733系電車:小樽駅(2019.12.21)

小樽を少し歩き廻り、札幌へ引揚げようと小樽駅に入ると<区間快速いしかりライナー>なる列車が待機中だった…

↓こういう車輛の列車だった…
21-12-2019 Otaru (87)
↑未だステンレス外装が輝きを残す感だ…2012年に初めて登場している型の車輛である…

↓駅で少し長く停車している時、扉の脇の開閉ボタンを押して車内に入るという仕組み…近年では少し馴染みになって来た…
21-12-2019 Otaru (88)
↑この「開閉ボタン」の方式は本州方面が先行していたと思う。本州方面で出くわした時には少しばかり驚いたものだったが…現在、この733系電車で採用されている…

↓内装はこういう按配…“大都市圏”という感じなロングシートの内装である…
21-12-2019 Otaru (89)
↑北海道の場合…電化区間、架線から電気が供給されてモーターで走行する電車が走っている区間は、“大都市圏”と言って差し支えが無い札幌周辺部が中心だ…函館周辺が少し離れた例外だ…

↓<区間快速いしかりライナー>は小樽から札幌を経て岩見沢へ向かう。途中、札幌・手稲間は琴似意外に停まらないので“区間快速”と称している。が…各駅に停車する普通列車のような感じだ…
21-12-2019 Otaru (85)
↑因みに小樽・札幌・岩見沢の間は「ICカード乗車券」の利用可能エリアだが、小樽から先や岩見沢から先では利用出来ない。小樽へ向かった時、小樽駅で乗換て余市等へ向かう場合は「ICカード乗車券」が使えないので、小樽駅で切符を予め購入するか、列車の乗務員に現金で運賃を支払わなければならないと列車内で繰り返し案内されていた…

或いは…この「733系の在る場所」は、北海道内では「大都市圏」ということになるのかもしれない…そんなことを思うが、同時にこの車輛を視る都度、なかなかに美しいと思う。

<221>:資生館小学校前停留所付近:札幌の路面電車(2019.12.14)

資生館小学校前停留所付近、90度カーブを含む軌道の辺り、横断歩道の中央分離帯辺りに陣取って路面電車を視るのが好きだ…

↓独特な曲面を含む車体の、半世紀以上も活躍している車輌…鮮やかな<コカ・コーラ>の広告塗装も酷く似合う…
14-12-2019 Sapporo (51)
↑この位置では「内回り」の軌道は、車体が見え易い…

↓停留所へ入ろうとしている「内回り」に対し、「外回り」が停留所に停車中で発車しようとしている…
14-12-2019 Sapporo (53)

何か「札幌に在る…」と強く感じる場面だ…

<ライラック>:札幌駅…(2019.12.15)

↓札幌駅の各ホームには、車輌の扉の上位の位置でワイヤーのようなモノが張られていて、発車する各列車の乗車位置が示されている…
15-12-2019 Sapporo (15)
↑<ライラック>の6号車…「札幌→旭川」の運行では最後尾になる車輌で自由席だ。この位置案内の辺りが空いていたので、ここで列車が現れるのを待つことにした…

↓「回送」と編成の先頭に掲出した状態で789系電車が姿を見せた…
15-12-2019 Sapporo (17)

↓乗車して座席を確保し、一寸ホームに出て様子を眺めた…
15-12-2019 Sapporo (18)
↑列車愛称が掲出される辺りに雪が付着しているのが判る…

出発に向けて待機中の列車を眺める…何となく心弾むものだ…

<北海道庁旧本庁舎>(赤レンガ)を望む…(2019.12.21)

札幌駅の正面で南北に延びる西4丁目の通、所謂<駅前通>を北進すると「赤レンガ」の通称で知られる<北海道庁旧本庁舎>が視える場所が在る。

↓日没後に通り掛るとこういう具合だ…
21-12-2019 Sapporo vol02 (30)
↑並木に電飾が施されていた…

前週の朝に視る機会が在ったのだが、「雰囲気」は大きく異なった…

↓電飾は「色を変えながら点滅」という見せ方になっていた。
21-12-2019 Sapporo vol02 (25)

個人的な好みとしては…「静かに灯りが点っている」という程度の方が好きなのだが…この感じも悪くはない。こういうイルミネーションの映える季節かも知れないが、今季の札幌はここまで積雪が少な目であるようだ…

<石蔵カフェ ヴェールボア>:小樽(2019.12.21)

