長い移動の途次に在る…
サッパリとした感じで朝を迎えた…適当に動いて、眠気には敢えて抗わずに休み、起き出しては気儘に過ごす。「時間を設けた…」ということをして以来、好い時間を過ごすことが叶っている…
前夜は、相当に動いた日中の後で、薄らと眠気を覚える状況は比較的早めな時間帯から訪れてはいたが、何となく写真の整理に興じて、休んだ頃には日付が変わっていたような気がする。そこから、一度は眼を開いたが、窓の辺りが明るくなるまで深く眠ったような気がする。「お腹が空くのは生きてる証♪」であると同時に「動いて休んでスッキリする」というようなことも「生きている証♪」ということなのかもしれない。当たり前のことなのであろうが、最近は“当たり前”の「尊さ」というようなことを些か意識するような一面も在るような気がする。
“北”へ飛ぶ日だが…フライトは夕方ということになる。余り早くから動いても時間を持て余す…故に、ゆったりと朝食を摂って、居室で寛ぎ、頃合いを視て出発することとした。今回は何やら買い込んで荷物が増える、或いは一部のモノを送るというようなことも無い。昨年、甲子園球場の店で求めたリュックサックに着替えやノートパソコンを容れ、外装が廃タイヤゴムチューブであるというビジネスバッグにカメラ類を容れるという、「多少、モノが多い人が日常の活動エリア内で動き廻る」という場面のような、極めて身軽な状態だ…
目指すべき空港は神戸空港なのだが…<青春18きっぷ>を使う。JRの列車で動くが…奈良からであれば<大和路快速>で大阪駅に出て、大阪駅から<新快速>で三ノ宮駅に出ると神戸空港へ通じる訳だが…三ノ宮駅を通り越して姫路駅に至ってしまった…
姫路駅では、好天でもあったので姫路城辺りを散策し、咲き誇る桜を愛でる等した。花が美しいポイントの「穴場」という感の姫路神社にも行き当った…
姫路駅から姫路城に至り、白の広い域内を歩けば存外な距離になる。桜の時季…花が多く視られる場所はとにかく佳い!!
ゆったりと過ごしたが、神戸空港を目指して動くには間が在る…何となく姫路駅に至ったが、過去に姫路で利用していて、姫路で「会員カード」を作ったチェーン店のネットカフェ―札幌で、同じチェーンの店が何箇所か在るようで利用したことが在ったが、その際には姫路で作った会員カードを使った…―が眼に留まったので、そこで休むことにした。そういうように「少し休みながら動く…」という程度が好いのだと思う…
姫路からは三ノ宮駅に進んで、三ノ宮駅で一駅入れてからはポートライナーで空港へ移動である。空港では順当に搭乗を待つ段に至った。神戸空港に関しては、駐機場の様子を眺め易い辺りに座って待つ場所も在るのが好い…
搭乗して…何やら機内は随分と居眠りしてしまった…そして「本機は最終着陸態勢に入りました」というアナウンスで気付いた感だ…新千歳空港へは定刻よりもやや早く到着だ…
新千歳空港からは列車で札幌駅へ出た。そこから「安さ…」が好いので高速バスに乗車し、旭川へ移動だ。旭川への移動に際しても、札幌市内で高速道路に入り込んだ後、気付いたのは旭川に至って市内の一般道にバスが入った辺りである。
旭川…週末となる金曜日の夜ではあるが、静かだ…ここでは“指定休憩所”と呼んでいる都心部のネットカフェへ…ここで休む…ゆっくり過ごそう…
今般、一寸だけ不快感を覚えたことがある。最近は「無数の人が狭い場所に集まる」というようなことを避けようとしている訳だが、何か「ドサクサに紛れて、定められた喫煙コーナーを勝手に閉鎖している?!」というように思える状態が方々に在った。こういうことをドサクサ紛れにやるのであれば、「戸外で勝手に“禁煙”などとするな!」と思う…
