前夜…(2020.12.16)

氷点下5℃を挟むような気温…氷点下5℃を割り込んでいる場合も在り、更に降雪が断続している。

国内の広い範囲が強力な寒気に覆われてしまっているらしい。方々で「今季初の“非常に冬らしい”という感じ」が見受けられている様子が伝わる。

「冬は寒い北海道」というイメージが強いと思うが、その中でも北側に在る稚内に関しては「殊更に寒い?」というイメージも在るのかもしれない。北海道に縁が薄いと思われる方に御訊ねを頂いたことも在った。が、「気温」という側面で考えると、稚内よりも南に相当する内陸部の方が遥かに低い。稚内に関しては「海を渡る冷たい風」の干渉で、戸外に出れば「身体に寒風が刺さるような…」ということになり、実際の気温以上に「寒い…キツい…」と感じてしまう割合が高いように思う。そして、少し低温の場合に見受けられる粒子が細かい雪が多少積もっていると、それらは風に舞い、酷く辺りの視界が悪くなる。そういうのが冬季の「厳しい…」というイメージを“水増し”してくれる面も在ると思う。

「氷点下5℃を挟むような気温…氷点下5℃を割り込んでいる場合も…」というのは、「稚内の冬季の気温」としては「“最も寒い”に近い?」というクラスだと思う。「氷点下10℃を伺う…」という辺りが、「稚内の冬季の気温」としては「最も寒い」の部類になると思う。

11月に雪が降り積もる場面が見受けられ、また冬がやって来て、そして「所謂“厳冬期”に向かって行くのか…」という感じで「年末か…」ということも思っていた間に、「“最も寒い”に近い?」というクラスの気温だ…

年末なので「今年は??」というようなことに想いが巡る場合も少し増えている…「2020年は?」ということだ…

「少し前」という辺りから振り返ってみる…

2017年…何か非常に大きな達成感のようなものが在ったと思える反面、11月にアクシデントに見舞われてしまったという感じだった…アクシデントそのものは少々キツいと思ったが、達成感は非常に大きかった。

2018年…前年のアクシデントを何とか乗り切った…そしてその後に、前年以上の大きな達成感のようなものが在ったと思える…

2019年…更なる達成を図ろうと考え、それが妨げられ、力一杯に気分を害していた中で色々と所用が生じ、そういう方面に労力を割いて、それに終始してしまった感だった…

2020年…特段に達成感のようなものは無いかもしれない。少しばかり時間を設けて随意に過ごしてみる機会が設けられた中、これまで縁薄かった四国に上陸したというのが非常に好かったということは思い出すが…他に<祇園枝垂桜>も忘れ難い…

敢えて一口に纏めると上述のような感か…

2020年に関しては「“事情”に覆い尽され、“荒んだ”ような雰囲気に辟易し続けることを無理強いされて、結果的に不快千万…」というのが正直なところだ。何もしたくなくなるような感だ…自身が「普通に生きていること」に関して「それがいけないことでしょうかね?」とでも問いたくなるような雰囲気を個人的には感じないでもない。何となく鬱屈してしまう。鬱屈してばかり居て、如何なるものでもないように思うが…

そういうことであるから…傍目には「しょぼい…」ということではあっても、全然構わない…「飽くまでも自身の中の基準、価値観に即して…」ということながら「盛大に!!!」と少々意気込んで、「憂さ晴らし」のような振る舞いに及びたいという気分が、自身の中で湧き上がって、そういうのが抑え難いような感になって、少し時日が経った…

「特段に達成感のようなものは無いかもしれない」というのは、裏返せば「特段に課題らしい課題、当面の宿題という程の何事かに思い当たるのでもない」ということにもなる。であるとすれば?所謂“被雇用者”に宛がわれている“年次休暇”なるモノを「目一杯に注ぎ込む!!」ということをして、「とりあえず“時間”を設けてみる」ということも、出来ないではない訳だ…

“時間”を設けてみて如何するか?深くは考えていない…何か鬱屈してしまうような気分の中、「私は自らを由とする!!」とでも叫んでみたい気分で、「とにかく自身の“時間”を設ける!!」と考えただけなのだ…

達成感のようなものは無いかもしれない2020年に在っては、「例えば、この数時間後とか、数日以内に何らかの事由で“力尽きる”か、“物理的に随意に動き悪い”というようなことになった時、“少なくともアレが視たかった…視られないのが無念だ…”というようなことが、ほんの少しでも少なくなれば善い」という程度に考えていた側面が在る。何度か“時間”を設けた中で密かに思っていたことである…

