日中の気温が20℃を少し超えたらしい…そんな「夏」という季節の最中である…
毎度のように、「夏」という季節には「とりあえず…長閑に過ごす時間でも設けて…」ということには、何となくなり悪い状況が在った。今季に関しては?何か「差し迫った…」という程のことが在るのでもない。
そういうように思うと、何か「長閑に過ごす時間」というようなモノを渇望するようになってしまう。日々、そういうような思いが募る中…とりあえず「時間」を設けてしまった。
本当に「長閑に過ごす時間」というようなモノを敢えて設けるのは、年に何回かの「限られた機会」ということになるであろう。が、所用を足さねばならないような場面で、僅かな時間が見出せるのであれば、私は殆ど迷わずに、馴染んだ場所や、馴染んだようでそうでもないかもしれない場所でフラフラと動き回って、気が向けば写真でも撮りながら、色々と見聞して喜んでいたりする。妙な性分だ…
敢えて「長閑に過ごす時間」というようなモノを設けるということは?朝から夜まで、任意の時間に気が向くように、気が済むように動き回って、色々と見聞して喜んでいるか、期待外れな状況に出くわしたことを多少嘆いてみるかということをしていれば、それで好いということになる。好き勝手に時間を過ごしていれば好いのだ…
想い起せば…昨年の今頃には、8月中にやや時間を要する所用が生じていたことで、何となく気忙しくしていた。一昨年やその前は「何やら取り込んでいて…」という状態だった…それらの状況下ではあっても、その状況下なりに、僅かな間隙で好き勝手なことはしていたとは思うのだが…それでも「夏らしい!!」という雰囲気の中で何となく過ごすというようなことを「何となくしない…出来ていない…」という状態が延々と続いていたかもしれないと思っている。
「夏らしい!!」という雰囲気の中で何となく過ごすというようなことを「何となくしない…出来ていない…」というようには思っている。では、「夏らしい!!」とは何か?ハッキリ言おう!それが「判らない…」とか「理解出来ない…」という程度に、「一般的に“夏休み”というムードな時季に、何となく休んで随意に過ごした」という行動と縁薄いままに年月を過ごして来たのだ…
兎に角も「長閑に過ごす時間」というようなモノを設けるに至った…何をどうしたものか?とりあえず“準備”ということになろうが…何をどのようにすべきか?「長閑に過ごす時間」というようなモノを設けるに至ったことを「祝して!!」と盃を傾け、何やらどうでも構わないという感じになってしまっている…こういう時は、早く休むに限る…
とにかくも「長閑に過ごす時間」というようなモノの前夜である…何か晴れ晴れとした気分だ!
テレビ塔と噴水と…:大通公園・西3丁目(2020.07.20)
<旧 磯野支店倉庫>…(2020.07.19)
小樽に滞在することにして出掛けたが、滞在先の宿に入る前に、ゆったりと街を歩き廻っていた…
↓こういう様子を眼に留めた…
↑煉瓦造の立派な建物だ…
↓少し引いて建物を眺めるとこういう具合だった…
↑通り掛かったのは“ランチ”と“ディナー”の谷間のような時間帯で営業はしていなかったが、建物は飲食店として利用されているような感ではあった…
これは佐渡に本店を構え、小樽を支店としていた<磯野>の倉庫で、佐渡から運び込んだ味噌等を保管していたそうだ。1906(明治39)年の建築で、防火に配意して屋根も確りと瓦葺きになっている。
この建物の持主であった人物は、小林多喜二の小説に登場した地主のモデルとなったとも言われているそうだ。
何やら「その辺に転がる“歴史”」を拾い集めるかのような具合で散策出来るのが小樽という街かもしれない…