そんなことも思ったが、明早朝からは、北への移動の続きである…
黄昏…:<奈良市総合観光案内所>=旧 奈良駅舎(2020.04.02)
精力的に動いた感の1日…夕刻に宿に居室に引揚げることを、頭の中で「帰還」と考えていることに気付いて、軽く苦笑いをしてしまう。窓からの風景に愛着を覚える宿泊施設の居室…それを、同じ場所に滞在する場合に繰り返して利用という状況…少なくとも自身の中ではJR奈良駅に近い宿という例が思い浮かぶばかりだ…
↓「帰還」してみると、ベッドが置かれた辺りの窓からこういう様子が視える…
↓何度も眺めたが、時間を追う毎に暗さが増して行き、様々な灯りが寧ろ目立つようになった…
居室で過ごす都度にこの光景を愉しんだが、忘れ難い光景だ。何度視ても、どういう時間帯に視ても、どういう天候条件で視ても、「視る都度に好い」と思うのだ…
こんな光景に「再会を期す!」と念じながら、奈良を発ったのだった…
↓「帰還」してみると、ベッドが置かれた辺りの窓からこういう様子が視える…
↓何度も眺めたが、時間を追う毎に暗さが増して行き、様々な灯りが寧ろ目立つようになった…
居室で過ごす都度にこの光景を愉しんだが、忘れ難い光景だ。何度視ても、どういう時間帯に視ても、どういう天候条件で視ても、「視る都度に好い」と思うのだ…
こんな光景に「再会を期す!」と念じながら、奈良を発ったのだった…
大阪駅…(2020.04.02)
<青春18きっぷ>を手に、方々を随意に動いて歩き廻るという気儘な過ごし方をした1日だったが、天候も好く、好天に誘われて奈良から大阪に流れ、やがて「朝から精力的に動いたので…」と引揚げを意図するようになった。
大阪から奈良へ引揚げるには…JR駅近くの宿に向かう訳で、JRの列車を利用することが最適である。そこで大阪駅である…
↓多数の軌道が並ぶ上に橋のように設えられた通路から、方々を結ぶ列車が発着する様子が伺える…
↓逆方向は光加減で、少し雰囲気が違って視える…
↓折角来たので、改札を出て一寸だけ様子を眺めた…未だ明るいが、陽が傾き始めた感で、一部の照明が点り始めた…
↓何度視ても仰々しく視える…単に規模が大きいだけなのかもしれないとも思うが…
↓昨今の“事情”の故に静かではあるが…日頃から「過ぎる程に静か」な街に居るので、そういう目線では「十分に賑やか…」というようには思っていたが…
↓金属、硝子、光が様々な表情を織り成す巨大な空間…そういう趣な場所だ…
立寄る都度に「また寄ろう…」と考えながら立ち去る…大阪駅はそういう感じがする場所だ…またそう思いながら、案内を確認して奈良へ向かう列車の出るホームを目指した…
大阪から奈良へ引揚げるには…JR駅近くの宿に向かう訳で、JRの列車を利用することが最適である。そこで大阪駅である…
↓多数の軌道が並ぶ上に橋のように設えられた通路から、方々を結ぶ列車が発着する様子が伺える…
↓逆方向は光加減で、少し雰囲気が違って視える…
↓折角来たので、改札を出て一寸だけ様子を眺めた…未だ明るいが、陽が傾き始めた感で、一部の照明が点り始めた…
↓何度視ても仰々しく視える…単に規模が大きいだけなのかもしれないとも思うが…
↓昨今の“事情”の故に静かではあるが…日頃から「過ぎる程に静か」な街に居るので、そういう目線では「十分に賑やか…」というようには思っていたが…
↓金属、硝子、光が様々な表情を織り成す巨大な空間…そういう趣な場所だ…
立寄る都度に「また寄ろう…」と考えながら立ち去る…大阪駅はそういう感じがする場所だ…またそう思いながら、案内を確認して奈良へ向かう列車の出るホームを目指した…