到着した高速バス…:旭川駅前(2020.04.03)

新千歳空港に夜に到着した後に「稚内へ北上」ということを考える場合…札幌で夜を明かして翌朝に発つという他、旭川で夜を明かして翌朝に発つという選択肢が在る。後者を採れば、「早朝の普通列車に乗車」ということも出来る。それが意外に気に入っている…

そういうことなので、午後8時半に出る高速バスに乗車し、札幌駅前から旭川駅前を目指したのだった…運行時間は2時間少々だ…この日は<青春18きっぷ>を使っていたが、夜遅めになってしまえば、札幌から先には進み悪い。特急列車よりもやや時間が掛かるバスではあるのだが、運賃は安価である…

↓もう直ぐで午後11時になるかというような時間帯に、旭川駅前に到着した…トランクに荷物を預けた方の荷物を出し、運転士さんは役目をとりあえず終えたところだ…
03-04-2020 Asahikawa in night (1)
↑札幌・旭川の車中…殆ど居眠りであった…

↓流石に酷く静かな時間帯だった…こういう時間帯には「独特な空気感」とでもいうようなモノが漂うような気がする…
03-04-2020 Asahikawa in night (2)

これ位遅めに旭川に着くなら…ネットカフェで夜を明かして、翌早朝の普通列車に乗車してしまうという方法が…個人的には好いと思う…実際、思ったとおりにした…

キハ54+キハ40:早朝の旭川駅…(2020.04.04)

↓早朝の旭川駅に列車がやって来て、出発に向けて待機する…稚内へ向かう普通列車である。
04-04-2020 Asahikawa (6)
↑進行方向の側はキハ54だ…

↓車輌の側面に<宗谷線>というボードが掲出される…
04-04-2020 Asahikawa (9)

↓キハ54の車内である…
04-04-2020 Asahikawa (7)
↑このキハ54の内装は、車輌毎に若干違うので、乗車の都度に「今日はどういうのに?」と少し楽しみであったりもする…

↓後尾にはキハ40が連結されている。2輌連結の状態で発車するが、後方の車輌は名寄で切り離す…稚内を目指すのであれば、最初から前方のキハ54に乗車するのが便利だ…
04-04-2020 Asahikawa (10)

↓キハ40の車内である…
04-04-2020 Asahikawa (12)
↑何か「昔ながらの…」という雰囲気が色濃い内装だ…

↓高架上の乗場へ上がる通路の出入口が硝子張りで、その硝子に待機中の列車が映り込む様が美しいと思った…
04-04-2020 Asahikawa (16)

↓キハ54の側で席を確保…稚内への無事な旅を祈り、一人で勝手に乾杯してしまうというのも、何となく恒例だ…
04-04-2020 Asahikawa (18)

↓キハ54の前方を一寸眺めた。眼前の軌道は259㎞彼方の稚内駅へ通じている…
04-04-2020 Asahikawa (20)

早朝の旭川駅からゆっくりと稚内を目指すという、この列車での旅…凄く気に入っている!!

<やいま>…(2020.04.12)

↓休日の日中に、こういう具合に愛用のタンブラーに銘酒を注いで愉しむというのは好い…
12-04-2020 (6)

↓<やいま>と名付けられているが、これは石垣島等の島々を指し示す「八重山」(やえやま)の地元流な言い方ということである。
12-04-2020 (2)

石垣の酒造会社が手掛ける通販を通じ、<いりおもて><直火蒸留 請福>と併せて、この<やいま>を入手していた。順次開けて、順次愉しんでいたのだった…

石垣では様々な作物が栽培されているが、泡盛の製造時に使用する米として主流の「タイ米」ではない、炊いて米飯として頂く「米」も栽培しているという。この<やいま>は、そうした米飯にも使うという種類の米を使って製造している泡盛だ…

↓他の種類とは少し違う…軽やかでスッキリした感じがした…他の地域で製造される米焼酎を思い出すような感じでもあった…
12-04-2020 (8)

何となく思い立って泡盛を愉しんでいるが…思った以上に好い感じだ!!

