<カムイ>と<カムイ>…:旭川駅(2020.11.30)

列車に乗って新札幌駅から札幌駅に至った時、車内で流れる乗務員による乗換案内で旭川行の特急列車に言及が無かった…が…乗換えに十分な時間が無い列車、乗っていた列車が札幌駅に着いてから2分後位に発車する列車に、駆け込むかのように乗車することが出来た…

自由席の券で乗車し、何となく入り込んだ車輛が自由席で、席に着こうとすれば列車は静かに進み始めたという具合だ…

↓左側の<カムイ>で旭川駅に着いたが…直ぐ隣り、右側にも数分後に札幌へ向かって発つ<カムイ>が待機していた…
30-11-2020 at Asahikawa (2)

同型で同色の車輛が、こういう具合に並ぶ様は美しいと思う。札幌駅は、各地への発着列車が多い関係で、列車が待機する時間を切り詰めているように見受けられる。が、旭川駅はもう少しゆったりしているので、この画のような感じで列車が並ぶ様子を視る機会が多いような気がする…

こんな様子を眺めてみることが気に入っている…

<サロベツ>と<ライラック>…:旭川駅(2020.11.28)

↓右側が稚内から到着した<サロベツ>。左は札幌へ向かう<ライラック>。旭川駅での様子だ…
28-11-2020 at Asahikawa Station (2)
↑<サロベツ>はディーゼルカーで、<ライラック>は電車と動く仕組は違うが、車輛の先頭の形状がよく似ている…

稚内を朝に発ち、旭川以遠へ向かう場合は<サロベツ>から<ライラック>へ乗り換えるというのが「所定のコース」となっている。そのコースに乗る場合も在るが、敢えてそれを外すような場合も在る…今般は、旭川駅でとりあえず一息入れて、美瑛に向かったのだが…

こういうような具合に、駅で鉄道車輛を眺めるのが何となく好きだ…

キハ150:雪交じりの美瑛駅…(2020.11.28)

夕刻、美瑛駅から旭川駅へ向かう列車をホームで待っていた…

↓列車が走る音が遠くから聞こえて、車輛の前照灯の光がゆっくり近づいて来る…
28-11-2020 Biei vol02 (66)

↓前照灯の光ばかりが目立つ状況になるが、降っている雪が光に浮かび上がった…
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↓車輛の形が判るようになって来た…
28-11-2020 Biei vol02 (69)

↓減速し、間もなく停車して扉が開く…
28-11-2020 Biei vol02 (71)

キハ150による列車だ。この旭川・美瑛・富良野の区間で使用されているイメージが強いと個人的には思っている。

この列車で旭川へ移動した…

<「めんこい」マルシェバッグ>…(2020.11.28)

↓旭川でこんなモノを求めた…
28-11-2020 my new bag.. (1)

↓布で出来た、レジ袋のような形状のバッグである…ヒグマが描かれている…
28-11-2020 my new bag.. (2)

↓裏側はヒグマの背中が描かれているのが、何となく面白い…
28-11-2020 my new bag.. (3)

↓旭川に宿を求めた際、コンビニで居室用の飲物を求めようとした場面で早速に使ってみた…意外に好い感じだった…
28-11-2020 my new bag.. (4)

何となく出番が多くなりそうなバッグだ…

<焼きカレー(小)>…(2020.11.28)

↓「御皿が熱くなっていますから、御気を付け下さい」と供される…
28-11-2020 Biei vol01 (5)

早朝に稚内駅を列車で経ち、旭川駅に至り、一息入れてから列車で美瑛駅へ…美瑛駅の周辺を少し歩き廻ってみた。

↓以前に立寄ったような記憶も在る、地階の店に入ってランチを愉しむこととした…
28-11-2020 Biei vol01 (4)

↓カレーライスにチーズを載せ、オーブンで焼く…<焼きカレー>である。敢えてジャガイモやソーセージを大きめにした具を使って、チーズとカレールーが交じり合った直ぐ下辺りに出て来るようにしているようだ…
28-11-2020 Biei vol01 (6)

