<マイルドセブンの木>…(2019.11.09)

美瑛では<マイルドセブンの丘>という場所が知られていた…「知られていた」と“過去形”にしてしまったが、少し前に木々を伐採してしまったので、現在では名所的な扱いを止めてしまっているというのだ…

「貸切タクシーでのドライブ」の道中、運転手氏との話しで<マイルドセブンの丘>に話題が及び、何度か立寄っているが「少し前に木々を伐採」という話しになった。が…実は<マイルドセブンの木>というモノは健在であるということになって…戻る予定の美瑛駅へ向かう道すがらなので寄ってみた…

↓こういう代物だ…
09-11-2019 at Biei vol02 (11)
↑カラマツが一群のように集まっている…

↓暫し見入ってしまった…
09-11-2019 at Biei vol01 (20)

実は「丘」は知っていたが…「木」は余り知らなかったのだ…

↓雲がやや多くなっている空と、地上の積雪とが相俟って、何やら「カラマツの一群が浮かんでいる」というようにも見えた…
09-11-2019 at Biei vol02 (13)

「貸切タクシーでのドライブ」で、記憶に残る場所も未知の場所も併せて巡ることとなった…非常に善かった…

<サロベツ>=“ノースレインボー”編成:旭川駅…(2019.11.11)

旭川駅から稚内駅へ北上…夜の<サロベツ>に乗車することにしていた。少し早く旭川に着いて寛ぎ、そして駅へ向かった。

旭川駅に入って列車に乗ろうとすれば、既にホームで車輛が待機中であることから案内放送が流れていた。「自由席は4号車、5号車です」と言っていた。“5号車”に「?」である。通常、キハ261系ディーゼルカーによる列車は4輛編成で、増結時は6輛となる。“5号車”というのがよく判らない…

↓<サロベツ>と案内が在るホームに停車中であった車輛…キハ261系ディーゼルカーではない…
11-11-2019 Asahikawa vol01 (5)
↑最近、稚内で視掛ける頻度が高まった“ノースレインボー”編成だ…

↓この“ノースレインボー”編成…5輛編成だった…
11-11-2019 Asahikawa vol02 (17)
↑キハ261系ディーゼルカーによる4輛編成の列車のように1号車、2号車、3号車を指定席としている。そして4号車と5号車が自由席となっていた…

↓右側に停車中の<カムイ>…789系電車は5輛編成で運用されている仕様のモノで、長さが“ノースレインボー”編成と殆ど同じなので、何となく先頭車が揃って並んだ感じだ…
11-11-2019 Asahikawa vol02 (19)

↓やがて「接続指定」の札幌からの<ライラック>が到着し、北上を続ける乗客は<サロベツ>へ乗換える段取りだ…
11-11-2019 Asahikawa vol02 (25)

↓発車が近付いている…
11-11-2019 Asahikawa vol02 (28)

“ノースレインボー”編成はキハ183系ディーゼルカーを改造したモノで、内装は「高床」になっていて、車輛内に入ると階段を上がって座席に至るようになっている。非常に大きな窓の眺望が好いということになっているが…夜、灯りが余り視えないような区間では、その恩恵は殆ど無い…

時には「何時もと違う車輛?」というのも悪くはない…

到着・出発…:2本の<ライラック>…:旭川駅(2019.11.11)

稚内へ向かう列車に乗るまでに少し時間は発生するが、やや早めに旭川に出てしまおうと、札幌駅で<ライラック>に乗車した…

↓右側の3番ホームに停車している列車に乗車して旭川駅に着いた…左側の4番ホームに停車している列車は、札幌へ向けて出発する態勢になっている…
11-11-2019 Asahikawa vol02 (8)
↑何れも<ライラック>の仕様となっている6輛編成の789系電車だ。同型の車輛による列車がこういう具合に並ぶ様は美しい…

↓左側の4番ホームの列車が出発した…
11-11-2019 Asahikawa vol02 (12)

