泡盛を呑んで「沖縄そば」を頂く…:<きじむなーの森>:<TUGBOAT_TAISHO>(タグボート大正)(2020.04.02)

大正駅で列車を下りて、街へ出て程無く<TUGBOAT_TAISHO>(タグボート大正)に出くわし、「好い感じ」な場所だと思った。

↓そういう中で「途轍もなく気になった」のは、これだった…
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「沖縄酒場」を謳う店だ…大正駅に「シーサー」のイラストが在った、<リトル沖縄>の異称を有する大正に在る「沖縄酒場」…折しもランチタイムである。一寸立寄ってみた…

最近、自身では「呑むなら蒸留酒…」ということを専らとしている感なのだが、偶々少し前に泡盛を入手して愉しんでいたので、「折角だから<リトル沖縄>で沖縄らしい泡盛を1杯だけ…」と、休暇なのだから随意な時間帯に飲んで差し支えなかろうと店に入って御願いした…

↓泡盛のような酒はロックが美味い…そう思うので「ロックで!」と、<菊乃露>なる銘柄のモノを御願いした…
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↓所謂“琉球ガラス”というモノ…素敵なグラスに注がれた泡盛をゆったりと頂いた…
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店主氏と少し話したが、水割りにすると「味が散る」というような按配で、泡盛はロックが非常に合うと思うということだった。自身ではストレートで呑むのだが、氷を合わせるロックが非常に好いと思った…

↓食事は「沖縄そば」にした…
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実は…自身では「沖縄そば」なるモノを頂いた記憶が無い…「そこまで言うと、言い過ぎだ!」と御叱りを受けるかもしれないが、戯れに「もしかすると“出入禁止”??」とでも言ってみたくなる程度に沖縄県とは縁が薄く、残念ながら訪ねてみた経過も無く、これまで永い間、本当に「沖縄そば」を頂く機会が無かったのだ…

「そば」とは言うが、麺は所謂「中華麺」に類する小麦粉の麺なのだという。この<きじむなーの森>で供されたモノは、少しだけ平板になっているような面だった。「細めなうどん?」というような感じ、或いは「長崎ちゃんぽんの麺の一種?」というような感じもした。

↓「お好みで紅しょうがをトッピング」というのがポピュラーな流儀らしい…試してみたが、少しだけ「九州の流儀のラーメン」を想起させる雰囲気も在るかもしれない…
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沖縄でポピュラーであるらしい豚肉の具材が麺と非常に合うのだが、スープは豚骨、鰹節、昆布と「マルチ出汁」なのだという。酷く美味いので、スルスルと速攻で平らげてしまった…

沖縄は色々な経過で、由来が異なる様々なモノを取り込んで来た地域なのだと想像するが、この「沖縄そば」もそういう一例なのかもしれないと考えたが…とにかく佳いモノだ!

私自身のような「全く初めて…」ということでもなく、<リトル沖縄>の異称を有する地域で、沖縄県に縁が在る人達も愉しんでいる本格的な「沖縄そば」を頂くことが叶った。好い経験をさせて頂いた…
posted by Charlie at 23:58Comment(0)大阪府

<TUGBOAT_TAISHO>(タグボート大正)(2020.04.02)

大正駅で列車を下りて街へ…

↓直ぐに橋が視えて、大きな水路が在ることを伺わせる…
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↑ドーム球場を含む大きな建物が水路の対岸に林立している様子も判る…

眼にした様子に引き摺られるように橋の辺りへ歩を進めた…

↓足下にこんな表示が在る…
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↓眼を上げると、こういう様子だ…
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↓何やら、貨物輸送に用いるコンテナを水路際に運び込んで、店舗として利用している様子?一寸面白い…
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↓何処となく「船」を想起させる設えの建物である…
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↓何処となく「屋台村」を想起させる。色々なモノを供する多様な店が入居している…
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↓硝子窓に対岸の様子が映り込んでいた…
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↓水路際に飲食店街が登場しているのか?
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↓階段が在って、2階も設けられているようだ…
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↓2階からは、1階がこういう具合に視える…
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↑「水辺の街」を強く意識した設えだと思った…

↓2階にも店舗が設けられていた…加えてテーブルも戸外に並んでいた…
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何やら面白そうだが…これは<TUGBOAT_TAISHO>(タグボート大正)という1月に開業したばかりの施設であるそうだ…「地域を牽引」という気概で「タグボート」と命名したらしい。

