松山の宿に在る…今日と明日と、連泊することにした…
連日、「夏らしい!」という感の中で日中に精力的に動き回っている感だ。「酷く眠い…」で寝入って深く眠り、スッキリと起き出すという展開が続いている感である。
無理や無茶という程度でもなく、気が済むように、普通に歩き廻っているような日中の様子が、或いは非常に健全なのかもしれない。
そんなことを想いながら高知の宿で朝を迎えた…
宿は朝食が出るプランになっていた。(無しにしてしまうことも多い。或いは朝食提供の時間帯以前に出てしまう場合も少なくない…)更に、普段も「そう言えば食事という程のモノも…」という朝も少なくないように思うが、今回は朝食を確りと美味しく頂いた。
よく在る「朝食バイキング」ではなく、弁当を配布する方式になっていた。昨今の“事情”というようなことだ。館内会場のテーブルで頂くということも出来たが、居室に持ち帰ってというのも「在り」となっている。居室に持ち帰る場合、保存期限の関係で持ち出さないようにと念を押される。私に関しては「御懸念無用!!」である…居室に持ち帰って、素早く平らげてしまった…何かの催事等で「関係者食事の弁当」というモノが登場する場合が在るが、そういうイメージのモノであった…
朝食を摂りながら、或いはその前後に「本日の動向」を考えていた。
稚内を発って姫路に至って1泊、四国へ渡って高松で1泊、徳島県を経て高知に至って1泊である。そろそろ、何処かに2泊程度しながら辺りで動き回るか、天候次第では何となくゆったりするかという展開も恋しい。
同時に気付いた…既に香川県、徳島県、高知県に足跡を記した。残るは愛媛県で、「四国の4県に立寄る」ということを達成出来てしまう…全く「だから?」という話しだが…
ということで<四国満喫きっぷスペシャル>を手に高知駅へ向かい、松山駅へ…愛媛県へ向かうことにした。そして松山に2泊する段取りとした…
高知駅からは、前日に阿波池田駅からやって来た道筋を引揚げ、更に進んで善通寺駅を経て多度津駅に至り、そこで瀬戸内海に面して東西に延びる路線を行き交う列車に乗って西へ進めば松山駅に至る訳だ。太平洋岸を進んで、少し北上して宇和島駅を目指すようなことで愛媛県に入るということも出来たかもしれないが…列車本数がやや少ない感で、瀬戸内海側へ出てしまって松山を目指すのが速くて楽なように思えたのだ…
高知で乗車した列車は<あかいアンパンマン列車>という、最近登場した特急列車用ディーゼルカーにラッピングを施したモノだった。各所で親子連れがこれを視に駅へ来ている様子、短い区間で親子で乗車している様子まで見受けられた。大人気で驚いた…
多度津でその<あかいアンパンマン列車>を下り、乗換えた「松山行」は、「岡山を発つ列車」と「高松を発つ列車」とを宇多津で連結するという8輛編成の代物で、外観も内装も好い新しい車輛だった。
そうやって松山に至り着き、路面電車の1日乗車券を直ぐに入手した。文字どおりの「1日有効」の他に「2日有効」も在ったので、そちらを入手して使うことにした…
昼頃の暑い盛りに松山に入った…路面電車と徒歩、加えてリフトとロープウェーとで…<ロシア兵墓地>―サッカーのロシア代表のレプリカユニフォーム着用で…「私が行かなければ誰が行く?!」と意気込んで、松山大学に程近い辺りで酷い汗をかきながら歩いたのだった…―と松山城―天守閣の中の見学は終わる直前だったので、あの城の山に上って散策を愉しんだ…―とを訪ねた。他は?酷く汗もかき、何となく消耗したので、宿でゆっくりと過ごすことにした。日中は多分、30℃を超えていたと思う…こういう状態?経験したのは「何年振り??」という状況だ…
明日は?現在は余り考えられない…松山市内で色々と動くことも出来れば、愛媛県内等を動くことも出来る。「使える乗車券」が確りと確保されている訳だ…明朝の気分次第であろう…
