五重塔…:仁和寺(2020,08.06)

↓寺に設えられるこの種の塔を視るのは好きだ…
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↓下層から上層まで、大きさの差異が比較的少ない屋根が重なっている感であるのが、この仁和寺の五重塔の特徴だという…
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仁和寺の現在建っている五重塔は、江戸時代の1644(正保元)年に建ったモノで、高さが37.1mであるそうだ…

「五重塔」というモノは、地(基礎)、水(塔身)、火(笠)、風(請花)、空(宝珠)から成り、各々が5つの世界(五大思想)を示し、仏教的な宇宙観を表しているのだそうだ…
posted by Charlie at 21:08Comment(0)京都府

北へ…:運行日誌(2020.08.08)

搭乗する飛行機が神戸空港から離陸するのは…12時45分ということになったいた。ギリギリに走るのも落ち着かない。早めに空港へ行って悠然と過ごしていれば好い。と言って、空港への移動までに些かは時間を要する…

神戸空港へ向かう道すがらに、何処かへ道草するにしても、「少し早目な時間帯」ということで寄ってみるという他に、何となく都合が悪いような?そんな時間帯のフライトであると、今更のように思った。が、フライトが「着いた後」の動きを思うと、これ以上遅めな時間帯も按配が好くない…

奈良から神戸への移動に関して、少々早く出て、1箇所だけ道草をすることにした。今般、「そう言えば利用したことが無かった?」とい経路を取り入れた。

JR奈良から出ている“区間快速”と称する列車に「宝塚行」というモノが在ることに気付いた。「奈良から?どういう経路だ?」と思った…

この列車は奈良から京都へ向かう経路で少し北上して木津に向かい、京都府の南寄りから大阪府に入って四条畷に至る。四条畷から先は大阪を西へ進む。大阪市内の京橋から暫く地下を通って、そのまま兵庫県の尼崎に至る。尼崎からは伊丹を経て宝塚へ経路が在る。

何やら面白いと思い、<青春18きっぷ>を使い、奈良から尼崎までこの列車に通して乗車した。1時間半程度を要する行程であった。

頻繁にこの奈良→木津→四条畷→京橋→尼崎というような「通し」のように列車を利用するという乗客は然程多くはないかもしれない。が、奈良県、京都府、大阪府、兵庫県と「毎日のように複数の県境を越えながら、それなりの頻度で列車が運行」という状況が在る。他にもこういう、複数の県境を越えながらという運行系統の列車は、関西圏では色々と見受けられる…交通機関は「県境等は最初から半ば無視」で発展しているのかもしれない…「何処までも♪」とい程度に県境との縁が薄い地域に居るので、そんなことに酷く感心してみたりもする…

尼崎に至ってからは、バスで阪神の尼崎駅との間を往復し、尼崎城の建物を眺めていた…あれは新しく整備された公園という趣だった…

尼崎から先はJRの列車で三ノ宮駅に入り、神戸でも時間が中途半端なので、速やかにポートライナーで神戸空港へ移動した。空港の様子は?「普通…」と思えるような感じだった…そこそこに乗客は出ていたというように視えた…

飛行機の中で着席して…気付けば上空に在って「何処に?居るのだ??」とい感じだった。飛行機が離陸のために滑走路へ動き始めたような頃に、居眠りに陥ってしまったようだった…

新千歳空港に着いた後は、また<青春18きっぷ>を取り出して使い始めた…

新千歳空港→札幌→岩見沢→旭川と、午後3時前に新千歳空港駅で列車に乗ると、普通列車だけを乗り継いで、午後6時40分を前に旭川駅に居たることが出来る。旭川辺りまでの普通列車…本数が一寸少ない…

そういうことで旭川入りし、何となく馴染んだ宿の一つにとりあえず陣取った…

30℃超えが常態であった地域から、何となく25℃程度の場所へ…少々涼しい…明日には?更に涼しい辺りだ…振り返って整理すべき事柄は多々在るので、それらは追って、順次、随時とい感だ…

とりあえず…戻って「しまった」というような“感じ方”をしているかもしれない…

<26>…:帷子ノ辻&嵐電天神川:嵐電(2020.08.06)