稚内駅を発って旭川駅に至り、乗換えて札幌駅へ、更に乗換えて南小樽駅に至った…

南小樽駅周辺で住吉神社を訪ねた後、更に歩いた…

↓こんな壁の建物がさり気なく…
21-12-2019 Otaru (19)

↓年季が入った石造の倉庫という建物だが…「珈琲」というような幟…カフェだ…
21-12-2019 Otaru (13)

↓内部はこういう感じだ…
21-12-2019 Otaru (15)

建物は明治30年代に建てられたモノであるらしい…20世紀冒頭頃であろう…そういう建物の外観を活かして綺麗な内装にリノベーションを施した様子だ…

↓稚内駅で列車に乗った時にサンドイッチを頂いて、以来午後2時台まで何も頂かずに居て空腹だったのでランチを愉しんだ…
21-12-2019 Otaru (21)
↑これは<牛すじカレー>というモノ…非常に美味かった!

↓店主氏が丁寧にハンドドリップで淹れた珈琲を食後に頂いた…
21-12-2019 Otaru (22)

↓吟味して選んだらしい照明器具がさり気なく使われていた…
21-12-2019 Otaru (16)

正しく「通り掛かり」で立寄った場所だが…非常に好かったので、こうして撮った写真を添えて記録しておきたい…

大きなサンタクロース…:<サッポロファクトリー>(2019.12.21)

↓毎年、クリスマス時季に登場しているデコレーション…
21-12-2019 Sapporo vol02 (7)
↑嘗てのビール工場の趣を敢えて残す<サッポロファクトリー>で、子ども達の夢を運ぶ大きなサンタクロースが、ビール工場時代の煙突を攀じ登っている…

何となく気分が和むデコレーションだ…

大きなクリスマスツリー…:<サッポロファクトリー>(2019.12.21)

↓今年はこれを視る機会を設けることが叶った…
21-12-2019 Sapporo vol02 (15)

↓札幌都心部の少し北東寄りな辺り、嘗てはビール工場であった場所に設けられている商業施設<サッポロファクトリー>に毎年設置される大きなクリスマスツリーだ…
21-12-2019 Sapporo vol02 (14)

↓「アトリウム」と呼ばれているが…硝子張りの大きな体育館の屋根のようなモノが設えられていて、その下に広い空間が在る…そこにこの大きなクリスマスツリーが据えられる…
21-12-2019 Sapporo vol02 (9)

このツリー…12月25日までで「御役御免」となる…12月26日以降にこの場所へ行っても視られない…例年、12月26日以降に札幌に立寄る機会が多く、何となくこれを見逃すシーズンが多い。そういうことで、今季は視られたことが嬉しい…

キタキツネ…(2019.12.20)

最早“慣例”のようになっている感だが、「極々短い散策」と称して、早朝に少しばかり戸外に出て様子を視る。“慣例”のようになっているのだが、これが意外に愉しめると思っている…

気温が下がって、そこから余り上昇しないというような状況になっていた。氷点下5℃程度の気温になっていたであろう。「吹き荒ぶ」というような次元でもないが、時折「やや強い…」と感じられる風も抜ける感の早朝だった…

本当に「極々短い散策」というもので、辺りを一回りして拙宅へ引揚げようとした時であった。歩いていた通の「目の先の低い位置」で何かが「すたすたと歩む」というように蠢いた…

最初に「猫?」と思ったが、次の瞬間に「猫としては大き過ぎないか?」という考えが頭に浮かんだ…

↓蠢いたモノは、道路上に停まって、そこに確りと座った…キタキツネだ…顔が向いているのは東寄りな空が見える方角だ…「今朝は朝陽の光が感じ悪いような空模様…」とでも考えているのか?
20-12-2019 morning (9)
↑直ぐ脇を通り過ぎようという時、姿勢を低くして提げていたカメラで写真を撮った…

カメラに装着していたのは未だ入手したばかりの広角単焦点レンズであった。レンズの性質を御案内であれば、意外な程に近い位置でキタキツネの画を撮ったということが御理解頂けると思う。速い動きをする、大きな音を立てるというのではなく、静かに脇を歩き過ぎようかという具合で姿勢を少し低くするというようなことでカメラを向けても、キタキツネは動じるのでもない…

↓「あっ!どうも…おはようございます!」というような感じで、キタキツネはこちらに向き直った…
20-12-2019 morning (10)
↑このキタキツネにとって、この「街の中」は既に「棲息領域の一部」なのであろうか?