後は…酷く眠くなってしまう時点で、遠慮会釈なく休む…或いは「非常に健全な日々」を過ごしているかもしれない…
松山駅に到着した<しおかぜ/いしづち>…:8600系電車(2020.08.02)
↓松山駅に列車で到着し、下車後にホームで身体を伸ばしながら、何となく乗って来た車輛に見入ってしまった…
多度津駅から乗車したのだったが、外見も内装も好く、何か「心弾む乗車体験」という感だった…
↓“レトロ調”と“近未来調”とが同居したような外観の車輛だが、先頭の「黒い丸」は蒸気機関車をイメージしたらしい…
この列車は「折り返し運転」で<しおかぜ/いしづち>として運行される関係で、車内清掃等を直ぐに始めていたが…改札口に近い側の乗車口周辺には存外に多くの乗客が待っていた。四国の瀬戸内海側の東西、加えて対岸の岡山という交通ネットワークの要になっている列車であると伺える…
こういう素敵な車輛に出くわすから…思い立って、他地域に出掛けて列車で動き回るようなことが止められない…
>>JR四国による8600系電車の情報
多度津駅から乗車したのだったが、外見も内装も好く、何か「心弾む乗車体験」という感だった…
↓“レトロ調”と“近未来調”とが同居したような外観の車輛だが、先頭の「黒い丸」は蒸気機関車をイメージしたらしい…
この列車は「折り返し運転」で<しおかぜ/いしづち>として運行される関係で、車内清掃等を直ぐに始めていたが…改札口に近い側の乗車口周辺には存外に多くの乗客が待っていた。四国の瀬戸内海側の東西、加えて対岸の岡山という交通ネットワークの要になっている列車であると伺える…
こういう素敵な車輛に出くわすから…思い立って、他地域に出掛けて列車で動き回るようなことが止められない…
>>JR四国による8600系電車の情報
<しおかぜ/いしづち>…:8600系電車:多度津駅(2020.08.02)
高知から、四国の内陸部の路線を北上し、香川県の多度津に至って列車を乗換えると、愛媛県の松山に至ることが叶う…
↓「松山行」の入線案内の放送が聞こえ、列車が進入する様子が視えた…
↑先頭部分が丸く黒色になっているのが判る…
↓「実物」は初めて視たと思う…8600系電車だ。
↑2014(平成26)年に初登場したそうだ。未だ新しい!
↓個性的な外観だ…
↑「8輛編成」で運行されているという…JR四国の現在の列車では「最も長い編成?」と思える…
これは「岡山・松山間」の<しおかぜ>―多分、海の上の瀬戸大橋を行き交う特急列車なので「潮風」としたのであろう…―と、「高松・松山間」の<いしづち>―愛媛県の瀬戸内海側を横断する列車なので、愛媛県を代表する石鎚山に因んで命名したのであろう…―とが、宇多津駅で(松山行は)連結、または(岡山行、高松行は)切り離しを行うので、「松山行」では宇多津駅の後の駅である多度津駅には「8輛編成」の勇姿が現れる訳だ…
↓列車の交尾側の自由席に陣取った。なかなか感じが好い座席だ…
↓座席の前にテーブルが畳まれているが、そこに車内の案内略図が在る。JR四国の新しい感じの車輛では、こういうモノが見受けられる…
↓車内に自販機が据えられていた…「そう言えば、何となく久し振りなような…」と、思わず缶コーヒーを求めてしまった…
↓「SETOUCHI STREAM EXPRESS」と在る。この新型を導入する前の車輛で「瀬戸の疾風」というコピーを使っていたそうだが、それを少し意識しているのであろう…
「夏らしい!」という好天の下、車内も快適で素敵な車輛の列車で、知らない土地を動き回るのは気持ちが弾むというものだ…
↓「松山行」の入線案内の放送が聞こえ、列車が進入する様子が視えた…
↑先頭部分が丸く黒色になっているのが判る…
↓「実物」は初めて視たと思う…8600系電車だ。
↑2014(平成26)年に初登場したそうだ。未だ新しい!
