歩道の除雪…(2020.11.10)

前日の様子から一転し、夜通し断続していたらしい雪が積もってしまった早朝だった。

静かな街に、何となく機械の音が聞こえていた…佇んでいた辺りの向かい側が“音源”と判ってそちらを視た…

↓歩道の幅程度で、積雪をかき集めて脇へ飛ばしてしまう“ロータリー”の機構が備えられた車輌がゆっくりと進んでいる…
10-11-2020 morning (20)

↓車輌にはこの道路の管理者である<北海道>という文字が確りと書き込まれている…
10-11-2020 morning (21)
↑稚内の場合…北海道や国が管理する道路では、<北海道>とか国土交通省の地方出先機関の名称等が入った車輌が除雪作業に現れる…市道については、<稚内市>と書き込まれた車輌の他に作業を御願いしている色々な会社の車輌が登場する…

↓歩道を除雪していた車輌は「小柄で身軽」という感じで、交差点では飛ばす雪を多少抑えながら、また歩道の「続き」へ動く…
10-11-2020 morning (22)

↓更に作業は続いていた…多分、「この積雪シーズン」としては「初めての出動」であったのだと思う。
10-11-2020 morning (23)

こういう作業の御陰で、積雪が在っても、歩道の歩く場所が一定程度確保されるのである。有難いことだ…

作業中は随分ゆったりと歩道を走るこの車輌だが、作業と無関係に移動する場合には、様々な車輌と同じような速度で車道を普通に走り回っている…

北海道内ではこういう車輌を時々見掛ける。「積雪地域」というイメージの東北や信越、北陸という辺りでは活躍していると想像するが…こんな車輌は登場しない地域も在るであろう。この種の「働く車輌」を視るのは、一寸面白い。

積雪…(2020.11.09-10)

「毎日視ている」というような場所も、実は「毎日変わっている」のだと思う。

「毎日視ている」と言っても、実は「然程辺りに注意を払わずに通り過ぎている」という場合も多いのかもしれない。

↓そんな場所でも、こういう具合になれば、一寸注目してしまう…
09-11-2020 evening (4)
↑「雪が交じって…一部に積もり始めた?」と思った夕刻…何時の間にか、辺りが白く染まった…

偶々1ヶ月前の雪が降る以前の同じ場所の画が在った。その画を視たのだが、「雪の降る前後」というのは、随分と感じが変わるものだ…

この11月9日夕刻の雪は、夜から早朝まで断続していたようだ…

↓朝も降雪が見受けられる中で迎えた…
10-11-2020 morning (1)
↑除雪作業が入る前の状況だ…存外に多く積もった…

早朝の段階でプラス1℃程度の気温であったと見受けられる。湿り気の多い積雪だ…或いは、何日かで姿を消す「シーズン最初期の儚い積雪」という代物なのかもしれないが…久し振りに「世界が変わった!?」というように感じるような「シーズン最初期の積雪」というモノに出くわした…

雪!?:稚内港北防波堤ドーム(2020.11.09)

寒々しいような感じが続いてはいたが…すっかりと早く陽が沈む時間を過ぎ、午後5時台の暗くなった時点で「雪が…交って…一部に積もっている?」という状況が見受けられた…

↓雪は降り続いて、こういうような様子が見受けられた…
09-11-2020 evening (9)

↓存外に激しく降っているような感の雪だ…
09-11-2020 evening (10)

↓厳冬期のようにサラサラではない、何となく「付着する…」という感じの雪が勢い良く降り続いた…
09-11-2020 evening (11)

↓降雪の中、屋蓋の下はこういう按配だ…
09-11-2020 evening (13)

「観測」という意味では既に雪は記録されているようなのだが、「誰にでも判り易い=雪が降り積もって辺りの様子が一変…」ということでは、この「11月9日の夕刻」というのが「今季初の…」と感じられる雪であった…