↓こういう様子を眼に留めた…
↑煉瓦造の立派な建物だ…
↓少し引いて建物を眺めるとこういう具合だった…
↑通り掛かったのは“ランチ”と“ディナー”の谷間のような時間帯で営業はしていなかったが、建物は飲食店として利用されているような感ではあった…
これは佐渡に本店を構え、小樽を支店としていた<磯野>の倉庫で、佐渡から運び込んだ味噌等を保管していたそうだ。1906(明治39)年の建築で、防火に配意して屋根も確りと瓦葺きになっている。
この建物の持主であった人物は、小林多喜二の小説に登場した地主のモデルとなったとも言われているそうだ。
何やら「その辺に転がる“歴史”」を拾い集めるかのような具合で散策出来るのが小樽という街かもしれない…
<白髭の滝>…(2020.07.18)
「冬季の様子」を見知っているという場所であっても、夏季には大きく趣がことなるものだ。殊に北海道内では、冬は「雪や氷」が見受けられる関係上、季節が変わる場合の景色の感じの差は大きいと思う。
↓<白髭の滝>を訪ねた…
↑「森の奥の温泉郷」という風情の場所に在る滝だ…
<美遊バス>に乗車し、<四季彩の丘>や<青い池>の後に立寄ったのだ…
↓岩から染み出るように水が川に注いでいる滝だが、水の流れが「白い髭のようだ…」ということで<白髭の滝>と呼ばれるようになったらしい…
↓何度か立寄った覚えが在るのだが…「夏季」は多分初めてであった。
↑夏の光線の故に創られる、陰影と眩しい部分との対比が面白いと思った…
↓ぼんやりと眺めたが…滝の水は「何やら酷く冷たいのかもしれない?」と思わせた…
冬季の様子も好いが、夏季の様子もまた好かった…
↓<白髭の滝>を訪ねた…
↑「森の奥の温泉郷」という風情の場所に在る滝だ…
<美遊バス>に乗車し、<四季彩の丘>や<青い池>の後に立寄ったのだ…
↓岩から染み出るように水が川に注いでいる滝だが、水の流れが「白い髭のようだ…」ということで<白髭の滝>と呼ばれるようになったらしい…
↓何度か立寄った覚えが在るのだが…「夏季」は多分初めてであった。
↑夏の光線の故に創られる、陰影と眩しい部分との対比が面白いと思った…
↓ぼんやりと眺めたが…滝の水は「何やら酷く冷たいのかもしれない?」と思わせた…
冬季の様子も好いが、夏季の様子もまた好かった…
朝の旭川駅…(2020.07.19)
階段…:旭川駅(2020,07.18)
H100形…:小樽駅(2020.07.19)
札幌駅側から小樽駅へ列車で向かい、小樽駅に着く手前の辺りで「御乗換えの列車を御案内致します」と車掌による車内放送が流れる場合が在る。余市駅の方向、函館本線の一部である所謂“山線”の列車が小樽以遠に向かって出るタイミングの近く―場合によっては存外に待ち時間が長いような気がするが…―に小樽駅に着く場合の放送だ。
朝に旭川駅を出て、滝川駅で乗換え、札幌駅に至り、札幌駅で乗換えた列車で小樽駅に着く手前で、その「御乗換えの列車を御案内致します」の放送を耳にした。乗っている列車を下りて、小樽駅の改札口へ向かえば、その案内の在った列車が停車している様子が視えると思った…
↓そして改札口へ向かう通路を目指して進み、こういう様子を視た。そして足を停めた…
↑乗客を待ち受けて停車している車輌…見慣れないモノだった…車輌基地のような場所に「あれ?新型車輌??」と置かれていたのを、通り過ぎる列車の窓から視たような記憶は在ったが…こうやって、普通に運用されているのは初めて視る気がした。
左側の窓、窓の下の右側辺りに<H100>という文字が視える。これはH100形という新しいディーゼルカーだ!