この<焼きカレー>がなかなかに好かった!!以前であれば…「大」とか「特大」を選んだが…最近は「小」を選んでいる…

旭橋:早朝…(2020.11.29)

前夕までの美瑛の後は旭川に移動し、大浴場が自慢であるという旭川駅に程近い宿に入った。

早朝からの南下でエネルギーも使ったので、何処に出るというのでもなく、「自慢の大浴場」をゆったりと利用し、居室で長閑に過ごして何時の間にか休んだ。

↓迎えた早朝、旭橋を眺めに出た…
29-11-2020 Asahikawa in early morning (1)

↓日出時刻が遅めな時季である。この種の「よい子は真似をしないでね…」ということが出来そうな「ギリギリな時間帯?」という午前6時過ぎだ…
29-11-2020 Asahikawa in early morning (8)

↓初めて早朝に旭橋を眺めた時、ショーン・コネリーが演じていた老警官とケビン・コスナーが演じていた“禁酒法取締官”とが出くわす映画『アンタッチャブル』に出ていた「シカゴの街の橋」を想起したのだったが、この旭橋は米国が“禁酒法時代”だった1932年に竣工した橋である。
29-11-2020 Asahikawa in early morning (5)

↓嘗ては橋の真中に<旭川電気軌道>の軌道が敷設されていて、路面電車が走っていたとも聞いたが…1930年代頃には「橋を通過する最も重たいモノ」は、恐らく路面電車の車輛であった筈で、それが通るという意識で堅牢な鉄橋を建設したのであろう…
29-11-2020 Asahikawa in early morning (9)

↓曇天でありながら、次第に明るくなってはいる…“朝”は飽くまでも“朝”だ…
29-11-2020 Asahikawa in early morning (13)

時には、こういう具合に「気に入った景色」を「訳も無く眺める」という「無益かもしれない営為」が「非常に尊い?」というように思う場合も在る…

<青い池>:美瑛:雪交じりの夜に…(2020.11.28)

南下しなければならない所用が決まっていた。月曜日の所用なので、日曜日に移動すれば善い。「であれば?」と土曜日に時間が設けられることに思い至った…

「そういう状況なら?」と、「一人から手頃な価格で参加可能」という「出掛ける時は何時も“御一人様”が当然!」である自身にとっては大変に有難い「美瑛町観光協会の<美遊バス>」の運行情報を調べてみた。好い感じの運行が行われることが判って、直ぐに申込んだ…

↓バスが辿り着いた<青い池>である…
28-11-2020 Biei vol01 (39)
↑未だ「厳冬期」とは言い悪いが、0℃を多少下回る程度の気温か?池の水面は凍ってしまって、氷上に積雪という状態になる…

↓冬季になると、あの<青い池>を夜間にライトアップしている。<美遊バス>も、それを観に出掛けるという時間帯に運行するようになるのだ…
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↓暗くなってから降雪が交っていた…
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↓堤を築いたところ、水が流れ込んで池になり、水が入った辺りの木が枯れて不思議な造形となったのだが、闇の中で光に照らされると、少し面白い感じに視える…
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↓敢えてモノクロでも撮っておきたいと思ってしまう…
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このライトアップは多くの関係者の御尽力で続いているもののようだが、毎シーズン「少し新しい趣向?」ということになり、ライトアップもドンドン工夫が重ねられている様子が伺える…

こういう「気に入っている風景と対面」という時間は非常に有意義だと思う!

