函館の街中から視れば南西側ということになろうが…函館山から周囲を視回す場合は南東側ということになる辺り…「立待岬」(たちまちみさき)という場所が在る…
↓立待岬からはこんな景色が視られる…
↑津軽海峡に少し飛び出したような場所…丘陵のような感じで、海峡に視界が開ける場所だ…今日は雲がやや多く、雲の隙間から光が放たれて海面が輝いていた感だった…
函館に留まり、「そう言えば立寄っていない?」というような辺りを漫然と巡るか、何となく長閑に過ごそうかと思い付いたが…宿で軽い朝食を頂き、戸外へ出てみれば少し激しい雪で気温は氷点下4℃程度だった…そんな状態な中で路面電車の“1日乗車券”を入手して街を動き回り始めると、晴れ間と降雪と曇天とが目まぐるしく入れ替わり、時々風が強くなるという状況だった。昨日も「極少ない積雪な中、路面の一部に確りと凍り付いた箇所が散見」という感であったが、今日はそういう箇所が薄い積雪で覆われ、更に状況は好くなかったかもしれない…
運行系統2番の路面電車の起点・終点となっている谷地頭停留所に至った頃は晴れていた。そこから立待岬へ歩く…1㎞程度ということだった。坂道を歩くのだが…一部が凍って歩き悪かった…そして道路は「冬季は車輛進入禁止」となってしまっているのだ…逆に言えば、車輛の通行を気にせず、歩き易いように歩くことが可能なので好いが…
↓津軽海峡を渡る風は多少冷たく、断続的に強めになった…他方で雲と光、加えて海面や辺りの岩礁とが創る情景は美しかった…
↓少し西側に眼を転じると、趣が変わる…
↓或いは、「立待岬で望んだ冬の津軽海峡」というのは、忘れ難い光景ともなった…
↓正面に津軽海峡を眺めた場合…背中側が函館の街になる…
冷たい風に晒されてかなり冷えた…谷地頭停留所の辺りに引揚げて、少し別な方向に進むと<谷地頭温泉>というモノが在る。早朝から夜まで営業している場所で、なかなか本格的な温泉に入浴出来る…そこで確りと冷えた身体を温めてから街中の側へ引揚げた…
↓冬季には多少の苦戦も在り得る道程だが…立待岬で望む津軽海峡…なかなかに好い!
五稜郭:夜…(2019.12.23)
「雪を被った様子が…視たい!」と五稜郭を訪ねたが…函館そのものに積雪が殆ど見受けられない…他方、少し歩き廻ると「凍る足下」が散見するので要注意だ。気温は0℃やそれ以下で、手が酷く冷たくなってしまう場合も在る…
↓それでも「灯りが点いた様子…視たい!」というのは叶った…
↑<五稜郭タワー>に入場可能な時間帯までに何とか函館に辿り着いたのだ…<五稜郭タワー>は午後5時以降に入場料を1割引きにしていた…それが適用となる時間帯に辿り着いたのだった…
暗い空に五稜郭の独特な形状の縁に据えた灯りが点っている様…そして少し離れた街の灯り…なかなかに好い感じだ!冷えた空気の中に煌めく灯り…というような風情が好い!
当然ながら少し前に視た「晴天の日中」という様子とは大きく趣が異なると思う…こういう「同じ場所を比べる」というような感じで視られるのも面白いと思う…
↓それでも「灯りが点いた様子…視たい!」というのは叶った…
↑<五稜郭タワー>に入場可能な時間帯までに何とか函館に辿り着いたのだ…<五稜郭タワー>は午後5時以降に入場料を1割引きにしていた…それが適用となる時間帯に辿り着いたのだった…
暗い空に五稜郭の独特な形状の縁に据えた灯りが点っている様…そして少し離れた街の灯り…なかなかに好い感じだ!冷えた空気の中に煌めく灯り…というような風情が好い!
