721系電車とキハ40…:旭川駅(2020.04.04)

↓早朝の旭川駅で視られる様子だ…
04-04-2020 Asahikawa (14)
↑左は札幌方面へ向かう列車となる721系電車である。右は稚内へ向かう普通列車の後尾側で、名寄まで連結のキハ40だ…

以前には、札幌方面へ向かう朝の列車は711系電車という、北海道に電化区間が初めて登場した頃に初登場という年季が入った車輌が使用されていたものだが…この721系電車に切替わり、少し時日を経たので眼も慣れて来ている…

特急型車輌のような華やぎには欠けるかもしれないが、こういう「普通列車に使用される各種車輌が並ぶ」というような様子も「地方の拠点駅らしい」という感じで、旭川駅で出くわして少し嬉しい場面である…

切符等…(2020.04.04)

出先から戻り、嵩張るモノを拙宅に置いて、多少冷えた居室で暖房機器を稼働させ、近所の喫茶店に出て一息入れた…

↓出先で使用した切符等を何となくテーブルに出した…
04-04-2020 my tickets (3)

奥は<歩くまち・京都 レールきっぷ>だ。これはカード乗車券で自動改札に通す。この券は、京都市内と周辺の指定区域で運行されている京阪、阪急、嵐電、地下鉄の列車、そして附属の“B券”で同じような区域のJRの列車に随意に乗降可能な1日乗車券だ。近年は「京都に足を踏み入れる」という場合、これの有無をチェックするようにしている。今般は京阪の三条駅で求めたが、過去には地下鉄の京都駅や阪急の京都河原町駅で求めた記憶も在る。今般、これを利用して京都市内を動き、宇治も訪ねてみた。

沢山のスタンプが押された<青春18きっぷ>も在る。可能な場合は“下車印”を下車する駅でお願いしているので、<青春18きっぷ>を使った後は、概ねこういうような状態になって手元に残る…

今般は、稚内・名寄、旭川・滝川・岩見沢・苫小牧・南千歳・新千歳空港という往路、旭川・稚内という復路が“長距離移動”ということになるであろう。他は成田から香取・佐原、佐原・千葉・東京という利用、奈良・桜井を往復してから三郷、大正、大阪城公園等を動き回って大阪から奈良へ戻った利用、奈良・大阪・姫路・三ノ宮と動いて飛行機に乗った後の新千歳空港・札幌の利用ということで「5回」をフル活用である。

以下、東京・京都の<のぞみ>、名寄・旭川の<サロベツ>と別途に求めた各切符だ…

(※ パソコンで御覧の場合、右側に表示される「カテゴリ」の地域名をクリックすると、上述の立寄っている各地で撮った画が入った記事を御覧頂ける…)

こういうような按配に、1日乗車券的なモノを中心に入手して「勝手気儘に動き回る」ということをするのが凄く気に入っている…

↓<青春18きっぷ>は殊更に好いと思う…
04-04-2020 my tickets (1)

<青春18きっぷ>に関しては2019年に使用したモノの写真も撮って在ったが…既に何度も利用した経過が在る…

また何時か…こういうような切符を手に出掛けたい感だ…

桜…:興福寺(2020.04.01)

佐保川の桜を眺め、近鉄の最新車輌による特急列車に出くわし、猿沢池の辺りに至った…

前夕、滞在した宿の方と言葉を交わした際、桜の時季に散策をするのであれば「興福寺界隈の雰囲気が好く御薦め」という御話しを頂いた。なるほど、JR駅に近いエリアの宿に勤められていて、周辺を何らかの形で何時も動いているであろう方の言だけに間違いは無く、興福寺辺りの雰囲気はなかなかに好かった…

↓そう思いながら眺めた光景だ…
01-04-2020 Nara in morning vol02 (16)
↑桜の奥に先端部が覗くのは<三重塔>である…

興福寺に関しては、昨年に近くで写真も撮ったが、五重塔が非常に好く知られていると思う。これに対して、三重塔はやや知名度が低いかもしれないが、平安時代の終わり頃に登場し、鎌倉幕府が登場して行く源氏と平家との争いの戦禍で焼けてしまい、鎌倉時代の前半、比較的早くに再建されたと見受けられる建物であるとのことで、「国宝」にも指定されているモノなのだそうだ…

色々な建物が、建てられ、損なわれ、再建されということを繰り返し、戦乱、天災、疫病等々の様々な困難が在った筈だが「それでも!」と興福寺の種々の文化財は「創建の時代の祈り」のようなモノと共に現代に受継がれている訳だ…

そんなことを思いながら、ここから歩いて宿へ引揚げたのだが、この「桜の奥に塔の先端」という様子が酷く記憶に残る…

榛原駅前のバス停…(2020.04.02)

何処を訪ねるにしても、基本的には鉄道や路線バスを利用し、辺りを歩き廻る…時にはタクシーを利用しないでもないが…

奈良県の少し東側の榛原駅に関しては、宇陀市内の面白そうな場所を訪ねるべく立寄っている。「榛原駅前から路線バスで…」というような場所が幾つも在るのだ…

↓榛原駅前で視掛けるのは、こういうようなバスである場合が多いと思う…
02-04-2020 Nara pref (6)
↑今年、昨年と榛原駅前から宇陀市内を行くバスに何回か乗車したが、何れもこういう感じで、「少し車長が短め?」というように見えるバスだ…

主に奈良県内での路線を運行しているようだが、奈良交通という会社の車輌を榛原駅前では視掛けた。「鹿」のマークが好いと思った…

不慣れな路線バスであっても、最近は「交通系IC」が在ると少し気楽に乗車出来る。“残高”が不足すると面倒なので、乗車する少し前にそれを確認すべきであるようには思うが…この榛原駅前から宇陀市内を進む路線も、手持ちの「交通系IC」を使って乗車した。因みに私は、JR西日本や関西の私鉄で発行している<ICOCA>を何となく愛用している…(地元では「極少数派」であるが…<KITACA>、<SUICA>、<PASMO>の方が多いと思う…)

このバスの写真を眺め、宇陀市内のややバス運行本数が少ない箇所をものともせずにドンドン進んだ様子が心地好かったことを何となく思い出す…また、こんなバスで訪ねる地域を訪れる機会を設けたいものだ…