一つ「好い感じな場所」を見付けられた気がしている…
posted by Charlie at 23:19Comment(0)大阪府

大正駅の駅名表示…(2020.04.02)

JRの大阪環状線の南西側に大正駅が在る。

大阪の南西側で、大き目な水路に隔てられた、半ば島のような地形になった辺りが、大阪市大正区である。区内で鉄道駅は大正駅だけなのだという。

この駅は何度も通り過ぎてはいた…奈良や和歌山・関西空港と大阪駅との間を往来する列車は、大阪駅へ向けて進む中、天王寺駅で大阪環状線に入り込み、以降は新今宮、大正、弁天町、西九条、福島と停車して大阪駅へ至る。その奈良や和歌山・関西空港と大阪駅との間を往来する列車には何度も乗っていたのだ。その際に大正駅は通り過ぎていた…

そこでこの大正駅が少し気になり、一寸下車してみた…

↓こんな駅名表示がホームの辺りの壁に掲出されている…
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↑眼を奪われたのは、左下の画である…沖縄県のイメージ?<シーサー>だ…

大阪環状線は、色々な路線が繋ぎ合わさって1961(昭和36)年に成立していて、その時に大正駅が開業したそうだ。その後、1997(平成9)年には地下鉄が通って乗換駅になったという。

その駅に「何故、沖縄のイメージの画?」というように思う…これは大正時代頃に、この辺りに沖縄県の人達が多く移り住んだ経過が在り、大正区が<リトル沖縄>という異称を有していることに因むものなのだ…大正時代に人口が増えて、昭和時代に入って行政区を設けることになった際、大正橋という橋梁に因んで「大正区」と命名されたのだそうだ。

地名や、地名に因む場合が殆どである駅名には色々な歴史が包含されている…それをこの種の看板で表現というのも一寸面白い…そして、通り過ぎていたばかりの駅で、一寸下車して辺りを歩き廻るのも悪くないものだ。
posted by Charlie at 22:52Comment(0)大阪府

「軒先を拝借…」:奈良(2020.04.01)

薬師寺に近い西ノ京駅の駅前に在る停留所からバスに乗った。至った場所が東大寺大仏殿の辺りだ。

少し辺りを眺めようと思ってそういうように移動したのだったが、雨が降り頻り続けていて、来訪者が少な目になっている中、ウロウロする鹿ばかりが眼に留まる感だ。(序に足下に「落とし物…」も多少目立った…)

↓こんな様子を眼に留めた…
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↑休業している店のようで、営業時に陳列商品の写真撮影を御遠慮願うという意味で「撮影禁止」のピクトグラムが在るのであろう。そういうことではなく「軒先」に眼が向いてしまったのだ…

1頭の鹿が、雨を避けて軒先で休んでいる…長閑な様子だと思った…

動いた…:運行日誌(2020.04.02)

「深く短い眠り」なのか「眠りが浅い」のか判然としない。或いは出先での好い刺激の故に気持ちが昂っているのか?やや短めに眠り、そこから眼を開けて、一寸起きてから、また横になって何時の間にか眠るということを何度か繰り返していた間に早朝を迎えた…

前日は午前中から夜に至るまで雨が降り続いた。早朝の列車やバスが既に動いている様子が伺える居室の窓の外を眺めると、前日は濡れていた路面等が乾いている。夜遅く、何時の間にか雨は止んだようだ。多少、雲が多い感じがしないでもないが、普通に動き易い天候と言い得ると思った…天候の好転を期待していたが、願いが通じたような気がした。

想い起すと、前日は「早めなランチタイム」に“大和古代米”を摘み、「遅めなランチタイム」に美味いハンバーガーを頂き、宿に引揚げてからは何処にも出ず、居室内用にコンビニで調達してあったアイスコーヒーを飲んでいただけだった。酷く空腹感を覚える朝だった…

「お腹が空くのは生きてる証♪」と地元のコンビニチェーンのCMソングの歌詞に在って、店に寄ると流れていることが在って記憶に残る…正しく「生きている」、「身体はとりあえず(自身なりの)“普通”」であるが故に、午後の早めから早朝まで食事を摂らずに居れば、空腹も覚えるのが当然ということだ。そういう次第で、提供開始時刻早々に頂いた宿の朝食が美味かった…手頃な価格帯の宿で供する朝食で、特別な何かということもないモノだが、そんなモノでも美味い。「空腹は最良のソース」という言も在ったと記憶する…

