早朝、「極々短い散策」に出た後、ゆっくりと歩いて拙宅へ引揚げようとしていた。
方角で言えば「東寄りから西寄り」ということになるのであろうが、海岸側から陸側へ、神社の少し大きな鳥居が見える辺りへの道筋を進んだ。その道筋が、方角で言えば「南北に延びる」ということになる細い通と交差する辺りに至った…
通行人の姿を見掛けないような程度に「非常に静か」な状況下ではあるが、一応“交差点”なので、視え悪い側から何かが現れるとぶつかってしまうので、多少歩を緩めて様子を伺った。
その“交差点”に目線を向けながら近寄ると…「気配?」を覚えた。
最近の自動車はエンジン音が極めて静かな車種も在る。そういうモノが徐行しているような気もしたが、流石に音が静かに過ぎた。時間帯としては、自転車を使って新聞配達をしている方が通り過ぎるという可能性が認められるが、自転車の音らしい何かが聞こえるのでもない。
↓右側で“一行”の先頭を進む個体が姿を見せ、何となく慎重に進んでいたが、直ぐに「後続」が続々と…
↓これはエゾシカの「家族?」という感だ…
或いは?つい先日に見掛けたエゾシカのグループの一部かもしれない…
最早、稚内の街でエゾシカを見掛けること自体は何ら珍しくもないのだが…こういう具合に“一行”となって悠然と現れるというのは、少しだけ驚いてしまう…