この種の動物の「冬毛」は毛並みが美しい…文字どおりの“天然毛皮”に全身を包んだキタキツネは、氷点下5℃程度の中で普通に活動している…

この辺りに「時々見掛けるキタキツネ…」と、特定個体と見受けられるモノが徘徊している様子も窺える。或いはここで出くわしたのは当該の個体かもしれない…キタキツネに出くわすという程度のこと…稚内の街では、珍しいとは言い悪い。が、カメラを手にしていたタイミングに出くわして、何となく画に収められる機会は限られるかもしれない…

ここを通り過ぎた後、キタキツネは暫し画の場所に座ったままだった…

稚内港北防波堤ドーム:早朝…(2019.12.20)

「極々短い散策」と称して、早朝に少しばかり戸外に出て様子を視る。

↓稚内港北防波堤ドームを望む辺りへ…
20-12-2019 morning (1)
↑「吹き荒ぶ」というような次元でもないが、時折「やや強い…」と感じられる風も抜ける感で、気温は氷点下5℃程度だった…

カメラに装着していたのは未だ入手したばかりの広角単焦点レンズであったが、こういう具合に景色を撮るのが愉しい。

↓今季は、降雪・積雪と融雪とがやや頻繁に繰り返されているというような感で、「やや積雪は少な目?」というように思う…
20-12-2019 morning (6)
↑中途半端な気温上昇や雨が混じる状況から気温が下降して氷が目立っていたが、多少降り積もって落ち着いたというようにも感じられる状況だ…

何かゆっくりと“冬”がピークを目指しつつあるような感だ…

<カムイ>:旭川駅(2019.12.14)

現在の時季であればまだ暗い時間帯に稚内駅から出る特急列車に乗車すると、旭川駅には定刻であれば10時19分に到着する。

旭川以遠、札幌方向へ進む場合は旭川駅で乗換える…真直ぐ札幌へ向かうのであれば、10時30分に旭川駅を出る特急列車に乗継が可能である。それが「所定」というようになっているのだが…個人的には「旭川駅で一息入れたい…」と、敢えて11時に旭川駅を出る列車を選ぶ場合も在る…

↓一息入れて…それでも発車までやや間が在るような感じに列車は待機している…
14-12-2019 Asahikawa Station (7)
↑<カムイ>である…

↓列車の先頭側の自由席を確保し、何となくホームに出てこの美しい車輌を少々眺める…存外に気に入っている行動パターンだ…
14-12-2019 Asahikawa Station (10)

↓<カムイ>は5輌編成で、指定席は1輌で4輌が自由席となっている仕様の789系電車で運行されている…
14-12-2019 Asahikawa Station (13)

旭川・札幌間では<カムイ>の他に<ライラック>も運行されていて、仕様が少し違うが、何れも789系電車である。が…個人的な好みとしては、<カムイ>の外見が好い…

そういうことで<カムイ>に乗車して札幌へ移動したが…この日の車内は少し賑わっていた…

<シンボルタワー>:常盤ロータリー:旭川(2019.12.17)

↓旭川の常盤公園の辺り…6本の道路が交わる「ロータリー式交差点」の辺りだ…
17-12-2019 Asahikawa in morning (15)
↑大きな柱のようなモノ…<シンボルタワー>と呼ばれるらしい…何か面白い形をしている…

時々…これに注目してしまい、写真に収める場合も在る。この時は背後の空が明るくなり始めているような中、一際面白いと思った…

<ライラック>:旭川駅到着…(2019.12.15)

札幌から旭川へ列車で移動した…列車の後尾側、6号車の自由席に陣取って約1時間半の乗車だ…

↓下車してから、列車の後尾を眺めた…
15-12-2019 Asahikawa (3)
↑札幌で乗車した頃は好天だったのだが、途中で降雪が見受けられ、札幌周辺よりも積雪が深そうな区間も走行していた。跳ね上げた雪が車輌の後尾に付着している…

↓下車した人達は順次改札口等へ向かうので、暫く様子をみていればホームは静かになる…
15-12-2019 Asahikawa (6)
↑この列車は折り返し札幌へ向かうことになるので、車内清掃を行う人達が現れて準備に勤しんでいた…

こういうような「列車の後尾に跳ね上がって付着する雪」という様子…非常に「冬らしい」という感じがする…

<SNOW MIKU 2020>=<雪ミク電車>:資生館小学校前停留所付近:札幌の路面電車(2019.12.15)

