鳥瞰…:淡路島…明石海峡大橋…(2020.07.30)

飛行機で窓側の座席に陣取ると…機窓を眺めるのがなかなかに愉しい場合が在る…

機窓に関しては「雲や光が美しい」というのも多いのだが、「下界の様」という具合で、日頃は視る筈も無いような景色を視られる場合が在る。これがかなり好きである。(他方で、そう頻繁に好い感じな眺めにも出くわし悪いような気もしないでもないが…)

新千歳空港から神戸空港を目指して飛んでいた。「雲の上」というような場所を飛んでいた時間が長かったような気がしたが…神戸に近くなって飛行機が高度を下げると「下界の様」というように地上の様子が視えて来た…

↓少し大きな島が視える辺りで、飛行機が大きく旋回したようだった…
30-07-2020 'SKY176' (41)

新千歳・神戸のフライトでは、日本海側を南下して、中国地方と近畿地方との間から瀬戸内海に出て神戸空港を目指すような経路で飛んでいるようだ。多数の島々が浮かぶ瀬戸内海上空から神戸を目指す…

↓風力発電の大きな風車がハッキリ判った…6本在る…
30-07-2020 'SKY176' (42)

↓そして巨大な橋梁…
30-07-2020 'SKY176' (43)

↓明石海峡大橋だ!
30-07-2020 'SKY176' (44)

飛行機は西側から瀬戸内海を進んで、淡路島を眼下に機首を神戸空港に向けていたことになる…

後から調べると、淡路島には2000kwの発電能力を有する大型風車を6本擁する発電所が設けられているということだった。眼下に視たのはそれだった筈だ。

眼下に視た明石海峡大橋に関しては、神戸空港到着後に、神戸側からであるが近くで眺める機会も設けてみた…更に、四国へ渡った後に関西方面へ戻った際、明石海峡大橋も含む経路を通り、バスで淡路島を縦断するということも在った…

こうやって眼下に淡路島や明石海峡大橋を視られたということが、単純に嬉しかった…
posted by Charlie at 19:57Comment(0)兵庫県

名寄駅…(2020.07.30)

早朝5時台に稚内駅を発つ列車がゆっくりと南下して到着する先は…名寄駅だ…

名寄以南へ進むためには…普通列車にするにせよ、旭川への特急列車にするにせよ、些かの待ち時間が在る…

↓そんな待ち時間には、駅前に出て、身体を伸ばして少しゆったりする位が好い…
30-07-2020 Nayoro Station (5)
↑好い趣の駅だと思う…

↓早朝の列車で名寄までゆっくり進む場合、何か「少しずつ日が高くなって行く…」のを感じながら進むのだが…名寄駅では「夏の午前中」という風情の空になっていた…
30-07-2020 Nayoro Station (4)

↓夏季にはこの種の花壇が駅の傍で見受けられる…
30-07-2020 Nayoro Station (6)

↓一定程度は身近に感じているのだが…時には立寄りたい感の駅だ…
30-07-2020 Nayoro Station (3)

運行日誌(2020.07.30-08.09)追記:帰着後雑感…

8月10日の稚内では、日出を期待し、日出を待ち、日出を眺めて1日の始まりを迎えたのだったが、何処となく湿り気が感じられた空気の中で昼頃から雨交じりとなった。

雨交じりとなること自体は珍しいことでもないが、少し気に掛った。振り返ると、7月30日以降「雨に降られていない…」という状態、「移動もしながら、晴天であった地域に居続けた」ということに思い至ったのだ。随分と久し振りに雨に当たったような気がした休日ということになった。

雨交じりの故に薄暗い感の居室で、<アロママグ>に注いだ<サードウェーブテイスト>を啜る。旭川で「時間が在るなら立寄りたい」という場所の“リスト”に俄かに加わったカフェで使用されている仕様と同じで、同じ店で販売もされているのを入手した<アロママグ>に<サードウェーブテイスト>を注いで頂いてみると、あの店出だしていて何種類か愉しんだオリジナルブレンドの一つにやや似ているような感じもする。<サードウェーブテイスト>、旭川の店とは全然縁が無い大阪の業者の豆ではあるのだが…

旭川の店や、他に奈良の店で好い珈琲を少しゆっくりと頂く機会が在ったが…稚内で過ごす休日という中でも「カフェを梯子」というのに近いことをやっていて、方々で珈琲を頂いた。拙宅で、気に入った豆を挽いてハンドドリップというのとは少々違う。何か「馴染んだモノに親しむ大きな安堵感」というモノが在る。

様々な珈琲を頂いたとなれば「何れが一番好かったか?」ということになるのかもしれない。が、「何れも好い」という以上のことは申し上げ悪い。珈琲のような嗜好品は全く「各々に好い」または「少なくとも一般に出回っているようなモノは各々に好い筈」なのであって、横並びにして順位を付すようなことに最初からなじまないように思う。

珈琲に限らず、「休暇に訪ねる場所」というようなモノも全く同様であると思う。方々を巡ってみるというようなことをする都度にそういうような思いが強まって行くような感さえする。今般、方々を少し動き回ってみて、そういうような思いが確実に強まった…

