雨交じりの夕べ…:<旧 三菱銀行 小樽支店>(2020.07.21)

夕刻、多少雨が交ったが…戸外へ出ることが憚られるような次元の強い雨というのでもない…

そういうことで傘も使わずにふらりと出て、夕食を愉しんでから、辺りを少しばかり歩き廻った…

↓雨に湿った路面に、灯りや、灯りに照らし出されているモノが映り込む様子が見受けられた…
21-07-2020 Otaru in evening (13)
↑建物正面に柱列のようなモノが据えられた、少し貫禄が在るような古いビルだ…

↓少し離れて、建物全体を眺めてみる…
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↑この建物は<旧 三菱銀行 小樽支店>で1922(大正11)年に竣工した鉄筋コンクリート4階建てだそうだ。現在はバスターミナルになっていて、オフィスや待合所や各種店舗が入っていると聞く。店舗の営業が終わって少し経ったような時間帯に通り掛かった訳だ…

大正時代後半から昭和初期、小樽は北海道に在って「金融センター」のような存在感を有していて、<北のウォール街>という呼び方も在ったという。方々の銀行が小樽に支店等を開設しており、そういう関係の建物が多く伝えられている。

雨交じりな中…「防滴」を謳う<X-Pro2>と<XF16㎜F2.8>の組合せであれば、散策に出てこんな写真を撮ることも叶う訳だ…

紫陽花…:<旧 越中屋ホテル>前:小樽(2020.07.19)

「所用のために南下」という中、小樽に滞在してみることとしたが、宿に入る時間帯の相当以前に到着したので、街をゆっくりと歩き廻った…

↓思わず足を停めた…紫陽花だ!
19-07-2020 Otaru (25)

方々で撮影された紫陽花の画を随分と拝見しながら「そう言えば紫陽花を視ていない…」と思っていた。そういう中で「在りますよ!」とばかりに眼前に咲いていたのだ。

<旧 越中屋ホテル>という典雅な建物の入口脇で紫陽花が静かに咲いていた…
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↓紫陽花は、何となく艶めいた感じがする花で、美しいと思う…
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<ALLEYS BURGER>(アリーズバーガー)…(2020.07.21)

↓こういうモノ!!非常に嬉しい…
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↓思わず眺めて写真にまで撮ってしまう…
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大通周辺、詳しく言えば札幌時計台に程近い辺りから札幌駅方向へ移動する中で昼食休憩ということにしたのだった。大通側から札幌駅側へ北上する途上に在るビルの2階に<ALLEYS NEW YORK>(アリーズニューヨーク)なるカフェが在る…

↓到着してみればランチタイムの開店直後だった。記憶に留めるべく、店内の様子を記録…
21-07-2020 Sapporo (13)
↑残念ながら自身では訪ねたことは無いが…「ニューヨーク辺りに在りそうな…」という内装で、米国流のハンバーガー等を供している店であるようだ…

↓溶けるチーズが載ったハンバーグ、ベーコン、野菜がバンズに挟まっている。揚げたオニオンリングとピクルスとが添えられている。そしてポテトフライが少々…
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↓こういう具合に、専用の紙に包むようにして頂くのだ…
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本当に、この種のモノはかなり好きなので、好い店に出くわした!

<サーディンのピリ辛ソース>(イワシを使った“ペペロンチーノ”風なパスタ)…:小樽(2020.07.19)

↓南小樽駅から然程遠くない辺りでランチを愉しんだ…
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<石蔵カフェ ヴェールボア>という店が記憶に残っていて、近くを通ったので立寄ったのだった。
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↓“ペペロンチーノ”風なパスタでイワシが使用されている。これが好かった!
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↓食後は店主氏がハンドドリップで淹れた珈琲を頂いて寛いだ…
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なかなかに居心地が好い場所だ…記憶に留め続けたい…

<上ホルモンのザンギ>…<串カツ5本>…<旭川旨塩ホルモン>…(2020.07.18)

↓昭和通に沿った辺りの店に入ると、こういうモノが迎えてくれる…
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↑「些か昔風?」を思わせる内装の居酒屋だ…場所が便利で、旭川では何度か寄っている店だ。

↓所謂<角ハイボール>というモノを頂きながら、料理が出来て供されるのを待つ…
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↓<上ホルモンのザンギ>…これはホルモンを唐揚にしている。北海道の流儀で「ザンギ」と言っている…
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↑“柚子胡椒”が添えられているが、これを点けて頂く…

↓店の「看板」の串カツ…「お任せ」で5本揚げて供して頂けるようになっているモノを御願いした。
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↑奥から「うずら」、「牛串カツ」、「とんかつ」、「豚チーズ大葉巻」、「ピーマン」ということだ。

↓そして「旭川で発祥」と言われる「塩ホルモン」である。たっぷりと野菜が入って、ホルモン炒めである。
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店主氏が大阪の御出身とも聞くが、関西方面でポピュラーなメニューに旭川で調達出来る北海道内の材料を使う等、独特な工夫が光る感の店だ…

今般は「一寸だけ“道草”…」と美瑛に寄った後、旭川に滞在で、その中で夕食を愉しんだという次第だった。この種のメニュー…存外に好きなのだ!

