↓「夜の残滓」という感が色濃い…日出の時刻に少しばかり間が在るような感の中、出航へ向けて準備待機中のフェリーが停泊する中央埠頭を望む辺りへ足を運んだ…
↑中央埠頭やフェリーターミナルの灯り、フェリーの灯りが寧ろ目立ち、海面に灯が揺らいでいる…他方で日出前の朝陽の光が空の様子に干渉している感でもある…
↓少しずつ明るさが増す感ではある…雲は独特な拡がりを見せ、上空を流れている…
↓雲と光とが絡み合って、独特な「滲む」とでも表現したい感の空になる…
↑そうした「滲む」という感の空の様が海面に映り込んでいる…
↓「滲む」という感の空が明るさを増す…複雑に拡がる雲の中に光が透けるような按配だ…
↑風が多少強まり、海面を渡っている…海面が皺の寄ったような具合になって来た…
↓中央埠頭の構造物や船の灯りが然程目立たない程度に明るくなり、複雑に拡がる雲に透ける、または当たっている光が目立つようになる…
↓やや雲が多いが…何か独特な「滲む」という感の美しい暁を視ることが叶った…
こういう様子が簡単に視られる場所に住む…なかなかに好いことだ…
A.P.チェーホフ像(2019.10.24)
↓何気なく出くわして、少し嬉しかった…気に入っている銅像である。脇を通り過ぎる時に「こんにちは!」とでも声を掛けてみたくなるような佇まいだ…
↑戸外に少し長く居ると手が冷たくなるような感じではあり、多少は寒いが、酷く寒いという程でもない状況で、陽射しは寧ろ心地好い感じだった中、美術館の脇、或いは図書館の前に腰を下ろした感じのチェーホフ像を眺めた…一寸気に入っている銅像だ…
↓チェーホフは「よく知られたロシアの作家」ということになる訳だが、他方で「実際にサハリンの地を訪ねている」という人物で、1890年に彼が訪ねた頃の貴重な記録を残している。そういう意味で、サハリンでは殊更に敬愛されている感じがする…
↑概ね等身大、或いは少し大きい感じ―チェーホフはなかなかに長身で大柄だったというようにも聞くが…―という銅像だと思う。「52mm相当画角」のレンズで撮るのが程好い按配だ…
このチェーホフ像は、ユジノサハリンスクの都心部、少し賑やかなレーニン通に面して「旅の途上」という風情で街や行き交う人達を静かに見詰め続けている…チェーホフ自身が訪ねた頃、この像が在った辺りは、多分「ウラジミロフカ村へ通じる細い道」というような様相であったと想像するが…約130年を経て、賑やかに車輌が行き交う様に、彼は何を思うのだろう…
↑戸外に少し長く居ると手が冷たくなるような感じではあり、多少は寒いが、酷く寒いという程でもない状況で、陽射しは寧ろ心地好い感じだった中、美術館の脇、或いは図書館の前に腰を下ろした感じのチェーホフ像を眺めた…一寸気に入っている銅像だ…
↓チェーホフは「よく知られたロシアの作家」ということになる訳だが、他方で「実際にサハリンの地を訪ねている」という人物で、1890年に彼が訪ねた頃の貴重な記録を残している。そういう意味で、サハリンでは殊更に敬愛されている感じがする…
↑概ね等身大、或いは少し大きい感じ―チェーホフはなかなかに長身で大柄だったというようにも聞くが…―という銅像だと思う。「52mm相当画角」のレンズで撮るのが程好い按配だ…
このチェーホフ像は、ユジノサハリンスクの都心部、少し賑やかなレーニン通に面して「旅の途上」という風情で街や行き交う人達を静かに見詰め続けている…チェーホフ自身が訪ねた頃、この像が在った辺りは、多分「ウラジミロフカ村へ通じる細い道」というような様相であったと想像するが…約130年を経て、賑やかに車輌が行き交う様に、彼は何を思うのだろう…
“clubhouse sandwich”または“club sandwich”:ユジノサハリンスク(2019.10.28)
ユジノサハリンスクの空港へ移動する前…集合場所のホテルで、少し時間が在った…
乗せて頂く車が現れるまでの間に、軽食でも摂って、何かを飲もうということになった…現地では「少し早めなランチタイム」とでも言うような12時頃だった…(ユジノサハリンスクでランチタイムと言えば、午後1時からの1時間程度がポピュラーだ…)
↓頂いてみたのはこれ…
↑クラブサンドイッチという代物だ…なかなかに美味かった!!付け合わせのポテトフライもボリュームが在った…ユジノサハリンスクでは、フライポテトが出て来ると、ケチャップが添えられることが多い…
クラブサンドイッチは、英語で“clubhouse sandwich”または“club sandwich”と綴るそうで、その起こりにも諸説在るらしいが、結局「3枚のパンに豊富な具材を挟み込むサンドイッチ」ということである。米国でポピュラーな流儀のモノらしい…
ユジノサハリンスクに、確りと米国の流儀によるモノが定着している感だ…
ところで…このクラブサンドイッチはなかなかにボリュームが在ったので、空港へ移動して札幌に飛んで、バスに揺られて夜遅くの稚内に着くまでの間、飲物だけで過ごすことが可能な程だった…
乗せて頂く車が現れるまでの間に、軽食でも摂って、何かを飲もうということになった…現地では「少し早めなランチタイム」とでも言うような12時頃だった…(ユジノサハリンスクでランチタイムと言えば、午後1時からの1時間程度がポピュラーだ…)
↓頂いてみたのはこれ…
↑クラブサンドイッチという代物だ…なかなかに美味かった!!付け合わせのポテトフライもボリュームが在った…ユジノサハリンスクでは、フライポテトが出て来ると、ケチャップが添えられることが多い…
クラブサンドイッチは、英語で“clubhouse sandwich”または“club sandwich”と綴るそうで、その起こりにも諸説在るらしいが、結局「3枚のパンに豊富な具材を挟み込むサンドイッチ」ということである。米国でポピュラーな流儀のモノらしい…
ユジノサハリンスクに、確りと米国の流儀によるモノが定着している感だ…
ところで…このクラブサンドイッチはなかなかにボリュームが在ったので、空港へ移動して札幌に飛んで、バスに揺られて夜遅くの稚内に着くまでの間、飲物だけで過ごすことが可能な程だった…