東大阪ジャンクション…:東大阪市役所展望ロビーからの眺望(2020.08.05)

広がる近鉄の路線網の中、奈良県、大阪府、京都府を行き交っている、別売の特急券を求められない各列車に随意に乗降可能な「1日乗車券」が売られていた。「乗車当日に思い立って…」ということは叶わず、「乗車前日までに求める」ということになっているので、奈良に到着して直ぐに「明日…」と窓口で求めておいた。

この「1日乗車券」を駆使して、近鉄奈良駅を起点に生駒山の宝山寺長谷寺を訪ね、奈良市内に引揚げて西大寺にも立ち寄った。

朝からそれだけ動き回り、殊に長谷寺では相当に歩いた―駅から谷を下って、谷を上がるように寺を訪ね、寺から谷を下って、また谷を上がって駅という具合だった…復路に駅の近くで地元の年配の男性と擦違った際、何となく互いに会釈をしたが、その方は「暑いでんな…」と声を掛けてくれた。傍目に「とんでもない…」という程度に汗をかいていたのだと思う…―ことから、午後の一時は宿の居室で休憩していた。

その休憩時に思い出していたのは、宝山寺を訪ねようとした際に生駒駅で視掛けた様子だった。生駒駅は幾つかの路線に乗換える駅なのだが、何やら「あれば大阪の地下鉄の車輌?」という列車が視えていたのだった…

一寸調べると、生駒の少し東側から東大阪市内まで近鉄の路線が敷かれ、それが大阪の地下鉄の中央線と繋がっている「直通相互乗入」という列車が運行されていることが判った…そして、「1日乗車券」が利用可能な近鉄の駅は荒本駅までである。

荒本駅?「眺望が素晴らしい展望ロビーが在る」と噂に聞く、東大阪市役所の最寄り駅だ…

少し前置きが長くなってしまっているが、そうして夕刻に東大阪市役所に御邪魔したのである…

↓幾つもの高速道路が絡み合っているジャンクションが眼下に拡がっていた…
05-08-2020 Higashi-Osaka vol01 (5)
↑遠くに<あべのハルカス>と見受けられる背が高い建物が判るが…遠景はかなり霞んでしまっていて、何となくスッキリしない感だった…

↓飛行機が飛んでいる様子も時々見えた。大阪の辺りは複数の空港が在って、様々な便が運航されている訳である…
05-08-2020 Higashi-Osaka vol02 (7)

↓沈む夕陽が見える方角ではないが、日没に近い時間帯で、空の様子は刻々と変わり、少しずつ灯りも見え始めていた…
05-08-2020 Higashi-Osaka vol02 (15)

↓遠景が霞む中、もう少し暗くなるのを待つか否か迷ったが…結局、奈良へ引揚げる時間帯が遅くなってしまうと思い、余り粘らなかった…
05-08-2020 Higashi-Osaka vol02 (19)

↓東大阪市役所はこういう建物だ…エレベータで22階に上がると、東大阪ジャンクションが在る景色を眺めることが出来る…展望ロビーは、東大阪市役所の通常業務終了後の夜間も含めて、毎日朝から夜まで開放されているようだ…
05-08-2020 Higashi-Osaka vol02 (22)

何となく…今般は日中の陽射しや気温で動きが鈍っていたことから、「何れ在るかもしれない別な機会に備えた“下見”」という感も何処となく在ったのだが…「無料で入ることが出来る場所でこれだけの眺望」というのは実に素晴らしい!!是非、再訪してみたい場所である…

>>東大阪JCTの図:NEXCO西日本 「関西地域のジャンクションのご案内」 より
posted by Charlie at 19:37Comment(0)大阪府

大悲閣…:長谷寺 本堂(2020.08.05)

3つの部分から成る登廊(のぼりろう)をゆっくりと上がってみる…

登廊(のぼりろう)の出口に本堂が在る…
05-08-2020 Hasedera Area, Nara pref (25)

長谷寺の本尊である観音像―「十一面観世音菩薩立像」と言うそうだ…―を収めた本堂である。観音様の慈悲を表現する「大悲」という文字に、建物、御堂を意味する「閣」という文字を組み合わせて<大悲閣>という呼び方が在るそうだが、本堂の建物にその<大悲閣>と掲げられている…

