舎利殿&仏殿…:泉涌寺(2020.08.06)

↓永い伝統を誇り、皇室に縁も深いという泉涌寺だけに、伽藍の建物も何となく風格が漂うというように感じながら眺めていた…
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↑画の左側が舎利殿で、右側が仏殿だ…

↓舎利殿とは「釈迦の歯(仏牙舎利)を奉安する」という場なのだという…
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↑建物は慶長年間(16世紀末から17世紀初頭)に御所―天皇の生活や公務の場であった「内裏」…―の建物を移築改装したと伝えられる…平屋のような御殿の建物に上の層を加えたということのようだ…

↓仏殿は、国内では少し珍しいらしいが、現在・過去・未来を表す「三世仏」という形式になった3体の仏像が安置されている場であるという…泉涌寺の“本堂”ということになる。
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↑1668(寛文8)年に徳川家綱(江戸幕府の4代将軍)によって再建が果たされた建物ということだ…

↓仏殿を横の側、斜めの側から視ると、屋根の感じが面白い…
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↑2つの屋根を載せた多層の建物に見えるが、低い側は「裳階」と呼ばれる屋根ではない壁に付けられる庇状の構造物で、1層の建物になっているのだそうだ…

こういうような「一寸視る…」という程度でも、なかなかに見応えが在る建物が方々に溢れている京都…何度でも訪ねる価値が在るように思う…

<5006>…:勝山町停留所&南堀端停留所:松山の路面電車(2020.08.03)

朝早くからJRの松山駅へ向かい、今治を往復してみることを思い立った…今治では<しまなみ海道>を行き交うバスで大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)を訪ねてみたかったのだ…

↓宿に近い勝山町の停留所に出れば、電車が現れた…
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↑カーブを曲がったあたりの停留所なので、カーブに電車が現れる様子を見て毎度「美しい…」と少し感心していた…

前日も乗車した車輌に再度乗車することになった…
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松山には伊予鉄の松山市駅が在って、JR松山駅とは少し離れている。路面電車の運行系統も、松山市駅へ向かうモノが在って、JR松山駅へ向かうモノも在る。朝早く、勝山町停留所からそのままJR松山駅へ向かう電車の本数がやや少ない感だった。そこで、とりあえず松山市駅へ向かう電車に乗り、他の方面からJR松山駅を目指す電車に乗り換える訳だ…

↓大街道を経て、県庁や市役所の辺りを過ぎて、松山市駅の手前に在る南堀端停留所で下車し、乗車していた<5006>を見送った…
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↓画の左側へ曲がっている軌道は松山市駅へ通じている…真直ぐ伸びている側は少し先で右折、更に左折でJR松山駅の側へ通じる…
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色々な運行系統の軌道が交わっているような様子…一寸面白いと思いながら眺めていた…

ソメイヨシノ…:勸修寺(2020.08.06)

滞在していた奈良から京都へ移動し、泉涌寺智積院を訪ねてから昼食を愉しみ嵐電に乗車して仁和寺を訪ね、更に地下鉄で移動した…傍目には「あの人?大丈夫?」と御心配頂いた場合も在ったかもしれないと考えたくなる程度に汗をかきながら、何やら妙に精力的だった…

↓到ったのはここ…勸修寺だ…
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↑境内へ入っていく辺りに、なかなかに大きな木だ…花の季節には見事であろうと想像し得る桜の木である…夏の盛りの桜の木というのを、ゆっくりと眺めてみるというのも、時には好いかもしれないというようなことを考えていた…

ここに到った時点で…何か「タイムオーバー…」と感じた。勸修寺の庭園の拝観受付の終了間際だった。未だ入ることも可能ではあったが…「何時か機会を設けて…」と考えた。

そして勸修寺に祀られている様々なモノに向けて、無事にここまで辿り着いたということと、「夏らしい!」という状況下で愉しい一日を過ごすことが叶ったということに感謝の意を表しながら、奈良の宿へ引揚げる道筋へ向かった…

