古びたダンプカー…(2019.11.10)

美瑛駅の傍に在る宿に泊まって迎えた朝…「多分“一桁前半”、場合によって0℃を多少割込む?」という気温であったようだが、日出時刻の前、午前5時台に散策に出た…

小一時間も辺りを歩いた…雲がやや広く拡がり、その雲も厚目であったと見受けられ、薄暗い感じだった…午前6時台に差し掛かり、少しだけ明るくなった…

美瑛駅辺りから少し北へ進み、鉄道の踏切を越えて国道に至り、国道を渡ると丘陵の一部に踏み込むことになる。少しだけ明るくなった頃、丘陵の一部へ踏込む坂道に通じる道路と国道とが交差する手前辺りに至っていた…国道を渡って宿へ引揚げ、一息入れて朝食を摂るというようなことを考えていた…

↓そうすると、こういうモノに出くわした…
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↑製造された時期、活躍していた年代、車種名等は判らないが…かなり古びた小ぶりなダンプカーが在った…

↓何やら「打ち捨てられた…」かのような風情だ…
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↑辺りが雪に覆われている中、この古びたダンプカーも雪を被ってしまっている…

辺りに「営業しなくなって、物置か何かのようになっている、嘗ては何かの店舗として利用された気配なモノ」が在って、何やら置いてあるというのは承知していたが…この小ぶりなダンプカーには気付かなかった…

↓何やら「独特な存在感を放つ…」と暫し見入ってしまった…
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この種のモノ…或る種の骨董品として、少しだけメンテナンスをして綺麗に飾って見せるというのも好いのかもしれないが…「何時からここに?」と「打ち捨てられた?」という風情で「ただそこに在る…」という状態も、それはそれとして面白いのかもしれない。

それにしても「独特な存在感」という代物に出くわして、少し驚いた…

<ケンとメリーの木>:早朝…(2019.11.10)

何となく早起きして、辺りを散策…拙宅に在る時には頻繁にやることだが、出先で宿に滞在している場面でもやることは然程変わるのでもない…

美瑛駅の傍に在る宿から…少し北へ進み、鉄道の踏切を越えて国道に至り、国道を渡ると丘陵の一部に踏み込むことになる。丘陵の辺りを歩き続けると限りが無いのだが「朝食の前に少しばかり…」と適当な範囲で動くのも容易ではある…

↓眺めたのはこれだ…
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↑往年の、好評を博してシリーズ化されたという自動車のテレビコマーシャルに登場し、作中のイメージに登場する2人の人物に因んで<ケンとメリーの木>と名付けられている…

こういう様子を視ると…「嘗ては用地の境界を示す目印に木を植えたらしい」というような話しを思い出す。辺りの畑の中で一際目立つ木だ…

↓辺りを歩いたのは、日出時刻に少々間が在るような午前5時台…雲がやや広く拡がり、その雲も厚目であったと見受けられ、薄暗い感じだ…
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↑それでも<ケンとメリーの木>はやや強い存在感を示している…

<ケンとメリーの木>は“名所”という扱いで来訪者が多く見受けられる場所だが…流石に「初冬の早朝」に、辺りに通行人は見受けられず、車輌も通過しなかった…

正直なところ…「日出前の劇的な空模様」を期待しないでもなかったのだが…こういう様子も、なかなか視られるのでもないと思う。因みに…朝食を楽しんでいた午前7時台を過ぎると、雲がやや薄くなって、陽射しがやや明るい感じになった…

中央埠頭側から望む稚内港北防波堤ドーム…(2019.11.13)

↓穏やかな海面に雲が殆ど見えない少し明るい空…何か「暫く振り?」という気がする状況だ…
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↓この角度の眺めが気に入っている…
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天候を問わずに一寸出ることが叶うような範囲、「極短い散策」というようなことをして、「極々近所の好い風景」を眺める…最近、益々そういうことが好きになってしまったような気がする…

穏やかな早朝…:稚内港中央埠頭を望む…(2019.11.13)

月曜日から火曜日に日付が変わった後になって稚内駅に至り、過ぎる程に馴染んだエリアを歩いて帰宅し、直ちに眠るということにならず、少し起きていた…火曜日の朝は「まぁ普通…」な時間帯に起き出した…出掛けていた中で好い景色に巡り合って“気分”は非常に好い他方、“身体”は「消耗を否定し悪い…」という感で、午後に至って「変な眠気」さえも覚えていた。そこで夜は早寝を決め込んだ。そうなれば早起きになってしまう…

早起きになってしまったとして、何らの不都合も無い。「極短い散策」と自身では何となく呼んでいるのだが、近所を少しばかり歩いてみるのが好い…

↓冷えた微風が刺さる感だが…何となく穏やかで明るい朝だ…
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↓利尻島や礼文島への出航に向けて準備に勤しむフェリーの姿が視え、辺りの灯りが滑らかな海面の上に揺れる…
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↓少し暫く振りなように思うが、雲が非常に少ない空だ…
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↑時折天空を行き交う鳥達…何となく「気持ちが好さそう?」というようにも見える。強風に流される、抗うというような動きは無く、自然に羽ばたいて風に乗って天空を舞っているというように見えた…

こういうような「極々近所の好い風景」というようなモノ…素晴らしいと何時も思う…

「びえい」:美瑛駅の駅名標(2019.11.10)

キハ150ディーゼルカーの座席に陣取って…何気なく窓から外を視て…未だ発車に少し間が在ったので、カメラを手に一寸ホームに…

↓「コレ!!」に眼を停めたのだった…
10-11-2019 at Biei Station (5)
↑北海道内各地で見掛ける様式の駅名標である…「びえい」と在る…下側にはビール会社の広告…

↓美瑛駅で列車に乗降する都度に視ている筈の代物だが…こうして写真に収めてみたということは、これまでに無かった…
10-11-2019 at Biei Station (6)

「何となく思い立って…」と美瑛に立寄り、なかなかに好い時間を過ごすことが叶った…そんな思い出の中、この「びえい」の駅名標は何時もその中に在る…

キハ150ディーゼルカー…:美瑛駅(2019.11.10)

美瑛を発って、旭川を経て札幌へ向かう段取りの朝…

↓美瑛・旭川間を往来しているキハ150ディーゼルカーが少し長く待機していた…
10-11-2019 at Biei Station (1)

↓この時は光の加減が凄く好かった…
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この車輌も「美瑛駅の風景」の“一部”となっているような気がする…大変に気に入っている…