<YELL> オリジナルチキンスープカレー :美瑛(2020.07.18)

<美遊バス>に乗車して何ヶ所か巡ることに期待して美瑛に在った…

↓こんな店の前を通り掛った…「スープカレー」というバナーのようなモノが気になった…
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↓入ってみると、夜に呑む店という雰囲気も色濃いが、なかなか好さそうなランチも提供している様子だった…
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<美遊バス>の受付を済ませると、こういう<商品券>を頂いた。美瑛町内の多くの店で使用可能ということだったが、入った店でも使用可能とのことだったので、使用することにした。
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店の前のバナーが気になって入ったのだったが…スープカレーを御願いした…

↓出て来て、少し驚いた…大きな野菜を大胆に盛り付けるので、敢えて大きな丼状の容器を使っているのだ…
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たっぷりの野菜…野菜の下にチキンレッグ…これが非常に好かった!地元の常連さんに愛されている場所という風であるが、来訪者にもオープンな感じで居心地は好かった。

<美遊バス>がなかなかに好かったのだが、「乗車する以前」の段階で「既に愉しんでいた」という感だった。

↓「ありがとう!また御会いしましょう!」と、記憶に留めるべく店の外観を写真に記録…
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何も特別である必要は無い…立ち寄った土地での「普通」に紛れ込めばそれで好いのだ…

「マスクの着用をお願いします」:<211>:西4丁目停留所周辺:札幌の路面電車(2020.07.20)

札幌都心部、<西4丁目>停留所周辺の交差点は、南北の軌道と東西の軌道とが「大きなカーブ」で連なっているので、路面電車が行き交う様子を眺めると一寸面白い。時間的に多少のゆとりが在る時に通り掛かると、何となく様子を眺めることも在る…

↓<すすきの>停留所から北上して来た路面電車が、<西4丁目>停留所を過ぎて、カーブの手前で停車していた。
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↑何やら「ヘッドマーク?」というようなモノが視えている…

昨年も写真に収めていた<211>だが…「ヘッドマーク?」というようなモノは「マスク」だった…
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↓古式な感じ、独特な形状の昨年も写真に収めていた<211>がカーブをゆっくりと曲がった…
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↓反対側も「マスク」…そして「マスクの着用をお願いします」と掲出されている…
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↓「マスク着用」の<211>はそのまま通り過ぎた…
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少し苦笑が洩れた…

<旧 越中屋ホテル>…(2020.07.20)

「(俄かに)小樽の住民」という情況で、札幌を往復するなどしながら所用を足して過ごしていると、特段に縁深いということでもない小樽の駅に着いて「戻った…」という程度に感じるようになってしまう。そういうように感じていた夕刻、軽く何かを摂ろうと辺りを少しだけ歩き廻った…

↓こういう様子を見掛けた…
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↑何か「古い時代には“モダン”と言われていた筈…」と思わせる建物だ。夕刻に暗くなり切る前に照明が点り始めたような頃の、なかなかに好い雰囲気を醸し出している…

これは<旧 越中屋ホテル>で、1931(昭和6)年に竣工であるという。往時は、国外でも「日本の北海道の小樽という場所に在る宿」として紹介もされていたらしい。大正時代から昭和の初めの“最新”ということになる建物だ。

現在も、この建物を利用して宿泊施設が営まれているようだ…滞在してみたことは無いが…

その辺に一寸出るという場面でも、何となくカメラは持参してしまう。小樽は「そうさせてしまう雰囲気」が在るような気がする。そしてそういう街の居心地は悪くはない…

向日葵…:<四季彩の丘>:美瑛(2020.07.18)

↓酷く久し振りにこういう様子を眺めたような気がする…
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向日葵…「夏の花」という感が強い。力強く咲いているが、そういう様子が似合う夏らしい光線が好い…

<美遊バス>に乗車して<四季彩の丘>を訪ね、この向日葵が咲く様子に出会ったのだ…

↓随分以前、この向日葵はロシア辺りでも酷く好まれると聞いたが…寒い地域では、「輝く夏!」というイメージの花が好まれるのかもしれない…(ロシアに関しては、向日葵の種を齧ることを好む方が多いというのも在るかもしれないが…)
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所用で出掛けるに際し、何となく時間を設けて道草したのは、こういう「“らしい”季節感」を体感してみたかったからかもしれない…非常に善かった!