前夜…(2020.03.27)

<しゃちブレンド>の芳香が、過ぎる程に静かな居室の中に立ち込める感である。淹れてみた珈琲の芳香が感じられるということは“嗅覚異状”という妙な症状ではない…善いことだと思うが、夜の一時に居室で珈琲を淹れるという例はやや少な目だ…

夕刻に何となく<あさ開>の粕取焼酎を居室で頂きながら寛ぎ、御近所の店に立寄って<ザンギ><豚キムチ>とを摘んで「夕食」ということにした。

そんなことをしていた間に「雨交じりな夜」という感になっていて、多少の雨で湿りながら帰宅してみて、何やら<しゃちブレンド>を頂いてみたくなったのだ…

そしてその<しゃちブレンド>を啜りながら、何となく音楽を鳴らしてみたくなり…意味も無く『仁義なき戦い・オリジナルサウンドトラック』を鳴らしてみる…

少しばかり“御機嫌”な、静かな夜を何となく過ごしているが…久し振りに「(純粋に)勝手に随意に過ごす時間」というようなものを設けてみた…

随分と以前から「何処かへ出掛けるから写真でも撮る」のか、「写真でも撮ろうかと何処かへ出掛ける」のかがよく判らなくなってはいたが…最早、それは何れでも構わない…愛用のカメラでも抱えてフラフラと自由な時間を過ごし、気が向いたらカメラを使い、出来た写真が気に入れば保存して公開…そういう「好き勝手!」を酷く渇望していたような気がするのだ…

「愛用のカメラでも抱えてフラフラと自由な時間」ということなら、それは「私が生きている時間」というモノと実は殆ど同一なのかもしれない…少なくとも意識の中ではそういうように思わないでもないのだが、物理的に、本当に何時でもそういうようにしているという訳でもない…時々、思い付いて時間を設けて、そういうことを気が済むように試みる訳だ…

そういうように「設ける時間」に関しては、入口と出口とは或る程度確定しているが、その中間は「本当に好き勝手に一人で…」という場合が殆どとなる。「“時計”が半ば消えている時間」という設えになってしまう訳だ…

そういう時間の実質的な入口に佇み、気に入っている<しゃちブレンド>を「休む前の一時」に啜っている…或いは…「見慣れぬ路の果ての見知らぬ街」というような場所に至って、そのまま帰還が叶わなくなったとしても…多分、それはそれで然程の悔恨も感じないのではないかと思う…最近は、そういう気分が少々強まっている感がしないでもないが…

とりあえずは、この「“時計”が半ば消えている時間」というような期間の見聞や考えたこと、それ以前の“行動記録”のようなことを、とりあえず綴っておくことを思い立ち、こうして序章のようなモノを綴っている訳だ…

明日の今頃?何処で何をしているものか?「見慣れぬ路の果ての見知らぬ街」というような場所で、「行ったきりなら幸せになるがいい~♪」という具合であろうか?とりあえず、早起きをp企図する明朝だが…深く眠れるような気がしている…

稚内港北防波堤ドーム(2020.03.27)

早朝に「極々短い散策」に出て、稚内港北防波堤ドームの辺りへ…

↓「3月下旬」という時季に関して、当地では「未だ積雪期」と認識しているのだが、今季に関しては既に積雪は見えない…
27-03-2020 morning (3)
↑広場に石板の世界地図が埋め込まれている。この眺めが気に入っている…

↓近寄って、屋蓋の下を眺めてみた…
27-03-2020 morning (5)
↑この独特な雰囲気が好い…

↓やや雲が多めに見えるような天の下に佇む感じ…見掛ける機会が多い状況で、或る意味では非常に「らしい」という感じの眺めだと思う…
27-03-2020 morning (7)

↓風浪が弱めな朝だ…
27-03-2020 morning (9)

「極々短い散策」と称して、こういうような味わい深い光景に容易く出会うことが出来るというのは、非常に好い…

朝:稚内港北防波堤ドームを望む…(2020.03.27)

早朝に戸外の様子を伺ってみれば、特段に東の空が明るいということでもなく、と言って雨が降り出しそうな感でもなく、加えて降水の場合に雪となりそうな低温という程でもない様子だった。と言って、温かく快適とも言い悪いことに変わりは無いが…そういう状態な中、思い付いて「極々短い散策」に出てみた。

↓稚内港北防波堤ドームが視える辺りに至った…
27-03-2020 morning (14)
↑今朝は静かだ…離岸堤の上で翼を休める海鳥が、何か長閑な雰囲気を醸し出すような気がする…

↓空が多少明るくはなったが、曇天基調である。が、この「曇天に光が滲む」という感じが面白い…
27-03-2020 morning (19)

↓滲む光がやや弱まり、多少寒々しいような雰囲気になった…
27-03-2020 morning (21)