そんなことで…「とりあえず翌朝は早起きして…」ということばかりを考え、酒を嗜んで、食事を愉しんでという状況で「普通な夕べ」を過ごした…正しく「明日には明日の風が吹く」というものだ…

海側から望む中央地区…:稚内(2020.12.15)

↓左側に稚内駅と周辺の建物…真中、丘陵の上が<稚内市開基百年記念塔>…右側には背が高い宿泊施設の建物が目立つ…
15-12-2020 morning (10)
↑少し前の積雪が凍ってしまって―氷が光を跳ね返している箇所が散見する…―いる上に「吹き散った…」という感の薄い積雪のコンクリート面…そんな場所の向こうに稚内の中央地区が拡がっている…

中央埠頭辺りを少し眺め、引揚げようと振り返った時に視た様子だ。丘陵の向こう、日本海側からやや強い風が吹き込んでいたのか?身体の正面に刺さるような冷たい風が当たった…

「稚内の…“冬”…」というのは、概ねこういうようなイメージかもしれない…そんなことを考えながら、手が酷く冷たくなってしまったことが気に懸っていたのだった…

稚内港中央埠頭を望む冷えた早朝…(2020.12.15)

拙宅の玄関前で戸外の様子を伺ってみた。その段階で「酷く冷えた状態が続いている…」というのは判った…

それでも或る種の「怖いモノ視たさ…」にやや近い感覚で、「極々短い散策」と称して戸外を歩いてみた…

↓中央埠頭を望んでみた…
15-12-2020 morning (6)
↑出航に向けて待機中である2隻のフェリーの手前に、大きな貨物船―セメント会社の船と見受けられる…―が停泊していた…

埠頭上に薄目な積雪は在るが、「強風で吹き散っている」という感だ…佇んでいても、やや強い冷たい風が身体に刺さるかのようだった…

↓「曖昧な明るさ」とでも呼べば好いか?雲がやや多い中に、早朝の光が漏れるような感である…
15-12-2020 morning (9)

こういう風情を眺めるのは好いが…冷たい風が厳しいので、正しく「極々短い散策」というもので、直ぐに引揚げた…

鳥居…:早朝の北門神社(2020.12.15)

数日前には路面が凍ってしまって、そういう状況が少しの間続いていた…

↓気温が「一段階かそれ以上…」という程度に下がった中で粒子の細かい雪が些か降り積もった…
15-12-2020 morning (1)
↑氷点下5℃程度の低温である中、冷たい風が抜けると、粒子が細かい積雪の一部が路面上で風に舞う…極々軽い地吹雪という感か…

↓早朝には殊更に静かな場所ではあるが…こうして積雪が見受けられるようになると、「より一層静か…」と感じてしまう…
15-12-2020 morning (2)

国内の広い範囲が寒気に覆われているとも伝わるのだが…もう直ぐ本当に「厳冬期…」と呼ばざるを得ないような感じになるのであろう…

稚内港北防波堤ドーム(2020.12.15)

↓正直、こういう様子を眺めて佇むことが少々キツいと思った…氷点下5℃程度で冷たい風が吹き抜けている。その風が身体に突き刺さるかのような感だったのだ…
15-12-2020 morning (3)
↑稚内港北防波堤ドーム手前の広場は、積雪が斑になっている。これは降って積もるべき雪が、吹き抜ける風でランダムに「吹き散らされる」ということが続いていた結果として発生する状態である…

この辺りでは、「降雪状態」のことを「吹く」と呼ぶ場合が在る。「(雪が)降ってきた…」ではなく、「吹いてきた…」という人が存外に多く見受けられる…

未だ積雪量は然程でもないように見受けられるが…段々と“冬季”が進んでいるような感だ…

<サロベツ>…:稚内駅(2020.11.28)

少し漠然と「朝の特急列車」と呼び習わしてしまっているような面も在るような気がするが、他地域へ出掛けようとする場合、現在の時刻表では6時36分に稚内駅を出る<サロベツ>に乗車する場合が多い。旭川行の特急列車だ…

