「囚われている」という感の光…:稚内港北防波堤ドーム(2020.05.16)

多分、朝の気温は10℃を切っていた…然程強いとも思えないが、身体に当たるのが判る程度の風は、やや冷たい。

早朝の戸外の様子を伺って「多少…肌寒い…」とは思ったが、寧ろ冬季に引っ掛ける上着を羽織って「極々短い散策」に出てみた。

↓宗谷の地形と、オホーツク海の低空に拡がっているらしい厚いと見受けられる雲が重なり「俄かに地形が変わった?」と瞬時戸惑いを覚えた…
16-05-2020 morning (2)
↑全般に雲が厚く、朝陽が上るべき位置の周辺は、何となく光が滲んでいるような感だ…

↓拡がる雲の様子が海面に揺らいでいるような様子が見受けられる…
16-05-2020 morning (4)

↓風に流されて様子が変わる雲の様子だが、海面でも映り込んだ雲は様子を変えながら揺らいでいる…
16-05-2020 morning (6)

↓海面に映り込む天は、「揺らぐ海水の凹凸」を帯びて、少し不思議な感じにも視える…
16-05-2020 morning (7)

↓日出の時刻は「多分?」過ぎている筈…だが、光が解き放たれない…
16-05-2020 morning (8)

厚い雲に朝陽が囚われてしまったかのような感だった。そのまま「曇天の朝」という風情になっている休日である。

<БЕЛОМОРКАНАЛ>(ベラモルカナル)(2020.05.15)

↓不意に…妙なモノが出て来た…
14-05-2020 my one.. (1)
以前にもこのブログで取上げたことが在ったのだが、「パピロス」と呼ばれる種類の、ロシアの煙草だ…<БЕЛОМОРКАНАЛ>(ベラモルカナル)という名である。

↓「パピロス」というのは、フィルターは無く、煙草を紙で巻いた部分の延長線上に厚めの紙を丸めた筒状のモノが付いている…
14-05-2020 my one.. (4)

以前にユジノサハリンスク市内の店で求めたモノである。何時頃持ち帰ったのか、記憶が曖昧になっている。何となく袋に入った状態で、居室の隅に置かれた箱にゴチャゴチャとモノが入っていた中に混じっていたのだ。「思わぬ発見」という感で、出て来て笑ってしまい、何となく写真に収めてしまった…

↓<ジッポー>のオイルライターと何となく並べているが、「煙草の箱」ということではやや大きめに感じられる箱で、独特な存在感の煙草だと思う。
14-05-2020 my one.. (5)
↑喫した時も、やや「強い…」という感じな独特の“味”というように思う。煙も「やや濃い?」というような気がする…

こういう形状の紙巻き煙草だが、各国では1940年代位までで廃れてしまっていたらしい。が、ソ連ではそれが延々と受け継がれ、ロシアの時代になっても残っていた訳だ。<БЕЛОМОРКАНАЛ>(ベラモルカナル)に関しては、1932年に初めて登場したというが、パッケージ等のマイナーチェンジは在ったものの、原則的に同じモノが延々と受け継がれているということになる…(因みに<БЕЛОМОРКАНАЛ>(ベラモルカナル)という名は、初登場の頃に話題であったという<白海・バルト海運河>に由来するという…)

暫くの間は、このかなり独特な感じのモノを楽しむことが出来る訳だ。

ミニチュアの“角帽”…(2020.05.09)

↓こんなモノを眼に留めて、何となく引っ張り出してみた…
09-05-2020 my one.. (9)
↑普段は小さな棚に何となく並べて在るというモノである。

↓大きさが比較可能なように、背後に煙草の箱とライターとを並べてみた…
09-05-2020 my one.. (7)

大学の“角帽”という代物だ。未だ元号が「昭和」で、後から振り返れば「平成」へ切り替わって行こうという時期、大学に御厄介になり始めたような頃だった。毎日のように詰襟の学生服を着用するのでもない中―当時、学生服は持っていなかった…―で、実際に着用する“角帽”は「高価な割に使う機会も…」と入手を逡巡するような代物だった。そんな時にこれに出くわしたのだ。「これ!好いなぁ…」と直ぐに入手したのだった。

聞けば、何年か前から、実際に着用可能な“角帽”は製造していた店が廃業してしまっていて入手困難となっているらしいが…このミニチュアは現在でも入手可能なのか否かも判らない…既に「半ば骨董品?」となっているかもしれない…