「旭川駅より 259.4km」…(2020.11.28)

この時季…稚内駅で朝の特急列車に乗車しようとすれば、乗場はやや薄暗い感じもして、照明の灯りが眩しい…

特急列車は発車の15分程度前に駅に姿を見せ、改札が始まって乗車出来る…ゆったりと乗車し、乗場で車輛を少しばかり眺めて、悠然と席で発車を待つというような感じが好きなので、列車が現れる頃を目掛けて駅へ向かうのが常だ…

↓何度も眼にしてはいるが、思わず写真に収めてしまった…
28-11-2020 as always, depart from Wakkanai.. (10)
↑背景の天の感じが「日出時刻の以前」という雰囲気を色濃く醸し出している…そして「259.4㎞」である…

稚内・旭川間の距離は、名古屋・大阪間の距離よりも遠いらしい…そんな長大な区間をディーゼルカーによる列車が毎日走っている訳だ…

「259.4kmを南下か…」と思いながら席に着き、発車を待った…

車窓…:南稚内駅・抜海駅間(2020.11.28)

「稚内駅から列車に乗って南下」という場合、指定席の窓側(“A”または“D”が該当する…)で「進行方向右側」になるのは“D”だ…

その“D”の指定席券を手にした場合…稚内駅の次、南稚内駅を発った後は窓をじっと視ていることが多い…

↓こういう様子が視える場合が在るのだ!!
28-11-2020 as always, depart from Wakkanai.. (12)
↑稚内の市域の南西部で海が見える箇所に軌道が敷設されていて、通り過ぎる列車から海に浮かぶ利尻富士が見える場合が在る訳だ…

この時季、朝の特急列車が稚内駅を発つ頃は未だ少し薄暗い気がする。列車が動くに連れて少しずつ明るくはなるのだが…今朝は雲が多めに思えた。しかし!山頂部が少々隠れているものの、利尻富士は視えた!!

こうやって利尻富士が視えると「幸先が良い旅!!」という気分になる…そして少し経ってから「乗物で移動する場合の車窓…大事にしたいものだ…」というようなことを考える場合も多い…

<本日のオムライスセット>…(2020.11.22)

日曜日の昼…「何処かでランチを頂きたい…」と御近所をフラフラとしていた…

↓出くわしたのはこういう一皿…
22-11-2020 lunch (1)
↑<本日のオムライスセット>と称し、日替わりで決めたオムライスと小さなサラダが添えられ、他のオムライス等よりも若干安価な「ランチタイム限定」のモノであるらしい…

↓この日は「ホワイトソースのオムライス」ということで、なかなかに手が込んでいるように思えたソースが、トロトロの卵焼きに乗った感じのオムライスだった…
22-11-2020 lunch (3)

時にはこういう感じが酷く好い…

<ニッカ・ザ・麦焼酎>…(2020.11.25)

「麦の本格焼酎」というモノの中に、呑んでみて「スッキリしたウィスキーのような?」というモノが見受けられると思う。そういうのに出くわすと嬉しいのだが…

↓こういうモノに出くわした…極近所の店で見付けて、興味を覚えて入手したのだ…
25-11-2020 my one.. (2)
↑かの<ニッカウヰスキー>で、ウィスキー造りのノウハウを応用して造ったという「麦の本格焼酎」であるのだという…

ウィスキーの蒸留を行う場合と同じような要領で醪を造って蒸留し、樽で少し熟成という方法で製造しているようだ…

ストレートで頂いてみれば、正しく「スッキリしたウィスキーのような?」という感である。氷やソーダを用意してハイボールという飲み方も非常に合うと思うが…氷やソーダを用意するのが鬱陶しくなる程度に「美味い!」を連呼しながら、ストレートで頂いてしまって、直ぐに残りが少なくなってしまう…

↓<ニッカ・ザ・麦焼酎>と大書されたラベルが貼り付いているが、「ウィスキーの…」という形状、容量のボトルに収まっている。
25-11-2020 my one.. (1)

↓これは「素敵なモノ」に出会った…
25-11-2020 my one.. (3)

ニッカ・ザ・麦焼酎 樽貯蔵ブレンド 25度 700ml


鳥居…:早朝の北門神社(2020.11.25)

前日の薄い積雪が殆ど全てに消えてしまっている?!
25-11-2020 morning (1)
↑気温は2℃程度だったと思う。「寒い…」に違いは無いが、「雪の有無」で何となく感じが違う…