こういうように、気儘に方々を巡って過ごす時間が好い…「また何時か…」と、出先から戻る道中の段階で既に考え始め、戻った後にも頻繁にそんなことを思っている…

金堂…:智積院(2020.08.06)

↓少し離れた辺りから視ても「大きい…」と感じる程度の大きさの建物だ…
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↓智積院の境内では最大と見受けられる建物だ…
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↓これが智積院の金堂である…
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この建物…宗祖弘法大師の<御生誕千二百年記念事業>ということで1975(昭和50)年に建てられたそうだ…これ以前には、18世紀冒頭に建てられた金堂が在ったが、1882(明治15)年に火災で焼失してしまったということだ。金堂の中には御本尊の大日如来の尊像が安置されていて、日々の活動が行われる場となっているそうだ…

1975(昭和50)年の建物とは言うが、江戸時代最初期からの智積院の経過、更に遡った真言宗の永い経過が滲むような、重厚な趣の建物であると思いながら眺めていた…

定食の店にて…:丸亀(2020.07.31)

夜を明かした姫路の宿の「朝食提供」という時間帯以前に出てしまって、列車で岡山に至り、瀬戸大橋を渡って四国に入り、善通寺や丸亀で歩き廻った。

「夏らしい…」という感じの陽射しが刻々と強めになる中、歩き廻って使ったエネルギーが、体内に蓄えられているであろうエネルギーを少し超えてしまったような気がして来た…

↓丸亀駅に近い商店街の一隅で、こんな店に立ち寄ってみた…
31-07-2020 Marugame (13)
↑昼食の時間帯には掛かるが、ピークをやや通り越したような静かな時間帯に立ち寄った…

少し静かな商店街という感であった。そういう中、少し長い間に亘って営業を続けているような感じの店と見受けられた…

↓こういう定食を頂いた…
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↑<タイムランチ>と称していて、昼食の時間帯限定で供しているらしいモノで、この「トンカツ定食」を御願いした…

何か「馴染みが薄い街の“日常”に一寸だけ割り込ませて頂いた…」というような感じだ。丸亀の街の「普通な定食」というようなモノを頂くことになった。駅の辺りで、とりあえず眼に留まったというだけの理由で立ち寄ったのだが、こういうのも時にはなかなかに好いように思う…

<せんとくん>…:近鉄奈良駅(2020.08.05)

↓思わず写真を撮ってしまった…
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↑これを設置した側の「本来の意図」は「奈良来訪の記念に一緒に写真を…」ということなのだと思われたが…この<せんとくん>が酷く目立っていたので、思わず撮った画だ…

2010(平成22)年の「平城遷都1300年」を記念する催事の公式マスコットキャラクターとして2008(平成20)年2月に登場したのがこの<せんとくん>だ。

当初は公式マスコットキャラクターに対抗する「非公式マスコットキャラクター」が登場するなど、何となくガヤガヤとしていたが、<せんとくん>はなかなかに人気ということで、2011年からは「奈良県のマスコットキャラクター」ということになって現在に至っている…県庁のウェブサイトに<せんとくん>のページも設けられている…

この<せんとくん>…登場当初は、何やら不思議なモノのように見えたが…見慣れると「アレ…奈良のキャラクター…」と判り易い感じになったかもしれない…

そのうち…この近鉄奈良駅で来訪者を迎えている<せんとくん>には、また会いに行きたいものだ…

鳥瞰…:早朝の旭川(2020.08.09)

旭川で夜を明かし、少しゆっくりしてから「更に北上…」という段取りにした…

↓そういうことで迎えた朝…滞在した宿の居室から戸外を眺めた…
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↑旭川駅の東側に在るやや背が高い建物から、旭川を鳥瞰するということになる…

↓宿から出る少し前にまた眺めた…時間経過で、光の感じが少々変わる…
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出先で、本当に「何となく…」という具合に出くわすこういう風景が酷く好いと思う場合が在る…

名勝庭園…:智積院(2020.08.06)

↓庭の池に築かれていた築山だ…
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↑何やら見入ってしまう独特な雰囲気が在る…

