氷点下5℃を挟むような気温…氷点下5℃を割り込んでいる場合も在り、更に降雪が断続している。
国内の広い範囲が強力な寒気に覆われてしまっているらしい。方々で「今季初の“非常に冬らしい”という感じ」が見受けられている様子が伝わる。
「冬は寒い北海道」というイメージが強いと思うが、その中でも北側に在る稚内に関しては「殊更に寒い?」というイメージも在るのかもしれない。北海道に縁が薄いと思われる方に御訊ねを頂いたことも在った。が、「気温」という側面で考えると、稚内よりも南に相当する内陸部の方が遥かに低い。稚内に関しては「海を渡る冷たい風」の干渉で、戸外に出れば「身体に寒風が刺さるような…」ということになり、実際の気温以上に「寒い…キツい…」と感じてしまう割合が高いように思う。そして、少し低温の場合に見受けられる粒子が細かい雪が多少積もっていると、それらは風に舞い、酷く辺りの視界が悪くなる。そういうのが冬季の「厳しい…」というイメージを“水増し”してくれる面も在ると思う。
「氷点下5℃を挟むような気温…氷点下5℃を割り込んでいる場合も…」というのは、「稚内の冬季の気温」としては「“最も寒い”に近い?」というクラスだと思う。「氷点下10℃を伺う…」という辺りが、「稚内の冬季の気温」としては「最も寒い」の部類になると思う。
11月に雪が降り積もる場面が見受けられ、また冬がやって来て、そして「所謂“厳冬期”に向かって行くのか…」という感じで「年末か…」ということも思っていた間に、「“最も寒い”に近い?」というクラスの気温だ…
年末なので「今年は??」というようなことに想いが巡る場合も少し増えている…「2020年は?」ということだ…
「少し前」という辺りから振り返ってみる…
2017年…何か非常に大きな達成感のようなものが在ったと思える反面、11月にアクシデントに見舞われてしまったという感じだった…アクシデントそのものは少々キツいと思ったが、達成感は非常に大きかった。
2018年…前年のアクシデントを何とか乗り切った…そしてその後に、前年以上の大きな達成感のようなものが在ったと思える…
2019年…更なる達成を図ろうと考え、それが妨げられ、力一杯に気分を害していた中で色々と所用が生じ、そういう方面に労力を割いて、それに終始してしまった感だった…
2020年…特段に達成感のようなものは無いかもしれない。少しばかり時間を設けて随意に過ごしてみる機会が設けられた中、これまで縁薄かった四国に上陸したというのが非常に好かったということは思い出すが…他に<祇園枝垂桜>も忘れ難い…
敢えて一口に纏めると上述のような感か…
2020年に関しては「“事情”に覆い尽され、“荒んだ”ような雰囲気に辟易し続けることを無理強いされて、結果的に不快千万…」というのが正直なところだ。何もしたくなくなるような感だ…自身が「普通に生きていること」に関して「それがいけないことでしょうかね?」とでも問いたくなるような雰囲気を個人的には感じないでもない。何となく鬱屈してしまう。鬱屈してばかり居て、如何なるものでもないように思うが…
そういうことであるから…傍目には「しょぼい…」ということではあっても、全然構わない…「飽くまでも自身の中の基準、価値観に即して…」ということながら「盛大に!!!」と少々意気込んで、「憂さ晴らし」のような振る舞いに及びたいという気分が、自身の中で湧き上がって、そういうのが抑え難いような感になって、少し時日が経った…
「特段に達成感のようなものは無いかもしれない」というのは、裏返せば「特段に課題らしい課題、当面の宿題という程の何事かに思い当たるのでもない」ということにもなる。であるとすれば?所謂“被雇用者”に宛がわれている“年次休暇”なるモノを「目一杯に注ぎ込む!!」ということをして、「とりあえず“時間”を設けてみる」ということも、出来ないではない訳だ…