こういう具合に、雪は「積もった…溶けた…また積もった…」を何度か繰り返す。そして、何時の間にか春まで居座り続ける訳だ…

秋が駆逐されて冬に突入した感ではあるが、冬が定着するまでに少しばかり時間を要してしまうような感でもある…

冷えた早朝の風情…:稚内港北防波堤ドーム(2020.11.25)

↓多分2℃程度の、寒々しい感の早朝である…
25-11-2020 morning (3)

↓雨や雪が交る感じの早朝が続いたような感の中、少々寒くとも明るいというのは心地好いと思った…
25-11-2020 morning (4)

↓今朝は風浪も静かな感じであった…
25-11-2020 morning (5)

この時季、日出の時刻は6時45分辺りになっている…未だ日出時刻まで間が在るような中で、何となく出てみた「極々短い散策」であった…

15冊の文庫本…:『池袋ウエストゲートパーク』シリーズ(2020.11.21)

↓1ヶ月足らずの期間で一気に読了してしまった文庫本だ…
21-11-2020 books.. (1)

多分、何方かと言えば読書好きで、本は積極的に入手して読むのだと思うが…「1ヶ月足らずで15冊のシリーズを殆ど一気に読了」というのは「ややハイペース?」かもしれない。詳しく言えば、写真に載っていない本も些か読んでいるのだから、快調にドンドン読んでいるということになる…

1998年に第1作が登場し、これまでに14冊の文庫本が登場していて、未だ文庫本になっていない作品が2冊在るというシリーズである『池袋ウエストゲートパーク』の文庫本をドンドン読み進めたのだった。1冊に4篇、長過ぎない物語が収められているという体裁で、各篇が面白いので、本を紐解き始めれば自ずと「ハイペース!」になってしまう…

最近、このシリーズを原案としたテレビアニメが制作され、10月から放映ということで、シリーズ作品の魅力を御紹介ということになって「傑作選」の文庫本が登場した。「傑作選」は8篇が収められていて、なかなかに興味深かった。そこでシリーズの文庫本を入手してドンドン読んでしまったのだ…

15冊の本―「傑作選」は既出作品から選んで載せているので14冊が精確だが…―に在る各篇は、市井の若者が出くわす事案の解決に奔走するというような内容だが、「最近、問題ではないのか?」という小説が発表された時期の事象を巧みに取り込んだ物語で、その顛末を介して「どうしてこういう時代になった?」、「本当にこういう感じで人々は幸せか?」と問うような感で、更に「人生の価値」のようなモノを問う内容でもあると思う。そういう感じが酷く気に入ってしまったのだ…

↓それにしても…これだけの文庫本を何となく積み上げてみると、なかなかに壮観だ…
21-11-2020 books.. (3)

<たち柳川鍋(真たち)>…(2020.11.21)

「冬の味覚」と呼び得るように思うのだが、「鱈の白子」である「たち」が酷く美味いので、時には頂いてみたくなる…

↓土曜日の夕刻、<たち柳川鍋>と称して美味いモノを頂くことが出来る御近所の店に立寄った…
21-11-2020 dinner (2)
↑鱈の漁期が進行中で、今般は「真たち」と呼び習わされているという「真鱈の白子」が入荷していたということで、そちらを御願いした。何となく大きい感じがする…

↓出汁と牛蒡と玉葱を加えた状態で煮込んで卵を入れる…
21-11-2020 dinner (3)

↓「すき焼き」のように、卵黄を点けるという頂き方も美味い…
21-11-2020 dinner (5)

この<たち柳川鍋>…箸を動かす手が停まらなくなってしまう…冬季の間、更に何度か愉しむ機会を設けてしまいそうだ…

薄い雪と鳥居…:早朝の北門神社(2020.11.24)

