鹿…:奈良公園(2020.08.07)

「街の公園」と言うより「公園の中の街」とでも言いたい感になる奈良公園を歩いた…

↓こういう様子を随所に見掛ける…
07-08-2020 Nara vol01 (5)

或いは各々の鹿の「指定席」のような「決まった居場所」でも在るのだろうかというように考えてしまうことが在る…

↓何か酷く長閑な様子だと、出くわす都度に思う様子である…
07-08-2020 Nara vol01 (6)
posted by Charlie at 16:13Comment(0)奈良県

<梅川>(うめがわ)…:JR尼崎駅(2020.08.08)

阪神の尼崎駅に近い尼崎城を訪ね、JRの尼崎駅へバスで移動した。「尼崎駅」と同じ名ではあるが、阪神の駅とJRの駅とはやや離れている…

尼崎城を訪ねようとした際、バスに乗車した辺りと少し違う出入口の辺りにバスが着いて、階段を上ってJR尼崎駅へ入ろうとした…

↓こういう像を眼に留めた…なかなか美しい像だ…
08-08-2020 Amagasaki (31)
↑「文楽の人形?」と思った。勿論、「繊細な工芸品」である文楽の人形が駅の通路に何となく在る筈もない。コンクリートや石、または金属系材料で造られていると見受けられる像だが…

文楽と言えば?江戸時代の近松門左衛門という作家が知られているが、実は尼崎と縁が深い人物であるという…

近松門左衛門(1653 - 1724)は京都から大坂に移って活動をした際、船問屋の尼崎屋吉右衛門の家に逗留するなどしていたという。

尼崎に広済寺という寺が在る。近松門左衛門の時代に住職を務めた日昌上人という人物の実家が、船問屋の尼崎屋であったとも言われている。そういうことで近松門左衛門と日昌上人との間に交流が在り、近松門左衛門は母親の法要を広済寺で依頼したという経過が在り、御本人が他界した際の墓も広済寺に在るというのだ。

↓近松門左衛門と縁が浅くない尼崎…ということで、文楽の人形のような、近松作品に登場する人物の像を1999(平成11)年に尼崎駅に設置したそうだ…
08-08-2020 Amagasaki (30)
↑これは『冥途の飛脚』―1711(正徳元)年に初めて上演されたと伝わる作品―に登場する<梅川>(うめがわ)という人物であるという。

『冥途の飛脚』の劇中、<梅川>は大坂新町の遊女である。300両の“封印切り”という大罪を犯してしまった飛脚の忠兵衛に身請けされ、新口村(にのくちむら)へ駆け落ちするということである…

高名な文楽の人形遣いの助言を仰ぎながら制作したという<梅川>は美しいが、こういうモノがさり気なく駅の通路に飾られているというのが実に好いと思った。文楽の公演は観た記憶が無く、近松門左衛門の作品を読んだということでもないが、ここで<梅川>に出くわして好かったと思う…
posted by Charlie at 16:09Comment(0)兵庫県

朝陽が姿を見せた…:稚内港北防波堤ドーム(2020.08.22)

18℃…時々抜ける弱目な風が少しだけ冷たい気がした…ワークパンツ穿き、Tシャツにデニムのジャケットを引掛けるという感で、「極々短い散策」と称している早朝の徘徊…

↓この位置では雲は視え悪かった…
22-08-2020 morning (1)

↓こうやって視ると、雲が少し偏在という感だ。そして雲そのものは、誰かが丁寧に描き込んだかの様に視えた…
22-08-2020 morning (3)

↓海側へ廻り込めば、「深夜と早朝との境界」とでも呼びたいような空気感だった…
22-08-2020 morning (10)

↓日出時刻までに間が在る中、朝陽の光が天の様子に干渉し、僅かずつ明るくなる中で雲の色が変わり、そういう様子が海面に映り込み、独特な空気感が辺りに滲む感だ…
22-08-2020 morning (12)

↓雲は「染色」という段階から「脱色」という段階になる…そうなれば日出は間近になる…」
22-08-2020 morning (27)

↓かなり明るい感じになって来た…
22-08-2020 morning (36)

↓丘陵の彼方に朝陽が輝いている…
22-08-2020 morning (38)

↓輝く朝陽の姿が視え、海面上に“光の路”が形成されている…
22-08-2020 morning (47)

麗しく清々しい朝という感…感じの好い休日の朝だった…