↓どうでもいいかもしれないモノながら、非常に長く大切に持っているモノだ…これからも大切に持っていたい感だ…
09-05-2020 my one.. (8)

或いは、こういうような「もっともっと若かった頃」のモノを何気なく眼に留めて、何となく眺め入ってしまうというのは…「“年寄り”になった?」というようなことかもしれないと苦笑してしまう…

ミニチュアの“赤電話”…(2020.05.09)

↓なかなかに趣が在るモノだ…
09-05-2020 my one.. (3)
↑酷く懐かしい感じがするモノだ。一定の年代以下の方には馴染みが薄いモノということになるかもしれないが…

↓大きさが比較可能なように、背後に煙草の箱とライターとを並べてみた…
09-05-2020 my one.. (5)
↑ジッポーのオイルライターよりも小さい、公衆電話のミニチュアである。所謂“赤電話”で、10円硬貨を使うモノであり、1971(昭和46)年に登場したモデルであるそうだ…

少し前に読んだ本に、1980年代頃の様子を振り返る部分が在った。この本の著者は、1980年代に街に出て、外で動き回る役目に就いていたのだというが、定時連絡や応援を求めるような事態で所属先と連絡を取るため、必ず10円硬貨を何枚かポケットに入れていて、必要な時は“赤電話”を探す、またはよく動く辺りの“赤電話”の在る場所を記憶しておくようにしたというような叙述が在った。

そういう具合で、嘗ては「何処かと連絡…」とでも言えば「赤電話?」で「10円硬貨?」という「ことになっていた」かもしれない…最近は?「10円硬貨を入れてダイヤル」という赤電話を見掛けないに留まらず、公衆電話そのものも少なくなっている気がする…

↓モノはこういう具合にカプセルに入って販売されている。所謂<ガチャガチャ>だ…
09-05-2020 my one.. (1)
↑眼に留めて気になったので、ネット通販で求めてしまったのだが…

↓何に使うという程のモノでもない、飾るだけもミニチュアだが…少し愛おしくなる…
09-05-2020 my one.. (4)

満開…:稚内のエゾヤマザクラ…(2020.05.13)

5月9日に「咲いて…いる?漸く!」と桜の木に眼が向いたという経過が在ったが…数日経っている。

5月9日と同じ場所を通り掛った…
13-05-2020 sakura (1)
↑この木は好い感じに満開だ!

エゾヤマザクラの木は方々に散在している感で、際立って大きな木は思い当たらないが、現在は各々の木で各々に花が咲き始めていて一部は満開だ…暫くは近在で花を眺めるというのが愉しいかもしれない…

13-05-2020 sakura (2)

石段…:北門神社(2020.05.13)

早朝…10℃を超え、空気の中に微妙な生温かさのようなモノを感じないでもない他方、「佇むと少々音を感じる」という程度に冷たい風も吹き抜け、何となく寒々しい気がした中、「極々短い散策」に出てみた。

↓少し北門神社の境内を歩き回り、石段を下りて引揚げようとした際の眺めだ…
13-05-2020 morning (12)

中途半端に雲が多めで、何となく光が解き放たれ悪い感ではある。が、肌寒いと同時に、少し清々しい感も抱く状況だったと思う。

こういう「その辺の様子」を愛でるというのが非常に好いかもしれない…

風渡る早朝の海…:稚内港北防波堤ドーム(2020.05.13)

10℃を超えていたらしい早朝、空気の中に微妙な生温かさのようなモノを感じないでもないなかった。その他方で風はやや冷たい感だった…

↓海岸に佇むと「少々音も感じる…」という程度の冷たい風が身体に触れた…
13-05-2020 morning (2)

↓中途半端に厚いと見受けられる雲が拡がり、光線は平板な感であったが…静かな海面を風が渡っているというのが判った…
13-05-2020 morning (3)

↓風が不規則に断続し、風が創る波紋も不規則に拡がり、そして風が極々微弱になる間隙に海面が静穏になる。そういうことを繰り返していた…
13-05-2020 morning (4)

↓不思議な感じもした海面に見入ったが…光が解き放たれ悪いという感であった…
13-05-2020 morning (6)

↓「風の音ばかりが感じられる」という「過ぎる程に静か」という状況だった…
13-05-2020 morning (7)