色濃い「夜の残滓」という感の早朝…気象情報によれば、気温は0℃前後であるが、窓の外が「微妙な明るさ」を帯びていた。そこで戸外の様子を少々伺うべく、一寸だけ出てみた…

↓眠っていた間に雪が降り積もったようだ…
24-11-2020 morning (2)

「積もった」には違いないが去る11月9・10日の様子のような除雪車輛も現れるという様子でもない。「路面に白い塗料でも吹き付けた?」という程度の薄い積雪だ。0℃程度の気温の下で見受けられる場合が多いかもしれない感じだ…

何か酷く「冬らしい」という感じだ。0℃程度の気温ではあるが、とりあえず風は弱目で、戸外に佇んだ場合の「キツさ」は然程でもなかったのが幸いだ…

稚内港中央埠頭寄りな辺りから稚内港北防波堤ドームを望む…(2020.11.23)

気温が下がった感の早朝には、海岸部は殊更に寒いというような気がするものだ…

↓冷め切った空気の中、未だ消灯にならない稚内港北防波堤ドームの灯りが見える。こういう様が美しい…
23-11-2020 morning (9)

↓多少「夜の残滓」という感もする空の様子が、海面の静かな部分に映り込む…
23-11-2020 morning (6)

何か「寒々しい稚内の冬季の朝」という感が色濃い風景だ…「美しい…」と暫し見入ってしまうのだが…直ぐに寒さがキツく感じられ、素早く引揚げてしまう…

そんな慌ただしい動きの中、眼に留めた情感溢れる光景を、愛用の<X100F>は確りと記録してくれる。それが酷く嬉しい…

<花春焼酎>…(2020.11.20)

↓こういうような感じ…愛用のタンブラーに銘酒を注ぎ、それをゆったりと味わう一時…素晴らしいと思う…
20-11-2020 my one (4)

↓こんな一升瓶に収められた酒だ…会津若松からやって来たモノである…
20-11-2020 my one (1)

<花春>…会津若松の老舗だ…

1718年と言うが…かの江戸幕府の第8代将軍である徳川吉宗が将軍に就任したのが1716年と呼ばれ、教科書には徳川吉宗の治世に関して、当時の元号に因んで「享保の改革」というように紹介していると思う。会津若松に、その享保年間に酒造業者が起こった。その1718年に起こった業者の後裔ということになるのが<花春>である。

会津若松を本拠地としていた会津松平家は、18世紀の末の方になると、各種の産業の振興を奨励するようになる。酒造業に関しても、先進地域の技術ノウハウを導入するなどして、盛んになって行ったという。その後、幕末期には会津若松が戊辰戦争の激しい戦いの舞台となってしまい、各種の産業の施設が損なわれたというようなことが在ったが、明治期以降に順次復興している。その後、世の中の様々な制度の変更等を経て、<花春>は1940年代末に現行の会社の体裁になっているのだという。概ね300年にも及ぶ伝統を負う酒造業者だ…

↓「花春」という銘は、「(街が荒廃してしまうようなことが在ろうとも)花が咲き乱れる春は必ずまたやって来る」というような含意が込められたということらしいが、その花のイメージ、桜の形の中に「粕取」と在る。入手したのは粕取焼酎だ…
20-11-2020 my one (3)

清酒を醸造する際に酒粕が生じる。この酒粕を使って一手間…幾つかのやり方が在るようだが、酒粕を蒸留するようなことをすると焼酎が出来る。今般入手したのは、概ね300年の伝統を受け継ぐ<花春>が、古くからのやり方で製造したという粕取焼酎である。

この<花春焼酎>は、「酒粕を溶いて造る甘酒」を何処となく思わせるような「酒粕?」という味がする。そしてほんの少し香ばしい。材料由来の微妙な甘味―ハッキリ「甘い」という程ではない…―も感じられないのではないが、「微妙な変化を加えた清酒風」で「清酒ともやや違う」という、名状し悪い個性的な味わいである。

↓「個性的な味わいを如何に形容すべきか?」というようなことを想う中、何となく盃を重ねてしまう…それがこの<花春焼酎>かもしれない。
20-11-2020 my one (5)

専らストレートで頂いていた間に、残りが少なく…それだけ魅力的なモノである!