“時間”を設けてみて如何するか?深くは考えていない…何か鬱屈してしまうような気分の中、「私は自らを由とする!!」とでも叫んでみたい気分で、「とにかく自身の“時間”を設ける!!」と考えただけなのだ…
達成感のようなものは無いかもしれない2020年に在っては、「例えば、この数時間後とか、数日以内に何らかの事由で“力尽きる”か、“物理的に随意に動き悪い”というようなことになった時、“少なくともアレが視たかった…視られないのが無念だ…”というようなことが、ほんの少しでも少なくなれば善い」という程度に考えていた側面が在る。何度か“時間”を設けた中で密かに思っていたことである…
そんなことで…「とりあえず翌朝は早起きして…」ということばかりを考え、酒を嗜んで、食事を愉しんでという状況で「普通な夕べ」を過ごした…正しく「明日には明日の風が吹く」というものだ…
海側から望む中央地区…:稚内(2020.12.15)
↓左側に稚内駅と周辺の建物…真中、丘陵の上が<稚内市開基百年記念塔>…右側には背が高い宿泊施設の建物が目立つ…
↑少し前の積雪が凍ってしまって―氷が光を跳ね返している箇所が散見する…―いる上に「吹き散った…」という感の薄い積雪のコンクリート面…そんな場所の向こうに稚内の中央地区が拡がっている…
中央埠頭辺りを少し眺め、引揚げようと振り返った時に視た様子だ。丘陵の向こう、日本海側からやや強い風が吹き込んでいたのか?身体の正面に刺さるような冷たい風が当たった…
「稚内の…“冬”…」というのは、概ねこういうようなイメージかもしれない…そんなことを考えながら、手が酷く冷たくなってしまったことが気に懸っていたのだった…
↑少し前の積雪が凍ってしまって―氷が光を跳ね返している箇所が散見する…―いる上に「吹き散った…」という感の薄い積雪のコンクリート面…そんな場所の向こうに稚内の中央地区が拡がっている…
中央埠頭辺りを少し眺め、引揚げようと振り返った時に視た様子だ。丘陵の向こう、日本海側からやや強い風が吹き込んでいたのか?身体の正面に刺さるような冷たい風が当たった…
「稚内の…“冬”…」というのは、概ねこういうようなイメージかもしれない…そんなことを考えながら、手が酷く冷たくなってしまったことが気に懸っていたのだった…
稚内港中央埠頭を望む冷えた早朝…(2020.12.15)
拙宅の玄関前で戸外の様子を伺ってみた。その段階で「酷く冷えた状態が続いている…」というのは判った…
それでも或る種の「怖いモノ視たさ…」にやや近い感覚で、「極々短い散策」と称して戸外を歩いてみた…
↓中央埠頭を望んでみた…
↑出航に向けて待機中である2隻のフェリーの手前に、大きな貨物船―セメント会社の船と見受けられる…―が停泊していた…
埠頭上に薄目な積雪は在るが、「強風で吹き散っている」という感だ…佇んでいても、やや強い冷たい風が身体に刺さるかのようだった…
↓「曖昧な明るさ」とでも呼べば好いか?雲がやや多い中に、早朝の光が漏れるような感である…
こういう風情を眺めるのは好いが…冷たい風が厳しいので、正しく「極々短い散策」というもので、直ぐに引揚げた…
それでも或る種の「怖いモノ視たさ…」にやや近い感覚で、「極々短い散策」と称して戸外を歩いてみた…
↓中央埠頭を望んでみた…
↑出航に向けて待機中である2隻のフェリーの手前に、大きな貨物船―セメント会社の船と見受けられる…―が停泊していた…
埠頭上に薄目な積雪は在るが、「強風で吹き散っている」という感だ…佇んでいても、やや強い冷たい風が身体に刺さるかのようだった…
↓「曖昧な明るさ」とでも呼べば好いか?雲がやや多い中に、早朝の光が漏れるような感である…
こういう風情を眺めるのは好いが…冷たい風が厳しいので、正しく「極々短い散策」というもので、直ぐに引揚げた…