東京駅に在って「車輌に雪が付着した」という状態の列車が到着することは、然程頻繁に見受けられることでもないであろう…
千葉駅で乗車した列車を東京駅の地下ホームで下りた後、「とりあえず…」と外に出てみた…
↓こういう様子が見受けられた…
↑東京駅の壮麗な駅舎の前は冷たく濡れていて、雪が舞っているのが画でも判る…やや大粒で湿った感じの淡い雪だった…
「とりあえず西…」と進んでいたが、「雪のため…」という「列車運行の乱れ」が生じてしまうのも不都合と考え、思い切って新幹線の列車に乗車してしまったのだった…
少し珍しい状況に出くわしたのは興味深いが…「次」が在るなら、もう少しだけはゆっくりしたい感だ…
<堀川第一橋>…(2020.03.30)
清明神社の近くに<堀川>が在る…
<堀川>は京都の街中を真直ぐ流れる川だ。色々と利用されていたが、次第に顧みられなくなって行った。そして水流が途絶えて地名に名残を残すのみとなっていたようだが、2000年代に川として、河岸の憩いの場として復興整備が施されたのだという。
↓その<堀川>にこういうモノが在った…
↑<堀川第一橋>(ほりかわだいいちきょう)という石造の橋だ。
↓柱に<堀川第一橋>と確り刻まれていた…
この辺りには、古くから<中立売橋>(なかたちうりばし)という橋が架かっていて、御所と二条城とを結ぶ経路に在ることから、江戸時代には幕府が管理する「公儀橋」と位置付けられて重視されていた。
1873(明治6)年に、橋は石造のモノに替えられた。そして<中立売橋>という名は通称として残るが、<堀川第一橋>が公式の名称ということになった。
↓非常に美しい橋だ。真円の一部になるような形のアーチを描く形状だ。日本国内では稀な形状であるという…
嘗ては車輌が通る部分を舗装していたそうだが、平成に入って全面的に石畳になったのだという。京都市が文化財に指定しているそうだ…
↓辺りは「親水河岸」というような雰囲気に整備されていて、桜が好い感じだった…
この石造アーチ橋が築かれたという1873(明治6)年であれば?伝統的な技術が用いられたのかもしれないが、「明治初期に新しい石橋」という辺りに、「時代毎に各時代の新しい技術等を容れた京都」という「街の個性」に想いが及ぶ…
<堀川>は京都の街中を真直ぐ流れる川だ。色々と利用されていたが、次第に顧みられなくなって行った。そして水流が途絶えて地名に名残を残すのみとなっていたようだが、2000年代に川として、河岸の憩いの場として復興整備が施されたのだという。
↓その<堀川>にこういうモノが在った…
↑<堀川第一橋>(ほりかわだいいちきょう)という石造の橋だ。
↓柱に<堀川第一橋>と確り刻まれていた…
この辺りには、古くから<中立売橋>(なかたちうりばし)という橋が架かっていて、御所と二条城とを結ぶ経路に在ることから、江戸時代には幕府が管理する「公儀橋」と位置付けられて重視されていた。
1873(明治6)年に、橋は石造のモノに替えられた。そして<中立売橋>という名は通称として残るが、<堀川第一橋>が公式の名称ということになった。
↓非常に美しい橋だ。真円の一部になるような形のアーチを描く形状だ。日本国内では稀な形状であるという…
嘗ては車輌が通る部分を舗装していたそうだが、平成に入って全面的に石畳になったのだという。京都市が文化財に指定しているそうだ…
↓辺りは「親水河岸」というような雰囲気に整備されていて、桜が好い感じだった…
この石造アーチ橋が築かれたという1873(明治6)年であれば?伝統的な技術が用いられたのかもしれないが、「明治初期に新しい石橋」という辺りに、「時代毎に各時代の新しい技術等を容れた京都」という「街の個性」に想いが及ぶ…
早朝の八坂神社…(2020.03.30)
前日の“消耗”に関して、好い塩梅に保養が出来たと感じ、早朝から歩き廻ることとした…
↓狛犬だ…
↑これは「阿形」だ…
↓そして「吽形」の狛犬である…
↓八坂神社の東大路通に面した門…<西楼門>である…
↑なかなかに迫力が在る建物だ…
↓境内に進み入る…<南楼門>が眼に留まる…
↓<南楼門>から境内の外側に何歩か出てみた…桜も咲いていて感じが好い…
この時は、「夜明前の<祇園枝垂桜>を観る」ということを「一日の振出に…」と思いながら戸外に出たのだが、八坂神社の建物もなかなかに好い趣であると思った。参拝者、通行人が多い時間帯とは少し雰囲気が異なっていたと思う。或いは、<祇園社>と呼ばれていた昔は「こういう雰囲気だった?」と想像してしまった…「近隣他都市に滞在して、朝から京都に乗込む」というのも悪くはないが、「京都の街中に滞在して、静か過ぎる早朝から動く」というのも面白い…
↓狛犬だ…
↑これは「阿形」だ…
↓そして「吽形」の狛犬である…
↓八坂神社の東大路通に面した門…<西楼門>である…
↑なかなかに迫力が在る建物だ…
↓境内に進み入る…<南楼門>が眼に留まる…
↓<南楼門>から境内の外側に何歩か出てみた…桜も咲いていて感じが好い…
この時は、「夜明前の<祇園枝垂桜>を観る」ということを「一日の振出に…」と思いながら戸外に出たのだが、八坂神社の建物もなかなかに好い趣であると思った。参拝者、通行人が多い時間帯とは少し雰囲気が異なっていたと思う。或いは、<祇園社>と呼ばれていた昔は「こういう雰囲気だった?」と想像してしまった…「近隣他都市に滞在して、朝から京都に乗込む」というのも悪くはないが、「京都の街中に滞在して、静か過ぎる早朝から動く」というのも面白い…