↓概ね発車の15分程前になると、稚内駅の少しだけ南に在る踏切の警報機が「カン!カン!カン……」と鳴る音がやや遠くに聞こえ、列車が稚内駅に入り込んで来る…

↑時季や時間帯を問わず、列車走行時には前照灯が点いているような気もするが…朝6時台が薄暗い11月末であれば、何やら「夜の列車…」というような気もしてしまう眺めだ…
↓減速しながら停車位置に迫る…音や光に驚いたのか、一羽の鳥が薄暗い天に舞い上がる様子が少し見えた…

↓「特急サロベツ2号…旭川行の改札中です…御乗車の御客様は改札口へ御越し下さい…」との、録音アナウンスが鳴り響くと乗客が各々の席を目指すようになる…

↑「ここから線路が始まっている…」という感じがする眺めだ…この時点では、視えている側は「列車の後尾」ということになる。眩しい前照灯は消えている…
この「ここから線路が始まっている…」という感の稚内駅から、何処かの見慣れない駅を目指すというのが、なかなかに好い…