朝早く…陣取った宿の周辺を少しだけ歩いた…直ぐ傍に路面電車の軌道も在り、「電車が現れないか?」とぼんやり眺めてしまっていた…

↓「外回り」の軌道を進んで来た電車が、資生館小学校前停留所で停車し、乗降を済ませて動き始めた…
15-12-2019 Sapporo in morning (6)

↓「少し変わったラッピング?」と思った…
15-12-2019 Sapporo in morning (7)

↓冬になると現れる…<雪ミク電車>だ…
15-12-2019 Sapporo in morning (8)
↑今シーズンのモノは<SNOW MIKU 2020>と名付けられている…

「ミク」というのは、札幌で活動するソフトウェア会社のキャラクターとのことだ。2010-11シーズンの<SNOW MIKU 2011>として初めてラッピングの路面電車が登場し、以降は毎シーズンこの<雪ミク電車>というモノが登場している…今シーズンは「10回目」ということになるようだ…

↓この<雪ミク電車>が路面電車の軌道に現れるようになると…「札幌も雪の季節…」という感が強まる気がしている…
15-12-2019 Sapporo in morning (9)

今シーズンは11月25日に運行を始めていて、2020年3月25日までの予定とのことだ…こういう「季節の名物」というようになる存在も、一寸愉しいと思う。

↓<雪ミク電車>の詳しいことは、こちらで御参照頂くことが出来る…
>>雪ミク総合サイト

旭橋:早朝…(2019.12.17)

「前日にも行ったじゃないか…」と思いながら、「早寝早起き」というもので早朝の居室に在れば、「とりあえず散策…」と戸外に出てしまう…

冬季の旭川は、早朝に気温が下がる…この日は氷点下3℃程度だったようだが、「風が吹き抜ける稚内の0℃前後」の状況よりも「キツさ」は弱いと思った。勿論、この程度の気温ともなれば、戸外に在る時間が少し延びるに連れて手指が冷たくなってしまうという状況からは免れ悪いが…

↓旭橋に至ってしまった…旭川駅前からこの辺りまでゆっくり歩いて、私の脚で20分弱だと認識しているのだが、往復すれば「程好い運動」というものであろう…
17-12-2019 Asahikawa in morning (3)
↑橋上の歩道の入口辺りに竣工年を示すプレートが貼り付けられているが「年六和昭」と標記されている。「昭和六年」の当時の流儀による書き方に他ならない…

↓橋上の歩道を歩いてみた…
17-12-2019 Asahikawa in morning (4)
↑とりあえず早朝6時台だが、何やら「深夜?」というような風情だ…

↓鉄骨を組み合わせた堅牢な橋だ…
17-12-2019 Asahikawa in morning (8)

↓橋を渡って振り返ると、少し空が明るくなり始めていた…
17-12-2019 Asahikawa in morning (10)

↓少し脇の方から眺めてみた…
17-12-2019 Asahikawa in morning (14)

前日とは少し異なる趣を愉しんだ…旭川に在る時、この旭橋辺りを散策するのは好い…

<紫水>:旭川駅(2019.12.17)

旭川駅から稚内駅へ北上しようと、列車が現れるのを待っていた。札幌を発つ<宗谷>が来ることになっている…

↓画の左側、写っていない箇所に現れる列車を待っていたが…偶々到着した列車に少し変わった車輌が連結されていた…
17-12-2019 Asahikawa Station (1)
↑ポピュラーなディーゼルカーであるキハ40を改装した<紫水>が連結されていた…

「山紫水明」という言葉に因み、<山明>と<紫水>と2輌が用意されたという。その2輌の中の1輌である<紫水>に予期せずに出くわした。

↓左側に、現在の北海道で多用されている外観のキハ40が停車中なので、<紫水>には大胆に手が加えられていることが判り易い…
17-12-2019 Asahikawa Station (3)
↑キハ40のような年季が入ったディーゼルカーと、現行車輌では新しい部類となる特急用電車が並んで停車という様子が、非常に「旭川駅らしい」というように思う…

↓多用されている外観のキハ40とメカニズムは変わらず、性能は同じ筈だが…乗車した時の気分はかなり違うと想像する…
17-12-2019 Asahikawa Station (4)

全く予期していなかった中、こういう「少し変わった…」に出くわすと酷く嬉しいものだ…

廊下…:旭川(2019.12.16)