↓4番ホームが空くと、5番ホームや6番ホームの様子が少し視えるようになった…
11-11-2019 Asahikawa vol02 (13)

駅に到着して、一息入れながら列車が発着する様子を眺める…何となく好きな過ごし方だ…

日付が改まった後…:<サロベツ>=“ノースレインボー”編成 到着:稚内駅…(2019.11.12)

日中に札幌で所用を足し、夕方までに旭川に出て、夜の列車に乗って稚内へ引揚げる…このところ何度かやっていることだ…

旭川駅で列車に乗ろうとすれば、既にホームで車輛が待機中であることから案内放送が流れていた。「自由席は4号車、5号車です」と言っていた。

“5号車”に「?」である。通常、キハ261系ディーゼルカーによる列車は4輛編成で、増結時は6輛となる。“5号車”というのがよく判らない…

↓そう思いながら乗車したのはこの“ノースレインボー”編成だった。キハ261系ディーゼルカーによる4輛編成での運行と同様に1号車、2号車、3号車を指定席とし、残る4号車と“5号車”とを自由席にした訳だ…
12-11-2019 arrival at Wakkanai in midnight.. (1)
↑稚内駅に到着し、改札口を出た後に「とりあえず無事に着いた…」と振り返って眺めた…

“ノースレインボー”編成というのはキハ183系ディーゼルカーを改造したモノで1992(平成4)年から運用しているのだそうだ。臨時列車に用いられる他、この時の<サロベツ>のように「代用」という用いられ方もする。最近、稚内では視掛ける頻度が少し高まっている感だ…

出発した時に見受けられた雪は消えた…
12-11-2019 arrival at Wakkanai in midnight.. (2)
↑実に静かだ…

途中、単線区間では時々在るが、行き違いになる列車の待ち合わせに時間を要し、列車の到着は少し遅れた。稚内駅には日付が変わる少し前の到着が定刻だが、既に日付が改まった後に到着した…

今般…車内ではやや長く熟睡してしまい、行き違いになる列車の待ち合わせに時間を要したというような“出来事”は殆ど記憶していない…

とりあえず無事に着いたという次第…

愛称不詳の故、一部に<姑の木>とも呼ばれるらしい木…(2019.11.09)

↓一寸目立つ木が丘陵の畑の中に…
09-11-2019 at Biei vol02 (8)

<親子の木>と「付かず離れず」というような位置で、少し孤立しているかのように見える…

ここにも「貸切タクシーでのドライブ」の道中に立寄り、<親子の木>と同時に眺めた…

↓この画の右側、画からはみ出す辺りに<親子の木>が在る…
09-11-2019 at Biei vol01 (17)

タクシーの運転手氏によれば…特段に定まった愛称が在るのでもないのだが…一部に「夫婦と多少距離感が在る姑?」と冗談のタネにされているらしく、一部に<姑の木>とも呼ばれるらしい…

呼称はどうでも構わないが…非常に存在感が強い感じだ…

<親子の木>…(2019.11.09)

↓丘陵の畑が雪に覆われてしまっていて、その向こうに木々が視える…
09-11-2019 at Biei vol02 (9)
↑2本の大き目な木の間に少し小さ目な木が在るので「両親と子」に見立てて<親子の木>という愛称が冠せられている…

↓明るい感じな空に大き目な雲が漂い、半ば緞帳のようになってはいるが、それが小さな綻びを見せているように光が一部に透けている…何となく面白い様子だ…
09-11-2019 at Biei vol01 (19)

この<親子の木>は<セブンスターの木>から少し廻り込んだ辺りで、「貸切タクシーでのドライブ」の道中に立寄った…

ここにも7月に立ち寄っているが、作物が植えられて緑の畑であった夏季と、雪が被り始めている様子とでは趣が大きく異なる…

看板?!?(2019.11.09)

↓散策をして、宿へ引揚げようという段になって、街中で視掛けた…
09-11-2019 Asahikawa in morning (28)
↑「駐輪禁止」を伝える旨の看板と見受けられるのだが…何の看板なのか、よく判らない状態になっている…