やいま 一升瓶 1800ml 八重山のお米で造った泡盛 【泡盛/沖縄】【楽ギフ_包装】【楽ギフ_のし宛書】【RCP】【琉球泡盛_CPN】_初心者向け


<GITANES>(ジタン)…(2020.04.04)

↓特徴的な外観の煙草だ…
04-04-2020 my one.. (1)

↓やや短い感じで、個性的な味わいの煙草だが…「紫煙の中で踊る女性」という画のラベルが非常に好い…1947年に登場したデザインであるそうだ。
04-04-2020 my one.. (3)

これはフランスの煙草の<GITANES>(ジタン)だ。「ジタン」とは「ジプシー女」という意味であるそうだ。<GITANES>は正しいフランス語としては、寧ろ「ジターヌ」と発音するようだが、この煙草の呼称として日本国内では「ジタン」で通っている…

以前はもう少し平板で「スライド式二重箱」という独特なパッケージであったが、現在は少し背が低い一般的な煙草のパッケージという様相である…この現行のパッケージを、多分初めて見掛て、少し驚いた…

東京に在った学生の頃、時々これを求め、何やら「欧州文化の芳香?」と愉しんだことが在った。爾来、時々愉しむ機会も在ったが、随分と御無沙汰していた…

↓神戸の三ノ宮駅傍で何気なく入った煙草店で見掛て直ぐに求め、持ち帰ったモノを持って近所の喫茶店に立寄り、ゆったりと愉しんでみた…
04-04-2020 my one.. (2)

時にはこういうモノも好い…

通過待ち…:豊清水駅(2020.04.04)

朝6時に旭川駅を出る列車で稚内を目指すと、何回か「少し長めな停車」が在る…

北上の場合には音威子府駅の手前になる豊清水駅でその「少し長めな停車」が生じる。

↓3分間程の停車だ…戸外の空気に触れるのが心地好いので狭いホームに出てみると、遠くに列車が見える…
04-04-2020 Toyoshimizu (1)

↓これは稚内駅を6時36分に発って旭川駅を目指す特急列車だ…
04-04-2020 Toyoshimizu (2)
↑見る見る近付いた列車は、足早に豊清水駅を通り過ぎた…

南下する列車を見送れば…程無く北上は再開される…素早く車内に引揚げた…

早朝…:稚内港北防波堤ドーム(2020.04.13)

日曜日の午後…夜に至るまで居眠りに陥ってしまい、夜間に何時間か起きていたが、日付が変わる前に眠ってしまった…そして月曜日は少々の早起きだった。

よく在る展開なのだが…東寄りな空の明るさに気付いて「極々短い散策」に出てみた。

↓雲が少ない朝である…
13-04-2020 morning (1)

↓少しだけ近付いてもみた…
13-04-2020 morning (2)

↓先週の雪は気にならなくなった…
13-04-2020 morning (3)

↓屋蓋の下も、雪や氷が気にならない。「積雪期以外」と同様である…
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↓やや気温は上がらず、プラス1℃から2℃程度と思われる。が、風が微弱だ…
13-04-2020 morning (7)

↓海側に廻り込んでみた…海面が非常に静かだ…
13-04-2020 morning (12)

こんな様子を愉しむことが叶う時間帯…午前4時半頃から午前5時前という時間帯である。季節が「進んだ」という感だ…

下から…上から…:北門神社の石段(2020.04.12)

時間を追って、天候が好転するような日曜日だった…少し辺りを歩いた…

↓北門神社の石段を下から…
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↓そして上から…
12-04-2020 (20)
↑石段の半ば辺りが踊り場になっていて、その辺りからの眺めが好い…

未だ「一桁前半から半ば」という程度の気温で肌寒い感は免れ悪い。が…多少「春めいた」というような気がする場面が増えたような気がしている…

稚内の眺望…(2020.04.12)

↓画の右寄りの遠景に風力発電の風車が林立している様が視える…「風の街」とも呼ばれる稚内「らしい」感じなのかもしれない…
12-04-2020 (18)
↑よく晴れて、眺望が気持ち好い感じだった…

稚内公園…丘陵の上からの光景だ…

<氷雪の門>…(2020.04.12)

↓稚内の市街の後背、丘陵の上が整備されている稚内公園に在る代表的なモニュメントだ…
12-04-2020 (15)
↑遠景はやや霞んでいるかもしれない…

好天に誘われ、このモニュメントが在る辺りまで上がったが、少し暫く振りだった。

然程、風は強めでもなく、坂道を上る経路の散策も悪くはなかった…

ソーセージのサンドイッチ…(2020.04.12)