↓概ね発車の15分程前になると、稚内駅の少しだけ南に在る踏切の警報機が「カン!カン!カン……」と鳴る音がやや遠くに聞こえ、列車が稚内駅に入り込んで来る…
28-11-2020 as always, depart from Wakkanai.. (4)
↑時季や時間帯を問わず、列車走行時には前照灯が点いているような気もするが…朝6時台が薄暗い11月末であれば、何やら「夜の列車…」というような気もしてしまう眺めだ…

↓減速しながら停車位置に迫る…音や光に驚いたのか、一羽の鳥が薄暗い天に舞い上がる様子が少し見えた…
28-11-2020 as always, depart from Wakkanai.. (5)

↓「特急サロベツ2号…旭川行の改札中です…御乗車の御客様は改札口へ御越し下さい…」との、録音アナウンスが鳴り響くと乗客が各々の席を目指すようになる…
28-11-2020 as always, depart from Wakkanai.. (6)
↑「ここから線路が始まっている…」という感じがする眺めだ…この時点では、視えている側は「列車の後尾」ということになる。眩しい前照灯は消えている…

この「ここから線路が始まっている…」という感の稚内駅から、何処かの見慣れない駅を目指すというのが、なかなかに好い…

早朝の月と稚内港北防波堤ドーム…(2020.12.12)

↓早朝に「月が未だ視える…」という状況に出くわすのが、個人的には何となく好きだ…
12-12-2020 morning (3)

↓海岸部から陸側へ廻り込んでみる…
12-12-2020 morning (7)

↓この辺りでも月は視えた…
12-12-2020 morning (8)

とりあえず積雪が少なく、凍った箇所がやや広く見受けられるような感じだ…少し「天候が悪い期間」が近付いているとの説も…

そんな様子に想いを巡らせ、冷えた朝の景色を何となく愉しんだ休日だった…

稚内港中央埠頭を望む…(2020.12.12)

特段に降雪が在った気配―些かの積雪らしきもの…―は感じられず、風は微弱であった他方、「空気が冷たい…」とややハッキリ意識したくなる「0℃を割り込んでいるらしい気温?」という早朝…

↓ふらりと戸外に出ると、こういう様子が視られた…
12-12-2020 morning (14)

↓滑らかな海面の感じ、その海面に映り込む天の様子や、船や沿岸部の灯りという様子が酷く好い…
12-12-2020 morning (15)

↓待機中のフェリーは順次出航する筈だが、今の時季、フェリーが出た後になってから日出であると見受けられる…
12-12-2020 morning (17)

こういうような様子…何か眺めていて愉しいのだが、0℃を切る気温では手が冷たくなるので、然程の長居はせずに引揚げた…

キハ40+キハ150+キハ150…:旭川駅(2020.11.28)

美瑛を訪ねようという場合、「旭川駅から列車」という選択肢を好む…

↓稚内駅から旭川駅へ南下して一息入れ、高架のホームに出てみれば、こういう様子が見受けられた…
28-11-2020 at Asahikawa Station (16)
↑左から「3番ホーム」、「2番ホーム」、窓が見える右が「1番ホーム」だ…「3番ホーム」より左側には各路線の色々な列車が出入りしている。「2番ホーム」と「1番ホーム」は、専ら富良野線(旭川・美瑛・富良野)の列車が出入りしている。

↓一寸だけ近付いてみた…
28-11-2020 at Asahikawa Station (17)
↑左からキハ40、キハ150、キハ150と何れも普通列車として運用されているディーゼルカーが停車中だ…

↓1番ホームに停車中だったキハ150による列車に乗車し、美瑛を訪ねた…
28-11-2020 at Asahikawa Station (19)

この「ディーゼルカーの列車が各ホームに並ぶ旭川駅」という風情が酷く気に入っている…

<とろ~りチーズのビーフシチュー オムライスドリア>…(2020.11.30)

前日も同じ店でランチ?」と思いながら、再び翌日に立寄る…出先では時々在ることのような気がする。前日のランチの際に居心地も悪くない中、ゆっくりと食事を愉しむことが叶ったということで、再訪したという側面も在るが…

↓こういうモノを頂いた…
30-11-2020 at Sapporo (1)
↑<とろ~りチーズのビーフシチュー オムライスドリア>と称する…

この店には前日のランチの「オムライス」の他に「オムライスドリア」と称するモノが在る。「違いは?」と御店の方に尋ねてみれば、“ドリア”の方は「オーブンで焼く」というプロセスが加わるのだそうだ。