何となく「こんな朝も…在るか…」という感の「極々短い散策」であった…

稚内のエゾヤマザクラ…(2020.05.13)

早朝…東寄りの天が多少明るかったことを受けて「極々短い散策」に出てみた。

10℃を超え、空気の中に微妙な生温かさのようなモノを感じないでもない他方、「佇むと少々音を感じる」という程度に冷たい風も吹き抜け、何となく寒々しい気がした…

↓こういう様子を眼に留めた…
13-05-2020 morning (8)
↑エゾヤマザクラだ…

土曜日に「花が漸く?」と、咲きそうになっている様子を眼に留めていた。以降数日…こうして咲いている場所が見受けられるようになって来た…

↓こういう具合に花が咲く様子が、暫くは方々で見受けられるようになる…
13-05-2020 morning (9)

漸く咲いた桜…漸く季節の流れも少し加速したような感でもある…

『絲綢之路』(しちゅうのみち)…(2020.05.12)

奈良の薬師寺に<玄奘三蔵院伽藍>という場所が在った。

玄奘三蔵は唐代の僧で、現在の中国からインドへ旅をしている。経典の研究で多大な成果を挙げたという人物で、現在に受継がれる法相宗を開いたとされる。法相宗の寺である奈良の薬師寺では、この玄奘三蔵を祀る<玄奘三蔵院伽藍>という場所を設けている。

<玄奘三蔵院伽藍>に立寄った際、奥の建物内に玄奘三蔵による中国からインドへ旅をイメージした画の展示が在った。かの『西遊記』は玄奘三蔵による中国からインドへ旅に着想を得た伝奇であるのだが、<玄奘三蔵院伽藍>を見学した際には「遥かな昔に、かのシルクロードの長い長い道程を…」というようなことに想いを巡らせていた…

そしてYouTubeであの<シルクロードのテーマ>を探して聴いてみるというようなこともしてしまった経過も在ったのだが…「(拙宅の)何処かにディスクが…」と気になっていた。

↓拙宅に、その<シルクロードのテーマ>を収めたディスクが確り在った!!
12-05-2020 my disc.. (1)
↑本当に「何となく…」という感じで出て来たのだった…思わず写真に収めてしまった…

↓「シルクロードを経て、遥かな国々から日本へもたらされた…」と云われる古楽器の画をジャケットに採用している…なかなかに好いデザインだ…
12-05-2020 my disc.. (2)

シンセサイザー奏者、作曲家の喜多郎の作品だ。ディスクは1998年に登場したモノであるようで、入手した時期は定かでもない…が、楽曲は1980年のモノであるという。

これはシルクロードをテーマにしたドキュメンタリー映像のBGMとして登場した作品ではあるが、随分以前から気に入っている音楽である。もう40年も前の作品だというが、「遥かな昔の出来事」や「永い間、変わることもなく時を刻む雄大な風景」に想いが巡る音で、なかなかこれに替る作品が思い当たらない…

<玄奘三蔵院伽藍>が切っ掛けで、一寸好い感じな画が入ったディスクに再会出来た感である。

稚内のエゾヤマザクラ…(2020.05.12)

好天であった土曜日に桜の咲き始めに気付いた…

漸く咲き始めたと思ったが、花が咲く様子の拡がりは緩慢なものだ。そして毎シーズン、どういうものか「一定程度定まった順番」というようなモノも見受けられる。これは場所毎に日当たり、風当り、土壌等の条件によるのであろう…

↓毎シーズン「相対的に辺りでは花が早い?」というような気がする辺りである…
12-05-2020 morning (2)
↑朝早くに一寸だけ眺めた限り、「一部の木に少しばかり花が目立つか?」という按配だ…

これからの数日は、少し様子を楽しんでみたい感だ…

「何時もの…」と言って頼む…(2020.05.09)

↓ランチタイムには頻繁に寄る店で「何時もの…」と言い出せば、こういう感じのモノが出て来る…
09-05-2020 lunch (1)

↓<スープカレー>である…
09-05-2020 lunch (2)

野菜や肉が、出汁やスパイスが混ざり合ったスープに入っているということで、或る種の「薬膳」という感じで一寸好い…

日々の糧を愉しく…非常に好いことだ…

『サハリン島 / チェーホフ』…(2020.04.29)

↓何となく撮ってしまった画である…
29-04-2020 my books (1)
↑チェーホフによる『サハリン島』の邦訳の本と、2017年出版というロシア語版の原書を何となく並べた…