休日のランチ…気に入ったモノをゆったりと頂くというようなことが非常に好い…

↓これが非常に気に入っている!
12-04-2020 (11)

↓悠然とこれを頂くと…「平穏で“らしい”休日を過ごしている」と変に実感する…
12-04-2020 (10)

何時もの美味いサンドイッチに感謝…

ディーゼルカーの乗換…:キハ261からキハ40へ:旭川駅(2020.03.28)

↓名寄駅で乗換えた特急列車が稚内駅に到着した…
28-03-2020 Asahikawa Station (2)

↓階段通路を通ってホーム間を移動する…
28-03-2020 Asahikawa Station (3)

↓滝川駅へ向かう列車が姿を見せた…ディーゼルカーだ…到着する列車と発車する列車とが並ぶ形だ。
28-03-2020 Asahikawa Station (10)

↓停車して、乗客を迎え始めた…キハ40である。
28-03-2020 Asahikawa Station (12)

↓真中の通路が広くなる「2列+1列」という座席配置になっている。都市近郊で用いられるような内装だ…
28-03-2020 Asahikawa Station (14)

↓<JNR>=日本国有鉄道=国鉄のマークがそのままになっている扇風機が車内に在る…
28-03-2020 Asahikawa Station (17)

↓缶コーヒーを仕入れ、頂きながら滝川駅を目指した…
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空港到着ロビーから鉄道駅へ…:新千歳空港(2020.04.03)

神戸空港からのフライトで新千歳空港に到着後、札幌を経て旭川へ移動しようとしていた…

↓空港の地下、新千歳空港駅へ通じる通路だ…提げていたカメラで、何となく撮ってしまった画だ…
03-04-2020 New Chitose AP (4)
↑下りエスカレータが途中で「動く歩道」という様相になり、更にそのまま再び下りエスカレータになる…

何か「昔のSFに出て来る設備?」というような感で、利用していて少し不思議な気がした…

大阪城の模型…:大阪城公園駅(2020.04.02)

大正駅から大阪環状線の列車に乗車して大阪城公園駅に至った…

↓改札口を潜った辺りでこういうモノに眼を停めた…
02-04-2020 Osaka vol01 (3)
↑大阪城の中で見受けられる建物等、駅から近い大阪城公園の様子を丁寧に造り込んだ模型が飾られていた…

広壮な大阪城公園を訪ねてみれば、随分と歩き廻ることになる。ぐるりと廻って、復路も大阪城公園駅を利用する場合も在るが、寧ろ歩いて至った先の鉄道駅を利用する場合が多い。そういう事情の故か、これまで何回か大阪城公園駅を利用した経過の中で、この模型が飾られていたことを意識せずに居た…

こういうように「一寸したことに気付く…」というようなことが酷く嬉しい。折角気付いた模型なので、ゆっくりと拝見していた…
posted by Charlie at 07:11Comment(0)大阪府

<わかたか>…(2020.04.11)

↓好天となった土曜日の午後…稚内港にこういう船が寄港中だった…
11-04-2020 (14)

↓海上自衛隊のミサイル艇<わかたか>という船だ…
11-04-2020 (7)

↓2002年から就役している船だ…小柄に視えるが、全長50.1mで最大幅は8.4mであるという…
11-04-2020 (9)

↓2基の艦対艦ミサイル発射筒を備えている…
11-04-2020 (12)
↑船尾の下側を視ると3ヶ所の機器が付いたような部分が判る。3基のガスタービンエンジンと3基のウォータージェットポンプを駆使し、最大速44ノットで航行出来るのだという…

不審な船が現れた現場等に速力を活かして駆け付け、行動開始をするというような用いられ方が想定されている船なのであろう…

↓船の前方には速射砲が備えられている…
11-04-2020 (10)

稚内港は海上自衛隊の船が母港としている訳ではないのだが、訓練航海を行っている船が補給等のために寄港している事例が存外多い。時々「変わった船?」という感じで、この<わかたか>を含めて、色々な艦艇が姿を見せている。そんな船を眺めるのが一寸面白い…

<アマポーラ宗谷>…(2020.04.11)

