという程でもないかもしれない…
↓この種の帽子…これからの時季であれば、ユジノサハリンスクやウラジオストク辺りで出くわす男性が着用しているようなイメージも在るのだが…寒さが増す中で活躍してくれそうだ…