小一時間も辺りを歩いた…雲がやや広く拡がり、その雲も厚目であったと見受けられ、薄暗い感じだった…午前6時台に差し掛かり、少しだけ明るくなった…
美瑛駅辺りから少し北へ進み、鉄道の踏切を越えて国道に至り、国道を渡ると丘陵の一部に踏み込むことになる。少しだけ明るくなった頃、丘陵の一部へ踏込む坂道に通じる道路と国道とが交差する手前辺りに至っていた…国道を渡って宿へ引揚げ、一息入れて朝食を摂るというようなことを考えていた…
↓そうすると、こういうモノに出くわした…

↑製造された時期、活躍していた年代、車種名等は判らないが…かなり古びた小ぶりなダンプカーが在った…
↓何やら「打ち捨てられた…」かのような風情だ…

↑辺りが雪に覆われている中、この古びたダンプカーも雪を被ってしまっている…
辺りに「営業しなくなって、物置か何かのようになっている、嘗ては何かの店舗として利用された気配なモノ」が在って、何やら置いてあるというのは承知していたが…この小ぶりなダンプカーには気付かなかった…
↓何やら「独特な存在感を放つ…」と暫し見入ってしまった…

この種のモノ…或る種の骨董品として、少しだけメンテナンスをして綺麗に飾って見せるというのも好いのかもしれないが…「何時からここに?」と「打ち捨てられた?」という風情で「ただそこに在る…」という状態も、それはそれとして面白いのかもしれない。
それにしても「独特な存在感」という代物に出くわして、少し驚いた…