原書は<Остров Сахалин>(オーストロフ サハリン)と言うが、文字どおりに『サハリン島』という題だ…1890年にサハリンを訪ねたチェーホフが綴った本ということになる…

その1890年にチェーホフはアレクサンドロフスク・サハリンスキーに上陸して活動した経過が在るのだが、「チェーホフも視たかもしれない風景…」に出逢ってみたいと強く思っていて、実際にアレクサンドロフスク・サハリンスキーを訪ねてみたのも好い想い出だ…

この画そのものは、「本の表紙の写真を挙げて紹介…」という御誘いが在った際、「序に…」とモノクロの画も撮ってあったという代物だ…

時には、手近なモノをこうやって写真に収めてみるのも面白い…

海面の雲と渡る風と…:稚内港北防波堤ドーム(2020.05.09)

「例によって」という感で早く眼を開け、玄関前で戸外の様子を伺うと、10℃を伺う気温であるらしいにも拘らず、やや強めで冷たい風が抜ける寒々しい様相であった…

冷たい風に負けないよう、「冬季仕様?」という感の裏地を備えた上着を引っ掛け、「極々短い散策」に出てみた…

↓静かな海面をやや冷たい強風が渡っている様が見受けられた…
09-05-2020 morning (2)

↓風が弱まると、海面は天の様子、「昇り龍?」というような形に拡がる雲の様を映し込んでいた…
09-05-2020 morning (4)

↓低空の雲が厚いようだが、日出の頃の朝陽の光は高空を流れる雲を照らしている感であった…
09-05-2020 morning (7)

↓光は解き放たれ悪い感だ…
09-05-2020 morning (9)

↓厚いと見受けられる低空の雲の向こうで朝陽が高度を上げたのかもしれない…光の感じが変わって来た…
09-05-2020 morning (8)

↓朝陽は低空の雲の向こうだ…光が高い天に少し溢れ出ている…
09-05-2020 morning (11)

↓そういう天の様子を映している海面を風が渡り、波紋が拡がっている…
09-05-2020 morning (13)

休日の朝である…ゆっくりすることも可能であったが…やや冷たい風がキツく、文字どおりに「極々短い散策」に終始した…

「“ビッグ”!」と言って頼む…(2020.05.08)

最近、「事情」で暫く休んでいた近所の店。「用が在ったら、ここへ電話してくれ…」と嘯き、本当に友人が電話を寄越した事例さえ在る程度に頻繁に寄っていた場所である。暫く休んでいて少し“渇望感”が在ったのだが…「灯りが点いた!!営業?」ということになり、とりあえず立寄った…

↓「何時もの席」に陣取って、店主氏に「“ビッグ”!」と頼めばこういうモノが出て来る…
08-05-2020 dinner (3)

↓店の創業以来の“看板メニュー”のような感のハンバーグのセット…ランチでもディナーでも供しているのだが、レギュラーサイズと大きなサイズが在る。私の場合は常に「“ビッグ”!」である…
08-05-2020 dinner (4)

こういう「馴染んだモノ」、初めて頂いた時から何回頂いたのか数え切れない程に親しんでいるモノが「普通に頂くことが叶う」というのは実に有難い!!

風渡る日出の頃…:稚内港北防波堤ドーム(2020.05.08)

早めに寝入ってしまった帰結として、早めに眼を開けた早朝…「極々短い散策」に出てみる…

↓「巨大な龍?」というような南北に長く延びているような雲が浮かぶ天…午前4時前…朝陽が上るべき辺りで光が滲んでいる…
08-05-2020 morning (1)

↓静かな海面に天空の様子が映り込んでいる。何か「燃える!」というような天の様子が海面上に拡がる様は面白い。
08-05-2020 morning (3)

↓朝陽が高度を上げ、光が溢れ始める。天は刻々と様子を変えている…
08-05-2020 morning (5)

↓少し「寒い…」と思っていれば、不規則にやや強めな風が吹き付け、静かな海面を渡っている。海面に波紋が拡がっている…
08-05-2020 morning (6)

↓風が一頻り抜け、海面は鏡面のような様相を取り戻した部分が見受けられたが、更に風が吹き込んで波紋が拡がり、不思議な様相を呈する…
08-05-2020 morning (9)

↓朝陽が高度を上げると、風が渡って波紋が拡がる静かな海面に“光の路”が見受けられるようになる…
08-05-2020 morning (12)