設置されている看板等に雪が付着…「ベタベタした雪」という状況下での現象だ。一寸面白い…

※因みに11月11日、この画の翌々日に旭川を通り過ぎた際に様子を一寸だけ視た限り、既に雪は融けた…「降って…融けて…」が繰り返されて、何時の間にか「ずうっと雪が…」となって春まで…そんな時季だ…

<セブンスターの木>…(2019.11.09)

美瑛の丘陵に点在する木…古くは土地の境界の目印という意味合いで植えていたり、夏季に農地で作業中に休憩を取る木陰を確保しようとして植えたりと色々な事情で登場したモノらしいが…「画になる風景」ということになって行った中、テレビコマーシャルや商品パッケージや広告ポスターに写真が使われるようになって行き、それに関連した愛称が冠せられて定着する場所も現れた。そしてそういう「愛称が冠せられた場所」の一部は、周辺に駐車場が整備されるというようなことも行われている…

何度か美瑛を訪ね、そういう場所にも一部親しんでいる…記憶に残る場所も幾つか在るのだが…参加しようとしている<美遊バス>(view bus)の集合時間から数時間も早く美瑛駅に到着し、観光案内所のコインロッカーに嵩張るモノを預けて身軽になった中、非常に天候も好かったので、そうした「記憶に残る場所」へ立寄ってみようと考えた…

↓やって来たのは、煙草の広告に因む命名という<セブンスターの木>である…
09-11-2019 at Biei vol01 (10)

ここは美瑛駅から歩くとやや遠い…が…美瑛駅前に待機中のタクシーの運転手氏に訪ねると「1時間からの“貸切”」という営業が在って、定額で時間一杯走り回って、写真でも撮る間は待っていてくれるというサービス内容なのだという。こういう“観光タクシー”も、身軽な旅では悪くない…道路状況がどうであろうと「地元の慣れているプロ」が車を動かし、何かの場所や道順にも通暁しているドライバーということにもなる…如何にも「地元のおっちゃん」という感で話し好きな感じがした運転手氏がハンドルを握る車で、1時間程のドライブを愉しんだ…そんな中で立寄った最初の地点が<セブンスターの木>だ…

↓道路面の積雪が、少し高くなった太陽の光を受けて融けてしまい、路面が水面のようになり、<セブンスターの木>が足元にも映り込む感じになっていた…
09-11-2019 at Biei vol01 (8)

↓明るい空と積雪とが輝く中、この木は凄く大きな存在感を示す…
09-11-2019 at Biei vol02 (2)
↑大き目な木とは言い得るが、巨木という程でもないのだが…

↓久し振りにこの<セブンスターの木>に出会った…
09-11-2019 at Biei vol01 (15)

7月にも立ち寄ったが、夏と冬とでは趣がかなり異なる…

白髭の滝…美瑛川…(2019.11.09)

1人でも手軽に参加可能な、<美遊バス>(view bus)と名付けられた<美瑛町観光協会>のツアーに参加…

バスが温泉郷のホテル駐車場辺りに停車し、「あの橋の右側が“白髭の滝”で、左側が“美瑛川”の青い流れ」と聞き、そちらへ歩んでみた…

↓落差が30m位で、約40mの幅に細い滝が複数…なるほど「白い髭」のように見える滝だが…雪で白くなっている部分が拡がり、水の色が際立つ感じだ…
09-11-2019 at Biei vol02 (59)

↓辺りの温泉の中に含まれる成分中、アルミニウム分が混じっていて、何やらそれの故に青系の発色が見受けられるらしい…かの<青い池>も同じ仕組みらしいが…
09-11-2019 at Biei vol02 (57)
↑滝を暫し眺め入ってしまった…

↓そして美瑛川…「白と蒼と」という感じだ…
09-11-2019 at Biei vol02 (53)

「敢えてモノクロ」という中、“蒼”は画の中にハッキリ“蒼”というようには出ないのだが…“白”との対比が際立つ感じだ。<X100F>、更に<X-Pro2>を手にして、写真を撮る場面では、高い確率でカラーとモノクロを切り替えながら撮っている…

今般は、思い付いて美瑛に出掛けて好かった…天候条件等が、色々な意味合いで絶好であったのだ!!