当然ながら少し前に視た「晴天の日中」という様子とは大きく趣が異なると思う…こういう「同じ場所を比べる」というような感じで視られるのも面白いと思う…
<3001>:十字街停留所&函館駅前停留所:函館の路面電車(2019.12.23)
「路面電車が行き交う街」に辿り着いたなら…とりあえず乗車してみたい…
函館…新幹線の東京・新青森間が713㎞だというが、稚内・函館間は714.9kmだという…札幌での所用を足し、何となく函館まで流れてしまった…函館は「路面電車が行き交う街」だ。
↓「函館どつく前」へ向かう軌道と「谷地頭」へ向かう軌道とが交差する十字街停留所に、谷地頭停留所からの電車が向かって来た…
↓「2」と運行系統番号が掲出されている。この「2」が「谷地頭」と「湯の川」とを結んでいる…
↓この雰囲気…「函館の電停」という感じだと思う…
↓地元の皆さんも、国内外から函館を訪れる皆さんも多用している路面電車だが…車内にこんなモノが掲出されていた…
↑「車輛の紹介」が掲出されている…“電車”の目線で自己紹介するような文面になっているのだが、何か運行している関係者や街の人達に「電車が愛されている」という感が伝わって微笑ましいと思った。
この<3001>というのは、1993年に「久々に新造する車輛」ということで、当時の新しいメカニズムも搭載した「期待!!」の車輛で、関係者の間では長く“新車”が通称だったというモノだという。
↓函館駅前まで乗車し、カーブを曲がって湯の川へ向かって行くのを見送った…
↓辺りの灯りに車体が浮かび上がる感じが好い…
↓「夜の街を往く」という風情…なかなかに好い…
この様子を視て、然程の時間も経たずに…宿で深く眠ってしまい、妙な時間帯に眼を開けてしまった…
函館…新幹線の東京・新青森間が713㎞だというが、稚内・函館間は714.9kmだという…札幌での所用を足し、何となく函館まで流れてしまった…函館は「路面電車が行き交う街」だ。
↓「函館どつく前」へ向かう軌道と「谷地頭」へ向かう軌道とが交差する十字街停留所に、谷地頭停留所からの電車が向かって来た…
↓「2」と運行系統番号が掲出されている。この「2」が「谷地頭」と「湯の川」とを結んでいる…
↓この雰囲気…「函館の電停」という感じだと思う…
↓地元の皆さんも、国内外から函館を訪れる皆さんも多用している路面電車だが…車内にこんなモノが掲出されていた…
↑「車輛の紹介」が掲出されている…“電車”の目線で自己紹介するような文面になっているのだが、何か運行している関係者や街の人達に「電車が愛されている」という感が伝わって微笑ましいと思った。
この<3001>というのは、1993年に「久々に新造する車輛」ということで、当時の新しいメカニズムも搭載した「期待!!」の車輛で、関係者の間では長く“新車”が通称だったというモノだという。
↓函館駅前まで乗車し、カーブを曲がって湯の川へ向かって行くのを見送った…
↓辺りの灯りに車体が浮かび上がる感じが好い…
↓「夜の街を往く」という風情…なかなかに好い…
この様子を視て、然程の時間も経たずに…宿で深く眠ってしまい、妙な時間帯に眼を開けてしまった…
<サロベツ>:旭川駅(2019.12.21)
稚内駅から南下を開始した<サロベツ>…直ぐ隣りの南稚内駅にも停車して乗客を乗せ、更に進むが…未だ稚内市の領域と思われる辺りで「急ブレーキ」…「何事?」と思えば「鹿と衝突しました…」との車内放送…この後始末が存外に手間取り「31分遅れで運行中です。御急ぎのところ御迷惑を御掛けし、申し訳ありません…」との話しに…
↓そういう「アクシデント」は在ったが、旭川駅には定刻の30分後に到着した…
この<サロベツ>は、定刻10時19分に旭川に着き、旭川以遠へ向かう場合は10時30分の<ライラック>に乗り継ぐことになっているのだが、その列車は既に出てしまっている。そんなことも在って、多少旭川駅の様子は「普段」とは異なってしまっている…
旭川・札幌間は列車の運行本数が多い。10時30分の<ライラック>を逃しても、11時の<カムイ>が在る…
↓「アクシデント」を乗越えて、30分遅れという程度で無事に到着した列車…「努力に感謝…」と暫し眺めてしまった…
↓そういう「アクシデント」は在ったが、旭川駅には定刻の30分後に到着した…
この<サロベツ>は、定刻10時19分に旭川に着き、旭川以遠へ向かう場合は10時30分の<ライラック>に乗り継ぐことになっているのだが、その列車は既に出てしまっている。そんなことも在って、多少旭川駅の様子は「普段」とは異なってしまっている…
旭川・札幌間は列車の運行本数が多い。10時30分の<ライラック>を逃しても、11時の<カムイ>が在る…
↓「アクシデント」を乗越えて、30分遅れという程度で無事に到着した列車…「努力に感謝…」と暫し眺めてしまった…