↓「オムライス」にオーブンで加熱で「オムライスドリア」だというが、卵と米飯の食感が「一味違う?」という感だ…
30-11-2020 at Sapporo (4)
↑このメニューに関しては、ソースのような感じになっている、小さ目な肉が入っていたビーフシチューが好い感じだった。ビーフシチューというのも“デミグラスソース”な訳で、この種のメニューに合わせ易い訳だ…

地下鉄新さっぽろ駅に直結している商業施設内で出くわした店だが、あの辺りでランチという場面が在れば、また立寄ってみたくなりそうだ…

鳥居…:早朝の北門神社(2020.12.11)

↓凍る路面…未だ消えない街灯の列…薄明るくなった東寄りの空と雲…そして佇む大きな鳥居…
11-12-2020 morning (2)
↑「この時季の空気感」とでも呼ぶべきモノを感じる眺めだと思った…

時には、こういう様子を何気なく眺めるべく、一寸だけ戸外に出てみることも悪くはないと思う…

凍る路面…:早朝(2020.12.11)

前日の朝、路面は凍っていたのだが、日中には少し気温が上り、若干の陽射しも受けて凍結箇所が融けていた。

そこから、夕刻に暗くなってから気温も下り、朝を迎えた…

↓また路面が凍っている…
11-12-2020 morning (4)
↑凍った道路脇に半ば立ち尽くしてしまっていると、大型車輌のエンジン音が近付いて、素早く遠ざかった…画の奥、交差点に朝早い時間帯に運行中の路線バスが視える…

凍った…融けた…凍った…というようなことが繰り返されながら、次第に「厳冬期」に入って行く訳だ…

「はまなす編成」による<サロベツ>…:稚内駅(2020.12.01)

夜の旭川駅で列車に乗車した…

新しい車輌による列車で、新しい仕様である座席の座り心地も好く、1日動き回った後で、多少草臥れていたことも否定し悪かった状態とも相俟って、車内では随分と長く居眠りもしてしまった…

列車は黙々と北上していたが、「単線区間」では時々見受けられる「少し遅れた擦れ違い列車をやや長く待つ」という状況や、野生動物が出現しての緊急停止という状況の故に、定刻よりも20分間以上も遅れていたようだ…

↓過ぎる程に静かな稚内駅に着いた頃には、日付が改まって少し経っていた…車中で腕時計の日付表示の「31→1」の調整を思わず行っていた…
30-11-2020(01-12-2020) Wakkanai (1)

↓改札を潜って駅の建物内に出て身体を伸ばしながら振り返ってみた…
30-11-2020(01-12-2020) Wakkanai (2)

259㎞を走破して稚内に到着した列車の姿が、程なく落とされるであろう駅の灯りに浮かび上がる…「御疲れ様でした…」という感だ…

ここから静かな街をゆったりと歩いて帰宅である…

ところで…最近はこの「はまなす編成」が稚内駅を発着する頻度が少し増えているようだ…新しい車輛を視るのは、何となく愉しいものである。

雪が積もり始める頃に…:美瑛(2020.11.28)

何度も美瑛を訪れ、その都度に色々と写真も撮っている…

前年も「雪が積もり始める?」というような頃に美瑛を訪れた。

前年は「11月前半」の時季で、今般は「11月末」という時季に訪れた…

↓こんな按配が見受けられた…
28-11-2020 Biei vol01 (26)

↓前年に比して「やや雪は少ない?」という気もした…
28-11-2020 Biei vol01 (27)

「雪が積もり始める頃」の様子は、概して年毎の差が大きい。しかし、写真に写っているような場所―畑…―は、厳冬期には一様に深い積雪に覆われてしまう…

美瑛については、「夏には混み過ぎている?」という感だったので、冬季に何となく訪ねてみて魅せられたという経過が在ると思う。薄い積雪を眺め、「或いはまた冬季の間に?!」というようなことを考えていた…

<SAKHISLAND>(サフアイランド)…:稚内港中央埠頭(2020.12.07)

↓中央埠頭に船が近付いている…
07-12-2020 Port of Wakkanai (5)

↓埠頭上の作業員に繋留索を託し、船を繋留しようとしている…
07-12-2020 Port of Wakkanai (6)

↓船が接岸しようとする様子を眺めるのは存外に面白い…
07-12-2020 Port of Wakkanai (9)