街で食事を愉しんで、滞在していた宿に引揚げた…

↓居室へ向かおうとして、こういうモノに眼を留めた…
16-12-2019 Asahikawa (21)
↑廊下の壁面なのだが…持っていたカメラで撮ってみた…ランプを“縦向き”と“横向き”とに組み合せている…ランプが据えられているモノの形状も水道管か何かのようで、少し面白いと思った。

↓こういうような廊下だった…
16-12-2019 Asahikawa (22)
↑明る過ぎないと同時に暗過ぎない…

こういうような「一寸したモノ」に何となく耳目が向くということも、存外に多いものだ…

月曜日の幕引き…:旭川駅前(2019.12.16)

↓見受けられる人影…「家路を急ぐ」という感じの人達が多数派であろうか?
16-12-2019 Asahikawa (23)

滞在した旭川で、街に出て夕食を愉しみ、宿に引揚げた。居室が在るフロアにエレベーターで上がり、脇を視れば大きな窓が在った…持っていたカメラで窓からの眺めを撮ってみた…

<まちあかりイルミネーション>…:旭川(2019.12.16)

滞在した旭川で夕食を愉しむべく街へ出る際、何となく愛用のカメラも持って出た…

↓旭川駅の直ぐ傍だ…
16-12-2019 Asahikawa (17)
↑何となく見入ってしまう感だ…

何時頃からだったか?旭川の都心部では、冬季にはこういうイルミネーションが見受けられるようになっている。これに関して<まちあかりイルミネーション>と呼んでいるようだ…

陽が落ちた後の旭川…1℃から0℃程度で、時季としては「寒い」という程でもないが…積雪表面が凍り付いてしまって歩き悪い箇所も少々目立った…他方で、舗装の下に仕掛けをする“ロードヒーティング”で雪が融かされ、歩き易くなっている歩行者通路も多いが…

札幌駅…(2019.12.15)

↓「西4丁目」を北進すると行き当る…札幌駅の西改札口へ通じる側に設けられている出入口の手前だ…
15-12-2019 Sapporo (10)
↑津軽海峡の海底に<青函トンネル>が開通した頃に「高架駅」となった札幌駅だが、様々な工事が続いて現在の形になってから、存外に年月が経ったように思う。こんな様子も見慣れた…

新しい機材の広角単焦点レンズを装着した<X-Pro2>を提げていたが、この画のような様子に出くわせば、何となく試用してみたくなるというものだ…

<サハリン>(Sakhalin)…(2019.12.14)

「醸造酒とジュースが入ったカクテル」というモノ…余り頂かないのだが…気に入ったモノを1杯程度であれば、何か問題が在るという程でもない…

↓これは在るのが判っている中では「頼まない訳には行かない!!」と感じるモノが在る…
14-12-2019 Sapporo (39)
↑このカクテル…<サハリン>(Sakhalin)という名だ…

10月にも頂いたカクテルで、実はこれとの“再会”を心待ちにしていた。今般、それを果たした形になった…

早朝の旭橋…(2019.12.16)

旭川都心部の早朝、気温は氷点下2℃程度だったらしい。概ね0℃を挟むような気温だったようだが、街中は風が強いのでもなく、凍る足下が危なっかしく思える場合が無くもないが、散策は苦にならない…

↓旭橋に至った…凍る路面が危なっかしいような気もする状況だ…
16-12-2019 Asahikawa in morning (4)
↑この時季は…多少明るくなるのが遅めだ…何時までも「夜の残滓」というような感が続くような気さえする…

↓何か「夜空に浮かび上がる」というように見えるが…早朝6時前後だ…
16-12-2019 Asahikawa in morning (6)

新しい機材は「広角単焦点レンズ」ということになるが、この種のモノを撮るには好適だと思う…

「何となく曇天…」というような、冬季には比較的多く見受けられる天候の朝になったと思う…

<上川神社頓宮>…(2019.12.16)

前日に<上川神社>を訪ねた経過が在ったが…街の常盤公園、旭橋の近くに「頓宮」というモノが在る…

「頓宮」(とんぐう)というのは「仮の宮」という程の意味だが、参拝時の利便を高めるというようなことで神社が設ける場所である。<上川神社>については、旭川の街の賑やかな辺りから多少離れてしまっているので、この頓宮を設けた経過であるようだ…

↓少し大きな池が濠のような感じになっていて、そこに架橋され、橋の向こうに<上川神社頓宮>が鎮座している…
16-12-2019 Asahikawa in morning (8)

↓雪が積もっている時季…独特な風情だ…
16-12-2019 Asahikawa in morning (10)