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鮭水煮缶詰…(2020.11.21)

↓「たかが缶詰…されど缶詰…」というようなフレーズを思い浮かべた。サクラマスを使用というが、所謂「鮭の缶詰」として「非常に贅沢!」な感じの量感溢れる魚肉が缶に収まっている…
21-11-2020 salmon.. (4)

北海道で「えさし」と言えば、道南(函館方面)の江差町と、オホーツク海を望む北側(宗谷地域)の枝幸町とが在る。この缶詰は後者の枝幸町のモノだ…

↓こういうような缶に入っている代物だ…
21-11-2020 salmon.. (2)

「美味いモノ」を送り出すべく努力を重ねている業界の皆さんには失礼かもしれないが、この缶詰を頂いて「こういう缶詰というのは、こんなに美味いモノだったか!?」と些か驚いた…良質な原料の魚を手早く加工して缶詰にした感じである…

↓3個組で厚紙に包んだ形の梱包になっている…
21-11-2020 salmon.. (1)

稚内市・枝幸町間は80㎞弱という距離だ。近隣で造られている美味いモノ…記憶に留めたい感だ…

さけ水煮缶詰 6缶セット缶切りいらず極うま桜鱒<水産物応援商品>SU00011


早朝…:稚内港北防波堤ドーム(2020.11.21)

何時の間にか「寒いね…」が「挨拶代わり」として定着して来たような気がする昨今…

前日は「(テレビドラマや映画等の)海難事故でも発生しそうな場面の効果音!?」とでも表現したいような、強風に由来すると見受けられる妙な音が聞こえる状態が朝から夕刻まで続いていたような感だった。強風で雨交じり…一寸、嫌な感じの天候だった。

そんな一日が暮れ、迎えた朝である…相変わらず雲は多く、薄暗い感で冷たい風が吹き抜けてはいるが、「(テレビドラマや映画等の)海難事故でも発生しそうな場面の効果音!?」とでも表現したい妙な音は聞こえなくなっていた…

↓早朝に、少しばかり戸外に出てみた…例によって、稚内港北防波堤ドームの周辺へ足を運んだ。
21-11-2020 morning (4)

↓前日程でもないが、風浪が強めである状況に変化は余り無い感じだ…
21-11-2020 morning (7)

↓前日に交っていた雨で湿った感じが多少残っている…
21-11-2020 morning (9)

↓午前6時を過ぎていたと思うが、未だ“消灯”ではない…
21-11-2020 morning (11)

↓何度眺めても、この構造物は美しい形状だと思う…
21-11-2020 morning (12)

↓何やら寒々しい…
21-11-2020 morning (14)

早朝に戸外に出てみるようなことを「極々短い散策」と称しているが、突き刺さるような冷たい風なので、本当に「極々短い…」という時間で引揚げてしまった…

当地は…未だ雪が積もらないものの、既に冬の趣だ…

風浪…:稚内港北防波堤ドーム(2020.11.20)

風か?浪か?遠くから「何やらの音?」が聞こえている。佇めば明らかに風は強めで、些かの雨も交じる。

そういう様子の早朝、「(半ば)怖いもの見たさ(?!)」というように少しだけ戸外に出てみた。

↓何やら「白く泡立っている?!」という程度に浪が強い海が見えた…
20-11-2020 morning (5)
↑この画のように視える「海を見る位置」に佇もうとすると、海側(東寄りの方角)からのかなり強い風を受け、何やら「危ない…」という気さえしてしまった…

一寸だけ様子を見て、海に背を向けて引揚げたが…歩を進めてみれば「強風に背中を押される?」とさえ思ってしまうような感だった。

とりあえず「風浪が強い!」という朝だった…或いは「この辺りらしい感じ」かもしれないが…

濡れた鳥居…:早朝の北門神社(2020.11.20)