↓何度も稚内港に現れている、サハリンの会社で運用している<SAKHISLAND>(サフアイランド)がやって来た…
07-12-2020 Port of Wakkanai (13)

↓ステンシルを使って書き込んだと見受けられる船名が見えるが、こういうステンシルの感じが意外に好きだ…
07-12-2020 Port of Wakkanai (15)

↓クレーンが現れて荷役作業が行われた…
07-12-2020 Port of Wakkanai (19)

↓荷役が終了すると、船は速やかに出航した…
07-12-2020 Port of Wakkanai (30)

酷く「港町らしい」というような光景だ…

朝の海を望む…:稚内港中央埠頭(2020.12.07)

雲が少し多めな感じであった他方、多目な雲の隙間から朝の光が洩れているのが判るような朝だった。然程風は強くないと思ったが、それでも1℃というような次元なので酷く寒いことに疑念の余地は無い…

↓海を望んだ…上空から沿岸に掛けて、或いは海面の感じが面白く見えた…
07-12-2020 Port of Wakkanai (1)
↑最初は<X-Pro2>に<XF16㎜F2.8>を装着した状態で撮った…

↓朝に稚内港に入り、貨物を積み込んでサハリンのコルサコフ港を目指す予定の船が中央埠頭に接近しようとしている様子も見える…
07-12-2020 Port of Wakkanai (3)
↑続いて<X100F>を使った…

何か「冬の稚内港」という風情が溢れる画で、こうして写真で観るとなかなかに好い感じだと思う。が…埠頭の辺りに佇んで眺めるのは、時間が長くなるとややキツい場合も在ることは否定し悪い…

稚内港中央埠頭を望む…:早朝(2020.12.06)

早朝に、明るい感じになる時間帯が遅めになっている…

↓稚内駅から旭川駅へ向かう特急列車が発車する音が聞こえていたような時間帯…6時36分を少し過ぎた辺りの様子だ…
06-12-2020 morning (8)
↑未だ朝陽は上らない…静かな海面に空の感じや沿岸の灯り等が映り込む…フェリーは出航に備えている…

こういう「何時もの静かな朝」が酷く愛おしいような気がする…

路面が凍る中…:稚内港北防波堤ドーム(2020.12.06)

前日の日中は気温が「プラスの側」に少しだけ出ていたようだ…

その気温と、些かの陽射しの故に積雪が若干溶け、硬い雪が柔らかくなっていたようではあったが…

↓早朝に気温がまた「マイナスの側」になった中で、柔らかくなった雪の水分、或いは溶けた箇所の水気が凍ってしまった様子だ…
06-12-2020 morning (3)
↑凍った箇所の氷が光を跳ね返すような感じが見受けられる…

ぼんやりと眺めるには悪くない景色かもしれないが…戸外を動き回る際には要注意だ…

「冬休み中です」…(2020.11.28)

↓大きな狸と2台の自販機…
28-11-2020 Biei vol01 (34)

↓「冬休み中です」と在る…
28-11-2020 Biei vol01 (36)

夏季には多くの来訪者が立寄るような場所だが、何時の間にか訪れる人も少なくなる季節になる。そうするとこういう具合になる…

春、4月末から5月初めの連休というような時季になるであろうか?また機器を点検して自販機も稼働するようになるのであろう…

早朝…:稚内港北防波堤ドーム(2020.12.04)

何時の間にか「1日を通じて気温が0℃を超えていない…」という状況も見受けられるようになった。降水が在れば、それは確実に“雪”という状況で、充分に冷えているので、降った場合にも積もり易い…

↓そんな状況下の早朝、何となく戸外に出た…
04-12-2020 morning (6)

↓酷く「冬らしい…」という感じになっている…
04-12-2020 morning (7)

こんな様が「常態化」して行く訳だが、それでも未だ気温が些か上昇して雪が不意に少なくなる場面も在るのかもしれない…もう…“冬”から後戻りし悪い感じだ…

<四季の橋>…:美瑛(2020.11.28)

美瑛に到着後、ランチを愉しんでから、辺りを歩き廻ってみた。

美瑛駅に極近い辺りから商店等が並ぶ通を進み、<パノラマロード>と呼び習わされているような郊外側へ通じるような辺り、美瑛川に架かる橋が視える辺りに至った。

↓川の縁に設けられた緑地は落葉で地面が半ば埋まり、そこに薄く積雪が視えている。季節が移ろって日が浅いことが伺えるのだが、大きな橋が視える。
28-11-2020 Biei vol01 (13)