気温は7℃程度であったらしいが、やや強い風が冷たく、「もっと低温?」と感じた。国内他地域では「冬季の様相?」に近いのかもしれないが…それでも「春」ではあるような気はしている。

早めに起き出して、気分次第で愛用のカメラを提げて「極々短い散策」に出てみる。自身にとって“特別”でもないのだが、「都度毎に異なる風景」に出くわすのは少しだけ“特別”かもしれない…最近、そんな気分が強まっている。

『大地の詩』…(2020.04.29)

↓時には手にしてみたい一冊の画を撮ってしまった…
29-04-2020 my books (3)
↑写真家の前田真三による作品を集めた本である。「読む本」というより「観る本」という感になる…

「初めて」は何時頃であったか?魅力的な風景が拡がる美瑛は何度も訪ねている。そして美瑛では積極的に写真も撮る。

そういう「美瑛のファン」を自認する人は少なくないと思うのだが、前田真三はその活動を通じて美瑛の魅力を発信するということを「始めた人達の一人」と看做される写真家だ…その後、美瑛の風景は広告等にも登場するようになって知名度が高まるのだ…

撮影時期が、現在となってはそれなりに古くなって、写真と様子が違う場所も多いとは思うが、それでも「前田真三が出会って心動かされた様子」というような、或る種の“画集”という魅力が溢れる作品集になっている。

この一冊に掲載の各作品を見ると、「その辺の様子」という中に溢れる“輝き”のようなモノに「もう少し眼を向けませんか?」、「気付いてみませんか?」というような“呼び掛け”のようなモノを感じる。

美瑛に限らず、何処であっても「その辺の様子」という中に溢れる“輝き”のようなモノは在るのだと思う。そういうことに「もう少し眼を向けませんか?」、「気付いてみませんか?」とやれば…もっともっと「心豊かに」暮らすことが叶うような気もする…

この画そのものは、「本の表紙の写真を挙げて紹介…」という御誘いが在った際、「序に…」とモノクロの画も撮ってあったという代物だ…

時には、手近なモノをこうやって写真に収めてみるのも面白い…

日出の頃…:稚内港北防波堤ドーム(2020.05.07)

何か、好天の日に「明るい感じ」が東寄りの天に見受けられる時間帯が酷く早くなったと思う。午前4時頃、好天の日には東寄りの天が「明るい感じ」になっている…

↓「極々短い散策」に出てみれば、画の左側、この時季に朝陽が上るような辺りで、既に光が少し滲んでいた…海面は非常に静かだ…
07-05-2020 morning (1)

↓朝陽の行く手を阻むような雲も見当たらず、朝陽の上昇に連れて光が解き放たれて行く感だ…
07-05-2020 morning (4)

↓朝陽が上るに連れ、鏡面のような海面に“光の路”も視えるようになる…
07-05-2020 morning (6)

↓少し角度を変えて眺めるということもしてみた…
07-05-2020 morning (7)

↓沿岸の稚内港北防波堤ドームの屋蓋にも光が当たっている…
07-05-2020 morning (10)

何となく「また休日…」というような気分で居たが、考えてみると“連休”が明けたのだった…そういう日に、美しい日出を眺めることが出来た…

早朝…:稚内港北防波堤ドーム(2020.05.06)

「明るい」という感じと同時に「やや薄暗い」というようにも感じられた…そんな早朝だった…

↓「極々短い散策」に出てみた…
06-05-2020 morning (4)

↓全般に雲が多い空で、低空の一部だけは雲が薄く、上る前の朝陽の光が干渉して複雑な色彩になるという、何やら独特な感じだ…
06-05-2020 morning (5)

↓低空に光が滲むような感じになって来た…
06-05-2020 morning (13)

↓画の左側…雲間に朝陽が上ろうとしている様子が判るようになった…
06-05-2020 morning (14)

↓「解き放たれ悪い…」という感ながら、雲間から朝陽の光が溢れ始めた…
06-05-2020 morning (17)

↓上る朝陽が、高目な空の雲に吸い込まれてしまったかのように見えた…
06-05-2020 morning (21)

何か不思議な様相の早朝だった…そして「晴れている」とも「曇っている」とも感じられるような、やや肌寒い日となっている…

<ほうれん草ペペロンチーノ>(2020.04.29)

↓何か「久し振りじゃないか!?」という感だった…
29-04-2020 lunch (2)
↑御近所のカフェで供される一皿である…材料の「ほうれん草が在る時のみ提供」ということなのだが…唐辛子のオイルとベーコンに、ほうれん草が意外に佳く合う!!