↓好天の土曜日の午後、近くを通り掛った…
11-04-2020 (19)
↑フェリーが出航に向けて準備中だった…

↓「この辺りらしい…」という感じがする光景だと思った…
11-04-2020 (20)

時には…カメラを手に、辺りを歩く際に視る様子を撮ってみるのも好い感じだと思う…

早朝…:稚内港北防波堤ドーム(2020.04.11)

↓多少寒々しい早朝だ…
11-04-2020 (1)
↑カメラを手に、この辺りに佇んだ時、灯りは完全に消えた…5時頃だったが、最近は消灯時間が早まっている…

↓4月9日の雪は消え去ってしまった…
11-04-2020 (2)

寒々しい早朝、本当に少しだけ「あの雪??」と様子を視に出たのだった…

桜…:宇陀・水分橋の周辺(2020.04.02)

奈良駅から桜井駅へ移動し、乗換えて榛原駅に至り、バスに乗って<宇太水分神社>(うだのみくまりじんじゃ)を訪ねた。

<宇太水分神社>の傍に川が在った。恐らく神社の名に因むのであろうが<水分橋>という橋も在る。別段、よく知られる橋ということでもなく「普通の道路」という以上でも以下でもない感じではある場所だが…

↓その橋の上から川を望んだ…
02-04-2020 Nara pref (8)
↑川に沿って植えられた桜の花が艶やかであった…

奈良の街を流れる佐保川でも「川沿いに咲き誇る桜」を眺めたが、ここでも出くわした…

暫しこの桜を眺めた後、運行本数がやや限定される、榛原駅へ向かうバスを待って乗車したのだった…
posted by Charlie at 11:19Comment(0)奈良県

<農業用馬 木彫>…:岩見沢駅(2020.03.28)

↓岩見沢駅で列車を下りると、ホームでこういうモノを見掛る…
28-03-2020 Iwamizawa Station (3)

北海道では馬を運送や耕耘に用いていて、外国の大型馬を導入する等して馬の品種改良を重ねる中で、「挽曳」(ばんえい)という目的に適した馬を育んで来た…岩見沢駅のホームに据えられた馬は大きいが、その大型の馬は競走馬の倍かそれ以上の体重を持つかなり迫力が在るモノだ…

嘗ては帯広、北見、旭川、そして岩見沢を時季毎に巡りながら、大きな馬に橇を曳かせて、大きく高い障害を設けた直線コースで競うレースが催されていた。<ばんえい競馬>という。現在も<ばんえい競馬>は、帯広でのみ開催されている…

↓恐らく、その<ばんえい競馬>の関連で岩見沢駅に贈られたのだと想像するが、1980(昭和55)年から設置されているそうだ…
28-03-2020 Iwamizawa Station (4)
↑この大きな馬…実物と然程変わらない大きさに見えるが、木を彫って制作したモノであるようだ…

現在は帯広の<ばんえい競馬>で見掛るという程度の、大型の馬だが、昭和20年代位までは方々で活躍していて、昭和30年代位には見掛る機会が激減したと人伝に聞く…そういう歴史を伝えるモノが駅に据えられているのは面白い…

夕刻の稚内駅…(2020.04.09)

未だ、ハッキリ「温かい」とは言い悪い。少し前の状態と比べての感じ方に依拠して「相対的に」ということで「温かい」と言い得る場合が在るという程度の状態だ。それでも、雪が少ない傾向だった今季、積雪期というモノが「既に終了?」という雰囲気が色濃かった…

こうした中、「相対的に温かい」というのでもなく、寧ろ「寒い…」という状態になって雪が「降ってしまった…」のだった。

↓夕刻に稚内駅辺りを通り掛かった…
09-04-2020 evening (5)

↓0℃を挟むような気温だったようだ…
09-04-2020 evening (6)

上記は間違いなく「4月9日」に撮った画だ…何やら「これから積雪期に…」というような時季を想わせるが…

こんな時季の雪は、長く居座ることの方が珍しい。直ぐに気にならなくなることであろう。が、少し前に各地の桜を愛でたというような後だったので、多少驚いた。これもまた「当地らしい」という様子なのであろうが…

<直火蒸留 請福>…(2020.04.06)

