キハ150ディーゼルカー…:美瑛駅(2019.11.09)

↓旭川駅を出た列車は美瑛駅に到着した…
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↑所謂「ワンマン運行」で、駅で停車する場合は運転士脇、進行方向側の扉だけを開閉して乗降が行われるのが普通だ。が、日中の美瑛駅は駅員さんが居るので、後方の扉も開いて、下車した乗客は駅員さんが居る改札口を利用する…

旭川から美瑛に到着する列車は、駅舎寄りの1番ホームに停車する。そして敢えて後方扉から下車し、何となく列車を見送る…そういうことをするのが気に入っている。今般もやってしまった…

この「富良野線」でも、混み合う時間帯に2輌以上連結した列車は見受けられるのだが…この辺りの雰囲気には、この画のような「キハ150ディーゼルカーの1輌運行」というような様子が酷く似合う気がする…

キハ150ディーゼルカー…:旭川駅(2019.11.09)

↓旭川駅の1番ホームだ…
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↑1番ホームと2番ホームは、専ら「富良野線」の列車が発着していて、車輌が停車している時はこういうような感じだ…

美瑛へ向かおうと旭川に至り、「ゆっくりと向かえば…」と640円の切符を求めてホームに出た。旭川・美瑛間の列車は、美瑛の先になる富良野とを往来する列車も含めて「概ね1時間に1本」というような具合で運行されている。(一部にやや間隔が開く例も在るが…)自身の感覚としては「まずまずの使い易さ」という感で、美瑛へ向かうような場合はこの「富良野線」の列車を使う例が多い。(美瑛から旭川に向かう場面でバスに乗車してみたことも在った…これは「列車の間隔?」という場面で、偶々「一寸だけ待つとバスが…」というタイミングだったからだ…)

↓利用することにした列車は、旭川から「富良野線」を南下し、美瑛を経て富良野に向かう列車だった…
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↓列車はやや長く待機していた。乗客が未だ少ない間隙に車内の様子を写真に収めた…
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↑運転台の周辺にロングシートが在り、2列のクロスシート、1列のクロスシートが組み合わさっている。通勤通学の混み合う時間帯に多めな乗客が入り易い造りだ…

この車輌、キハ150は1993年から1995年に製造されている。旭川に在る車輌は、「富良野線」を意識して「富良野のラベンダー」をイメージしたライトパープルの太いラインが車体に入っている。他の線区で動いているキハ150ディーゼルカーと少し外見が異なる…

↓「発車まで…やや間が在る…」と思いながら、1番ホームに停車中の列車に嵩張るモノを置いてホーム上で寛いでいれば、2番ホームに同型車輌の列車が到着し、3番ホームにはキハ40ディーゼルカーの列車が姿を見せた…
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↓旭川駅には様々な車輌による色々な列車が発着しているが…このキハ150ディーゼルカーによる「富良野線」の列車は、凄く「旭川駅らしい」というような気がする…
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キハ150ディーゼルカーは「相対的には新しい」ということになるので、多分今後も長く動き続けるであろうが、既に四半世紀も活躍しているので「辺りの景色」のように眼に馴染んだ愛すべき存在になっていると思う。

<マイルドセブンの木>…(2019.11.09)

美瑛では<マイルドセブンの丘>という場所が知られていた…「知られていた」と“過去形”にしてしまったが、少し前に木々を伐採してしまったので、現在では名所的な扱いを止めてしまっているというのだ…

「貸切タクシーでのドライブ」の道中、運転手氏との話しで<マイルドセブンの丘>に話題が及び、何度か立寄っているが「少し前に木々を伐採」という話しになった。が…実は<マイルドセブンの木>というモノは健在であるということになって…戻る予定の美瑛駅へ向かう道すがらなので寄ってみた…

↓こういう代物だ…
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↑カラマツが一群のように集まっている…

↓暫し見入ってしまった…
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実は「丘」は知っていたが…「木」は余り知らなかったのだ…

↓雲がやや多くなっている空と、地上の積雪とが相俟って、何やら「カラマツの一群が浮かんでいる」というようにも見えた…
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「貸切タクシーでのドライブ」で、記憶に残る場所も未知の場所も併せて巡ることとなった…非常に善かった…

<サロベツ>=“ノースレインボー”編成:旭川駅…(2019.11.11)