↓個性的な外観だ…
↑「8輛編成」で運行されているという…JR四国の現在の列車では「最も長い編成?」と思える…
これは「岡山・松山間」の<しおかぜ>―多分、海の上の瀬戸大橋を行き交う特急列車なので「潮風」としたのであろう…―と、「高松・松山間」の<いしづち>―愛媛県の瀬戸内海側を横断する列車なので、愛媛県を代表する石鎚山に因んで命名したのであろう…―とが、宇多津駅で(松山行は)連結、または(岡山行、高松行は)切り離しを行うので、「松山行」では宇多津駅の後の駅である多度津駅には「8輛編成」の勇姿が現れる訳だ…
↓列車の交尾側の自由席に陣取った。なかなか感じが好い座席だ…
↓座席の前にテーブルが畳まれているが、そこに車内の案内略図が在る。JR四国の新しい感じの車輛では、こういうモノが見受けられる…
↓車内に自販機が据えられていた…「そう言えば、何となく久し振りなような…」と、思わず缶コーヒーを求めてしまった…
↓「SETOUCHI STREAM EXPRESS」と在る。この新型を導入する前の車輛で「瀬戸の疾風」というコピーを使っていたそうだが、それを少し意識しているのであろう…
「夏らしい!」という好天の下、車内も快適で素敵な車輛の列車で、知らない土地を動き回るのは気持ちが弾むというものだ…
<鳴門金時 里娘>…:徳島県の本格芋焼酎…(2020.08.01)
<うだつの町並み>の辺りでランチを愉しんだ時、同じ場所に併設されている売店で「一寸気になる…」という代物を見付けた。
↓こういう代物で、思わず求めてしまった…
↓300ml入りの小さな瓶の焼酎だ…
「鳴門金時」と言うようだが、徳島県ではサツマイモ栽培が盛んであるようだ。その中で「里むすめ」という品種が殊更に高評価であるという。
その「里むすめ」を使って造ったという本格焼酎が<鳴門金時 里娘>である。
↓材料由来の仄かな甘味が強い感で、実に美味かった!所謂「赤〇〇」という焼酎の系譜だと思ったが、サッパリしている。そして瓶が美しい…
ストレートで少々…そして炭酸で割って「本格焼酎ハイボール風」でも少々…そしてあっという間に無くなった…「美味いモノ」が辿る運命である。
<鳴門金時 里娘>を「本格焼酎ハイボール風」で頂いてみれば、何処となく「かなり控え目な甘味の清涼飲料」という感を覚えた。徳島県の温暖な気候がもたらした収穫が確りと蒸留された味だった訳だ…
写真は高知の宿で寛ぎながら撮っているが…ブログ記事としては「徳島県」のカテゴリに容れて置きたい…それにしても、出先で佳い酒に出くわして、出先でそれを美味しく頂くというのは実に好い!
↓こういう代物で、思わず求めてしまった…
↓300ml入りの小さな瓶の焼酎だ…
「鳴門金時」と言うようだが、徳島県ではサツマイモ栽培が盛んであるようだ。その中で「里むすめ」という品種が殊更に高評価であるという。
その「里むすめ」を使って造ったという本格焼酎が<鳴門金時 里娘>である。
↓材料由来の仄かな甘味が強い感で、実に美味かった!所謂「赤〇〇」という焼酎の系譜だと思ったが、サッパリしている。そして瓶が美しい…
ストレートで少々…そして炭酸で割って「本格焼酎ハイボール風」でも少々…そしてあっという間に無くなった…「美味いモノ」が辿る運命である。
<鳴門金時 里娘>を「本格焼酎ハイボール風」で頂いてみれば、何処となく「かなり控え目な甘味の清涼飲料」という感を覚えた。徳島県の温暖な気候がもたらした収穫が確りと蒸留された味だった訳だ…
写真は高知の宿で寛ぎながら撮っているが…ブログ記事としては「徳島県」のカテゴリに容れて置きたい…それにしても、出先で佳い酒に出くわして、出先でそれを美味しく頂くというのは実に好い!
<さぬきオリーブトンテキ>…(2020.07.31)
夕食を摂ろうと、高松駅周辺を何となく歩き廻っていた…
結局…高松駅のビルに飲食店街が在り、そこを覗いた。「トンカツがメインで、色々と在る居酒屋的な感じ…」と見受けられた店に寄ってみた。
↓こういうモノを頂いた…
↑豚肉を焼き上げて、ガーリックのチップや工夫した甘辛いソースを点けたモノ…“トンテキ”という代物だ…
「さぬきオリーブ」なる名が冠せられている?
香川県ではオリーブを栽培していて、オリーブを絞ってオリーブオイルを製造しているというが…そのオリーブの搾りかすを飼料に配合し、豚に与える「オリーブ豚」というモノを肥育している場所が在るのだという。
<さぬきオリーブトンテキ>とは、その「オリーブ豚」を調理したモノである。旨味が確りしている他方、脂身部分がサッパリしている感じの「なかなか美味い!」という肉だった…
香川県は「うどん県」と称して宣伝を展開しているようだが…養豚に携わる皆さんが随分と努力されて、この「オリーブ豚」のような逸品も送り出している訳だ…「訪ねて見付ける」というような、或いは「訪ねて出くわす」というようなモノが非常に愛おしい…
結局…高松駅のビルに飲食店街が在り、そこを覗いた。「トンカツがメインで、色々と在る居酒屋的な感じ…」と見受けられた店に寄ってみた。
↓こういうモノを頂いた…
↑豚肉を焼き上げて、ガーリックのチップや工夫した甘辛いソースを点けたモノ…“トンテキ”という代物だ…
「さぬきオリーブ」なる名が冠せられている?