↓愛用している大阪錫器のタンブラーに銘酒を注いで頂く…素敵な時間だと思う。
06-04-2020 my one (4)

錫のタンブラーに注いだのは、沖縄県石垣市の酒造会社による泡盛である…
06-04-2020 my one (1)

↓<請福>(せいふく)という銘である…
06-04-2020 my one (3)
↑稲穂をイメージするイラストが入った、何となく好いラベルだ…

この<請福>は醪が入った容器を直接に火に掛けて蒸留したのだという。蒸気を用いるよりも手間が要るらしい。

↓米が醸し出す仄かな甘味が感じられるような、「泡盛とはこういうモノ?」という味わいだ…「スタンダードなモノ」という感である。
06-04-2020 my one (6)
↑「30度」ということで、本格焼酎で一般的な「25度」よりもやや度数が高いのだが、存外に呑み易い。

自身は沖縄県には縁が薄い…が、最近「大阪の<リトル沖縄>」には立ち寄る機会が在った。最近の「事情」で何処も何やら大変であるとは思うのだが、<リトル沖縄>のことを思い出し、未だ見ぬ沖縄県に想いを巡らせ、愛用のタンブラーで銘酒を愉しむのは好い…

請福酒造 直火請福一升瓶 1800ml 30度泡盛 沖縄 琉球泡盛 焼酎


<奈良市総合観光案内所>=旧 奈良駅舎(2020.03.31)

自身は「奈良県人」ということでもなく、奈良に縁者が在るのでもない。偶々訪ねて滞在する機会が在り、最近は「好感度上昇!」と感じているということに過ぎない…

↓それでもこういう光景を眼にすると、頭の中で「ここへ還って来た…」という程度に感じている…
31-03-2020 Nara (16)
↑何時の間にか、勝手ながら「関西の別宅」という程度にさえ感じている、JR奈良駅傍の宿の居室から視えるのがこういう光景だ…

<奈良市総合観光案内所>として活用されている嘗ての奈良駅の駅舎は美しい…近年好まれるような雰囲気で高架駅となった奈良駅と周辺とが整備された中、旧駅舎は独特な存在感を放って輝いているように思う…

この日は<祇園枝垂桜>の近隣の宿を離れ、京都の地下鉄烏丸線の南側の起点・終点となる竹田駅辺りに寄り、そこから近鉄の列車で奈良に至った訳だ…

↓宿にモノを置いて、早速に辺りを歩いてみた…
31-03-2020 Nara (17)
↑何となく好い風情だと思う…

奈良の街の中心的なエリアと他地域とを結ぶ鉄道駅としては、JR奈良駅と近鉄奈良駅とが在る。「一利用者としての自身」の勝手な感覚だが…「奈良に着いてからの利便」や、「奈良県内を動く」ということなら近鉄奈良駅が少し優位なような気がする。他方、大阪や京都、更に神戸等まで視野に「近県との往来の起点」という意味ではJR奈良駅の方が少し優位なような気がする。両駅は、歩けば10分や15分という程度に離れて立地しているが、結局「発着する列車で行く先」に応じて使い分けるということにしかならないのだが…

↓近鉄、JRの2つの奈良駅の利便性等に関しては甲乙は付け悪いと思う…が、「景色が好い」ということでは、圧倒的にこのJR奈良駅周辺となると個人的には思っている…
31-03-2020 Nara (18)

この旧駅舎を利用したJR奈良駅周辺の景色に関しては、奈良を離れて直ぐ後に、「既に懐かしんでしまっている…」ということに気付き、一寸苦笑いしてしまう場合さえ在る…
posted by Charlie at 08:13Comment(0)奈良県

清明神社…(2020.03.30)

↓“五芒星”の扁額が鳥居に掲げられている…
30-03-2020 Kyoto vol02 (26)

↓独特な扁額の故に酷く存在感が在る鳥居だ…
30-03-2020 Kyoto vol01 (74)

↓<一条戻橋>辺り、“陰陽師”として知られる安倍清明の屋敷の跡が社になっている。
30-03-2020 Kyoto vol01 (75)
↑“五芒星”の扁額を掲げた鳥居の傍に、古い<一条戻橋>を再現している。<戻橋>には「冥界とこの世とを結ぶ橋」という伝承が在るという。<戻橋>の標柱の脇の石像は、陰陽師が僕のように使う<式神>(しきがみ)と呼ばれる鬼神をイメージしているのだという…