暗い早朝の街路樹…:札幌(2019.11.11)

所用のために至った札幌…“居候所”―巷では“実家”とも呼ぶ…―に泊めて頂き、移動でやや草臥れて早寝して早起きした…

↓玄関前で辺りの通を何気なく視た…
11-11-2019 early morning at Sapporo (1)
↑かなりの割合の葉が落ちてしまった街路樹…或いは「未だ葉が残っている」という点を強調すべきか?吹き抜けている風に枝と葉が揺らいでいる…

190万人を超える人口を擁する札幌市は1,121平方キロメートルに及ぶ面積に10の区が在る。“区”を擁する全国各地の政令指定都市の中、静岡市や浜松市は札幌市より広いが、全国の市という791の中で札幌市は16番目に広いそうだ…

この「広い」札幌では、「雪が降った」と報じられている同じ時に「そうか?ここは降っていない…」というのも珍しくはない。滞在した辺りがその「降った?ここは降っていない…」に該当したそうだ。今季、未だ辺りが雪で白くなるという状態は発生していないという…

↓何か「晩秋と初冬との境界」という感じだ…
11-11-2019 early morning at Sapporo (2)

方々で雪が降った昨今…今朝の気象情報では、また気温が少し上昇し、更に数日でまた気温が下降するらしい…季節は移ろう…

<X-Pro2>+<XF35㎜F2>…(2019.11.09)

↓美瑛の宿を発つ前に、何となく撮った…
10-11-2019 my 'X-Pro2' (2)
↑素晴らしい性能の頼もしいカメラだが、こうして視ると画になる…

所用で出掛ける時期が11月となっていて、不意に「或いは?」と思った。「雪の降り始め」という時季に相当するかもしれない。そうなれば…「紅葉が多少残る中に雪が被って…」という状況も在る。そんな中で美瑛を思い出した。そして観光協会のツアーに参加することにして、美瑛駅近くの宿も空いていたので一寸滞在してみることにした訳だ。

↓この画は<X100F>で撮っている…<X-Pro2>と計2台を持参したことになる…
10-11-2019 my 'X-Pro2' (3)

<X-Pro2>に関しては、<XF35㎜F2>を装着―画の状態―で持ち出し、「少し広めな画」と思えば<X100F>を、その他はこの<X-Pro2>というように使った。一部、交換レンズの<XF10-24㎜F4>も使ったが、今回は「白髭の滝」等の一部に留まった…

結局「持っていて嬉しくなる」という風情の道具は好い…

これからもこの<X-Pro2>は、私と共に色々な場所へ出掛けることになるのであろう…

美瑛駅…(2019.11.09)

↓旭川駅から列車で美瑛駅に着き、駅前で駅舎を眺めた…
09-11-2019 at Biei vol01 (4)
↑凄く趣が在る、石造の駅舎だ。「在りそうで少ない」という例になるのかもしれない…美瑛駅そのものは120年も前に、初めて鉄道が開通した頃に開設されたモノであるそうだ。

↓建物の横の感じもなかなか好い…
09-11-2019 at Biei vol01 (3)

自身は美瑛に縁深い訳でも何でもない…「気軽に立寄ることが叶う景勝地」ということで何度も訪ねているに過ぎないのだが…それでもこの美瑛駅の佇まいは「言い知れぬ懐かしさ」というモノを醸し出すと思う。或いは「小さな街の駅」というモノは「斯く在りたい…」という感さえ禁じ得ない…

クルーゼンシュテルンの胸像(2019.10.24)

↓この胸像をこうして眺めるのも、少し久し振りだった…
24-10-2019 (29)

↓サハリンスカヤ通に沿って、幾つも緑地が整備されている。その一つに、このクルーゼンシュテルンの胸像が据えられている…
24-10-2019 (28)