↓誰も居ないような…時々通り過ぎる人達の話し声も聞こえないでもないが…如何にも「川辺に拓かれた街の鎮守」という感だ…
16-12-2019 Asahikawa in morning (13)

朝からこういう雰囲気に触れる…なかなかに好い…

更に…新しい機材を試用するという意味でも、こういう場所を撮るのは悪くない…

クリスマス時季:<サキソフォン吹きと猫>:旭川(2019.12.16)

結局…何処へ行っても「早寝早起き」な傾向は然程変わらない…

所謂「日帰り入浴施設」と遜色の無いような大浴場が自慢でもある旭川駅に近い宿に陣取った…その大浴場を利用し、旭川に在る場面では時々寄る店で食事を愉しみ、居室に戻って直ぐに眠くなってしまった。眠気に抗うこと無く休めば…「深夜同然…」な中で眼を開けてしまう…

そうした状況下、居室でゴチャゴチャしていてどうかなるものでもない。一寸散策に出た…新しい機材を試用したいという想いも手伝い、足取りは軽かった…

↓その散策で出逢った…
16-12-2019 Asahikawa in morning (21)
↑クリスマス時季らしい!<サキソフォン吹きと猫>はサンタクロース風な衣装になっている…サキソフォン吹きの男性は白い髭まで!

↓横から視るとこういう具合になっていた…
16-12-2019 Asahikawa in morning (19)

何かサキソフォン吹きはクリスマスソングでも演奏しているのかもしれないが…時季らしい演出が施されているのは微笑ましい。が、それ以上に「工夫して季節の衣装…」というようなことが行われている様子を視て、<サキソフォン吹きと猫>が大事にされ、親しまれていることが伝わり、非常に好感を抱いた。

クリスマスが本来何なのか、どういうものなのかということに関しては色々な話しも在ろうが…「年末のこの時季に無事に至ったということを寿ぎたい」という感だ…

<北海道庁旧本庁舎>(赤レンガ)を望む…(2019.12.15)

札幌駅の正面で南北に延びる西4丁目の通…所謂<駅前通>を北進すると…

↓左手になる西側でこういう具合に見える場所が在る…
15-12-2019 Sapporo (9)
↑殊に、国内外の様々な地域から訪れた人達には人気が高いと見受けられる…原則的に歩行者専用になった通が整備され、並木が植えられ、その奥に典雅な<北海道庁旧本庁舎>(赤レンガ)が見えるのだ…

新しい機材の広角単焦点レンズを装着した<X-Pro2>を提げていたのだったが…こういうような気持が好い画が撮影出来る…

こうやって「西を向いて望む」という場合、午前中であれば東寄りな側からの太陽光線が建物正面の側に当たる…この時は…前夜に降り積もって若干残った雪が多少眩しい感じにもなっていた…

都心部の南側から北進して札幌駅を目指す場合、ここまで来ると「もう直ぐ!!」という感じになる。個人的には「横断歩道の“信号待ち”がやや鬱陶しい…」とブツブツ言いながらも地上の道路を歩くことを好むが…札幌都心部に慣れている人達の間では<地下歩行空間>を歩くか、地下鉄に1駅間乗車してしまうという方がポピュラーかもしれない…

札幌時計台…(2019.12.15)

旭川で所用が在ったタイミングで「別の用事」(新しい機材の入手…)を思い付き、「事の序でというモノだ…」と“オーバーラン”で札幌に在った…

札幌では大通公園の南側に在る宿に陣取ったが…旭川へ向かう列車に乗る駅は北側だ…入手したばかりの新しい機材を提げて、ゆったりと駅を目指して歩いた…

↓時計台の辺りを通った…正面のビルに設けられたデッキのようになっている箇所に上ってみた…
15-12-2019 Sapporo (2)
↑何か「冬の好天の朝」というような状況だった。前夜の雪が少し積もり残っていた感では在ったが…

↓近寄ってみた…
15-12-2019 Sapporo (5)
新しい機材の広角単焦点レンズの「本領発揮」という按配である…

↓正面からも見上げてしまった…
15-12-2019 Sapporo (6)

この時計台…決して大きなモノでもなく、何か「大きなビルの合間に…」という感じで佇んでいるのだが…近年になって「こういう様子が好いのかもしれない…」という想いが膨らんでいる…序でに、変わった建物の辺りを訪ねて、気に入れば写真を撮るようなことを好んでやるのだが、そういう状況下で新しい機材を試用出来たのは好かった…