↓存外に参拝者が多かった感だが、拝殿や本殿の在る辺りへの入口だ…
30-03-2020 Kyoto vol01 (76)

↓拝殿を正面から眺めた…両脇に安倍清明像と<厄除桃>が据えられている…
30-03-2020 Kyoto vol01 (82)
↑提灯にも“五芒星”が記されているが、これは<清明桔梗>とも呼ばれる紋なのだという。

↓「概ね等身大?」というような大きさの安倍清明像だ…
30-03-2020 Kyoto vol02 (27)

「陰陽師」というのは陰陽五行説に基づいた陰陽道による御祓いや祈祷、吉凶占い、暦や時間に関する事に携わる仕事であったという。安倍清明は一条天皇の時代にそうした陰陽師の仕事で功績を挙げ、他界の後に屋敷跡で祀られることになったのだという。その後、清明神社の礎となった屋敷跡は色々と在って敷地はささやかなものとなって行ったものの、幕末頃から整備が進み、1950(昭和25)年に少し敷地を拡げて現在のような状態になったのだそうだ…最近は映画等―何か「魔法使い」のような感じに描かれているかもしれないが…―を通じて陰陽師が、安倍清明が知られるようになり、人気の神社ともなっているようだ。

↓御神木は楠だ…推定樹齢は300年程であるという。
30-03-2020 Kyoto vol01 (79)

↓何か「エネルギー」のようなモノを感じる木だ…
30-03-2020 Kyoto vol01 (81)

ここを参拝すると…何か陰陽師の力で「悪いモノ」を拭ってくれるというような気分になると思った…独特な趣が在る場所で、訪ねてみる機会が設けられて非常に善かったと思う…
posted by Charlie at 07:45Comment(0)京都府

御霊神社(上御霊神社)…(2020.03.30)

京都の礎となっている<平安京>では、北から「一条、二条、三条…」というように東西に延びる通が設けられた。数字が大きくなる程に南側だ。これは現在でも変わっていない…京都駅が在るのは七条や八条というような、街の南側だ。

一条の辺りを訪ねたかった…街を南北に結ぶ地下鉄の烏丸線の列車に乗車し、今出川駅で下車した。そして地下駅から地上の通に出た時、「↑京都駅」という標識を視掛けた。これを視て…「京都駅は南で、目指す一条は北」と思い、標識上の「↑」と逆側を目指して歩を進めた。

ところが…目指す一条らしき場所に行き当たらない…そのうちに、明らかに今出川駅ではない地下鉄駅の出入口が眼に留まり、駅名を視ると鞍馬口駅となっていた。要するに、今出川駅そのものが一条の少し北に在って、一条を訪ねるというのであれば、「↑京都駅」という標識の「↑」が示す南の方角へ進むべきだったということだ…

↓結果、鞍馬口駅に近い辺りでこういう場所に行き当たった…
30-03-2020 Kyoto vol01 (57)
↑<御霊神社>という場所だ…

↓美しい楼門が迎えてくれる…
30-03-2020 Kyoto vol01 (59)

↓なかなかに雰囲気が好い境内だ…
30-03-2020 Kyoto vol01 (61)

↓これが<御霊神社>の拝殿だ…
30-03-2020 Kyoto vol01 (62)

この神社は<御霊神社>と号しているが、もう一つの御霊神社と並べて<上御霊神社>とも呼びならわされている。

平安時代辺りには「御霊信仰」と称される、「災害や疫病は不運の中で斃れた人達の怨霊が祟った…」とする考え方から<御霊会>という怨霊を鎮める催事を行うことが盛んだったという。そういう営みに起源を有するのが、この御霊神社ということになる。

ここで祀られる「御霊」とは?崇道天皇、伊予親王、藤原夫人、観察使(藤原仲成)、橘大夫(橘逸勢)、文大夫(文室宮田麻呂)等のことである。

こういうとこなら、以前に奈良の御霊神社に寄っているが、奈良の御霊神社も似たような趣旨で、崇道天皇等を祀っていた…

<御霊神社>という呼称の神社は方々に見受けられる。「御霊信仰」が深く広く普及していた証しと言えるかもしれない…

↓何か好い趣の場所で、居心地も好かった…
30-03-2020 Kyoto vol01 (66)