クルーゼンシュテルンは、1803年から1806年の期間で、ロシアとしては初めて記録に残る世界周航を達成している。そして、その際に通過した日本海に関して"MER DU JAPON" と記録し、諸国に“日本海”の名を紹介した人物と考えられる…

彼はロシアが日本へ派遣した使節であったレザノフが乗っていた船の指揮を執っていた。レザノフは、長崎での幕府との交渉が巧く行かなかった後、カムチャッカへ向かっているようだが…その途中に日本海を北上して稚内辺りを通り過ぎているようだ…

そういう意味で、もう少し日本国内での知名度が向上しても善いのかもしれない。そう思いながら、こうしてユジノサハリンスクに在るクルーゼンシュテルンの像を御紹介している…

紅葉と雪と…:旭川・常盤公園(2019.11.09)

「多少勝手知った(つもりになっている)他所」という感の旭川で、早朝から散策に出てみた…

「一条通と昭和通との交差点」という辺りの宿に陣取っていたが…昭和通を北寄りな方角へ…旭橋を眺めて辺りをふらふらとしながら宿へ引揚げた…

↓常盤公園を通り掛って眼に留めた…
09-11-2019 Asahikawa in morning (23)
↑葉が落ちてしまう少し前に雪が降り、「紅葉に雪」という状況になっている…

↓なかなかに好い感じだ…
09-11-2019 Asahikawa in morning (26)
↑「積雪極初期」という様相で、「視られそうで視られない」という状況かも知れない…

敢えて色を排したモノクロでも撮っている画だが…「残っている葉を雪が覆う」というような状態の形状が面白い…

今般、所用のために出掛けることになって、思い付いて道草しているのだが…存外に「好運な旅」という様相になっているかもしれない…

旭橋…:早朝…(2019.11.09)

「気持ちが昂っている」という程でもないとは思っていたが…雪の旭川に着いてから、大浴場が自慢である都心の宿で寛いでいて、何やら眠りが浅めだったかもしれない…

そういう場面では「多少勝手知った(つもりになっている)他所」ということでもあるので、辺りを散策するというのが好い…

↓道中のコンビニで求めた珈琲を啜りながら歩き…旭橋に至った…
09-11-2019 Asahikawa in morning (4)
↑またやってしまった…「よいこはまねをしないでね!」である。未だ日出前の静かな時間帯ならではのことだ…路面に積雪が生じ始めた…

↓構造物に雪が付着して、独特な外観になっている…
09-11-2019 Asahikawa in morning (6)
↑厳冬期のサラサラした雪とは趣が異なる…

↓河原の辺りも少し歩いたが…ジョギングに勤しんでいる方と出くわした…
09-11-2019 Asahikawa in morning (17)

静かな朝…1932年竣工という「川に横たわる巨艦」のような橋を眺める…好い感じだ…辺りを離れようとした頃、周辺の灯りが順次消え始めた。雲が多目で光が溢れる感でもなかったが…

街路樹と雪と…:旭川(2019.11.08)

とりあえず旭川都心に宿を確保している…旭川駅を出て、街の中、宿の方角へ進んだ。

↓降雪と、少し積もった雪で歩き悪い最中だが…思わず足を停めた…
08-11-2019 at Asahikawa (17)

口を突いたのは「麗しきかな…」という表現…クリスマスツリーは一寸驚いたが、これは降雪を顧みずに見入ってしまった…

↓厳冬期のサラサラした雪とは質が異なる、湿って粒が大きな“積雪初期”の雪であるが故に、このような状況になるのであろう…
08-11-2019 at Asahikawa (16)

こういうのは意外に好いものだ…

<青い池>:美瑛・白金(2019.11.09)

