日出の頃に…:稚内港北防波堤ドーム(2020.07.07)

少しばかり銘酒を嗜み、御近所で夕食を愉しんで引揚げ、「少し早め?」と頭の隅で思いながらも横になれば、何時の間にか休んでしまう。そして早朝に気付いて眼を開ける…「毎度のこと」だ…

久し振りのような気がしたが、日出を待つような頃に「ハッキリと天が明るい…」という状況であった。

↓早朝の恒例という感だが、「極々短い散策」に出てみた…
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↓風浪は殆ど見受けられず、鏡面のような海面で光が仄かに揺れるような様相だった…天の様子が見事に映り込むが、活動を活発化し始めて上空に在る海鳥の姿まで海面に映り込むことまで在った…
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↓高い位置の雲は刻々と流れて姿を変え続けていた…その様が鏡面のような海面に映り込む様子が面白かった…
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↓海に手を入れると「天を掴む」ことが出来そうな気がしてしまう程度に、天の様子が鮮やかに海面に映り込んでいた…
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↓低い辺りから高い辺りへ延びているような雲の姿も、確りと海面に映り込んだ…
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↓朝陽が上る…朝陽の姿が鮮明に見えた…このところは「見え悪い…」が少し続いていた感だったので、何か気持ちが好かった…
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↓朝陽が少々高度を上げると、海面に「光の路」も形成され始めた…
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こういう風景を、他の人が全然見えないような中で「独占?!」という感の早朝…非常に気に入っている。

貨物船<SAKHISLAND>(サフアイランド)…:稚内港中央埠頭(2020.07.06)

↓揺らぐ海面を航行している船が見える…
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↓強めな光を受け、風や浪に抗うように船は進んでいる…
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↓船は中央埠頭に接岸しようとしている…
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↓船はゆっくりと埠頭に近付く…
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↓貨物船の<SAKHISLAND>(サフアイランド)は、サハリンのコルサコフ港から稚内港に向かって来た…
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↓クレーンが据えられ、フォークリフトで倉庫から持って来た貨物を船に積み込む…
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こんな船が活動している光景…「港らしい」という雰囲気が溢れるので気に入っているが、この日は揺らぐ海面を進んで接岸する場面が見られたのが好かった…

中央埠頭から稚内港北防波堤ドームを望む…(2020.07.06)

「よく晴れた」と言って差し支えない状況ながら、酷く風が強い朝だった。身体の正面の側、進もうとしている側から風が当たると「歩行を妨げられる?!」というような気さえする程度に風が強かった…

↓「風が…キツい…」と思いながら、中央埠頭を歩いた…
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↓“光”は「夏の趣」というように思うのだが…強風の故も在って、海面が大きく畝っている感じだ…
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↓中央埠頭から見える稚内港北防波堤ドームの「柱列」が美しい。そして防波堤で囲まれた辺りの出口に近い側に、海上保安部の大きな巡視船が停泊している…
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↓海面を見詰めていると…「揺れている?」と錯覚してしまいそうだった…
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↓海面が酷く揺れている様に驚いた他方、海や天が美しく輝いていると思いながら眺めていた…
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この場所は中央埠頭と北埠頭との間で、構造物に囲まれている関係上、相対的に海面が穏やかだと思った。場所によっては浪が埠頭に当たり、多少の飛沫が沿岸に見受けられる場合も在った…

気温は「もう直ぐ20℃に届く」という次元だったが…風除けに上着を引っ掛けて辺りを歩き回っていた朝だった。

“御一行様”という感…(2020.07.07)

早朝…恒例化している「極々短い散策」に出て、日出の頃の光景を愉しみ、引揚げた…

引揚げる道筋で、他の通行人と擦違うということは…「無い!」と言い切って差し支えないような早朝だ…

にも拘らず、歩いていた歩道の向かい側に「気配」を覚えた…

↓「気配」を発していた存在が判った…
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↓一瞥して何頭居たか判らなかった程度に、エゾシカが群れて蠢いていた…
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彼らにとって、この辺りの街中は「棲息域の一部」なのだろうか?辺りの様子が、彼らの眼にはどういうように見えているのかと思うが…彼らはこちらに「やや見慣れない、他の種類の動物が動いている?何だ?こちらに危害は?」というような目線を向けている…

↓或いは道端の雑草を食み、或いは漫然と佇みという具合に、何となく辺りを巡っていた一群だが、道路を横断するような形になった時、何やら左右を警戒しているような仕種を見せるエゾシカも在った…
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何となく見掛ける頻度が減ったような気もしないではなかったエゾシカだが…確りと居て、こうやって“御一行様”まで組んで蠢いていた…

早朝の<買物公園>…:旭川(2020.07.03)

旭川で夜を明し、早朝に散策に出て旭橋に至った。旭川駅に極近い辺りの滞在先と旭橋との間は、片道が20分前後だと思う。往復すれば程好い散策だと思う。

旭橋辺りから旭川駅辺りに引揚げようとした際だった…

↓こういうオブジェが在る辺りを通った…
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旭川都心部の<買物公園>である。<手>というオブジェが据えられた8条から1条まで、そして少し先の旭川駅の前辺りまで、概ね1㎞程度で幅が20m程の通が“歩行者天国”という体裁になっている。1972(昭和47)年に「恒久的な“歩行者天国”」ということにしたのだという。

「恒久的な“歩行者天国”」ということになる以前、辺りは寧ろ<平和通>と呼ばれ、交通量が多めな幹線と言い得る通だった。「恒久的な“歩行者天国”」としたことは大きな反響が在ったそうだ。爾来、辺りは<買物公園>という通称で、「旭川の都心の商業地区」として知られている。

↓新旧様々な建物が並び、随所にオブジェも据えられた「都市緑地」的な歩行者専用道路が街の真ん中に…一寸面白い…
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↓<買物公園>の通と交差している通は「普通の車輌も通行する道路」なので、横断歩道は何箇所も在る。
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↓純粋な緑地でもなく、通行人が多い通でもある場所なので、こういうような看板も掲出されている…
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↓街の中の商業地区に見受けられる様々な建物が、都市緑地を囲んでいるような、少し不思議な感じがする場所だ…
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↓この<サキソフォン吹き>も<買物公園>でベンチに座っている…
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↓静かな早朝…「街の真中」を歩いているのだが、何となく「都市緑地を散策」という気分にもなる…
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↓きょろきょろとしながら、フラフラと歩けば、直ぐに旭川駅が見える辺りに至ってしまった…
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↑左側がフェンスで囲われた空地という風だが…これは閉店した百貨店のビルを取壊した箇所で、新しい施設が建てられるのだそうだ。この周辺では、少し古い建物を新たなモノにするという動きが少し目に留まるような状況でもある…

旭川駅にも近い<買物公園>の辺りは、旭川で「一寸歩く…」というには好い感じで、少し気に入っている…