「城」と名が付く場所…丸亀城、徳島城、高知城、松山城、今治城、尼崎城と方々で寄っている…

「寺」と名が付く場所…善通寺、須磨寺、宝山寺、長谷寺、西大寺、泉涌寺、智積院、仁和寺、勧修寺、東大寺、興福寺という具合か…

「社」と名が付く場所…善通寺の乃木神社、大山祇神社、手向山八幡宮という感か…

城でも寺でも神社でも構わないが、何れにしても「各々の面白さ」が在る、他所の地域を訪れた際に何となく視に行くような場所だが、どんな城も、どんな寺も、どんな神社も「各々に好い」のだと思った。

更に一部は寺に在るモノだが、幾つかの庭園も訪ね、古い町並みを愉しむ場面も在った。庭園に関して、例えば壮大な栗林公園と、京都の寺に在った庭園とではスケールは単純な面積比較ということが可能だと思えるが…そういう面積の数字では測りようがない「各々の好さ」が在ったと思う。

もう少し、1箇所に落ち着いて居れば好いのかもしれないというようなことを、毎度思わないのでもないのだが…「見慣れぬ路の向こうの見知らぬ街」というような感覚が酷く好きで、そういうことを、「動き回ること自体」を愉しんでしまうような性向が在って、何時も随分と方々を動き回るようなことを仕出かしてしまう…

何やら社会が“事情”に覆いつくされてしまっているかのような感に辟易しているが…外を歩き廻ってみる程度のことで、ガタガタ言われなくてはならない必然性もないと思っている。今般、「何年振りか??」と自身で驚く程度に日焼けもした…

そして「出掛けるから写真を撮る」のか「写真を撮りたいから出掛ける」のか判らない状態で、収拾困難な程度に写真も撮った…追って整理しよう…

暫くは…今般の旅を色々と振り返るような時間が多くなりそうである。同時に…早くも「また機会が設けられるなら…」というようなことを考えてしまっていることに気付く。

<尼崎城シャチホコ丸ポスト>…(2020.08.08)

↓何か「妙なモノ?」と思った…
08-08-2020 Amagasaki (9)
↑丸型ポストに鯱が載っている?

↓こういう具合に、屋根に鯱を載せた尼崎城の辺りに据えられたポストだ…
08-08-2020 Amagasaki (8)

2019年3月に、尼崎城の建物の鯱の「三分の一」という大きさの鯱を用意して、この<尼崎城シャチホコ丸ポスト>を制作して設置したのだそうだ。一寸面白いと思った…
posted by Charlie at 11:54Comment(0)兵庫県

車窓に島影…:利尻富士と礼文島と…(2020.08.09)

旭川を昼に出て、夕刻に稚内へ着く列車…多少、ゆったりとしてみたかったので、早朝の移動を避けて選択した手段だった…

列車の中では…かなり長く居眠りに陥ってしまっていた…車内の様子で記憶に残るようなことは殆どないが…夏らしい感じの光が眩しい車窓だった…

↓抜海駅に近い辺り…南稚内駅が接近して来るような辺りで西側、進行方向左に日本海と島が視える場合が在るのだが…この時は視えた!
09-08-2020 trip to Wakkanai.. (4)
↑左に利尻富士、右に礼文島が視えていた…指定席が左側で好運だった…

こういう様子を視ながら稚内へ向かうと…とりあえず「歓迎して頂いている…」という気分になる。

駅舎…:小樽駅(2020.07.21)

「小樽に滞在しながら、必要に応じて札幌にも出向いて所用を足す」ということにしていたが…朝から列車で札幌に出ることにした。

↓やや雲が多い感ながら、暗いという程でもない空模様の下、何となく脇から駅舎を眺めてしまっていた…
21-07-2020 Otaru (1)

小樽駅の駅舎…存外に美しい建物であると、視る都度に思う…

日出の頃に…:稚内港北防波堤ドーム(2020.08.10)

出先から戻り、何やら「力尽きた…」とでもいうような状況で早目な時間帯に寝入ってしまい、それ故にスッキリと早目な時間帯に眼が開いた…

戸外の様子を伺えば…東寄りな空が何やら明るい…

↓(不在であったが故に)間隔が少し開いたが、早朝の恒例である「極々短い散策」に出てみた…
10-08-2020 morning (3)

↓静かな海面に天空の様が映り込む早朝の稚内の風情…健在だった…
10-08-2020 morning (4)

20℃に届くか届かないかというような感の気温…偶々着ていた長袖Tシャツの上に、裏地は無いデニムのジャケットを引掛けてという具合の服装で戸外へ出て、程好い程度であった。風は微弱で寒くもない…

↓少し劇的な光の按配…「暫く振り?」というようにも感じた…
10-08-2020 morning (9)

↓やがて「天のキャンバス」に描画でも試みるかのような雲が少々現れ始めた…
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↓稚内でこうした朝の天を眺めることから遠ざかってしまっていたが、このような感じそのものを眺めることが「暫く振り…」というような感で、思わず見入ってしまった…
10-08-2020 morning (17)

↓やがて少し光が天に滲むような感になる…
10-08-2020 morning (19)

↓そして日出…
10-08-2020 morning (21)

この稚内の朝の様子…非常に好いと改めて思った…更に、他地域で視た夕陽と同じ太陽が視えているということに、何か心動くようなモノさえも感じた朝だった…