新機材<XF16㎜F2.8>に関して…(2019.12.16)

↓愛用中の<X-Pro2>は「見た目」が非常に好いが…こうして写真に収めてみるということを時々やってしまう…
14-12-2019 my 'X-Pro2' (2)
(2019.12.14撮影)

↓本体とレンズとの接合部に「16」と在るのが判る画も…今般は「初めて使ったレンズを記録と記憶に…」ということで、こうやって<X-Pro2>を撮ってしまったのだ…
14-12-2019 my 'X-Pro2' (1)
(2019.12.14撮影)

既に<X-Pro2>は「離し難い愛用品」となっている。

これまで…本体とXF10-24㎜F4(広角ズーム)とXF50㎜F2(中望遠)を最初に入手し、XF35㎜F2を加えて現在に至っている。そしてこれらを<X100F>と併用している。<X100F>は先行して入手した。<X100F>を使うことが愉しく、「少し違う画角も…」と<X-Pro2>を入手して使うようになって行ったという側面も在る…

勿論、現状で好いとは思っているが…自身は「広角寄り」な画を撮ることを好むかもしれない。そういうことで、殊に「自身にとって目新しい場合も在る風景に出くわす」という状況が多い、他地域へ出るような場面では「広角ズーム」を使い続けるという事例が目立つという自覚が生まれ始めていた。

愛用している「広角ズーム」はなかなかに好いモノだと思っているのだが…「標準」を<X-Pro2>に装着した場面での「軽快さ」や、<X100F>を使う場合の「軽快なるが故の心地好さ」という点では「少し…」という感じもする。

そういう中、偶々「或る記事」が眼に触れた…

<Xシリーズ>のカメラやレンズを手掛けるメーカーの<富士フィルム>が手掛けている「或る記事」は、製品を世界各国の写真家が実際に使って、その撮影に関することや機材を使った感想等を綴っている一連のモノの一つであるのだが…「或る記事」の主役になっているオーストラリアの写真家は、<X-Pro2>の後継機になる<X-Pro3>に<XF16㎜F2.8>を装着して、カメラはそれだけらしい状態でシベリアを訪ねて写真を撮るというようなことを「或る記事」の中でやっていた…

“防滴”や“耐寒”を謳うコンパクトなレンズの<コンパクトプライム>と称するシリーズ…自身で使っている<XF35㎜F2>と<XF50㎜F2>もそのシリーズだが、<XF16㎜F2.8>もそのシリーズで「24㎜相当」という画角の広角単焦点レンズだ。

「或る記事」のマイケル・コインというオーストラリアの写真家のように大袈裟な撮影旅行こそ簡単にする訳でもないが…「広角単焦点レンズ1本」ということであれば、「身軽に動いて、訪ねた場所で出逢う様々なモノを撮る」というようなことをするには好適であるというような思いが高まった…

現行の「<X-Pro2>と3本のレンズ+<X100F>」で不満は無いが、それでも色々なレンズの情報には随時触れていた。が、そういう中で「或る記事」は、自身の中で「決定打」のようになった…

そういうことで今般は<XF16㎜F2.8>を自身の“御用達”というように利用している札幌駅近くの量販店を訪ねて入手し、それを試用する時間を少々設けてみた訳である…既に使用して撮った画をこのブログでも掲載し始めているが…

↓「広角」というのは、読者諸賢に在って御案内のように、こういう画が得意なモノだ…
14-12-2019 Sapporo (17)
(2019.12.14撮影)

↓「広角」というのは、こういう自身が心地好いと思うような画も得意だ…
15-12-2019 Sapporo (9)
(2019.12.15撮影)

↓建物の真ん前で、正面の概ね全体を1枚の画に収めるというようなことも「広角」の得意分野だ…
15-12-2019 Sapporo (6)
(2019.12.15撮影)

↓眼前のモノの全体像、場の高さも奥行きも、やや誇張しながら1枚の画に…これも「広角」の得意分野だ…
15-12-2019 Asahikawa (7)
(2019.12.15撮影)

↓宿の居室というような「普通の室内」でも、「広角」は使える…
15-12-2019 Asahikawa (33)
(2019.12.15撮影)

↓レンズは「F2.8」で、然程明るいでもない場所でも十分使い易いと思う。従前から、ズームの「F4」でも似たような状況で多用していたが、これは更に使い易い…
14-12-2019 Sapporo (28)
(2019.12.14撮影)

