雪交じりな夜…:美瑛駅(2020.11.28)

美瑛町観光協会による<美遊バス>は、一人でも気軽に乗車可能で、価格も手頃なので何度も利用している。今般、かの<青い池>を眺めるというようなことが叶った…

↓宿を求めた旭川へ移動しようと、美瑛駅へ…
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旭川・美瑛・富良野の鉄道は概ね120年の歴史を有する。美瑛駅もその頃から在るのだという。

↓昭和20年代に、当時は多く見受けられた石造倉庫に倣って、石の壁で欧州の駅のようなイメージで造ったという美瑛駅舎は実に好い趣だ…その位の時期までは、美瑛町内で石材を切り出して活用していたのだという。
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↓駅舎の入口…こうして眺めると酷く立派だ…
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↓改札が始まると直ぐにホームに出てみた…「雪が交じる夜」というのも、独特な趣で好いと思う…
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間もなく現れた列車に乗車し、旭川駅へ向かったのだった。

路上の落葉…:<サッポロファクトリー>周辺(2020.11.29)

↓大きな街の都心部の歩道で、こういうように落葉が溜まれば、大きな建物の間を抜ける風で拡散するか、さもなければ直ぐに片付けられる…
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↑そういうように思うと、こうやって歩道に何となく落葉が溜まっている様子を視ると、少し愛おしくなる…考えてみれば?今季はこういう具合に「落葉が溜まっている」という様子を余り視ていないような気がしないでもない…

札幌の都心部は「秋の終焉」と「冬の始動」とが混在しているような雰囲気であったと思う。積雪らしい積雪は辺りに見えなかったが…

「はまなす編成」による<サロベツ>…:旭川駅(2020.11.30)

札幌での所用の後、旭川へ北上して少しゆっくりと過ごし、夜の旭川駅に入って北上を目指す…

↓北へ向かう列車<サロベツ>が、発車時刻の20分程前と、少し早くから待機している…
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↑キハ261系ディーゼルカーの新しい車輛だ!!

↓キハ261系ディーゼルカーが初登場した頃から稚内と旭川や札幌とを往来している車輛の内装とは少し違う、新しいキハ261系ディーゼルカーに用いられている座席が据えられている車内…随所に大型スーツケースのような荷物を置く場所も設けられている…
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↓列車の後尾部の車輛は「4号車」となっていた。5輛の列車なので、やや不思議だと思った…
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↓列車の先頭側に廻った…列車は、後尾側から「4号車・3号車・2号車・1号車・増結1号車」の5輛編成だ。
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↓「1号車から4号車」は、新しい内装ではあるが、普通のキハ261系ディーゼルカーによる特急列車の内容だ。「増結1号車」というのが少し変わっている。<はまなすラウンジ>と扉に表示されている…
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↓こういう内装になっていて「自由席」という扱いになっている。
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↓景色が好い日中の運行という場合や、何人かのグループで移動する場合、こういう感じの内装も好いかもしれない。
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↓奥に札幌へ向かう<カムイ>が待機している。<サロベツ>は、この<カムイ>の少し後に出発する…
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↓右側に札幌からの<ライラック>が到着。札幌等から旭川以遠の稚内までを目指す場合は、この<ライラック>から<サロベツ>へ乗り換えるのが標準的な行程と設定されている…自身は、ゆっくりと列車を眺めたいので、敢えて早めに旭川に動いてしまうのだが…
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この<サロベツ>…暗い夜間の運行ではあるが、1日動き回って草臥れていたので、走行中はかなりの時間を「居眠り…」で過ごした。故に、擦違う列車が遅れて余計に待ったとか、鹿が現れて緊急停車したとか、色々とあって27分程度遅れて稚内駅に着くということになったが、それでも自身は「早く動いた?」と感じていた…

長く動いているキハ261系ディーゼルカーも年季が入って来たことから、登場したばかりの、この「はまなす編成」が稚内を往来する列車に投入される機会も増えそうな感だ…今般、登場したばかりの車輛に乗る機会が設けられたのは好かった!