昨年も同じような時季に愉しんでいた…こういうモノ…非常に好い!!

<大阪焼酎 国乃長>…(2020.05.03)

錫のタンブラーは大阪からやって来た代物なのだが、そこに大阪から届いた銘酒を注ぐ…好い感じだ!
03-05-2020 my one (8)

少しだけ御無沙汰してしまった感の気に入っていた銘酒…非常に欲しくなった…そこで酒造会社のウェブサイトを介して発注したところ、直ぐに送って頂き、無事に着いたモノを早速に頂いている訳だ…

記憶に在ったラベルデザインから変わってはいるが、味は記憶していたままだ!!
03-05-2020 my one (3)
↑<大阪焼酎 国乃長>という銘だ…これは吟醸酒を醸した酒粕を利用した蒸留酒である。「大阪府下で製造中の唯一と見受けられる本格焼酎」ということで<大阪焼酎>と名付けられたという…

大阪・京都間をJRの列車、または阪急の列車で往来する場合、大阪府の北側の京都府に差し掛かるような辺りに在る高槻市を通る。その高槻市に「摂津国富田郷」と呼ばれていた地区が在る。現在は「高槻市富田町」という住所なのだが…

この富田郷は酒造業が盛んに行われた経過が在る地域で、そういう伝統を受継ぐ酒造会社が2社活動中である。富田は水や米に恵まれ、古くは「醸の国」とも呼ばれたそうだ。酒造が盛んで在った地域に関しては、時代が下って行く中で「舟運、海運が利用し易い」という地域、明治期以降は「鉄道輸送が利用し易い」という要素も出て来るが、「発達する流通の中で相対的に優位な場所」が大きく台頭するようになる。富田は、そういう中でやや地味な存在になったかもしれない。

この富田に興味を覚え、<国乃長>の銘で酒を醸す<寿酒造>を訪ねてみたという経過も在った…<国乃長>の銘は、あの<あべのハルカス>の展望室に在るカフェバーで愉しむことが出来るクラフトビールにも使われている。<寿酒造>は清酒を出発点に、クラフトビールも手掛けている。そして酒粕焼酎だ…最初はクラフトビールが気になって、場所を調べて、京都・大阪間を移動した際に立寄ったという経過だったのだが…なかなか面白い訪問で、時々想い起している。

↓<大阪焼酎 国乃長>は、開栓して錫のタンブラーに注ごうとしている時点で、既に吟醸酒の芳香が立ち込める…吟醸酒の芳香の中、蒸留酒の強さが伴ってスッキリとした清酒風な味が拡がる…実に美味いモノなのだ!
03-05-2020 my one (6)

↓大阪からやって来た銘酒…「様々な種類を愉しむ」という場合には小さ目な瓶で色々と頼むのが好いが…「気に入ったモノをゆったり頂く」ということであれば、一升瓶を頼むのが好い…
03-05-2020 my one (1)

<寿酒造>を訪ねてみた時には、富田を散策して三輪神社にも立ち寄るというようなこともしたが、なかなかに雰囲気の好い地区で、時々懐かしんでいる。「そのうち再訪を…」とでも思いながら、この<大阪焼酎 国乃長>をゆったりと愉しみたい感だ…

レザーのトートバッグ…(2020.04.29)

「バッグ」の類は色々と持っていて、状況や気分に応じて使い分けているのだが…それでも「これ!好いなぁ…」と思うと、半ば衝動的に入手してしまう場合が…

↓入手したばかりの代物だ…
29-04-2020 my new one (2)

↓休日に戸外へ出た際、然程に持物が在ったのでもないが、入手したばかりのバッグを持ち歩いてみたくなって、何となく持ち出した…
29-04-2020 my new one (4)

↓未だ「本当に新品…」で、やや馴染んでいない感ではあるのだが…
29-04-2020 my new one (3)

これは確りと立派な「レザーのトートバッグ」だが、私が承知する限り、相対的に安価であった…そこで半ば衝動的に入手に至った訳だ。

↓こちらに出くわしてしまったので、新たにバッグを入手しようとしてしまったのだった…
>>ビジネスレザーファクトリー

なかなかに見栄えも好いモノだ…大事に使うことにしたい…

光が解き放たれ悪い感な早朝…:稚内港北防波堤ドーム(2020.05.02)