仏像等は「撮影を御遠慮願います」なので、そういうことはせずに、永い信仰の歴史を思わせる、徳川幕府による建築であるという建物と合わせて見事な仏像―薄暗い堂の奥側で鈍く輝くような感だった…―を鑑賞した…

↓この場所では、この眺めに心奪われた感であった…じっと佇んで様子を眺め、少し写真を撮った…
05-08-2020 Hasedera Area, Nara pref (28)
↑「薄暗い堂内の側から戸外の光」というようにも、「光溢れる戸外から暗い堂内へ」というようにも感じられた…然程強い湿気でもなかったような気がした中、「清涼な気分」が沸き上がるような空間であったように思う…

こういう場所…1人静かに訪ねて、悠然と過ごすというのに相応しいのかもしれない。最寄駅が「長谷寺」という名なので、もっと長谷寺は近いと思っていたが、存外に歩いた。(そう言えば「霧島神宮」という駅が霧島神宮まで、黙って歩いて1時間半余りも要したという例に出くわしたことが在ったが…長谷寺は20分前後の下り、上りの坂道で、あれ程でもないのは幸いだが…)しかし、そうやって歩いて至り着く価値は間違いなく在るような気がした…

この「大悲閣が醸し出していた雰囲気」が、そのうちに「酷く懐かしい…」と思うようになる気がする…或いは、近年はこういう感じを「興が在る」と思う傾向が酷く強まっているのかもしれない…
posted by Charlie at 17:49Comment(0)奈良県

蓮の花…:西大寺(2020.08.05)

近鉄奈良駅へ通じる路線、近鉄奈良駅のやや西側に大和西大寺駅が在る。

大和西大寺駅は、奈良・大阪を結ぶ路線、京都・橿原神宮を結ぶ路線、天理との間を往来する路線の列車が各々発着している。近鉄路線の“交差点”で、忙しい駅だ。

こういう忙しい駅なので、奈良方面で利用する機会も少なくない。奈良辺りに滞在する等すれば、改札口を潜って辺りに出ることは無くとも、何やら一定頻度で乗換えのために利用することになる駅だ…

駅名の大和西大寺であるが…結局「西大寺」という寺が近くに在ることに因む訳だ。が…その「西大寺」を訪れてみたことが無かったことに思い当たった…

↓大和西大寺駅の、デパートやオフィスや飲食店が入ったビル等が見える側と反対側から外に出て、様子を伺えばこういうような寺の入口に直ぐ行き当たる…ここが西大寺である…
05-08-2020 Nara, Saidaiji Temple (1)
↑「称徳天皇勅願」と在るが、大仏の東大寺で知られる聖武天皇の娘であったという人物で、彼女の主導で開かれたのが西大寺であった訳だ。なるほど、東大寺は平城京の東寄りに相当し、西大寺は西寄りに相当ということになるのであろう…

西大寺は残念ながら荒廃してしまったような経過も在ったようだが、復興し、真言律宗の総本山となって現在も活動を続けているのである…

↓花が咲いていた…
05-08-2020 Nara, Saidaiji Temple (8)

↓嘗ては巨大な東西の塔が林立していたという西大寺だが、永い歴史の中でそれらは損なわれ、再建には至っていない。東塔の台座は「創建の頃の状況と思われる」というモノが境内に在る。それを囲むように、鉢植えの蓮が在ったのだ…
05-08-2020 Nara, Saidaiji Temple (13)

↓何か「独特な空気感」というようなモノが感じられる境内だった…
05-08-2020 Nara, Saidaiji Temple (7)

↓何となくトンボが飛び回って、亀も居る池が在って、暫く眺めてしまっていた…
05-08-2020 Nara, Saidaiji Temple (3)

今般、「そう言えば…近くを通っていて、行ったことが無かった…」を思い出して訪ねる機会を設けたが、西大寺もそういう場所の一つということになった…
posted by Charlie at 08:13Comment(0)奈良県

<HRC Kyoto>のデニムジャケット…(2020.08.06)

↓「Hard Rock Cafe KYOTO」とロゴマークが刺繍されている…
06-08-2020 my ones (pics at Nara) (3)
↑スッキリした感じで、渋い外観に仕上がっていると思って「これだ!!」と求めた訳だ…