そうやって、朝の7時台から<青春18きっぷ>を手に方々を巡った。<青春18きっぷ>が適用となるJRの普通列車、快速列車に加え、一部は近鉄の列車と奈良交通のバスも使ったが…出て戻る足で、宿の近所で適当に夕食まで摂って、居室に戻れば午後6時近くになっていて、何やらエネルギーを使った。

関西方面は「少し動く」ということをすると「様々な時代の各々のモノを積み重ねた」という感じの場所にドンドン巡り合う。それをランダムに巡るというようなことをするのが愉しい…一部に、些か公共交通が不便な場所が在ることは免れ悪いが、「1日に数本の列車…」という地域に居る者の目線で視れば「驚く程に充実!」という場所が多いのも関西方面の好さだと思う。

今日の状況は、「何をどう綴る?」というような有様だった。「(JRの普通列車、快速列車に)随意に乗車可能」な切符を手にしている。そこで、各駅停車で進んで、下車してから更に先を目指す場合「敢えて逆方向に進んで、快速列車に乗換えて先を目指す」というような、面倒なことをした場面も在った。

メモ帳に乗車区間を記しておいた…それを写し、序でに主な行動を付しておく。そうしておかなければ「訳が解らない?」ということになりそうだ…

奈良→桜井=JR
桜井→榛原=近鉄
榛原→古市場水分神社前=奈良交通(バス)

・宇太水分神社(うたのみくまりじんじゃ)を訪ねた。鎌倉時代から室町時代の建物が在る…

古市場水分神社前→榛原=奈良交通(バス)

・創建の挿話に「疫病退散祈願」という話しが在って、「日本初の健康の神様の社」とも言われる墨坂神社を訪ねた。社務所の大規模工事中で、参拝は出来たが、普通に活動していない様子だった…

榛原→桜井=近鉄
桜井→奈良=JR
奈良→王子=JR
王子→三郷=JR

・「三郷」は「さんごう」と読む。「みさと」だと思い込んでいた…列車本数がやや少ない区間、各駅停車のみの停車でやや不便な区間が入り組む中での妙な動きをした…
・三郷では「風神を祀っている」という龍田大社を訪ねた。急な坂道を上ると桜の花がぼんやりと視えた。満開の桜の中、「“風の街”から風神に会いに…」ということになった。

三郷→王子=JR
王子→大正=JR

・三郷駅で、駅に着いたと同時に王子行の列車が現れたので一旦“逆走”し、王寺駅から快速列車に乗って先へ進んだ。
・奈良・大阪間は、「天王寺駅に入って大阪環状線に乗入れて」というような感じになる<大和路快速>なる列車が多く運行されている。その列車を利用した。
・大正は、大阪の西南に在る半ば島のように大きな水路に囲まれた区である。嘗て、大阪での仕事に就こうとやって来た沖縄県の人達が多く移り住んだ経過が在り、現在でもその後裔に相当する人達や、関西に出て来る沖縄県関係者が好んで住むと言われ、大正に関しては<リトル沖縄>と呼ばれることも在るようだ。
・水路の脇に、「地域を牽引するような存在に…」という願いを込めて<タグボート>と名付けられた施設が今年1月に開業した。色々な飲食店等が在るが、景色も好く、雰囲気も非常に好い場所だった。
・この<タグボート>に「<リトル沖縄>=大正の店」という“沖縄酒場”がテナントに入った。そこに寄ってみて、自身としては初めて<沖縄そば>を頂いた。豚骨、鰹節、昆布と出汁を組み合わせたスープに少し平らな麺で、肉が具に入っている。非常に美味かった!そして泡盛を一杯ロックで頂いた…

大正→大阪城公園=JR

・大阪城公園を歩き廻った。
・なかなかの好天の中、桜も咲いている状況で大阪城天守閣―最近の「事情」で、大阪城天守閣は“休館”を続けている…―を眺め、豊国神社にも寄った。
・隣の森ノ宮駅の近くに歩き至った…