↓帷子ノ辻で停車中であった電車だ…
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↑「美しい車輛…」と見入ってしまい、写真を撮ったが…余りゆっくりしていると発車してしまうので、駆け乗った…

上記の電車は「京福電気鉄道株式会社(けいふくでんきてつどう)」の車輛だが、寧ろ<嵐電>と呼ばれて親しまれている。恐らく「京福電気鉄道株式会社」と言ってみても「それ?何?」ということになる程度に、「嵐山の電車」という辺りから起こっていると思われる<嵐電>という呼び方が浸透しているような気もするが…

京都の四条大宮と嵐山との間の路線が在るのだが、帷子ノ辻から枝線が在って北野白梅町との間を結ぶ路線も在る。

この北野白梅町とを結ぶ路線を利用して仁和寺を訪ねたが、移動にまた嵐電を利用した際、帷子ノ辻で四条大宮の側へ向かう電車に乗換えようとして上記に出くわしたのだ。

↓嵐電天神川で下車した…
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この車輛は<モボ21形電車>という。1994(平成6)年に「平安京遷都1200年」の行事が行われた際、協賛の一環として登場した車輛ということで「レトロ調」な造りになった。これがなかなかに美しい感じであった…2輛が運用中であるということだ。

↓乗降が終わると、<26>は嵐電天神川を発車した…
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↓嵐電は専用軌道の区間が殆どだが、一部に併用軌道の区間が在る。この嵐電天神川の近くが該当する…
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↑こんなデザインの電車…何やら街の風情に酷く合うような気がした…

嵐電の沿線には訪ねて興味深い場所も多く在る…何度か利用してみた経過が在るが、今般も「そう言えば…」と乗車してみたくなったのだった…

<三津浜焼き>…:松山(2020.08.03)

道後温泉を訪ねてみた後、宿へ引揚げる道すがらに夕食を愉しもうとした…

路面電車で道後温泉から大街道へ出て、大街道から宿の傍の勝山町までの道すがらに飲食店が色々と在るのを見掛けていた。そんな辺りを歩いた。

↓こういうバナーを掲出した店を見掛け、この「松山のソウルフード」と称するモノが気になった…
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↓気になったので店に御邪魔してみた。カウンターに陣取れば、目の前の鉄板で色々と料理をする様子も視えるような設えである…
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<三津浜焼き>を所望…という旨で店員さんと御話しし、「スタンダードなモノ」―“お好み焼き”の系譜になるモノで、色々な具材の組合せが在るようだ…―を御願いすることにした。<元祖 三津浜焼き>と称した…そして“サイズ”が何種類か在った。スタンダードなモノよりも大きなモノが何種類か在って、小さなモノということになる“ハーフ”というモノも在った。「とりあえず試しに頂いてみたい…」ということであったので、その“ハーフ”を御願いした。

↓待つこと暫しで出て来た…
03-08-2020 Matsuyama in evening (12)
↑“ハーフ”と言うのに…十分に大きい!

粉で薄い円形の生地を焼き、麺も焼く。そこに牛肉、牛脂、野菜類、イカ天、卵というような具材が入る…

↓切りながら摘まんでみることにしたが、これが非常に好かった!
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<三津浜焼き>というのは、松山の港が在る方面、三津浜で古くから親しまれて伝わっているモノなのだという。<浜焼き>とも言うそうだ…

↓愛媛県の酒造会社が県内の芋を使って造ったという<瀬戸の大地>という焼酎をロックで1杯頂きながら、“ハーフ”ながらも1人には十分なボリュームが在った<三津浜焼き>を愉しんだ…
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然程の時日を経てはいないが…早くも思い出して「また何時か…」と思っていることに気付いてしまう…
posted by Charlie at 03:53Comment(0)愛媛県

白州…:仁和寺 白書院から望む南庭(2020.08.06)

↓照り付けていた「夏らしい!」という感の陽光の中、白い砂が眩しく、少し見入ってしまった…
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↓個人的には「酷く“日本的”」という気がする。「敢えて空間」という設えだ…
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↓何か、訳も無く気に入ってしまう光景だったが、この場所に関しては「光!」ということと合わせて記憶に残るような感だ…
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よく知られている仁和寺なのだが、何度も京都に寄った機会は在りながら、初めて立寄ったのだった…
posted by Charlie at 01:00Comment(0)京都府