「所用のために出掛けることになって、思い付いて道草」という状況が生じて…最初に思い付いて寄ることにしてみたのは美瑛だった…

<美遊バス>(view bus)と名付けられた<美瑛町観光協会>のツアーは好い!誰でも、1人からでも手軽に参加可能で、何時の間にかウェブ決済まで出来る…

旭川駅・美瑛駅の列車は、概ね1時間に1本の運行で使い易いが、駅から先は一寸大変だが、こういうツアーを利用すれば好い。

御蔭で単独ではやや訪ね悪い<青い池>を訪ねられた…

↓「或いは?」と思っていたが、「完全に凍って、凍った上に積雪」という厳冬期とは違う「雪の時季の初め」という様子が視られた!
09-11-2019 at Biei vol01 (26)

<青い池>は…森の一部に水が流れ込んで池が形成され、水没部分の樹木が枯れ、水上にオブジェのように枯木が視える背景に森が見えていて、水が中の成分の関係で「綺麗な青」に見えるという不思議な場所だ…今や「大人気の観光名所」であり、国内外の来訪者が溢れている…

↓何か「青いリキュールを使ったフローズンカクテル」というような様相に出くわした…
09-11-2019 at Biei vol02 (24)
↑「色」が鍵になるというような見所で、敢えて「色を排する」ということをして「形状」に着目したい…

↓辺りの「紅葉シーズン」の「掉尾を飾る」と言われる“カラマツ”の「黄金色」のようなモノが背後に覗き、数日間で断続した雪と低温の影響で、何やら独特な景観が形成されている…
09-11-2019 at Biei vol02 (40)

↓「まずまずの天候」にも恵まれたと思う…
09-11-2019 at Biei vol02 (36)

「好運な旅」という様相になっているかもしれない…

クリスマスツリー…:旭川(2019.11.08)

↓いきなり、こういうモノが眼前に現れた…
08-11-2019 at Asahikawa (15)
↑少しばかり驚いて、仰け反って転倒してしまうかと思った…(足下が悪い状態には「殊更に留意!!!」と近年は思っている…)

11月に入って、旭川駅直結の商業施設の宮下通側入口にこんなモノが早々と現れた…個人的には、「今季初!!」でこの種のモノを視た…

<宗谷>…:旭川駅…(2019.11.08)

稚内駅から259.4㎞を南下した列車は、多少遅れて旭川駅に到着したが…乗り換えの列車が在るでもなく、何か急ぐ用事が在るでもない…「多少勝手知った(つもりになっている…)他所」という趣の旭川で、「自慢の大浴場」が利用可能な都心の宿に入って寛ぐばかりなのだ…

↓列車の後尾に寄った2号車の後ろ側に指定席が割り当てられていたので、下車後は列車の後尾へ廻り、身体を伸ばしながらゆったりと札幌へ向かう<宗谷>を見送ることにした…
08-11-2019 at Asahikawa (1)
↑駆け抜けて来た軌道には雪も積もっていた筈だが…「積雪初期」のベタベタした雪なので、後尾側に粉雪が跳ね上がって付着するような状況は見受けられない…

↓札幌までと見受けられるが、旭川以遠へ進む乗客が多いらしく、乗降は直ぐに終わってしまう…
08-11-2019 at Asahikawa (3)

↓程無く列車はまたエンジン音を高めて動き始めた…
08-11-2019 at Asahikawa (6)

↓残りの行程を目指して<宗谷>は遠ざかって行く…
08-11-2019 at Asahikawa (9)

「ここまで連れて来てくれて、ありがとう!」という感で見送った。この型の車輛―キハ261系ディーゼルカー―の初登場は稚内・札幌間の列車であった訳で…稚内の住民としては「愛すべき存在」なのだと思っている…

雪の「のりば」から…:稚内駅(2019.11.08)

↓改札が始まって、直ぐに「のりば」に出た…「ホーム」とも言う訳だが、稚内駅では「のりば」という案内表示になっている。そして、列車に乗降する場所はこの1箇所だ…
08-11-2019 at Wakkanai (14)
↑屋根が無い部分に雪が目立つような感じになっている…

↓乗客が順次乗り込み、発車時刻が近付く…
08-11-2019 at Wakkanai (18)