↓倶知安駅へ向かう列車として運用されている。2輌で運行である…
H100形は「電気式気動車(ディーゼル・エレクトリック車)」と称する、「ディーゼルエンジンで発電機を駆動し、その発生電力で電動機を回し推進する方式」で動くのだそうだ。燃料を燃やして発電して、モーターが回って動く?何やら新しい…JR東日本で開発した型を参照し、「北海道仕様」で製造するようにしたのが、このH100形ということだ。
2018年に量産先行車が登場し、以降2019年、2020年に製造され続け、2020年3月のダイヤ改正を契機に函館本線の一部である所謂“山線”の列車に投入され始めたのだという。未だ登場して日が浅い…「初めて視た?!」と思う訳だ…
↓窓等から覗く車内の様子を一瞥した限り、内装の感じはキハ150と似ているようではある。乗り心地は?何時か乗車したいものだ…
JR北海道では、方々の老朽化した車輌をこの新しいH100形に順次入替える計画であるようだ。何処かで何時か乗車する機会も在るであろうと思いながら、小樽駅の改札口へ歩を進めたのだった。
朝に旭川駅を出て、滝川駅で乗換え、札幌駅に至り、札幌駅で乗換えた列車で小樽駅に着く手前で、その「御乗換えの列車を御案内致します」の放送を耳にした。乗っている列車を下りて、小樽駅の改札口へ向かえば、その案内の在った列車が停車している様子が視えると思った…
↓そして改札口へ向かう通路を目指して進み、こういう様子を視た。そして足を停めた…
↑乗客を待ち受けて停車している車輌…見慣れないモノだった…車輌基地のような場所に「あれ?新型車輌??」と置かれていたのを、通り過ぎる列車の窓から視たような記憶は在ったが…こうやって、普通に運用されているのは初めて視る気がした。
左側の窓、窓の下の右側辺りに<H100>という文字が視える。これはH100形という新しいディーゼルカーだ!
↓倶知安駅へ向かう列車として運用されている。2輌で運行である…
H100形は「電気式気動車(ディーゼル・エレクトリック車)」と称する、「ディーゼルエンジンで発電機を駆動し、その発生電力で電動機を回し推進する方式」で動くのだそうだ。燃料を燃やして発電して、モーターが回って動く?何やら新しい…JR東日本で開発した型を参照し、「北海道仕様」で製造するようにしたのが、このH100形ということだ。
2018年に量産先行車が登場し、以降2019年、2020年に製造され続け、2020年3月のダイヤ改正を契機に函館本線の一部である所謂“山線”の列車に投入され始めたのだという。未だ登場して日が浅い…「初めて視た?!」と思う訳だ…
↓窓等から覗く車内の様子を一瞥した限り、内装の感じはキハ150と似ているようではある。乗り心地は?何時か乗車したいものだ…
JR北海道では、方々の老朽化した車輌をこの新しいH100形に順次入替える計画であるようだ。何処かで何時か乗車する機会も在るであろうと思いながら、小樽駅の改札口へ歩を進めたのだった。
キハ150…:旭川駅(2020.07.18)
「美瑛を訪ねてみよう」と想いながら出発して旭川駅に至り、天候が好い感じな中で、美瑛へ向かう列車が待機中のホームへ足を運ぶのは気分が弾む…
↓旭川駅で、美瑛を経て富良野とを結ぶ路線の列車が発着しているのは1番ホームと2番ホームだ。この日、美瑛へ向かった際に乗車した列車は1番ホームで待機していた。
↓乗務員(=運転士)が居る前方側の扉から出入りするようになっていたので、そちらに廻り込んだ…
↓この辺り以外でも見受けられるキハ150だが、私の中では「美瑛へ行く時の列車に使われているあの車輌」という印象が強い。
主に夏季ということになるであろうか?或いは通勤や通学の利用が多い時間帯には「2輌連結」で走る場合が在る。今般はその2輌の運行であった…
これに乗って、心弾ませながら美瑛を目指した…
↓旭川駅で、美瑛を経て富良野とを結ぶ路線の列車が発着しているのは1番ホームと2番ホームだ。この日、美瑛へ向かった際に乗車した列車は1番ホームで待機していた。
↓乗務員(=運転士)が居る前方側の扉から出入りするようになっていたので、そちらに廻り込んだ…
↓この辺り以外でも見受けられるキハ150だが、私の中では「美瑛へ行く時の列車に使われているあの車輌」という印象が強い。
主に夏季ということになるであろうか?或いは通勤や通学の利用が多い時間帯には「2輌連結」で走る場合が在る。今般はその2輌の運行であった…
これに乗って、心弾ませながら美瑛を目指した…