世の災厄が“御霊”の祟りであるというのであれば…この<御霊神社>の力で鎮まって欲しいものだ…
posted by Charlie at 07:41Comment(0)京都府

三宮→神戸空港:ポートライナー(2020.04.03)

神戸の都心部、三宮辺りは交通の結節点という様相で、様々な乗物を利用可能な場所だ…

↓三宮にポートライナーの起点・終点となる駅が在る…ポートライナーの“無人運転”の車輌が行き交う軌道と駅のホームの間はガラスで仕切られ、設けられた扉が開閉し、車輌の扉も開閉して乗降が行われる…
03-04-2020 Kobe, 'PortLiner' (1)
↑改札口からホームへ入ると列車の後尾側が近いのだが、敢えて先頭側に歩を進めて乗車してみた。

↓今般、乗車した際は少し車内が空いていた…
03-04-2020 Kobe, 'PortLiner' (2)

↓進行方向の正面がよく視える席に陣取った…
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↓静かに動き始めた…
03-04-2020 Kobe, 'PortLiner' (7)
↑三宮駅を出ると、ポイントが在って、左側通行の正しい側の軌道に車輌が乗入れるようになっている…

↓三宮駅周辺は、「街を縫うような高架軌道」を進んで行くような感だ…
03-04-2020 Kobe, 'PortLiner' (8)

↓些かの上り下りも交じりながら、軌道は海の側へ伸びている…
03-04-2020 Kobe, 'PortLiner' (11)

↓各駅に停車しながら神戸空港駅を目指す…
03-04-2020 Kobe, 'PortLiner' (13)

↓海の上の橋に敷設されている軌道を行く…
03-04-2020 Kobe, 'PortLiner' (15)

↓人工島であるポートアイランドの様々な施設の間に設けられた軌道を進んで行く…
03-04-2020 Kobe, 'PortLiner' (17)

↓北埠頭駅へ向かう軌道も在って、軌道が枝分かれしている箇所も見受けられる…
03-04-2020 Kobe, 'PortLiner' (22)

↓駅のデザインが「昔のSFに出て来る都市に在りそう?」というように思えた…
03-04-2020 Kobe, 'PortLiner' (24)

↓<スカイマーク航空>のマークが見えると、神戸空港は近い…
03-04-2020 Kobe, 'PortLiner' (29)

↓軌道の向こうに空港のビルが見えているが、奥に航行中の大型船も見える。神戸空港も人工島の上に築かれている…
03-04-2020 Kobe, 'PortLiner' (33)

↓いよいよ神戸空港駅である。
03-04-2020 Kobe, 'PortLiner' (35)

20分間弱の乗車なのだが…このポートライナーの車窓が意外に好きだ…
posted by Charlie at 07:32Comment(0)兵庫県

公衆電話ボックス…:<奈良市総合観光案内所>=旧 奈良駅舎の周辺(2020.04.01)

佐保川の桜を眺めようと、早朝から戸外に出てみた…

↓<奈良市総合観光案内所>の脇に、公衆電話ボックスが2つ並んでいるのを眼に止めた…
01-04-2020 Nara in morning vol01 (3)
↑県庁所在地の街の中心的な駅の傍で、街の人達も来訪者も多く行き交う辺りである。公衆電話ボックスは必要とされるのであろう…

実は…旧駅舎の観光案内所を正面に、そのまま建物に入るのでもなければ、左寄りに進んでJRの列車を利用するという場合が多く、この右側の公衆電話ボックスを余り気に掛けたことが無かったということに思い至った…

↓公衆電話ボックスの辺りを通り過ぎて進んだ…今度は、建物の中に入っているカフェの看板が見える。気候が好くなれば、戸外にこのカフェのテーブルが出されて、戸外で飲物等が愉しめるようになっていた筈だ…
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このまま建物の横を過ぎると鉄道高架を潜り、三条通の道筋が佐保川に通じている…

桜…:西ノ京駅(2020.04.01)

↓「私鉄沿線の地味な駅」という風情の、近鉄の西ノ京駅である。駅前の桜に眼を停めた…
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西ノ京駅は、幾つかの路線が交差している大和西大寺駅の少し南に在る。この西ノ京駅では、橿原神宮前駅の方向へ向かう列車や、大和西大寺駅を経て京都線に入って行く列車が行き交っている…