↓何か凄く目立つ橋なのだが、<四季の橋>と名付けられている…
28-11-2020 Biei vol01 (15)

美瑛町のウェブサイトで見付けた町内の橋梁に関連する事項の資料によれば、<四季の橋>は1998年竣工で延長が114mであるそうだ。

↓美瑛川と河岸部とを跨ぐ橋で、この外観は114m―後から調べて判った数字ではあるが…―という延長以上に長いような感も抱く…
28-11-2020 Biei vol01 (17)

↓歩道も設えられているので、一寸歩いて橋を渡ってみることにしたが、何となく「見上げてしまいたくなる…」という造形だ…
28-11-2020 Biei vol01 (18)

↓対岸に渡って振り返ってみた…
28-11-2020 Biei vol01 (19)

ここから直ぐに引き返さず、美瑛川に概ね沿うような道を進むと国道に行き当たり、そこから美瑛駅の辺りに向かうことも出来ると気付いたので、その国道を目指した。

何度も訪ねて、色々と歩き廻っている美瑛である。この日は、温かいとは言い悪い感ではあったものの、歩き廻ることがキツいという程の条件でもなかった。そういう状況で歩き廻るのが存外に愉しい…

<サキソフォン吹きと猫>…(2020.11.29)

早朝の旭橋を眺めた後、ゆっくり歩いて宿へ引揚げた…

↓この像に出会うと「おはようございます!」と御挨拶でもしてみたくなる…
29-11-2020 Asahikawa in early morning (24)
↑些かの降雪を被っているが、「冬季恒例…」な感じのマフラーも着用だ。街の何方かが巻くのであろうが、この像が愛されている証左であるような気もする…

↓今季は?サキソフォン吹きのおっちゃんも、愛猫も「マスク着用」だ!?
29-11-2020 Asahikawa in early morning (23)
↑猫はマスクで顔が埋まっている感だが…サキソフォン吹きのおっちゃんはマスクの隙間から楽器を銜えているという、一寸「器用?」なことをしている?!

旭川都心の少し馴染んだ様子だが…今季は「小さな変化…」も見受けられたということになる…

<とろ~りチーズのトマトクリームソース オムライス>…(2020.11.29)

地下鉄新さっぽろ駅に直結している商業施設に入ってみた。

「やや早めなランチタイム」という時間帯であった。施設内で飲食店が在る辺りを歩き廻った…

↓感じの好い店に入ってランチを愉しむことにした。
29-11-2020 Sapporo, lunch (2)

↓オムライスを御願いした…トマトクリームソースを使っていて、溶けるチーズが乗っている。
29-11-2020 Sapporo, lunch (3)

↓卵の中、ライスはトマトソースで味付けしたような感じだった…
29-11-2020 Sapporo, lunch (5)

過日オムライスを頂いたという機会が在って、それ以来、オムライスを見掛けると頂いてみたくなる。

夜…:旭川駅前(2020.11.28)

旭川に関しては「勝手知った(つもりになっている)他所」という程度に思っている。

列車で旭川駅に到着という状況下では、「次の行動」に然程の迷いは生じない。宿を求めた場合、大概は何度か利用した、少しばかり気に入っている場所を利用するので、自ずと「慣れた道順」へ足が向いてしまう。

↓“西改札口”の辺りから、北側に開けた出入口へ向かって戸外に出てみた…
28-11-2020 Asahikawa (3)
↑真中の通路を両脇から照らすような照明が据えられていて、その奥に光る三角形が見える。その辺りが宮下通を横断した辺り、<買物公園>である。冬季のライトアップが既に始まっている。

実は…昨年は11月8日に雪が降り積もっていたということを思い出し、「今季は…少々雪が少ない?」と思いながら、この様子を眺めていた…

キハ150:夜の旭川駅…(2020.11.28)

美瑛でかの<青い池>を眺めるなどして、雪交じりで暗い美瑛駅のホームで列車に乗込んだ…

美瑛・旭川間は列車で30分余り…ぼんやりとしていれば、直ぐに「間もなく、終着・旭川です」という録音の車内放送が聞こえる。

↓何時も「SFアニメの“宇宙艦”の中か何かのような…」と思う高架上の旭川駅に、美瑛駅から乗込んだキハ150が静かに到着した。
28-11-2020 Asahikawa (1)

