石段…:北門神社(2020.05.13)

早朝…10℃を超え、空気の中に微妙な生温かさのようなモノを感じないでもない他方、「佇むと少々音を感じる」という程度に冷たい風も吹き抜け、何となく寒々しい気がした中、「極々短い散策」に出てみた。

↓少し北門神社の境内を歩き回り、石段を下りて引揚げようとした際の眺めだ…
13-05-2020 morning (12)

中途半端に雲が多めで、何となく光が解き放たれ悪い感ではある。が、肌寒いと同時に、少し清々しい感も抱く状況だったと思う。

こういう「その辺の様子」を愛でるというのが非常に好いかもしれない…

風渡る早朝の海…:稚内港北防波堤ドーム(2020.05.13)

10℃を超えていたらしい早朝、空気の中に微妙な生温かさのようなモノを感じないでもないなかった。その他方で風はやや冷たい感だった…

↓海岸に佇むと「少々音も感じる…」という程度の冷たい風が身体に触れた…
13-05-2020 morning (2)

↓中途半端に厚いと見受けられる雲が拡がり、光線は平板な感であったが…静かな海面を風が渡っているというのが判った…
13-05-2020 morning (3)

↓風が不規則に断続し、風が創る波紋も不規則に拡がり、そして風が極々微弱になる間隙に海面が静穏になる。そういうことを繰り返していた…
13-05-2020 morning (4)

↓不思議な感じもした海面に見入ったが…光が解き放たれ悪いという感であった…
13-05-2020 morning (6)

↓「風の音ばかりが感じられる」という「過ぎる程に静か」という状況だった…
13-05-2020 morning (7)

何となく「こんな朝も…在るか…」という感の「極々短い散策」であった…

稚内のエゾヤマザクラ…(2020.05.13)

早朝…東寄りの天が多少明るかったことを受けて「極々短い散策」に出てみた。

10℃を超え、空気の中に微妙な生温かさのようなモノを感じないでもない他方、「佇むと少々音を感じる」という程度に冷たい風も吹き抜け、何となく寒々しい気がした…

↓こういう様子を眼に留めた…
13-05-2020 morning (8)
↑エゾヤマザクラだ…

土曜日に「花が漸く?」と、咲きそうになっている様子を眼に留めていた。以降数日…こうして咲いている場所が見受けられるようになって来た…

↓こういう具合に花が咲く様子が、暫くは方々で見受けられるようになる…
13-05-2020 morning (9)

漸く咲いた桜…漸く季節の流れも少し加速したような感でもある…

『絲綢之路』(しちゅうのみち)…(2020.05.12)

奈良の薬師寺に<玄奘三蔵院伽藍>という場所が在った。

玄奘三蔵は唐代の僧で、現在の中国からインドへ旅をしている。経典の研究で多大な成果を挙げたという人物で、現在に受継がれる法相宗を開いたとされる。法相宗の寺である奈良の薬師寺では、この玄奘三蔵を祀る<玄奘三蔵院伽藍>という場所を設けている。

<玄奘三蔵院伽藍>に立寄った際、奥の建物内に玄奘三蔵による中国からインドへ旅をイメージした画の展示が在った。かの『西遊記』は玄奘三蔵による中国からインドへ旅に着想を得た伝奇であるのだが、<玄奘三蔵院伽藍>を見学した際には「遥かな昔に、かのシルクロードの長い長い道程を…」というようなことに想いを巡らせていた…

そしてYouTubeであの<シルクロードのテーマ>を探して聴いてみるというようなこともしてしまった経過も在ったのだが…「(拙宅の)何処かにディスクが…」と気になっていた。

↓拙宅に、その<シルクロードのテーマ>を収めたディスクが確り在った!!
12-05-2020 my disc.. (1)
↑本当に「何となく…」という感じで出て来たのだった…思わず写真に収めてしまった…

↓「シルクロードを経て、遥かな国々から日本へもたらされた…」と云われる古楽器の画をジャケットに採用している…なかなかに好いデザインだ…
12-05-2020 my disc.. (2)

シンセサイザー奏者、作曲家の喜多郎の作品だ。ディスクは1998年に登場したモノであるようで、入手した時期は定かでもない…が、楽曲は1980年のモノであるという。

これはシルクロードをテーマにしたドキュメンタリー映像のBGMとして登場した作品ではあるが、随分以前から気に入っている音楽である。もう40年も前の作品だというが、「遥かな昔の出来事」や「永い間、変わることもなく時を刻む雄大な風景」に想いが巡る音で、なかなかこれに替る作品が思い当たらない…

<玄奘三蔵院伽藍>が切っ掛けで、一寸好い感じな画が入ったディスクに再会出来た感である。