<ちゃんちゃん焼き(鮭)>…(2020.07.05)

日曜日の夕刻…夕食を摂ろうと思い付いて戸外に出てみれば…御近所のなかなか美味しい料理が出て来る店が営業を始めた辺りだった…

↓こういうモノを御願いした…
05-07-2020 dinner (2)
↑陶板の上に野菜と鮭の切り身…そして店で調味料を独自に工夫して加えているという味噌が載せられる…

下の方に火を入れて、陶板に蓋を掛け、暫し待つ…

↓鮭と野菜に火が通ったところで、鮭を解しながら野菜と混ぜる。これを皿に掬い取って頂くのだ…
05-07-2020 dinner (3)

こういう料理を<ちゃんちゃん焼き>と呼ぶ。北海道の漁師町で伝えられているポピュラーな料理ということになっていて、色々な流儀のモノが見受けられるようだ。御近所の店では写真のような感じの流儀だ…

今般、記事題名を<ちゃんちゃん焼き(鮭)>として、敢えて“(鮭)”としてみた。<ちゃんちゃん焼き>は鮭を使うのが御馴染であるようだが、他の種類の魚を使う場合も在るのだという。そこで敢えて“(鮭)”とした…

魚と野菜に味を付けて豪快に焼くという感じ…実に好い!!

<ルリカケス>…(2020.07.04)

独特な手作り風なグラスに銘酒を注いで頂く感じが酷く好い…
04-07-2020 Rum from Amami (5)
↑銘酒の芳香がグラスから立ち上る感だ…

↓奄美群島の徳之島の会社で造られている酒だ…
04-07-2020 Rum from Amami (2)

↓奄美群島だけに見受けられるという華やかな野鳥に因んで<ルリカケス>と命名されている。
04-07-2020 Rum from Amami (3)

奄美群島にはサトウキビを使う酒造という伝統が在る。第2次大戦後、米軍に占領されたような時期は、サトウキビ関係のモノを他地域へ売り出し悪かったことが在って、サトウキビを酒造に利用する例が増えたようだ。が、日本へ復帰して鹿児島県に編入ということになった時、奄美群島でサトウキビを使って作っている酒類の酒税法上の分類が酒税の高いリキュール等になるということになった。そこで、米麹を使用することにより、九州各地で盛んな焼酎と同じ税率を適用ということになった。そうして奄美群島の「黒糖焼酎」が登場している。

この<ルリカケス>を手掛けている会社は「黒糖焼酎」の会社ということなのだが、<ルリカケス>は「黒糖焼酎」ではない!ラムだ!それも少し熟成させたゴールドラムだ!!

↓或いは…奄美群島での酒造の伝統をより色濃く受け継いでいるのは、こういうラムなのかもしれない…この会社では、既に1979年からラムも手掛けているそうだ…
04-07-2020 Rum from Amami (6)

奄美群島とサトウキビ…色々と歴史が在るのだと思うが、未だ見ぬ奄美群島を想いながら、彼の地が育んだラムを頂くというのも悪くない…40度の「確りしたスタンダードな感じ」のラムだと思った。が…何やら「和酒のイメージが強い一升瓶にラムが入っている」というのが少し不思議に感じられなくもない…

高岡醸造 ルリカケスラム 奄美産ラム 40度 1800ml