↓建物の縁側に囲まれるように、池の在る庭…と言うよりも「池を中心にしている?」というように見える庭が設えられていた…
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↓上の画の辺りから振り返ると、池の拡がりが何となく判る…
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智積院とは、高野山の学僧が開いて隆盛を誇っていた根来道場が1585(天正13)年に豊臣秀吉の軍勢による攻撃を受けて荒廃したことから、その再興を目指したという場所であるのだという。

玄宥(げんゆう)僧正が京都東山で1598(慶長3)年―豊臣秀吉の薨去の年…―に道場再興を目指して活動を始めたことを起こりとしている。1601(慶長6)年に徳川家康の命で坊舎や土地が授けられ、祥雲禅寺を拝領して境内伽藍が順次整備されて行ったという。

智積院の正式名称は「五百仏山(いおぶさん)根来寺智積院」と言うそうだ…

↓それにしても独特な風情の池と築山である…
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↑土地の高低を利用して築山を造って、その前面に池を掘ったそうだ。山の中腹や山裾に石組みを配して変化を付けているのだという。山は中国の盧山というモノを象ったそうだ…

庭そのものは、現在に受継がれる智積院の前身ということになる祥雲禅寺の時代に原型が造られていたのだという。その後、智積院の庭として整備が進められた訳だ。

智積院には、“国宝”の指定を受けている障壁画が受継がれている。祥雲禅寺の時代に描かれた作品群で、収蔵庫に収められており、拝観することも出来る。その障壁画というのが、庭を眺められるようになっている建物に据えられていたのだとも聞いた…

何か学僧達のイマジネーションを刺激していたかもしれない「独特な小宇宙」が封じ込められたかのような、何となく不思議な魅力の庭園だと思ったのだった…

輝く朝陽を迎える…:稚内港北防波堤ドーム(2020.09.03)

午前4時頃が未だ暗く感じた。少し経って漸く「明るい部分?」という様相を呈する…

↓午前4時半頃から「極々短い散策」と称して戸外へ出てみた…稚内港北防波堤ドーム周辺へ出た…
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↓非常に雲が多く、寧ろ暗いような気もしたが、この辺りに足を運んでみれば、複雑な形状の雲の拡がり方で、明るい部分も多い感であった…
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↓海岸部へ廻り込んでみた…
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↓雲や光が創る光景は刻々と変わる…
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↓低めな雲が「炙られている?」という具合になって行った…
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↓やがてぼんやりと光が滲むような具合になる…
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↓朝陽が覗いた…
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↓朝陽は高度を上げながら輝きを増して行く感であった…
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輝く朝陽をゆったりと迎えた…そんな気分になる朝だ…気温は20℃近く…程好い感だ…気持ちが好い朝である…

<北海道大雪山の天然水>…(2020.08.09)

「やや乗車時間が長い?」という列車での移動に際しては、乗車前に飲物を求める場合が多く在る…

↓北海道内では、これを眼に留めると求めてしまう場合が多いかもしれない…「大雪山系の水」を謳っている代物だ…
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↑ストレートな水であるが…悪くない…今般、旭川駅構内の店で求めて、列車内に持ち込んだ…

ストレートな水なので、そのまま頂く場合も多いが、酒類を頂いて「チェイサー…」という気分で口にする場合も無いでもない…

「旭川から稚内」というような程度の、3時間半やそれ以上という乗車時間であれば、この水を2本か3本、または他の飲物と合わせて求める場合が多い…

何となく気付いたが、纏まった本数ということにはなるが通販でも入手可能であるようだ…

こんな「さり気ないモノ」が酷く好いと思える場合が多々在る…

223系電車…:西明石駅(2020.07.30)