香川県ではオリーブを栽培していて、オリーブを絞ってオリーブオイルを製造しているというが…そのオリーブの搾りかすを飼料に配合し、豚に与える「オリーブ豚」というモノを肥育している場所が在るのだという。
<さぬきオリーブトンテキ>とは、その「オリーブ豚」を調理したモノである。旨味が確りしている他方、脂身部分がサッパリしている感じの「なかなか美味い!」という肉だった…
香川県は「うどん県」と称して宣伝を展開しているようだが…養豚に携わる皆さんが随分と努力されて、この「オリーブ豚」のような逸品も送り出している訳だ…「訪ねて見付ける」というような、或いは「訪ねて出くわす」というようなモノが非常に愛おしい…
<阿波尾鶏カレー>…(2020.08.01)
<うだつの町並み>と呼び習わされている辺りを散策し、「穴吹駅へ向かうバスが現れるまでの間、多少休みながら、結果的に朝食兼用になってしまっているランチを…」と思い付いた。
そう思っていれば、食事を摂ることも出来る場所に出くわし…
↓こういうモノを御願いした…一見、何の変哲もないカレーライスだが…
↓鶏肉に注目なのだ!
徳島県では「阿波尾鶏」(あわおどり)と命名された肉用の鶏を盛んに肥育しているというのだが、その「阿波尾鶏」を使っているのだ…
↓上品な感じ、マイルドなカレーに、「存在感!」という感じの「阿波尾鶏」のグリルが酷く合う感じだった…
ゆったりと美味しく頂いて満足した後…「たかがカレーライス…されどカレーライス…」というようなことが頭に浮かんだ…
1990年頃から登場したそうだが、「阿波尾鶏」(あわおどり)という命名は秀逸かもしれない…
そう思っていれば、食事を摂ることも出来る場所に出くわし…
↓こういうモノを御願いした…一見、何の変哲もないカレーライスだが…
↓鶏肉に注目なのだ!
徳島県では「阿波尾鶏」(あわおどり)と命名された肉用の鶏を盛んに肥育しているというのだが、その「阿波尾鶏」を使っているのだ…
↓上品な感じ、マイルドなカレーに、「存在感!」という感じの「阿波尾鶏」のグリルが酷く合う感じだった…
ゆったりと美味しく頂いて満足した後…「たかがカレーライス…されどカレーライス…」というようなことが頭に浮かんだ…
1990年頃から登場したそうだが、「阿波尾鶏」(あわおどり)という命名は秀逸かもしれない…
カツオのタタキ(塩)…(2020.08.01)
“うつぼ”のように「初めて」ということではないのだが、“うつぼ”を頂いた際に、一寸頂いてしまった…
↓頂いたのは…カツオのタタキである…
店で「カツオのタタキを…」とお願いした際、「“塩”か“タレ”かを選んで頂くのですが…」ということになった。「塩」とお願いした。そうすると“天然塩”が振られた状態で出て来る…これが酷く好い!ニンニクが添えられ、それが酷く合う感じだった。
天然塩が振られているが、それでもタレが入ったモノも出て来て「最後に1切れ、2切れを残してタレを点けてみるというのも好いですよ」ということだったので、本当に最後に2切れ残してタレも点けてみた。「一皿で二度美味い…」という感じだった…
どうも、この“塩”というのが「高知の流儀」であるらしい。これは…「好いことを知った」という感だった…
↓頂いたのは…カツオのタタキである…
店で「カツオのタタキを…」とお願いした際、「“塩”か“タレ”かを選んで頂くのですが…」ということになった。「塩」とお願いした。そうすると“天然塩”が振られた状態で出て来る…これが酷く好い!ニンニクが添えられ、それが酷く合う感じだった。
天然塩が振られているが、それでもタレが入ったモノも出て来て「最後に1切れ、2切れを残してタレを点けてみるというのも好いですよ」ということだったので、本当に最後に2切れ残してタレも点けてみた。「一皿で二度美味い…」という感じだった…
どうも、この“塩”というのが「高知の流儀」であるらしい。これは…「好いことを知った」という感だった…