降水が“雨”となるか“雪”となるかについては「境界」というようなモノが在ると思う。

経験則的にはその“雨”と“雪”との「境界」は「プラス3℃を若干切るような気温」という状況だと思っている。前日の降水については、その「境界」の周辺で、気温条件が刻々と変わっているような状態で、“雨”や“雪”が頻繁に入れ替わりながら降水が一日の殆どの時間を通じて断続していた。やがて降水は“雨”で落ち着き、風も強まって夜が過ぎ、「夜の残滓」が色濃いような早朝を迎えた。

↓北門神社の鳥居である…
20-11-2020 morning (2)
↑強風の故に雨水が鳥居全般に吹き付けたようになってしまっていて、全般に鳥居が濡れて、街灯や信号機の光を少し跳ね返して、何か不思議な感じに見えた…

「強風の中での雨交じり」という状況は、殊更に「体感的な寒さ」が強まるように思う…

何か「荒れた天候の週末に…」という感じだ…

早朝のバス停…(2020.11.10)

前日夕刻からの雪が降り積もった早朝だった…

↓「何だ?これ??」と思った…
10-11-2020 morning (9)

↓どうということもない…見慣れ過ぎていて、頻繁ということでもない「用事が在る場合」以外には眼も向けずに通り過ぎてしまう、極近所のバス停だった…
10-11-2020 morning (10)

プラス1℃や2℃という次元の気温で降り続いた雪はベタベタとしていて、こういう具合にモノに付着し易い…

何時の間にかこの時の雪が消え去って、以降は降り積もっていない。プラス1℃や2℃という次元の気温になってしまっている日も在るが、同じような気温帯であれば、雪が多少積もっている程度の方が「寒さがぬるい」という気がしないでもない。飽くまでも“感覚”なのだが…

そんなことを想いながら、雪が積もった朝の写真を引っ張り出していた…

「久米島の久米仙」の<IMUGE>(25度)…(2020.11.17)

↓夕刻の「こういう感じ」が酷く好いと思う昨今である…
17-11-2020 my one.. (3)

芋を主要な材料として造る蒸留酒の「イムゲー(芋酒)」という代物は、沖縄県内で盛んに自家製造されていたが、酒類製造に関する規制が厳格化されて行く中で廃れてしまった経過が在る。廃れてしまったのは大正時代の前半頃とされているようだが、それの「復活!」に沖縄県内の酒造会社が挑んだ。

既に石垣島の会社によるモノ宮古島の会社によるモノを頂いた経過が在る。もう一つ、久米島の会社によるモノも頂いてみる機会を設けることが叶った。

↓こういう具合に、ボトルを開栓して、愛用している大阪錫器のタンブラーに注ぐ時というのが、「初めて頂く銘酒」を口にする前の「心弾む瞬間」である…
17-11-2020 my one.. (4)

久米島の「イムゲー(芋酒)」…米麹と甘藷(沖縄県の紅芋)で醪を造り、更に黒糖を加えて発酵を進め、それを蒸留して出来上がる…久米島のモノは材料の甘藷(沖縄県の紅芋)に由来する「仄かに甘い芳香」が「より強い」というように感じた。これは色々な種類の、芋を使った本格焼酎とも少々異なる。何とも名状し悪いものだ。

そんな香りと共に、スッキリと飲み易い「イムゲー(芋酒)」をゆったりと頂いた…自身では「専らストレート」で頂く。「何も加えない、何も引かない」という程度で非常に美味い!!それにしても…「呑み過ぎに注意…」と苦笑いをせざるを得ない。

↓とりあえずこのラベルを記憶しておきたい…
17-11-2020 my one.. (2)

現在、この「イムゲー(芋酒)」は3つの会社で限定的に製造されているということだが…非常に美味いので、もっと流行って、もっと色々と出回るようになれば愉しいと思う。

久米島の久米仙 IMUGE(イムゲー)25度 720ml [久米島の久米仙 くめせん / 4合瓶 四合瓶 / いむげー]