早寝早起きな傾向というようなモノ…早く起き出せば、早めな時間帯に眠気に抗い悪くなってしまうので、敢えて抗わずに休んでしまうという連環が断ち切り難くなり、少しの間は続いてしまうという傾向が在るのだと思う。

現在、そういう傾向の中である…

↓起き出して「極々短い散策」に出てみた…日出にやや間が在る感の時刻だが、明るい感じだった…
02-05-2020 morning (1)

↓「天空が静かな海面に揺らぐ」という様相も見受けられた…
02-05-2020 morning (4)

↓そしてその静かな海面を風が渡り、波紋が拡がっていた…
02-05-2020 morning (5)

気温は10℃に届くかどうか?「1ヶ月前の関西」の状態より、やや低温だったかもしれない…そういう中、時々抜けていた風が未だ冷たかった…

↓「御簾越しに影が視える貴人」というような風に、雲の幕の向こうで朝陽が存在感を多少示している…そして海鳥が海上を舞っていた…
02-05-2020 morning (8)

↓朝陽の高度が上り、多少の光が解き放たれたが、何か光が拡がり悪い感だ…
02-05-2020 morning (11)

↓風による波紋が拡がる海面に、解き放たれ悪い感の朝陽の光が“光の路”を微かに形成していた…
02-05-2020 morning (13)

こういう状況を眺め、冷たい風で手が冷たくなったので引揚げ、少し経てば雲がドンドン拡がって雨模様となって行った…何か「雨天の休日に入る前」という中での状況を眺めていたことになる…

<奈良市総合観光案内所>=旧 奈良駅舎(2020.04.03)

↓奈良を離れようとしていた朝、駅へ入る前に眺めた様子だ…
03-04-2020 Nara in morning (1)
↑こういう様子を“次”に望むのは何時になるのか判らない…確りと記憶に留めたいと、少しだけ歩を停めて眺めていた…

十分に注目もされているのかもしれないが、この建物はもっと存在感を発揮しても好いのではないかと、視る都度に思う…

やや強引に方々を巡ってみた時に撮った写真を掲出する記事…存外な本数になったような気がするのだが、この「凄く気に入った奈良の様子」が“区切り”ということになるであろう…また「遠くない将来」に、この酷く気に入った奈良も含めて、方々をフラフラと巡りたいような感だ…
posted by Charlie at 18:34Comment(0)奈良県

<コトブキヤブレンド>…(2020.04.28)

拙宅では“常備品”という取扱にしていた筈の珈琲豆を迂闊にも切らしてしまい、一寸取寄せた…

↓こういうモノが無事に届いた…
28-04-2020 my coffee (1)

↓「業務用」と刷り込まれた袋に入っているのが、何となく好い…今般は「500g入」の袋で2つ求めた…
28-04-2020 my coffee (4)

↓袋のままでは扱い悪い場合が在るので、こういう具合に硝子の容器に移すのを自身の流儀としている…
28-04-2020 my coffee (6)
↑この容器から必要量の珈琲豆を出して、挽いてからハンドドリップで淹れて珈琲を頂くのが常だ…

この<コトブキヤブレンド>…<寿屋ブレンド>とも書くようだが、広島からやって来た。広島の<寿屋>という会社で販売しているモノだ。

<寿屋>は、広島で1947(昭和22)年に起こった珈琲を卸す店だということだ。直営、関連会社で喫茶店営業も行っているようだが、喫茶店等に珈琲豆を卸していて、「広島の喫茶店の味」というような感じの豆を何種類も売っているようだ…

↓「珈琲豆…」とでも聞けば思い浮かぶような色合いの、然程深くはないように見える焙煎で、芳香がなかなかに好い按配だ…
28-04-2020 my coffee (7)

珈琲に含まれる些かの「フルーティーな感じ」とでもいうようなモノが奥に封じ込まれたかのような味わいの、「昔からの喫茶店で出会えそう…」という感じのブレンドだと思った。なかなかに好い!

取寄せたモノの配達が多少遅れる場合も在る“連休”を前に、迂闊にも切らした珈琲豆を無事に受取って安堵しているが…暫くはこの「広島の喫茶店の流儀なブレンド珈琲」をゆっくりと愉しむことが叶いそうである…

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