ПАКЕТЫ(パキェーティ)=袋…(2019.10.24)

ユジノサハリンスクのサハリンスカヤ通に沿って、幾つかの緑地が整備されている。近隣を行き交う人が通り抜ける他、近所の人達が憩う場にもなっていて気持ちが好い場所なのだが…

↓緑地内でこんなモノを発見した…
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この時は、同行して辺りを歩き廻っていた方達も在って、皆さんは「ПАКЕТЫ(パキェーティ)」というロシア語を承知しているのでも何でもないが…「犬の“落とし物”の関係で注意喚起」と、何ら説明するのでもなかったにも拘らず、直ぐに察した。「本当に誰にでも解る」というようなピクトグラムが付されているからだ。

集合住宅内でも犬を飼い、その飼い犬を散歩に連れ出すというようなことはユジノサハリンスクでは多く見受けられる。そういう地元の人達に向けた注意喚起ではあるが、「外国人」でもとりあえず内容や掲示の意図が判る…何か「大切なこと」を示唆されたような気もした…

<アルピースキー・サブ>…(2019.10.25)

以前…ユジノサハリンスクに在って、頻繁に寄っていた店へ朝7時半に立寄った時だった…少し調子が良い感じで愛想も好い店員さんが「御客さん…今朝は少し遅かったですね…」とである。言い出した店員さん、更に居合わせたもう1人の店員さんによれば、私が店に姿を現す時、何気なく時計を視れば午前7時前後というのが“通例”なのだそうだ…一寸笑ってしまったのだが…

その頻繁に寄っていた店へ立寄る機会は設けていないが…居合わせた大型商業施設の“フードコート”に、その店のチェーン店が在った!!昼食時間帯だったので…思わず「あの!気に入っていたモノを…」と立寄ってしまった…

↓大型商業施設内の“フードコート”で一寸頂く食事という雰囲気…こういうのも意外に好いかもしれない…
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↓世界中に広がるチェーン店だが…ロシアの店でポピュラーであるらしい、黒パン系統のパンを選び、ソーセージが入ったモノである<アルピースキー・サブ>を頂いた…好みでハラペーニョは増量し、野菜は何となくチョイスして「形が酷く崩れてしまわないように…」という按配にする…
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↓確りと平らげて…「夕食は…要らないか?」という感じに…
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滞在中のユジノサハリンスクの名物という訳でも何でもないが…少し以前に当地に在って、随分気に入っていたモノである…「懐かしい味」ということに違いは無い…

「未だ眠る…」という感の街に佇む…(2019.10.25)

日本国内の時間帯が適用される稚内と、ロシアで定めた時間帯が適用されるユジノサハリンスクとでは「2時間」の“時差”が在る。

↓早朝5時台の様子だ…
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↑「夜の残滓…」というのでもない。ハッキリと「夜!!」という風情だ…

稚内では、現在の時季の日出時刻は午前6時頃である。ユジノサハリンスクでは午前8時頃だ。東西に大きく距離が隔たっているでもない両地域だ。日出時刻の差は「概ね“時差”と同じような感じ」である…

現在の時季、「稚内の午前5時台」は「少しずつ明るくなって行く…」という感じだが、「ユジノサハリンスクの午前5時台」は「マダマダ暗い…」のである。「日本国内の時間帯の午前3時台」と何らの差は無い…

↓御世話になっている宿の建物手前…「サハリンを南北に貫く道路の一部」という位置づけになっているのだという、ユジノサハリンスク市内でも交通量が多目な通に面した辺りが芝生の広場のようになっていて、そこに木が佇んでいる…
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なかなかに「風情が在るかもしれない眺め…」と思い、<X100F>のISOを「3200」として手持ちで撮ってみた画だ…

「活動開始」まで少々の間は在るが…「ユジノサハリンスクに在る」というだけで、普通に活動しているにも拘らず「早朝の暗い間から動き始め…」というような、少し妙な感じになってしまう…

駐輪用…?(2019.10.24)

↓御世話になっているユジノサハリンスクの宿の前で視掛けた…
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↑「車輛の進入、駐車は御遠慮願います」という意図で置かれたモノとは思ったが…“自転車”の形をしている…

↓何となく面白い「金属製のオブジェ??」と思ったのだが…これは「自転車を置く場所」という意図で置かれたモノらしい…
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視掛けて写真を撮ったのは朝早くだったが…この「オブジェ??」を“柵”の様にして、自転車を横に置いてチェーンの鍵で勝手に乗り去れないようにして置くという具合に実際に利用されていた…

積雪が無い時季に自転車を使うという感じ…古くは余り視掛けない感だったが、最近はユジノサハリンスク市内で自転車を視掛ける場面も増え、近年はこの画のモノのような「自転車を置く?」という問題意識で用意されたモノも時々視掛ける…

“ハロウィーン”…:ユジノサハリンスク(2019.10.24)

↓御世話になっているユジノサハリンスクの宿の館内で視掛けた…
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↓1階に在るカフェバーの入口に飾られていた…
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↓「“季節”を彩るモノ」というような感じで、“ハロウィーン”がユジノサハリンスクでも「市民権を得ている」というように感じた…
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日本国内でこの種の「“ハロウィーン”関係の飾り」が定着したのと、ユジノサハリンスク辺りでも視掛ける頻度が高まったのは、多分それ程「時間差」は無いような気がする…

“ハロウィーン”を意識した演出…:ユジノサハリンスク市内のホテル(2019.10.24)

↓何となく華やぐような…同時に派手過ぎない…何処となく「生け花?」という風な空間の演出が素敵だと思ったのだが…よく視るとカボチャが…
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↑御世話になっているユジノサハリンスクの宿の館内、出入口周辺のロビー辺りである…

“ハローウィーン”を意識した演出であることは明らかだが、賑々しいばかりのデコレーションという感ではない。近年に「時季の風物」として市民権を得た感の“ハロウィーン”の要素を入れながら、なかなかに洗練された感じで空間を演出しているように見える…

これを視て「生け花?」と思ったが、ユジノサハリンスク辺りでは“生け花”は存外な人気が在る。日本国内に入って講習を受けて普及活動に取組んだという方も在り、そうした方の下で学んだ同好者の皆さんによる活動も一定程度盛んである様子なのだ…

或いは、ロシアは様々な芸術文化の好い伝統も深い中、日本の“生け花”のような「植物等を飾って空間を創る」という感覚が受け容れられ、そしてそれが愛されているのかもしれない…