<風憚 原酒>(ふうたん げんしゅ)(2020.01.07)

錫のタンブラーに銘酒を注いで…最近はこういうことをするのが非常に愉しい!
07-01-2020 my one (4)
↑最近は…焼酎のような蒸留酒を好む…

気温が上がり過ぎない場所に保管で仄かに冷たい焼酎を錫のタンブラーに注いでゆったりと呑むという感じ…なかなかに好いと思う。所謂“本格焼酎”は材料由来で創られる香りと味が大きな位置を占める。様々なモノを試し、各々の香りや味を愉しむということになる…

<風憚>という焼酎は<栗黄金>(くりこがね)という種類の芋を材料としているという…

焼酎の材料に使われるサツマイモに関しては様々な種類が在る。それらに関しては、非常に多く生産されて焼酎での使用例が多いモノも在れば、その限りでもないモノも在る。

<栗黄金>(くりこがね)という芋は、焼酎原料で一般的な<黄金千貫>(こがねせんがん)に比して「より甘い」という特徴が在って、広く出回る程の生産量でもないようだ。寧ろ「珍しい品種」であるという。

この<栗黄金>(くりこがね)を使った<風憚>を口にしたが…鹿児島で時々売られている「甘味が強い品種のサツマイモの焼芋」を何処となく思い出すような、香りと味が口の中に拡がった。そしてこれは度数が36の“原酒”で、「程好く強めなアルコールの熱さ」というようなものも感じられる…最近では「寧ろ普通?」というように思える黒麹の焼酎であるが、材料由来の味や香りが豊かで強いので、「普通の芋焼酎を凝縮したかのような…」というようにも思ってしまった…

これ…「1杯をゆったり味わおう…」という程度に呑み始め、直ぐに「もう1杯位は…」となってしまう…そういう「要注意!!」という程度に美味いという酒が…非常に好い!!

07-01-2020 my one (3)

酒蔵で契約した限られた農家で生産する、限られた量の<栗黄金>(くりこがね)を使った焼酎なので、出回る量も然程多くはないと聞く…入手して愉しむことが叶って善かった!

風憚 原酒 芋焼酎36° 720ml *箱入り


キハ54…「後ろ姿」…:幌延駅(2020.01.04)

早朝6時3分に旭川駅を2輌編成で発つ列車は、途中の名寄駅で後ろ側の1輌を切り離して「単行」となり、12時8分の稚内駅到着を目指して北上し続ける…

その稚内への道程も短くなる頃、幌延で列車は少し長く停車する…

↓名寄・幌延間を「単行」で走破したキハ54の「後ろ姿」である…
04-01-2020 Horonobe (2)

↓車輌の進行方向側、「前」はこういう具合だ…
04-01-2020 Horonobe (8)

↓「前」に対して「後ろ姿」を改めて…
04-01-2020 Horonobe (6)

走行中、軌道上や周辺の粉雪が後ろ側で舞い上がり、それらの雪が「複雑に分厚く吹き付け塗装」というように車輌後尾に貼り付いてしまう…そしてこういう姿になる。

或いは「非常に冬季らしい!」と思う眺めである…車輌後尾に雪が多量に付着した様子は、北の大地で立派に働いている証のようなものかもしれない…

ところで…今季はここまでやや雪が少なく、こういう「後ろ姿」を余り視ていなかったので、幌延駅で出くわした様子は何となく新鮮だった…

<ニッカウヰスキー余市蒸留所>…(2019.12.26)

立寄った経過が在る場所も、冬季に雪が積もっているというようになれば趣が変わる。

そういうことで、不意に思い立って立寄ろうとした場所に足を伸ばした。室蘭を早朝に発って、札幌に着いてから移動開始で順調に動いて着いたのだった…

↓辿り着いたのはこの場所である!
26-12-2019 Yoichi (7)
↑しかし…この画を1枚撮って、直ちに引揚げた…

到着してみれば、年末年始の休業に入ったところであったようで、正面のゲートに休業の旨が掲出されていて閉じている…

かの竹鶴翁が自らの会社を興そうと最初に設けた蒸留所がこの場所で、<ニッカウヰスキー>の創業地ということになる。「公園」のようになっている場所で、ウィスキーを造る工程の一部が見学出来て、色々なモノが売っている場所も在る…それを承知していて、冬季の様子を初めて視るということに期待したが…残念!

また何れ、訪れる機会が設けられると好いと思う。

丸型ポスト:小樽・堺町通(2019.12.21)

↓この形の郵便ポスト!
21-12-2019 Otaru (42)
↑「やや懐かしい?」というような形状だと思う。「丸型ポスト」と呼ばれるそうだ…

日本ではこういう「円筒」を基調とした郵便ポストは20世紀初め頃から在って、若干の変遷を経ているという。1949(昭和24)年に定められた型がこの種のモノの「最終型」で、1970(昭和45)年以降は基本的に角型のモノになっているのだそうだ。

そういうことなのだが…「やや懐かしい?」というような形状の故か、少し古風な建物が在るような場所では「近年に新たに設えた?」というようにも見えるこの「丸型ポスト」に出くわす場合も在るように思う。

小樽の堺町通という辺りは、古い建物の外観を活かすような店舗が色々と見受けられ、国内外各地からの来訪者が多く見受けられる場所だ。そんな場所の郵便ポストは、「やや懐かしい?」というような形状になっている。こんなポストに「旅先からの絵葉書」でも投函する人は在るのか?通り掛かった時にそういうことをしていた方は見なかったが、この郵便ポストの脇で記念写真を撮っている様子は随分と見掛けた…