↓旭川・美瑛・富良野の区間で使用されているイメージが強いと個人的には思っているキハ150…単行で何処でも走るような、「少し頼もしい車輌」というようなイメージも持っている…
28-11-2020 Asahikawa (2)

少し静かになっている感の、夜の旭川駅で「ここまで運んでくれて、ありがとう…」とキハ150を眺めながら写真を撮る。こういうようなことをするのが好きだ…

この後は、旭川都心部に求めた宿に入ってゆったりと過ごした…

上川神社頓宮…(2020.11.29)

旭橋が眺められる辺りの近くに<常盤公園>(ときわこうえん)が在る。

↓<常盤公園>には大きな池が在る。<千鳥ヶ池>と呼ばれているそうだが、池の中に突き出した島のようになっている箇所に神社が視える…
29-11-2020 Asahikawa in early morning (15)

↓島の側に廻ってみると、橋が架けられて神社に近付くことが出来るようになっている。
29-11-2020 Asahikawa in early morning (17)

ここはもっと雪が多めな中で立寄った経過も在った<上川神社頓宮>である。

上川神社頓宮というのは(これも以前に立寄っている)<上川神社>の「頓宮」、「仮の宮」という程の意味だが、参拝時の利便を高めるというようなことで神社が設ける場所である。

↓ここは、「街の公園」というような場所でありながら、「神社に秘められた力」というようなモノが強く感じられる場所になっていると思う。
29-11-2020 Asahikawa in early morning (20)

ここに関しては、旭川で「時々一寸寄りたい場所」という感じになっている…

散っている蔦の葉…:<サッポロファクトリー>(2020.11.29)

旭川駅からの列車で札幌駅に到着後、若干南下してやや東に寄った辺りに在る、地下鉄のバスセンター前駅を目指して歩いてみた。

↓<サッポロファクトリー>の建物を眺めてみたかったのだ。
29-11-2020 Sapporo (14)

↓煉瓦の壁が蔦に覆われていて、秋には蔦の葉が色付く。その葉が殆ど落ちたような感だが、未だ残っていて、なかなかに趣が在ると思った。
29-11-2020 Sapporo (12)

↓少し引くと、こういう感じに見える…
29-11-2020 Sapporo (17)
↑この時は雪や氷は殆ど見受けられない状況だった…

札幌都心部で視られる、気に入っている様子の場所の一つである。

雪交じりな夜…:美瑛駅(2020.11.28)

美瑛町観光協会による<美遊バス>は、一人でも気軽に乗車可能で、価格も手頃なので何度も利用している。今般、かの<青い池>を眺めるというようなことが叶った…

↓宿を求めた旭川へ移動しようと、美瑛駅へ…
28-11-2020 Biei vol02 (62)

旭川・美瑛・富良野の鉄道は概ね120年の歴史を有する。美瑛駅もその頃から在るのだという。

↓昭和20年代に、当時は多く見受けられた石造倉庫に倣って、石の壁で欧州の駅のようなイメージで造ったという美瑛駅舎は実に好い趣だ…その位の時期までは、美瑛町内で石材を切り出して活用していたのだという。
28-11-2020 Biei vol02 (63)

↓駅舎の入口…こうして眺めると酷く立派だ…
28-11-2020 Biei vol02 (61)

↓改札が始まると直ぐにホームに出てみた…「雪が交じる夜」というのも、独特な趣で好いと思う…
28-11-2020 Biei vol02 (65)

間もなく現れた列車に乗車し、旭川駅へ向かったのだった。

路上の落葉…:<サッポロファクトリー>周辺(2020.11.29)

↓大きな街の都心部の歩道で、こういうように落葉が溜まれば、大きな建物の間を抜ける風で拡散するか、さもなければ直ぐに片付けられる…
29-11-2020 Sapporo (16)
↑そういうように思うと、こうやって歩道に何となく落葉が溜まっている様子を視ると、少し愛おしくなる…考えてみれば?今季はこういう具合に「落葉が溜まっている」という様子を余り視ていないような気がしないでもない…

札幌の都心部は「秋の終焉」と「冬の始動」とが混在しているような雰囲気であったと思う。積雪らしい積雪は辺りに見えなかったが…