森ノ宮→大阪=JR

・大阪駅で些か写真を撮った…

大阪→奈良=JR

こういう具合に動き廻った一日だった…個々の見聞等は、そのうちに整理したい…

何か…長かったような、短かったような期間だった…明日は「北上…」を開始する段取りだ…

三条京阪駅駅の通路…(2020.03.30)

最近は、列車に乗込むと「スマートフォンの画面とにらめっこ」というのが定番になっているように見受けられるのだが…私は寧ろ「車窓を何気なく眺める」とか「車内に掲出されている御報せや広告を何気なく視る」のを好む。乗車時間が長い場合や、夢中になっているモノを手にしている場合には、本を読むというのも在るが…

地上を走る列車では車窓も面白いが、地下鉄の場合には、多くの場合がトンネル内なので「ただ薄暗いだけ…」で然程の興趣は無い…

↓が、駅に入るとその限りでもない…
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↑京都の地下鉄東西線、三条京阪駅の通路だ…街を文字どおりに東西に結ぶ東西線と、街の東寄りを南北に結んで大阪にまで至る京阪線とが交差する乗換駅が三条京阪駅だ。「三条駅」と言えば、古くから京阪の拠点なので、後発の地下鉄東西線は「三条エリアで京阪との乗換」という意味で「三条京阪」と命名したのだと想像するが…この時は地下鉄から京阪線に乗換えようとしていた…

↓「地下に桜が咲き乱れている…」と、誰も見向きもしないような中で壁の装飾を眺め入りながら歩んでしまった…
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↓好い感じの画だ…
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↓相対的に新しい地下鉄である東西線は深い場所に軌道が敷設されているようで、駅の通路はやや長い…階段もやや多いが、「咲き乱れる桜の中を歩む」というような気分になった…
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この壁の飾りは「春だから期間を決めて施した」のか?「“京都”の街のイメージとして“桜の名所が多い”ということから装飾に採用」ということなのか?この駅を常用している訳でもないので判らないが…

↓事情は何でも構わないが、この装飾が酷く気に入った!!
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posted by Charlie at 04:52Comment(0)京都府

雨が…降り頻り続けた…:<奈良市総合観光案内所>=旧 奈良駅舎(2020.04.01)

薬師寺を訪ねた時は未だ午前中で、雨が降り始めたが、その雨は途切れずに午後も夕方も続いた…

雨が鬱陶しく、また濡れながら戸外を動くのも面倒なので、宿の居室で寛いでいた…時折、窓から戸外を伺ったが、雨はずうっと続いていた…

↓夜に至っても雨は降り続いた…
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↑こういう様子…窓から眺める分には美しく好いのだが…

丁度1年前の同じ場所でも雨が降っていた様子が見受けられたが、あの時は「不意に強く降り、止んで、また降り」というのが何度か繰り返された。

こうやって何度か立寄り、滞在し、次第に「勝手知った(つもりになっている)他所」という感になる…そんな場所が増えるのが愉しく、嬉しいと思う…

東塔―金堂―西塔:薬師寺 白鳳伽藍(2020.04.01)

薬師寺を訪ねてみた。

薬師寺は、境内に在って列車が走行する音が聞こえる程度に近鉄の西ノ京駅に近い場所に在る。何か気象情報では「下り坂…」な予報なので「或いは?」と少しだけ危惧したが、西ノ京駅に着いた辺りで雨が降り始めた…

↓薬師寺だ!!雨が降り頻る感じが画でも判るが…
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↑左から東塔、金堂、西塔と建物が並んでいる…

↓東塔は、概ね12年間に及んだという修復工事が竣工したところで、漸くこの美しい姿を視られるようになった…
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↑雨に打たれながら、こういう様子を見入ってしまった…

↓西塔は1981(昭和56)年の再建である…
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「白鳳時代」と呼ばれる時代の697年に本尊開眼で本格的に開かれた薬師寺は、「平城京遷都」の710年に現在地に遷って壮麗な伽藍を誇ったという。が、戦乱や災害で多くの建物は損なわれた。そして再建が叶った建物も、その限りでもなかった建物も在ったという。西塔の再建だが、これは453年間も損なわれたままであったものがようやく再建されたのだという…

こういう中で東塔だけは、創建時のままに千年を超える時を受継がれて現在に至っているという…

何か「心動かされるモノ」が在った…
posted by Charlie at 02:13Comment(0)奈良県