『サハリン島』の事績を伝えるモニュメント(2019.10.24)

ユジノサハリンスクの空港に関して、新しいターミナルの建設に伴って<ユジノサハリンスク A.P.チェーホフ空港>と命名することになったと聞いていたが…既にそれを公式な呼称にしている様子で、新千歳空港からのフライトが着く際、機内放送で<ユジノサハリンスク A.P.チェーホフ空港>と言っていたのに気付いた…

劇作家として知られるチェーホフは、若い頃は寧ろ種々の小説を綴っていた。そんな彼が「30歳の新進作家」であった1890年、サハリンに足跡を残している。

↓チェーホフは遥々サハリンの地を訪れ、サハリンでの見聞を纏めた『サハリン島』という本を著した。上梓されたのは1895年である。その事績を伝えるモニュメントだ…
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非常に有名な作家で、「実際にサハリンに所縁が在る」ということで、サハリンではチェーホフは殊更に敬愛されているように見受けられる…空港の命名に関しても、幾つかの候補の中で、アッサリとチェーホフの名が採られたようだ…

モスクワ方面から、様々な交通手段でハバロフスク地方のアムール川河口に在る二コラエフスクへ至り、船で海を渡ってサハリンのアレクサンドロフスクに至ったというチェーホフの旅は、辿り着くだけで3ヶ月も要したというモノだ…モニュメントは、彼の訪れた時代の状況など、本に綴られた内容等も紹介する資料館の辺りに在る…

<Pro100Бургер>(プロスタブルゲル)の「ハンバーグ追加」!!(2019.10.24)

↓半年振り…殆ど7か月振りにユジノサハリンスクに入り…かなり「懐かしい…」という感だった「これ!!」を頂く機会が設けられた!!
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↑或いは…「恋焦がれたモノ」という感も…

↓シンプルに…<グレーチェスキー>(ギリシャ風)と称する野菜サラダと一緒に、酷く気に入っているハンバーガーを…
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↓これを頂く機会が設けられたということで、「とりあえずユジノサハリンスクまで来て善かった…」とさえ思う…
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同行した皆さんを誘ってこの店に寄ったが、皆さんにも気に入って頂くことが出来た。可能であれば是非また寄りたい…

<Уха>(ウハー)…(2019.10.23)

ユジノサハリンスクの宿に着けば…“日本時間”の午後4時台だったが…“サハリン時間”では午後6時台…何やら「夕食でも…」というような感…

↓とりあえず食事に立寄った店で…こういうスープを…
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↑<Уха>(ウハー)という代物だ…個人的には…3月下旬に頂いて以来、半年と少しの御無沙汰という感だった…

<Уха>(ウハー)という呼称は、何やら相当に古い言葉に起源が在るらしい、由来が判り悪いモノだが…要するに「魚のスープ」である。

北海道でも魚を使った汁物はポピュラーだが、そういうモノに少し通じる感である。様々な魚が使われるようだが、ポピュラーなのはサケマス類を使うモノだ。北海道では<三平汁>と呼ぶが、それに一寸通じるかもしれないが、ロシアの<Уха>(ウハー)は「とりあえず洋食…」ということで些か雰囲気が異なるが…

この日、宿の近所で「そう言えば随分長くやっている店…」と、何となく“老舗”的な感じになっている店で頂いた<Уха>(ウハー)は、食べ易い小ぶりな感じにカットされたサケまたはマスの「脂も乗った美味い部分」が具材で、「シンプルな美味さ」だった。

この<Уха>(ウハー)…かなり美味いので、もっともっと知名度が高まっても好いと思う。更に、料理の心得が在るのであれば「特殊材料??」を使うでもない一皿になる訳で、もっと普及しても差し支えないように思う。

稚内…:DHC-8の窓から…(2019.10.23)

稚内から札幌へ南下し、辿った経路の上空を辿るかのように、北上する…稚内から真直ぐ北上が叶わない…移動距離としては、「東京都内から茨城県か栃木県へ向かうために、名古屋へ向かって飛行機に乗る」というようなものだ…

↓多分、乗っていた飛行機の巡航高度であったのであろう…稚内を眼下に…
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↑画の右側が少し北寄り…ノシャップ岬が在って、地図で見慣れた稚内港の様子が判り易い…

一寸、溜息で稚内上空を通過し…ユジノサハリンスクに着いたのだった…

利尻島と礼文島:DHC-8の窓から…(2019.10.23)

新千歳空港でオーロラ航空のDHC-8に乗込んだ。空港内を随分と長く動いたような気がしたのだったが…離陸してしまうと、眼下に日本海が視えるような具合でドンドン北上した…

↓薄い雲が海上で仄かに霞んでいるが…利尻島や礼文島がハッキリ見えた…
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DHC-8は…些か機窓からの写真が撮り悪いかもしれない…「機体の一部が視界の大き目な部分を占めてしまう」という場所が多いかもしれない…後ろの方の窓側に陣取れば、何とかなる場合も在ると思うので、今般は搭乗手続時に御願いして後ろに陣取ったのだった…

↓利尻島が視易い具合に視える時間…僅かだ…
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オーロラ航空のDHC-8:新千歳空港(2019.10.23)

↓長い階段を下りて、駐機場に至って徒歩で飛行機に近付いて搭乗というようになっている…カメラを提げてその経路を歩き、何となく写真を撮ってしまった…
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↑この「国内の短距離路線」で運用されているような型の機体が、「出国審査」を経て出入りする空港の「国際」のエリアで発着しているのだ…

↓これに乗って…ユジノサハリンスクへ飛んだ…
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稚内から…札幌へ南下し、辿った経路の上空を辿るかのように、北上する…稚内から真直ぐ北上が叶わない訳だ…

“ハロウィーン”…:札幌(2019.10.22)

↓<札幌テレビ塔>の辺りで視掛けた…“ハロウィーン”のデコレーションだ…
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↓カボチャに顔を描き込んだモノが多数…一寸面白いと思った…
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中学校だったか?高校だったか?学校の英語の教科書の文章に“ハロウィーン”なるものの話題が在った。「英語圏…米国でポピュラーな、日本国内では然程知られていない祭事」という程度に受け止めた。実際…当時は10月下旬に“ハロウィーン”がどうしたこうしたというのは、全く無かったように記憶している…

が…何時の間にか?方々で大々的に“ハロウィーン”のデコレーションが登場する、何やら催事が在るというようになって定着していた…

或いは?“クリスマス”も、日本国内では古くはそうだったのかもしれない…色々な国々の祭事が何となく採り入れられる…それはそれで悪くはないのかもしれない…そう言えば…サハリンでもその“ハロウィーン”を意識したデコレーションが一部で見受けられたと記憶する…