733系電車:小樽駅(2019.12.21)

小樽を少し歩き廻り、札幌へ引揚げようと小樽駅に入ると<区間快速いしかりライナー>なる列車が待機中だった…

↓こういう車輛の列車だった…
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↑未だステンレス外装が輝きを残す感だ…2012年に初めて登場している型の車輛である…

↓駅で少し長く停車している時、扉の脇の開閉ボタンを押して車内に入るという仕組み…近年では少し馴染みになって来た…
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↑この「開閉ボタン」の方式は本州方面が先行していたと思う。本州方面で出くわした時には少しばかり驚いたものだったが…現在、この733系電車で採用されている…

↓内装はこういう按配…“大都市圏”という感じなロングシートの内装である…
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↑北海道の場合…電化区間、架線から電気が供給されてモーターで走行する電車が走っている区間は、“大都市圏”と言って差し支えが無い札幌周辺部が中心だ…函館周辺が少し離れた例外だ…

↓<区間快速いしかりライナー>は小樽から札幌を経て岩見沢へ向かう。途中、札幌・手稲間は琴似意外に停まらないので“区間快速”と称している。が…各駅に停車する普通列車のような感じだ…
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↑因みに小樽・札幌・岩見沢の間は「ICカード乗車券」の利用可能エリアだが、小樽から先や岩見沢から先では利用出来ない。小樽へ向かった時、小樽駅で乗換て余市等へ向かう場合は「ICカード乗車券」が使えないので、小樽駅で切符を予め購入するか、列車の乗務員に現金で運賃を支払わなければならないと列車内で繰り返し案内されていた…

或いは…この「733系の在る場所」は、北海道内では「大都市圏」ということになるのかもしれない…そんなことを思うが、同時にこの車輛を視る都度、なかなかに美しいと思う。

<221>:資生館小学校前停留所付近:札幌の路面電車(2019.12.14)

資生館小学校前停留所付近、90度カーブを含む軌道の辺り、横断歩道の中央分離帯辺りに陣取って路面電車を視るのが好きだ…

↓独特な曲面を含む車体の、半世紀以上も活躍している車輌…鮮やかな<コカ・コーラ>の広告塗装も酷く似合う…
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↑この位置では「内回り」の軌道は、車体が見え易い…

↓停留所へ入ろうとしている「内回り」に対し、「外回り」が停留所に停車中で発車しようとしている…
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何か「札幌に在る…」と強く感じる場面だ…

<ライラック>:札幌駅…(2019.12.15)

↓札幌駅の各ホームには、車輌の扉の上位の位置でワイヤーのようなモノが張られていて、発車する各列車の乗車位置が示されている…
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↑<ライラック>の6号車…「札幌→旭川」の運行では最後尾になる車輌で自由席だ。この位置案内の辺りが空いていたので、ここで列車が現れるのを待つことにした…

↓「回送」と編成の先頭に掲出した状態で789系電車が姿を見せた…
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↓乗車して座席を確保し、一寸ホームに出て様子を眺めた…
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↑列車愛称が掲出される辺りに雪が付着しているのが判る…

出発に向けて待機中の列車を眺める…何となく心弾むものだ…

<北海道庁旧本庁舎>(赤レンガ)を望む…(2019.12.21)

札幌駅の正面で南北に延びる西4丁目の通、所謂<駅前通>を北進すると「赤レンガ」の通称で知られる<北海道庁旧本庁舎>が視える場所が在る。

↓日没後に通り掛るとこういう具合だ…
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↑並木に電飾が施されていた…

前週の朝に視る機会が在ったのだが、「雰囲気」は大きく異なった…

↓電飾は「色を変えながら点滅」という見せ方になっていた。
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個人的な好みとしては…「静かに灯りが点っている」という程度の方が好きなのだが…この感じも悪くはない。こういうイルミネーションの映える季節かも知れないが、今季の札幌はここまで積雪が少な目であるようだ…

<石蔵カフェ ヴェールボア>:小樽(2019.12.21)

稚内駅を発って旭川駅に至り、乗換えて札幌駅へ、更に乗換えて南小樽駅に至った…

南小樽駅周辺で住吉神社を訪ねた後、更に歩いた…

↓こんな壁の建物がさり気なく…
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↓年季が入った石造の倉庫という建物だが…「珈琲」というような幟…カフェだ…
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↓内部はこういう感じだ…
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建物は明治30年代に建てられたモノであるらしい…20世紀冒頭頃であろう…そういう建物の外観を活かして綺麗な内装にリノベーションを施した様子だ…

↓稚内駅で列車に乗った時にサンドイッチを頂いて、以来午後2時台まで何も頂かずに居て空腹だったのでランチを愉しんだ…
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↑これは<牛すじカレー>というモノ…非常に美味かった!

↓店主氏が丁寧にハンドドリップで淹れた珈琲を食後に頂いた…
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↓吟味して選んだらしい照明器具がさり気なく使われていた…
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正しく「通り掛かり」で立寄った場所だが…非常に好かったので、こうして撮った写真を添えて記録しておきたい…