風浪がやや強い感じであった前日の様子を思うと、こういう様子を眺めるというようなことはやり易い…

前日の様子から大きく変わっているのだが…辺りに佇み始めてからの「極短い時間」で、随分と雰囲気が変わることに驚く…こういう手近な様子に「少し立ち止まって眼を向ける」というようなこと…存外に愉しいものだ…

レザーのハンチング…(2020.03.20)

「暑い」とか、そこまで至らずとも「十分に温かい」という時季以外に戸外へ出る場合には、帽子を着用して出ることを好む…

↓雨天の際…傘を使用すれば「歩き悪い?邪魔!」と苛立つ場合が在るので、敢えて使用しない場合も多いが…帽子は着用して出る場合が多い…
20-03-2020 (12)
↑雨が交じった中、最近気に入っている帽子を着用して出掛けて…一寸近所のカフェに道草して、脱いだ帽子を眺めた…

↓この種のレザーの帽子…多少濡れても、頭に雨水が染みるでもないので心地好い…
20-03-2020 (13)

手近な愛用品に関しては、敬意を払って、時には写真に収めてみたくなる…

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稚内港北防波堤ドームを望む…:朝(2020.03.26)

早朝に「東寄りな空が明るい感じ?」ということに気付けば、「極々短い散策」と称して戸外に出てみたくなる。

現在の時季、早朝は概して気温が低い…と言って厳冬期のような氷点下は免れている。寧ろ「風の強弱」で「感じ方」が随分と左右されるような種類の寒さと言えるように思う。

戸外へ出てみれば、歩行が困難に思える程度というような酷い状態ではないが、何か「風が少々強い…」という感がした。身体に風が当たると「寒い…」という呟きが口を突いてしまう。

↓沿岸部が近付けば、過ぎる程に静かな街に波音が少し聞こえていたが、ややダイナミックに海面が畝っている感だ…
26-03-2020 morning (3)
↑或いは風に抗い、或いは風に流されという具合に、辺りを海鳥が舞っていた…

↓海側に向けては「傾斜が在って、曲面を帯びた壁」という感の稚内港北防波堤ドームの屋蓋に浪が当たって飛沫が散っている様子が視える…
26-03-2020 morning (7)
↑こういう浪(場合によっては更に強い浪…)から沿岸の人や鉄道軌道等を護る意図で築かれた筈の稚内港北防波堤ドームだ。或いは「本領発揮」に近い状態かもしれない…

↓日出時刻を少し過ぎ、画の奥側、東寄りな宗谷丘陵の辺りで朝陽の放つ光が強めになって来た…が、どういうものか、低空に雲が多く、上る朝陽そのものは視え悪い…
26-03-2020 morning (11)

↓殆ど「浪の音」だけが聞こえているような、朝陽の光が解き放たれようとしているような時間帯…音を聞きながら、逆に寧ろ静けさを味わう感だった…
26-03-2020 morning (16)

少しの間、海岸に佇んで景色を愛でたが…マダマダ冷たい感の風が身体に少々刺さるような感でもあった…

<チキンマックナゲット>…(2020.03.22)

何も「毎日でも!!」という程度に力が入るでもなくとも、「時々妙に欲しく…」というモノ…幾分在るような気がする…

↓これが「時々妙に欲しく…」というモノの一つである…
22-03-2020 (11)
↑<チキンマックナゲット>…「5ピース入り」と「15ピース入り」とが売られているのだが…ついつい「15ピース入り」を求めてしまう…

聞けば、かの<マクドナルド>の商品開発担当者が1979年に、日本の天婦羅に着想を得た揚物用の粉を考案した経過が在って、それを踏まえて1983年に登場したのが<チキンマックナゲット>であったという…各種鶏肉を幾つかの型に成形して衣を被せ、それを店舗で揚げている訳だ…

↓最近は、こういう具合にサラダと合わせて頂く…
22-03-2020 (10)
↑サラダを先に頂き、サラダ用のフォークを使って、<チキンマックナゲット>を<マスタードソース>(フレンチマスタードにドレッシングを加えて製造しているらしい…)に点けて頂くというやり方が気に入っている。

こんなモノでも「時に…」という程度に頂いてみれば、「極々小さな贅沢?」という気分にならないでもない…

暁の空と稚内港北防波堤ドーム…(2020.03.25)

↓好天の早朝…午前5時にはこういうような具合の明るさになっている…
25-03-2020 morning (1)
↑海面が朝の独特な感じの光を跳ね返している…

↓少しだけ時間を経た…意外に海面が畝っているような気がするが、空の色合いが劇的に変わる時間帯である…
25-03-2020 morning (16)

↓低空の薄い雲の向こうに朝陽が滲むように見える…
25-03-2020 morning (21)
↑何か「御簾越しに現れた貴人」という風情で朝陽が現れた感だ…

こういう様子を見た時に、愛用の腕時計に目を落とせば…概ね午前5時半だった。着実に「早め」になっている日出時刻である。