↓加えて、この時のように多少雪が交じっていても、“防滴”や“耐寒”を謳っているので使用し易い…
15-12-2019 Asahikawa (26)
(2019.12.15撮影)

というようなことで…何か非常に満足している…

↓こういう感じで、<コンパクトプライム>と称するシリーズが3本になった…
14-12-2019 my 'X-Pro2' (5)
(2019.12.14)

これからは、写真を撮ることが益々愉しくなって行くようにも思う…

<スティックサラダ>…(2019.12.14)

一度立寄って好印象だった店を再訪するというのは気分が弾むものだ…

↓「御待たせしました…」と出て来て、何となく「フラワーアレンジメント?!」と多少驚いた…
14-12-2019 Sapporo (32)
↑これは<スティックサラダ>というモノだ…スティック状の野菜を、画の右側のソース―マヨネーズをベースにしたモノのようだった…―に点けて摘むという訳だ…辺りに散らすように置いた野菜も当然ながら頂くことが出来る…

これが意外に美味い!バリバリと1人で素早く完食してしまった…

上川神社…:旭川(2019.12.15)

旭川に着いて…少し前から何となく訪ねてみたかった上川神社を訪ねてみることにした。

旭川駅のバスターミナルだが、駅舎の直ぐ前に幾つか在る停留所から発着する他、そのエリアの手前の宮下通を横断した辺りの停留所から出ている便も在る。上川神社へ向かう運行系統#82または#84は、その宮下通を渡る場所から出ていた。概ね「X時55分」というような時刻に発車で、1時間に1本程度の運行だ。それに乗車した…運賃は200円で、10分程度の乗車で着いた…

↓「北の地に鎮座する社」という風情が強く感じられるような雰囲気の上川神社だ…
15-12-2019 Asahikawa (17)
↑少し雪が交じる中で訪ねたのだった…

1893(明治26)年に「旭川の鎮守」として神社が起こり、鉄道の設置等の事情で場所を遷した経過も在るが、1924(大正13)年6月6日に現在地に遷っているのだという…

↓社殿に掛けられた幕に桜の紋章が入っている。
15-12-2019 Asahikawa (19)
↑国学者であった本居宣長による「敷島の大和心を人問はば、朝日ににほふ山桜花」の朝日を旭川の旭に掛け、山桜花を社紋としたのだそうだ…

何か…雪が無い時季、状況に視るよりも強く惹かれる感がした。ぼんやりと社殿を暫し眺めていた…賑わっていたという程でもないが、参拝者は三々五々、余り途切れずに訪れていた感である…

↓社殿が在る辺りへは、こういう石段を通る…
15-12-2019 Asahikawa (12)

↓雪が断続していたが、降雪の間隔が短く、除雪作業が少し追い付いていなかったのかもしれないが…こういう場所を踏み締めて進み、「北の地に鎮座する社」という風情が強く感じられる上川神社を詣でた…
15-12-2019 Asahikawa (13)

時には神社を訪ね、日々の安寧や自身が生きて居るということに対して感謝の意を表するという位の営みも悪くはないと思っている…

復路は、バスが通らなかった“近道”のような住宅街の間の道路が在って、そこを25分程度歩くと旭川駅の南東側に至った…

<ホワイトイルミネーション>:札幌・大通公園西1丁目(2019.12.14)

「午後4時半」に合わせて、札幌都心の大通公園に足を運んでみた…

↓殆ど積雪が無かった札幌都心だが、多少雪が降る夕べになった…そういう中で<ホワイトイルミネーション>が点灯であった…
14-12-2019 Sapporo (17)
↑これは西1丁目…<テレビ塔>の建っている辺りだ…クリスマスツリー的な装飾と、電飾を施した<テレビ塔>が並ぶ様は面白い…

市内や近郊に住んでいるらしい人達も、国内外の方々からの来訪者―自身も含む…―も大勢が大通公園に出て、輝く装飾、装飾の光に浮かび上がる街の様子を愉しんでいた…

少し気になったのだが…<テレビ塔>を指し示しながら「時計台が…」というようなことを口にしている声が随分と聞こえた。話し口調の抑揚から「多分、札幌周辺や北海道内ではない地域から」だと思った。<テレビ塔>は巨大なデジタル時計で時間を示してはいるが…札幌には<時計台>というモノが別に在る…

そういうような日本語の話し声も聞こえるが、「何処の言葉?」というような外国語の話し声も随分聞こえる…既に「年末年始の旅行シーズン」ということか?

>>ホワイトイルミネーション 公式サイト