↓旭川を目指すのだが…25.49kmを走破することになる…
08-11-2019 at Wakkanai (20)

↓愛用のバッグ、上着、キャップを棚の上に…座席で寛ぎ、いよいよ出発である…
08-11-2019 at Wakkanai (21)

やがて、既に「夜の暗さ」という中、列車は南下を始めた…

<サロベツ>到着…折り返し<宗谷>に…:稚内駅(2019.11.08)

旭川駅を昼に発った列車が稚内駅に到着し、折り返しで札幌駅へ向かって南下をする…この列車を待った…

↓到着予定時刻が間近になると、列車の灯りが視える…強力な前照灯を点している…
08-11-2019 at Wakkanai (3)
↑何か「光の塊が漸進」というようにも見える。稚内駅到着直前の辺りで、列車は減速徐行する…<宗谷>に乗務する乗務員がホームへ歩み出た様子も視える…

↓キハ261系ディーゼルカーの運転台を備えている辺りの形状が少し判るような感じになって来た…
08-11-2019 at Wakkanai (5)

↓定位置で静かに停車した…
08-11-2019 at Wakkanai (7)

↓前照灯は直ぐに消える…折り返し運転ではこちらが列車の後尾となる…
08-11-2019 at Wakkanai (8)

↓辺りに雪が積もり始めた中で、車内清掃等が行われ、列車はまた長い道程を往くことになる…
08-11-2019 at Wakkanai (9)
9月30日の夜遅くに概ね同じ位置で撮った画と比べて頂くと「積雪が始まって趣が少し変わった」という様子が判り易いかもしれない…

既に「夜の暗さ」という中、列車は乗客を乗せて南下を始める訳である…

稚内駅のエンドレール…:夕刻…(2019.11.08)

夕刻の特急列車で南下しようと、稚内駅に足を運んだ…

↓或いは「酷く“らしい”」という感の稚内駅の風情かもしれない…
08-11-2019 evening (7)
↑冷えた空気の中に静かに佇み、硝子張りな部分から灯りが漏れる…という感じだ…辺りに薄く積もり始めた雪の上に、行き交った人達の足跡も少ない…

早朝の状況と比べると「雪が断続した一日」という状況を察して頂き易いかもしれない…
08-11-2019 evening (8)

11月前半で確り「らしい」感じに寒くなって、雪である…本当に「こういう季節」が始まった…

稚内港北防波堤ドーム:雪交じりな夕刻…(2019.11.08)

稚内駅へ足を運んで列車に乗る前…少しだけ回り道を…

↓一日を通じて降雪が断続していたので、「積雪初期」という風情になっている…
08-11-2019 evening (5)

雪が積もり始める以前、前日早朝の様子と比べると「変化」が判る…

振り返れば、夏や初秋は少し暑いような感であったのだが…11月前半で確り「らしい」感じに寒くなって、雪である…本当に「こういう季節」が始まった…

旭川到着…雪…(2019.11.08)

夕方に稚内駅を出る列車で南下…途中の車中では、時間の相当なパーセンテージを居眠りに費やしてしまっていた。この時季、発車を待つ段階で既に暗く、旭川駅の少し北、車輛基地になっている辺りを過ぎて漸く「街の…灯り…」という雰囲気が暗い車窓の、映り込む自身の姿を含む車内の様子の向こうに見え隠れするようになるのだが、稚内駅から直ぐの南稚内駅の少し先からは「駅以外は真っ暗に見える場所が殆ど??」という様相なのだ…居眠りしていて「何時の間にか美深?あれ?発車した?名寄が近い?」という位になれば、何やら「非常に速い??」という気分になるというものだ…

稚内駅から札幌駅へ向かう<宗谷>は、士別駅で北上する<サロベツ>と行違う。「単線区間」であるが故、<サロベツ>が少し遅れると、士別駅で待機停車が発生するので<宗谷>も少々遅れる。今般もその状況が発生していたが…数分の延着で、然程気にもならない…