旭川駅から稚内駅へ北上…夜の<サロベツ>に乗車することにしていた。少し早く旭川に着いて寛ぎ、そして駅へ向かった。

旭川駅に入って列車に乗ろうとすれば、既にホームで車輛が待機中であることから案内放送が流れていた。「自由席は4号車、5号車です」と言っていた。“5号車”に「?」である。通常、キハ261系ディーゼルカーによる列車は4輛編成で、増結時は6輛となる。“5号車”というのがよく判らない…

↓<サロベツ>と案内が在るホームに停車中であった車輛…キハ261系ディーゼルカーではない…
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↑最近、稚内で視掛ける頻度が高まった“ノースレインボー”編成だ…

↓この“ノースレインボー”編成…5輛編成だった…
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↑キハ261系ディーゼルカーによる4輛編成の列車のように1号車、2号車、3号車を指定席としている。そして4号車と5号車が自由席となっていた…

↓右側に停車中の<カムイ>…789系電車は5輛編成で運用されている仕様のモノで、長さが“ノースレインボー”編成と殆ど同じなので、何となく先頭車が揃って並んだ感じだ…
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↓やがて「接続指定」の札幌からの<ライラック>が到着し、北上を続ける乗客は<サロベツ>へ乗換える段取りだ…
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↓発車が近付いている…
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“ノースレインボー”編成はキハ183系ディーゼルカーを改造したモノで、内装は「高床」になっていて、車輛内に入ると階段を上がって座席に至るようになっている。非常に大きな窓の眺望が好いということになっているが…夜、灯りが余り視えないような区間では、その恩恵は殆ど無い…

時には「何時もと違う車輛?」というのも悪くはない…

到着・出発…:2本の<ライラック>…:旭川駅(2019.11.11)

稚内へ向かう列車に乗るまでに少し時間は発生するが、やや早めに旭川に出てしまおうと、札幌駅で<ライラック>に乗車した…

↓右側の3番ホームに停車している列車に乗車して旭川駅に着いた…左側の4番ホームに停車している列車は、札幌へ向けて出発する態勢になっている…
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↑何れも<ライラック>の仕様となっている6輛編成の789系電車だ。同型の車輛による列車がこういう具合に並ぶ様は美しい…

↓左側の4番ホームの列車が出発した…
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↓4番ホームが空くと、5番ホームや6番ホームの様子が少し視えるようになった…
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駅に到着して、一息入れながら列車が発着する様子を眺める…何となく好きな過ごし方だ…

日付が改まった後…:<サロベツ>=“ノースレインボー”編成 到着:稚内駅…(2019.11.12)

日中に札幌で所用を足し、夕方までに旭川に出て、夜の列車に乗って稚内へ引揚げる…このところ何度かやっていることだ…

旭川駅で列車に乗ろうとすれば、既にホームで車輛が待機中であることから案内放送が流れていた。「自由席は4号車、5号車です」と言っていた。

“5号車”に「?」である。通常、キハ261系ディーゼルカーによる列車は4輛編成で、増結時は6輛となる。“5号車”というのがよく判らない…

↓そう思いながら乗車したのはこの“ノースレインボー”編成だった。キハ261系ディーゼルカーによる4輛編成での運行と同様に1号車、2号車、3号車を指定席とし、残る4号車と“5号車”とを自由席にした訳だ…
12-11-2019 arrival at Wakkanai in midnight.. (1)
↑稚内駅に到着し、改札口を出た後に「とりあえず無事に着いた…」と振り返って眺めた…

“ノースレインボー”編成というのはキハ183系ディーゼルカーを改造したモノで1992(平成4)年から運用しているのだそうだ。臨時列車に用いられる他、この時の<サロベツ>のように「代用」という用いられ方もする。最近、稚内では視掛ける頻度が少し高まっている感だ…

出発した時に見受けられた雪は消えた…
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↑実に静かだ…

途中、単線区間では時々在るが、行き違いになる列車の待ち合わせに時間を要し、列車の到着は少し遅れた。稚内駅には日付が変わる少し前の到着が定刻だが、既に日付が改まった後に到着した…

今般…車内ではやや長く熟睡してしまい、行き違いになる列車の待ち合わせに時間を要したというような“出来事”は殆ど記憶していない…

とりあえず無事に着いたという次第…