<SAKHISLAND>(サフアイランド)…:稚内港中央埠頭(2020.11.08)

船舶の航行にはやや好ましくない海象がが続いていた中だったが…

↓サハリンの会社が運用している貨物船が稚内港に現れた…
08-11-2020 (17)
↑稚内港中央埠頭に接岸しようとしている…

↓明るい感じである他方、やや雲が多目な感じであった…
08-11-2020 (19)

↓繋留索を出して、埠頭に停泊する態勢になっている…
08-11-2020 (23)

↓停泊態勢になり、諸手続を行うことになる…
08-11-2020 (28)

↓「天候好転」の間隙を突くように小樽港から稚内港へ北上し、翌朝に稚内港で更に貨物を積み込んで、サハリンのコルサコフ港へ向かうとのことだった…
08-11-2020 (31)

眺めに行ったが…なかなかに「画になる」という感だった…

光射す…:稚内港中央埠頭から末広埠頭の側を望む…(2020.11.08)

寒々しい休日の朝だった…

「明るい」とは感じられる他方に「雲が多い?」という感も拭えないような空模様であったが…

↓こんな様子が視えた…
08-11-2020 (6)
↑少しばかり高度を上げた午前中の太陽が雲間に在り、光が降り注いでいる感じだ…

↓多少肌寒いとは思いながら、雲間に拡がる光に惹かれた…
08-11-2020 (9)

こういう様子を視るのも悪くない…

朝に…(2020.11.15)

↓こんな様子を見掛けた…
15-11-2020 morning (2)
↑雪に覆われてしまう前に、確り草を頂こうということか?

彼らの姿は、積雪期にも見掛けるが…この場所に関しては“落し物”も存外に眼に留まる状況で、出没頻度が高目かもしれない。

見掛けたからと言って、別段に珍しいとも思わないのだが、カメラを持っている時にはレンズを向けてみたくなる…

冷たい風が強めな早朝に…:稚内港(2020.11.15)

天が明るい感じに見えた早朝…

↓中央埠頭を望むような辺りに出て佇めば、うねる海面に風が渡っているような感じになっていた…
15-11-2020 morning (4)

↓北埠頭側も望んでみたが、うねる海面に風が渡るような感じに変わりは無い…
15-11-2020 morning (5)

↓気温が酷く下がっているというようにも、やや言い悪い感ながら、酷く風が強かった…
15-11-2020 morning (8)

少しばかり様子を伺い、早めに引揚げてしまったのだった…

融雪…風雨…:稚内港北防波堤ドーム(2020.11.14)

週の初めに雪が降り積もったという経過が在ったが、少しだけ気温が上がり、雨も交った中、直ぐに雪が降り積もる以前の状態となった。

そういう中…早朝恒例の「極々短い散策」に出てみた…

↓明るい感じになる時間帯は着実に遅くなっているが…雪が降り積もる以前の状態に復している…
14-11-2020 morning (1)

↓冷たく、耐え難いという程でもないものの、存外に強い風が吹き抜けていた中、何となく様子を眺めた…
14-11-2020 morning (2)

そうしていた感に雨が少々交り、稚内港北防波堤ドームの灯りも程無く消えた…「寒さ」がキツいように感じ、素早く引揚げた…

寒く薄暗い休日の朝だが…雪が降り積もり、溶けて消えというのが何度か繰り返され、雪は街に居座ってしまう訳で、長い冬に想いを巡らせてしまう…

早朝の積雪路面…(2020.11.10)

↓前日夕刻から早朝まで、降雪が断続した結果という状況である…
10-11-2020 morning (2)

これだけ積もっても…気温がプラス5℃以上になって雨が降り、週末には積雪は消えた…不思議なものだ…

こういうような降った、消えたが繰り返され、やがて積雪が定着して行く訳だ…