<HRC Kyoto>に立ち寄った際に、食事を愉しんだ後に求めたモノだ…

この種のモノ…米国のサンフランシスコで入手のモノを酷く長く使っているのだが、ここで改めて新しいモノを入手したのだ。

↓今般、京都で求めたモノも特段に変わった感じではなく、使い易い感じだと思った…
06-08-2020 my ones (pics at Nara) (4)

↓ボタンにもハッキリと「HARD ROCK」と在るのが好い…
06-08-2020 my ones (pics at Nara) (5)

出先に在って、身軽な荷物で動き回っていたが、このジャケットは他のモノと合わせて箱に詰めて拙宅へ送った…

「夏らしい!」という状況だった中、このジャケットは京都では出番が無かったが…朝夕に20℃を切っている稚内に在っては、半袖Tシャツの上にこのジャケットというような服装で程好い場合が在って、既にそのようにして使っている…

或いは?このジャケットを引っ掛けて京都を訪ねて「ジャケットの“里帰り”」というのも面白いかもしれない…

写真そのものは奈良の宿で撮ったが、記事カテゴリは「京都」としておきたい。
posted by Charlie at 06:49Comment(0)京都府

寶山寺(宝山寺)へ…(2020.08.05)

少し陽が高くなり始めたような気がしてきた中で、ケーブルカーを利用して上った生駒山の上を歩いた…

↓寶山寺(宝山寺)が近付くが、独特な雰囲気が在ると思った…
05-08-2020 Ikoma Area, Nara pref.  vol01 (7)

↓寺の力が籠っている特別な場所と、辺りの普通な場所との「境界?」という感を抱いた…
05-08-2020 Ikoma Area, Nara pref.  vol01 (8)

↓鳥居に掲げられた額には「歓喜天」と在る。大聖歓喜自在天(だいしょうかんきじざいてん)という秘仏が祀られているのだという…
05-08-2020 Ikoma Area, Nara pref.  vol01 (9)
↑この大聖歓喜自在天(だいしょうかんきじざいてん)に因んで、寶山寺(宝山寺)は「生駒聖天」として信仰を集めているそうだ。

↓寺域の中にも門が幾つか見受けられた…これが惣門と呼ばれるものらしい…
05-08-2020 Ikoma Area, Nara pref.  vol01 (10)

こういう具合に境内に至った訳である…
posted by Charlie at 06:48Comment(0)奈良県

鏡池と大仏殿…:東大寺(2020.08.07)

或いは高い場所から眺めたということが在ったからなのかもしれないが…

↓何となく眺めてみたくなった光景…近くまで行って眺めてみた…
07-08-2020 Nara vol02 (14)
↑大きな大仏殿が、池に映り込んでいるモノとペアになっている感じが酷く気に入っている…

↓漫然と「奈良…」とでも言えば、何となくこういうような様子を思い浮かべるのかもしれない等と考えながら、こんな様子を眺めていた…
07-08-2020 Nara vol02 (15)

「余りにも有名」な建物が佇む光景…非常に好いと思う…
posted by Charlie at 06:42Comment(0)奈良県

朝陽が「打上げられる?」かのような日出…:稚内港北防波堤ドーム(2020.08.14)

「よく…眠った…」という感じで起き出した…窓辺が非常に明るい…誘われるように「極々短い散策」に出てみた…

↓雲が少ない空だが…「生温い空気と冷たい海水」ということなのか「中途半端に気温が下がる中での中途半端に温い海水」ということなのか、事情は判らないが遠くに雲状の霧が見受けられた…
14-08-2020 morning (3)

↓今朝は上る朝陽の様子が視え易い感だ…
14-08-2020 morning (5)

↓朝陽の周辺の雲が光に輝いて、空の中で浮き上がっているかのように視える…
14-08-2020 morning (8)

↓高度を上げ始める朝陽が海上に“光の路”を形成し始めているが…朝陽の下側の雲が、「ロケットを打上げた時の燃料が燃焼して噴き出す様」を何となく思わせる…
14-08-2020 morning (10)

「只今…<あさひ>の打上に成功しました!」というようなことを頭の中に思い浮かべながら眺めた光景だった…

現在の日出…4時半を少しだけ過ぎる…こういう具合に朝陽が高度を上げ始める様が見えるのはその数分後だ…