↓駅から街への出口に佇んだ…
08-11-2019 at Asahikawa (10)
↑「雪…だ…」と口を突いた…

稚内駅周辺も雪が断続する状況が続いていた。早朝には未だ積雪は然程でもなかったが、夕刻には「少し白く覆われて…」という按配だった。そして、暗い車窓を何気なく視ていた範囲で言えば、「雪が降っている?」という感じの場所が多かったかもしれない…

↓「雪…」と思いながらぼんやりしてしまったが、脇から傘を手にした人が現れて、スタスタと街の側へ進んで行った…
08-11-2019 at Asahikawa (11)

↓自身でも少し進み、駅の側を振り返った…
08-11-2019 at Asahikawa (12)
↑「降雪に霞む」とも「雪の中に浮かび上がるかのように」とも言い得る感じがした…

↓厳冬期のような低温には未だ至っていないので、やや粒が大き目で湿った雪が降り頻っていた…
08-11-2019 at Asahikawa (14)

いよいよ「こういう季節…」というような按配だ…

エンドレール…:稚内駅(2019.11.08)

↓稚内駅で記念撮影をしようという人達に人気のポイント…
08-11-2019 morning (28)
↑現在の駅の建物になる以前にエンドレールが据えられていたとされる場所だ…

↓未だ人出がかなり少ない午前6時頃…薄く積雪も見受けられるようになり、酷く寒そうな感じだ…実際、寒かったが…
08-11-2019 morning (27)

「何時もこの駅から列車に乗って出掛ける」という意味で、私にとっては「始発!!」なのだが…こういうエンドレールが在るので、何となく「終着」というイメージが巷では強いのかもしれない…

<HOKKAIDO>…(2019.11.08)

↓近所のマンホールに眼を留めた…凹部に雪が詰まっている…
08-11-2019 morning (29)
↑或いは酷く「冬らしい…」と思った眺めだ…

これは北海道庁が管理する「道道」に在るモノ…北海道庁の有名な旧庁舎をデザインしたマークが採用されている…

こういうモノに気付く程度に、足下を確り確認して、慎重に歩きたいような…そんな時季に入ってしまった…

「ふれてください」…(2019.11.08)

暗く静かな、そして冷たい早朝…それでも稚内駅の裏辺りの道路は存外に車輛が通り抜けている…

↓横断歩道で「多少横断し悪い?」と何となく思えば、“押しボタン”が在った…
08-11-2019 morning (26)

辺りには「凍っている路面」も僅かに見受けられた…歩き廻る際には「要注意!!」という時季がおとずれてしまった…

積雪期突入へ…(2019.11.08)

前日は、雨が夜更けを待たずに日中から雪に変わり、それが夜まで断続した感であった…

↓既にベンチは座面等が雪に埋まって傷んでしまわないように多いが施されている…暫くは「妙な感じ?」だったが、辺りが「積雪シーズン極初期」という様相を呈し始めると、違和感が薄まる…
08-11-2019 morning (24)

↓少しだけ積もる雪は、既に「粉雪」だ…少し強い風が吹くと、その場で風に舞うか、地面を這うように「吹き流れる」という状況が見受けられた…
08-11-2019 morning (25)

暗く静かな、そして冷たい早朝である…

公衆電話ボックス(2019.11.08)

「気象台が観測」ということに留まらず、「降っている…積もっている…」が「判り易い」ようになった雪である…

前日は、雨が夜更けを待たずに日中から雪に変わり、それが夜まで断続した感であった…

↓辺りに薄く雪が積もり始めている…気温は0℃を挟むような具合だと思う…公衆電話ボックスの灯りが酷く目立った…
08-11-2019 morning (5)
↑久し振りに写真に収めてみた近所の代物である…

こんな公衆電話ボックス…扉を閉めて中に入ると風は当たり悪いと思うが、別段に中が温かいのでもない…が、「回線の向こうの誰かとの繋がり」を想起させ、暗い中で酷く目立つこともあって、何か「温かそう…」に見えなくもない…一寸面白い…