神戸の三ノ宮駅から舞子駅へ移動して明石海峡大橋を眺めた後、西明石駅へ移動した。

翌朝から「岡山を経て四国上陸…」という意図を持って姫路に宿を求めたのだったが、舞子駅から姫路駅へ向かう手段としては、普通列車か快速列車で西明石駅に移動し、新快速に乗り換えて姫路駅を目指すというのが速いと見受けられた。と言うより、西明石駅以西へ向かう普通列車や快速列車は余り見当たらず、そちらの側を目指す際には「新快速の停車駅を目指し、乗り換えて目指す駅へ」という方式が「普通な方法」になっている感だ…

↓跨線橋の通路に掲出される案内を頼りに姫路の方向、西側へ進む新快速を待っていた…車輌の前照灯が何やら眩しい感じで、金属の地肌が輝くような感じで列車が近付いて来た…
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↓西明石駅で停車するので、列車は次第に減速する…
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やって来たのは223系電車だ。1993(平成5)年に初登場以来、2008(平成20)年に至るまでの15年間に亘って投入される線区や列車種別に応じて様々な仕様変更を繰り返しながら製造が続いた車輌である。京阪神圏のJR西日本では非常に見掛ける機会も多い。「主力車種」という感でもある。

↓列車の先頭になる側で待っていたのだが、列車はゆっくりと定位置に停車しようとしていた…
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↑ゆっくりと乗降口に近付いて、この列車に乗車して姫路駅を目指した…

新快速と称する列車…速度が上がる区間では時速130㎞で走っているというが、「往年の急行列車より速くて快適?」と思わせるような、京阪神圏で「やや広域な移動」という場面では非常に便利な列車だ…

西明石から姫路は、呆気ない位に直ぐ着くのが普通なのだが…この日は少し前に信号トラブルが生じたという障害が偶々発生していて、少し余計に時間を要してしまった…姫路へ着いた後は、宿に入って休むというだけのことで、到着が少し遅れたとしても個人的には何ら影響は無かったが…

旅から少し時間を経て、こういう車輌の写真を視ると…「また乗りに行きたい」と思ってしまう…

姿無き朝陽が放つ光…:稚内港北防波堤ドーム(2020.09.02)

何時の間にか「午前4時前後」に「未だ…暗い?」と思える程度の状況になっている。天の状況によるが、午前4時を少し過ぎた辺りに至って「明るい天?」と視える場合が在るような感であろうか?日出時刻は「4時50分台」になっているのだ…

↓「極々短い散策」に出てみた…午前4時半辺り、「少し明るい…」という雰囲気になっているが、やや雲は多く視える…
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↑近隣の漁師さんのモノと見受けられる小舟が動いているのが視えた…

↓何時の間にか小舟が去ったと思いながら眺めていれば…朝陽が上るべき辺りの低空に拡がっていた雲は、何やら「炙られている?」かのようになっている…
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↓存外に忙しく高い天の雲は流れているように見えたが、次第に高い天の雲にまで朝陽の光による干渉が及んで行く感じだ…
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↓日出時刻の辺りになり、光の様子が変わったように感じられるのだが…上る朝陽の姿は視えない…
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↓「深夜」が過ぎ、「深夜と早朝との境界」という辺りから「早朝」への“塗り替え”が刻々と進むようには感じられるが…依然として朝陽の姿は視えない…
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姿無き朝陽?されど光が放たれている…そういう朝だった…

<1509>…:高松駅(2020.07.31)

高松駅に至った後、栗林公園を訪ねてみようと思い立った…

色々と調べたが「高松駅を起点に栗林公園を訪ねる」ということであれば、高松・徳島間を結ぶ路線を行き交う普通列車に乗込み、「次の次の駅」である栗林公園北口駅で下車するのが「最も近い」と見受けられた…

そう思いながら到着した高松駅で様子を窺えば…

↓高松・徳島間を結ぶ高徳線を行く列車が折好く待機中だった…
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↑頭端式の高松駅は方々との間を往来する様々な車輌の列車が並んでいて、何となく愉しいのだが、端の1番ホームに1輌で運行というディーゼルカーが停車していた…