薬師寺を訪ねようと、この駅で下車して「さて薬師寺は?」と辺りを見回し始めた頃に雨が交じり始め、とり急いで薬師寺へ歩を進めた。桜を眼に停めたのは、薬師寺を拝観した後、ここから移動しようとした時だった…

往路で何となく見過ごし、復路で気付く…そういうモノも意外に多いのかもしれない。そうやって様々な「一寸したモノ」に眼を向けながら動くのが愉しい…
posted by Charlie at 06:42Comment(0)奈良県

駐機場…:神戸空港(2020.04.03)

「関西圏と北海道とを結んで移動」という場合、近年は神戸空港を利用することを好む…神戸空港は、神戸の交通結節点である三宮からポートライナーで20分弱の移動という場所だ。状況が思い浮かぶ幾つかの国内の空港―新千歳空港、羽田空港、成田空港、関西空港、中部空港、福岡空港、鹿児島空港、稚内空港等…―の中では、(圧倒的に便利な福岡空港を例外とするが)「かなり便利!」だと思っている。

↓保安検査を無事―時々、ゴチャゴチャと面倒な事を言われて苛立ってしまう場合が在るが、今回は平穏な感じだった…―に潜って搭乗待合室に入れば、画のように駐機場等がよく視える場所が在る…
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↑乗せて頂くことになる飛行機が神戸空港に着いたようで、搭乗ゲートに繋がるボーディングブリッジの脇に移動中である…

↓スカイマーク航空が主に用いているB737-800は、飛行機としては殊更に大きいということでもない。が、それでも全長39.5m、全幅34.3m、全高12.5mで「十分に大きなモノ」だと思う。そういう大きなモノを動かしている様子を眺めるのは面白い…
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↑不意に思い出した…他界して久しい祖母が「飛行機で(北海道内から)東京方面へ…」という話しになった時、「嫌だ!」と言い出し、何故かと問えば「あんなに大きな鉄の塊か何かが空を飛ぶのが信じ難い…」としていたらしいということだ。確かに、10階建ての建物にも相当するような30m以上も在るモノが自在に飛んで都市間を結んでいるという様子は、一寸凄いことなのかもしれない…(因みに、その東京旅行の話しに関して、(既に青函トンネルが開業した後だったが)祖母は列車で札幌・東京間を往復移動した…)

↓飛行機とボーディングブリッジとが連結された…背後で飛行機が行き交っている様子も見える…
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↓駐機場では、給油やその他の補給や簡単なメンテナンスが行われるようだ…
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飛行機に乗る場合、時間的ゆとりを持って動き、こういうような様子を眺めるというのが非常に好きである。但し、こういう按配に飛行機を眺めるということがやり悪い空港も在ると思うが…神戸空港は好い方だ…
posted by Charlie at 06:11Comment(0)兵庫県

<KOBAN>…(2020.04.03)

↓姫路城の周辺、公園風な設えの一隅で視掛けた建物だ…城跡の古い建物という感でもない、和風な雰囲気の「現代の普通な建築」だと思う。
03-04-2020 Himeji vol02 (26)
↑然程大きな建物でもない。住宅のように見えなくもないが、公園のような場所にポツンと1軒の住宅が建つ筈もない…スクーターが脇に駐車して在って「人の気配」は感じられる…

歩道側に小さく突き出した看板が在った。<KOBAN>の文字とパトカーらしいイラストが入っている…

ここは「兵庫県警察姫路警察所大手前交番」という場所だった。この場所が<大手前公園>と呼ばれているようで、そこに設置されている交番だ。

なるほど、数名の警察官が活動するような「交番」と言われると納得出来る大きさの建物である。そして和風な落ち着いた感じの設えだが、これは多分、有名な姫路城の近くということで「城の中の小柄な建造物」という外観イメージにしてみたのかもしれない。「地域と共に」ということで、施設外観を野暮ったいモノにしてしまうことを避けたのであろう…

こんな、街のさり気ないモノに眼も向けて、訪ねた街を歩いてみるのが愉しい…
posted by Charlie at 05:59Comment(0)兵庫県