これは国鉄から受継がれたディーゼルカーが老朽化して行く中でJR四国が新たに製造したディーゼルカーで1500形である。

1500形ディーゼルカーは、後に徳島県内で出くわす1200形ディーゼルカーの後、2006(平成18)年に初登場している。写真の<1509>は「2次」とされる製造である。製造は2006(平成18)年から2014(平成26)年に及ぶ。「7次」、「8次」とされる2013(平成25)年と2014(平成26)年に製造の4輌はそれ以前のモノから若干の仕様変更が在るということだ。この写真の<1509>は当初の1500形ディーゼルカーの仕様である。

正面の行先表示の辺りに「ワンマン」と在るが、本当に「乗務員脇の扉のみが開閉して乗降」という方式だった。「次の次の駅」である栗林公園北口駅まで乗車し、この日使用していた<青春18きっぷ>を運転士さんに示して下車した。

縁が薄い地域に乗込み、こういうような「地域の人達の移動手段そのもの」という列車に乗ってみるのも一寸面白いと思う…

<2002>&<5006>…:勝山町停留所&大街道停留所:松山の路面電車(2020.08.02)

宿にモノを置いて身軽になったところで松山城を訪ねてみようとした…松山駅到着の直後に“1日乗車券”を確りと入手していたので、路面電車を利用した…

滞在した宿は勝山町停留所に近い。そして、歩くことも十分に可能な距離の「1つ先の停留所」が少し繁華な辺りの大街道停留所である。とりあえず勝山町停留所に出た…

↓何か「幾つもの運行系統の電車が次々に現れる…」という雰囲気だ…
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↓最初に近付いたのは<2002>…京都から松山へ渡ったという経過が在るモハ2000形である…
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ハッキリ言えば…「勝山町停留所から大街道停留所へ向かう」ということなら、そちらの方向に走っている任意の電車に乗車すれば着いてしまうのだが…「後続の車輌」に乗車してみたいと思い、<2002>を敢えて見送った…

↓直ぐ後から現れた<5006>…伊予鉄では最も新しい―2017(平成29)年に登場したばかり…―車輌であるモハ5000形の1輌だ…
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↓正面の独特な形状が「当世風」という感じだ…これに乗車した…
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乗車してみて気付いたが、これは札幌の路面電車に在る1100形とよく似ている…松山の場合には雪が降り頻る中で行き交うということこそ殆ど無いであろうが、両者共に「連接方式ではない形状で低床型を目指した」というデザインで設えられた車輌だ…

極個人的で勝手な思い付きだが…松山のモハ5000形と札幌の1100形で“兄弟分”ということにして、松山風な塗装を札幌で、札幌風の塗装を松山で各々走らせると愉しいかもしれないと思った…

↓そういう余計なことを思い付いていれば、電車は直ぐに大街道停留所に到着だ…下車して振り返ってみた…
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伊予鉄の路面電車は比較的新しい車輌も目立つ感じだが、それでも年季が入った車輌も混ざっていて、色々な車輌による様々な運行系統の電車が行き交っている。松山の街を動き回るのは愉しいと思った。そして頻繁に街の様子を思い出す…

旭日…:稚内港北防波堤ドーム(2020.09.01)

最近…早朝に「何時までも暗い朝?」と思う場合が生じていたのだが…このところの日出時刻が「4時50分台」になっていることに気付いた。「何時の間に?!」という感だ…そういうことであれば、戸外が、その以前に天の一部が明るい感じに視える時間帯も、少し以前よりも遅めになって当然というものだ…

↓例によって「極々短い散策」に出てみたのだった…
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↓「緞帳の裾から灯りが洩れる」というような感…雲が天の広い範囲を覆っている状況だった…
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↓天の広さの中で、未だ上る前の朝陽の光の干渉が伺える部分は極一部に留まっている感だ…
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↓やがて雲の低い部分が「炙られている?」というように変化する…
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↓そして朝陽が姿を見せ始めた…
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↓光が解き放たれ、放射状に光が拡がる感…所謂「旭日」という様相だ…
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こういう様子であったが…少し経てば俄かに雨が降り始め、何やら「時折雨が交る曇天」という様相になってしまった。そして…何時の間にか9月を迎えていた…